iPhone 11 Pro Max について
iPhone 11 Pro Max は2019年9月20日に発売されたモデル。トリプルカメラ(望遠・広角・超広角レンズ)を備え、iPhone XS Max 6.5インチとディスプレイの大きさや本体サイズがほぼ同じです。
しかし、背面のカメラデザインが四角いカメラ・レンズとなっているため、ケースの流用はできません。iPhone 11 Pro Max 専用ケース、もしくは対応ケースかどうかをしっかり確認しましょう。
主な対応ケースのタイプは3種類
スマートフォン用のケースには3つのタイプがあります。それぞれのタイプの特徴を説明しますので、iPhone 11 Pro Max ケースを選ぶときの参考にしてください。
シンプルな通常タイプ
通常タイプのケースというのは、背面と側面だけをカバーする形状のものです。着信があったときに液晶画面をすぐにチェックできるので便利です。
カバンやポケットから取り出してすぐに操作できるので、頻繁に利用するなら通常タイプが向いています。
シンプルな構造なのでいろいろなデザインがあり、お気に入りのケースをみつけやすいです。
多機能な手帳タイプ
手帳タイプのケースは手帳のようにフラップがついており、背面と側面だけでなく液晶画面もしっかり保護。スマートフォンを落としたときにも、手帳タイプなら液晶画面を守れます。
フラップの裏面にカードを差し込めたり、お札を収納できるので利便性が高いです。ただしスマートフォン全面を覆うので熱がこもりやすく、着信があってもフラップを開かないと確認できません。
ケース不要ならバンパータイプ
バンパータイプのケースは、スマートフォンの側面だけをカバーするものです。背面や液晶画面をカバーで覆わないのでとても軽く、熱がこもりません。
iPhoneのデザインが気に入っており、ケースを使いたくないという方にはバンパータイプが向いています。
落としたときに側面や角をぶつけることが多いのですが、落ち方によって液晶画面が割れるのがリスクです。
iPhone 11 Pro Max ケースの選び方
それでは、iPhone 11 Pro Max ケースの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】素材の特徴
【2】耐衝撃性
【3】ポケットの有無
【4】ファッション性か、保護性能か
【5】落下防止機構付き
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材の特徴をチェック
ケースの素材としては、シリコン、TPU(熱可塑性ポリウレタン)、ポリカーボネート、アルミ、本革などがあります。やわらかくて滑りにくいのがシリコンやTPU。
ポリカーボネートはバリエーションが豊富で、お気に入りのデザインを探しやすい素材です。アルミは強度があり、衝撃に強いのが特徴。耐久性にすぐれているのでiPhoneをしっかり保護できます。
長く愛用して味が出てくるのが本革です。耐衝撃性にもすぐれ、手になじみやすいのが特徴。
【2】耐衝撃性をチェック
iPhone 11 Pro Maxを落下の衝撃から守るときに必要なのは耐衝撃性です。誰しもうっかり落としてしまうことはありますので、ケースを選ぶときは耐衝撃性を確認してください。
耐衝撃性は「MIL規格」でチェックします。これは米軍が物資を調達するときの規格で、落下テストを行ったうえでケースに損傷がなかったという評価基準です。
もしもの落下にそなえるなら、MIL規格のものを選びましょう。
【3】ポケットの有無をチェック
機能つきのケースなら手帳タイプがおすすめですが、通常タイプのケースでも背面にポケットがついているものがあります。
カードをたくさん持っている方は、ケースにポケットがついている使いやすいです。スマートフォンと財布のふたつを持ち歩くのは面倒ですが、ケースにポケットがあればお財布代わりになります。
免許証やICカードなどつねに持ち歩くカードがある方は、ポケットつきかどうかを選ぶ基準にしましょう。
【4】ファッション性か、保護性能かチェック
スマートフォンのケースは人目につきやすいので、ファッションを気にする方は選び方に気をつけてください。とくにiPhone 11 Pro Maxのように注目を浴びている製品は、ケースのデザイン性も重視しましょう。
ファッション性にすぐれていることも大事ですが、同時に保護性能もチェックが必要です。壊れてしまわないようなケース素材や形状を選びながら、自分の個性を出せるケースをみつけてください。
【5】落下防止機構付きをチェック
通勤電車でつり革を持ちながらiPhoneを使いたいという片手操作派だけど、大画面=本体サイズが大きいiPhone 11 Pro Maxだと落としそうで不安という方。ケースは、ストラップやリング、ベルトといった落下防止の仕組みを備えたものを選びましょう。
特にリング付きのケースなら、指一本でiPhoneを固定でき、大画面でも操作をしやすくなるのでおすすめです。
エキスパートのアドバイス
分厚いケースよりはスリムケースが使いやすい
『iPhone 11 Pro Max』のように大画面の端末の場合、本体自体が大きい上にさらに分厚いケースをつけると持ちづらくなります。一方、ケース自体の薄さを追求した、いわゆる「スリムケース」ならば見た目もすっきり、元のiPhoneのサイズからあまり変わりません。
ただし、当然ながらスリムケースの耐衝撃性能は分厚いケースに比べて劣ります。スリムケースを選ぶ場合は擦り傷防止ぐらいと割り切って、落下防止のリングやストラップ、画面割れ防止の保護フィルムなどといった対策を施しておきましょう。
iPhone 11 Pro Max ケースおすすめ6選
上記で紹介した外付けiPhone 11 Pro Max ケースの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。

2重構造採用で米軍規格クリアの耐衝撃性能を誇る
iPhone 11 Pro用にも同じメーカーのケースがありますが、こちらも熱可塑性ポリウレタン樹脂(以下、TPU)とポリカーボネートの2種類の素材を組み合わせた2重構造のケース。
第三者機関によるアメリカ軍耐衝撃規格「MIL-STD 810G-516.6」の試験実施をクリアしており、高い耐衝撃性を誇ります。側面はボタンや端子周囲までカバー。ボタンの操作性も良好です。画面とカメラ部分の周囲のフチを若干高くすることで、画面とカメラレンズが擦れて傷つくのを防ぐようになっているのはマル。

特殊繊維の織り目が美しいスリムケース
厚さ約0.7mmの薄さと重さ約12gの軽量が特徴のスリムケース。素材に、防弾チョッキなどに使われるほどの強度を誇る、デュポン製繊維「アラミド繊維」を採用。繊維の織り目を生かした特殊コーティング仕上げが、他のケースにはないスタイリッシュな美しさと滑らかなさわり心地を生んできます。
注意したいのは、薄いので落下時の耐衝撃性はあまり期待できない点。背面下部にストラップホールがあるので、落下防止にリングストラップなどを通して使うことをおすすめします。さらに落下に備えるなら、強化ガラス製の画面保護シートなどを併せて使用したほうがいいでしょう。

高い耐衝撃性かつリング付きで安心感あり!
落下防止のリング付きケース。リング部分が回転するようになっているので、使う人の手や指に合わせた角度に調整できます。またリングを起こしてスタンドとして利用することも可能です。
四隅の角にTPU素材のクッションになるパーツがあり、衝撃吸収に優れた設計になっています。リングが亜鉛合金製のため、ワイヤレス充電には対応しない点は要注意。またリングは折りたたむと背面に収納されて突起しませんが、その分、ケースが厚くなっているのが好みの分かれるところです。

マットな仕上げが心地よいバンパーケース
持ちやすい曲線スタイルの側面バンパーを採用した定番ケースの「iFace」シリーズ。この「First Class Sense」は、背面がマットな質感に仕上げられていて、指紋がつきにくいのが特徴です。
カラバリは渋目の落ち着いた色合いのものからカラフルなものまで豊富に揃っています。ストラップホールを備えているので、リングストラップなどを通しておけばさらに安心して使えます。

扉の開閉でスリープオンオフできるのは純正ならでは
アップル純正の手帳タイプケース。ケースを開くとスリープ状態から復帰し、閉じるとスリープ状態に戻るという本体と連動する仕組みを備えています。この機能に真っ先に対応できるのは純正だからこそ。伊達にリンゴマークをつけている訳ではありません。
分厚くなりがちな手帳タイプですが、ワイヤレス充電対応を公式に謳っているのもGOOD。比較的価格が高いのですが、本革の質も高く、値段だけの価値は十分あるケースと言えます。
ビジネスにぴったりなiPhoneケース
シックなデザインのケースのため、ビジネスシーンにぴったりの手帳タイプのケースとなっています。手帳型でよくあるベルトがフラップ部分にないので、鬱陶しさがありません。開ききった時は、背面が表面にぴったりとくっつくようになっているので、電話をしていてもスマートな見た目になります。カードポケットが2つ付いているのもうれしいポイントです。
「iPhone11ProMaxケース」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする iPhone 11 Pro Max ケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのiPhone 11 Pro Max ケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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他機種のケースと間違わないように
最近のオンラインのストアでは、iPhone 11/同 11 Pro/11 Pro Max用のケースが1ページにまとめて表示されていたり、ページが切り替わっていることがわかりにくい場合もあるので、購入の際には機種を間違えないようにしましょう。
iPhone 11 Pro Maxは「2019年発売」「6.5インチ」「iPhone XI Pro Max」といった見出しがついてるところもあるのでよく確認しましょう。
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