スノーピークの魅力 永久保証!
新潟県の三条市を本拠地とするsnow Peak(スノーピーク)。本社にはキャンプフィールドが併設され、社員の大半がキャンプ愛好家を自負し、数あるアウトドアメーカーの中でも突出した品質を誇る人気メーカーです。
日本の気候やキャンプ環境を熟知し、初心者から上級者まで使いやすいさまざまな製品を作り出しています。照りつける強烈な陽ざしや突然の雨や夜露も防いで、屋根や家となってキャンパーを守ってくれるタープも、使いやすい魅力的なモデルを販売しています。
そんなスノーピークのキャンプギアはすべてが「永久保証」(*)。長く愛用してもらうことを前提に「一生責任を持ち続ける」という姿勢のあらわれが、高品質かつアフターサービスに反映されています。
*破損状態によっては修理ができない場合があります
スノーピークのタープの選び方 初心者から上級者まで使いやすい
それでは、スノーピークのタープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】最初にモデル構成を大まかにつかんでおく
【2】タープとシェルター、どちらのタイプにするか考える
【3】必要なポールの本数など設営の手間もイメージしておく
【4】悪天候でもキャンプ決行なら耐水圧の高いモデルを
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】最初にモデル構成を大まかにつかんでおく
現在のスノーピークタープは、「エントリーライン」「スタンダードライン」「プロライン」「プロエアライン」「アイボリーライン」の5つの系統に分かれて整理されています。
「エントリーライン」:設営が簡単、最低限のスペックを兼ね備えたキャンプ初心者向け。
「スタンダードライン」:年間を通してキャンプが楽しめる、より機能性が高く中級者向け。
「プロライン」:スノーピークの最高峰のラインで上級者向き。
「プロエアライン」:強度がありながら、軽くて携行性抜群。
「アイボリーライン」:アイボリーカラーで展開している、ラグジュアリーな雰囲気があるデザイン重視。
なお、限定モデルなどもありますが、基本はこの5つに属する形になります。一般的なキャンプ用途であれば、価格も手ごろな「エントリーライン」や「スタンダードライン」でも必要十分なスペックを備えています。
それ以上のモデルについては、年に何回もキャンプに行くヘビーユーザーや、悪天候でも安心して過ごしたいなど、自分自身の使い方を具体的にイメージして選んでいくのがよいでしょう。
【2】タープとシェルター、どちらのタイプにするか考える
スノーピークのタープには、別ラインとなりますがシェルターと呼ばれるタイプがあります。他社製でいえばスクリーンテント(スクリーンタープ)のことで、側面もカバーするテントのようなスタイルです。耐候性で考えればシェルターが有利なのですが、タープの方が軽量・コンパクトで設営も短時間でできます。
暑い時期など、タープだけ過ごすのを好むキャンパーも多いようです。それぞれにメリットがあるので、自分にどちらが適しているかは、持っているテントとの兼ね合いで考えましょう。
もし前室が広めなテントを持っているなら、最初はタープを買って組み合わせて様子をみてみるのもよいでしょう。そして、追加でシェルターに発展していくのもアリです。
【3】必要なポールの本数など設営の手間もイメージしておく
一般的な六角形のヘキサ型(ウィング型ともいう)なら、最低2本のメインポールがあればタープが張れます。長方形のレクタングラー型では、メインポール2本の他に四隅にもポールを立てることが多いので、合計6本が必要です。
スノーピークのタープの場合、モデルによってはポールがセットになっていない場合があります。そのときは別売りのポールを購入する必要がありますが、すでに他社製のポールをお持ちであれば、ポール先端の形状が合致すれば流用してもかまいません。
必要なポールが多ければ、張り綱の本数も増えるので設営の手間がかかります。購入時には、このあたりもイメージしておきましょう。
【4】悪天候でもキャンプ決行なら耐水圧の高いモデルを
タープ生地がどれくらいの雨に耐えるかを示す数値に「耐水圧」がありますが、スノーピークは「ミニマム」という表記を使っています。
たとえば、「3,000mmミニマム」であれば、生地のどの場所でもその耐水圧を保証するという意味です。また、タープは1枚布にみえますが、実際はシェルターとも同じように縫い合わせた部分があり、そこから雨漏りする可能性があります。
それを防ぐために、スノーピークタープはしっかりとシーム処理が施されています。
一般的なキャンプでは耐水圧1,800mmミニマムで十分ですが、上級モデルでは3,000mmミニマムとより安心な性能になります。購入の際は、このあたりの数値にも注目して選ぶようにしましょう。
スノーピークタープおすすめ15選 人気ランドネストやアメニティタープなど
ここまで紹介したスノーピークタープの選び方のポイントをふまえて、キャンプライターの中山一弘さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。
建てやすさと快適性にこだわったモデル
日差しを遮って影をつくるタープは、快適なリビング空間を作るのに欠かせません.
ランドネスタープは長方形に近い六角形で、強度をキープしつつ最大限の有効面積を確保して広い影を作るのが特長です。
テーブルと椅子を置けば休憩スペースに、コットと合わせて使えばお昼寝スペースとして使うこともできます。
シェルターに直接接続できる
ヘキサタープ特有の造形美はそのままに、さまざまなスノーピークのシェルターに直接接続できる汎用性の高いタイプの商品です。どんなシェルターにも馴染みやすい落ち着きのあるアイボリー生地を使用しています。
シェルターでタープを支えることにより、ポール一本でより広い前室が簡単につくれます。
離陸する飛行機のような美しさ
見た目のフォルムが美しく、1本の柱があれば自立するセッティングのしやすさが魅力的です。
アウトドア初心者でも簡単に設営が出来るので、おすすめです。
遮光ピグメントPUコーティング加工の施しにより、生地を通して侵入してくる光を軽減してくれるので、暑い日差しの日でも体感温度を低くしてくれます。
デザインも落ち着いていて男女兼用で好まれる色合いです。
アメドとの相性抜群で使いやすく価格も手ごろ
エントリーラインに位置づけられるヘキサ型タープですが、お手ごろな価格でポール・ペグや張り綱もセットです。
1220㎝×780㎝というサイズは6人くらいまで快適に過ごすことができ、2本のポールで簡単に立ち上がるため、設営・撤収の手間も少なく初心者にもおすすめできます。
お手ごろ価格でも細かい部分まで手抜きがなく、十分な耐水圧(1,800㎜ミニマム)やテントとの接続用コネクションテープなど、使い勝手のよい仕上がりです。
とくにアメニティドーム(通称アメド)などのテントと相性がよく、タープと一体化したサイト構築がすぐできます。
有効面積が広く、実用的なレクタ型タープ
雨を弾くテフロン撥水加工を施し、高い縫製技術を採用しているので強風にも耐えることが可能なので安心して使用できます。
有効面積が広いので、雨の日でも大人数で、タープ内で楽しむことができるのも魅力的です。
エントリーモデルながらもクオリティが高く安心できるスペックです。
スチールポールとペグが最初から付属しているので、すぐに使用できるのも嬉しいポイントです。

焚火を囲んだ食事やくつろぎの時間が楽しめる
白い幕体が目を引くアイボリーラインのモデルですが、変形八角形という他社製にはあまりない形状が特徴的です。
一般的にタープの下で焚火やBBQコンロなどを使うと、火の粉が舞うためすぐに穴が開いてしまいます。TAKIBIタープでは、難燃性のインナールーフを装着することで、こういった穴あきを軽減してくれます。
もちろん、ガンガン火柱が立つような環境では使えませんが、みんなで焚火を囲んで談笑するような状況であれば、安心して使うことが可能です。
また、変形八角形のメリットとして、張り方をアレンジすることで両翼を跳ね上げたり、雨のときは遮るようにしたりも簡単です。焚火好きなキャンパーにおすすめです。
新しいコンセプトのタープ
3本のポールで構成される新しい形状のタープです。タープの下の空間を効率的に使うために、テーブルを置く中央部分は低めに、人の動線上は高くなるように設計されています。
雨が降ったときには中央の居住スペースから一番距離のある3つの角に集中して雨が流れるようになっているので、雨の日のキャンプも快適に過ごすことができます。
立ち姿が美しいウィング型の基本形
スノーピークタープの中でも、ウィング型の曲線が美しく、そのスタイルに人気があるモデルです。シワなくピンと張れると、いつものキャンプサイトが少し違って見えるはず。
スタンダードラインなので、耐水圧も3,000mmミニマムとあらゆる環境下で安心できるものになっています。スノーピーク独自の遮光ピグメントPU加工がされているので、真夏の強烈な陽ざしも効果的に遮ってくれます。テントの上にこのタープを張って、日よけにして使う方も多いようです。
ソリッドステークとペグハンマーとポールがセットになったバリエーションモデルもあるので、お手持ちの機材との兼ね合いで選ぶとよいでしょう。
広いリビングスペースを手軽に構築
耐風性などではウィング型にメリットがありますが、長方形のレクタングラー型はタープ下の有効面積が広くなるメリットがあります。
メインポールの他に四隅にもポールを立てる必要があるため、全部で6本のポールを使いますが、慣れればひとりでも設営可能。Proセットなので、メインポール用とサイドポール用に長さの異なるソリッドステークがセットされ、そのまま張れるようになっています。
耐水圧も高く(3,000㎜ミニマム)、遮光ピグメントPU加工もされているのでオールシーズン活躍するモデル。ひとまわり大きいサイズで、8人対応のLサイズもあります。
大胆で斬新なフォルムのヘキサタープ
開放感に優れ、リビング、キッチンシステムを自由自在にレイアウトすることが可能です。
シールド加工を使用しているので、生地を通す光を減らしてくれるので、体感温度が低くなり快適性が抜群で、暑い日でも過ごしやすいのが特徴です。
斬新なフォルムも、おしゃれで男女共に使用しやすく、大人数でも使いやすい商品です。
グラマラスなキャンプシーンを気軽に演出
日差しを透過しやすいアイボリーカラーでも、しっかり日差し対策が可能なタープです。
美しさと有効面積の広さをどちらも捨てがたい人におすすめなタープです。
この斬新なフォルムがキャンプ時に映えること間違いなしです。
耐水圧にも優れているので、最低でも耐水圧1,800mmを保証しているため、強い雨も安心できることも魅力です。
2トーンカラーが特徴的なタープ
クラシックタイプのスノーピークロゴをあしらった、おしゃれなデザインが目を惹く商品です。生地の表面にはテフロン撥水加工が施され、雨粒をしっかり弾きます。また、水漏れが発生しやすい部分にはシームテープで防水効果を強化しています。
各コーナーにはコーナーの強度を上げるために三角力布が縫い込んであり、衝撃を分散してくれるので安全性もバッチリです。

折り紙のように変幻自在!オールシーズン活躍
ファミリーキャンプならゆったり、大人数のグループキャンプなら中心の広場として使える広大なスペースを誇るタープです。設営スタイルによってはシェルター的にも使え、遮光ピグメントPU加工も施されているので夏場も安心です。
また、秋冬キャンプで寒い時期を想定するユーザーのために、冷気の侵入を防ぐProモデルも別に用意されています。すでにペグやポールをお持ちの方向けには、幕体だけの単体販売もしています。ユーザーの状況にあわせて購入できるので、自由度が高いモデルだといえます。
変幻自在な設営スタイルについては、公式サイト上に写真が紹介されているので、それを参考にイメージしてみてください。
設営簡単で暑い時期に最適なメッシュ多様タイプ
春夏など暖かい時期を中心にキャンプする場合に最適なのが、大きめのメッシュパネルを持つメッシュシェルターです。
2本のポールを交差させるドーム型テントのような構造のため、耐風性も高く初心者でも迷わず簡単に設営可能。もちろん、メッシュパネルは閉じることもできるので、暑い時期以外でも活用できます。
さらにスノーピークのさまざまなサイズのテントと連結して使えるように工夫されていて、ドッキングパネル部分の巻き上げ方を変えることで、アメドMやヴォールトなど大きさの違うテントでも連結できます。ファミリーキャンプなどにも最適なモデルではないでしょうか。

秋冬キャンプにも最適な2ルームシェルター
テントとしてもタープとしても活用できる、汎用性の高いモデルがエルフィールドです。全方向が閉められるので、寒い時期にも対応できます。
また、インナーテントと一体型なので、これだけでテントとタープが同時に設営完了となるのでお手軽です。さらに、インナーテントは取り外してアウターだけで自立させることもでき、大きなシェルター(スクリーンテント)としても活用できます。
すでにテントをお持ちであっても、グループキャンプのときはみんなで使うシェルターに提供し、家族だけのときは2ルームとして使う、といった応用もできます。設営も簡単なので、初心者でも使いやすいと思います。
「スノーピークタープ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スノーピークタープの売れ筋をチェック
楽天市場でのスノーピークタープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スノーピークのそのほかのギアもチェック テント・ランタン・焚き火台
エキスパートからのアドバイス オプションのペグも活用してピンと美しく張ろう
スノーピークタープは、ピンと張ったときのデザインの美しさを評価するファンが多くいます。とはいえ、もともと幕体がしっかりした素材なので、きちんと張り綱をとらないとピンとなりません。
セット商品の場合には、適した長さのペグが最初から同梱されています。Proセットでは、ペグがソリッドステーク(通称ソリステ)という、三条ならではの鍛造ペグになります。アルミペグでは打ち込めないような地面でも、ソリステを使うと安心です。
別売りで購入する場合も、「すべて」とはいわなくても、メインポール用など要になるところに使うとよいでしょう。めったに曲がることもなく、長く使えるのもメリットです。
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