食器洗い手袋の選び方 素材や厚さにも注目!
暮らしスタイリストの河野真希さんに、食器洗い手袋を選ぶときのポイントを教えてもらいました。どれも似たように見える食器洗い手袋ですが、こまかいところにこだわって選ぶと、食器洗いもストレスなくおこなえますよ。ポイントはこちら!
【1】袖の長さから選ぶ
【2】厚さで選ぶ
【3】素材で選ぶ
【4】プラスαの機能をチェック
【5】デザインをチェック
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】袖の長さから選ぶ
食器用の手袋の長さは手首あたりまでの「短いもの」と、腕全体を覆うほど「長いもの」があります。自分の使い勝手に合わせて袖の長さも選んでみましょう。
▼短いタイプ
食器洗いの邪魔になりにくく、着脱もしやすいが、手首部分から水が入ってくることがある。
▼長いタイプ
袖が濡れたり、水が入ってくる心配がないが、着脱が少ししづらい場合もある。
【2】厚さで選ぶ

出典:マイナビおすすめナビ
手袋をして食器を洗うと、食器をつかんだときの感触が頼りなかったり、洗い残しを見逃してしまうことがあります。
ですが、厚さによって得られるメリットがあります。薄手の食器洗い手袋を選ぶと、素手に近い感覚をえることができます。寒い時期の水の冷たさを避けたい場合には厚手がおすすめ。また、包丁や串など刃もの、とがったものを洗うときの怪我の予防にも安心です。
食器洗いだけでなく、掃除や車の洗浄などの作業にも兼用できるものもあるので、チェックしてみましょう!
【3】素材で選ぶ
食器洗い手袋の素材はさまざまありますが、天然ゴム、ニトリル、塩化ビニル、ポリエチレンの製品が多くみられます。好みやシーンに合わせて素材も選んでみましょう。
▼天然ゴム
伸縮性が高くて、手によくなじみ、きずにも強い素材ですが、油にはあまり強くありません。
▼ニトリル
油や熱、きずにも強く、手にも比較的よくフィットする機能性が高い素材です。
▼塩化ビニル
天然ゴムやニトリルと比べると、強度やフィット性が落ちますが、値段が手ごろなので、同じ手袋を長く使うよりも、こまめに新しいものに変えたい人におすすめです。
▼ポリエチレン
使い捨てタイプなので清潔な状態で扱えるが、耐久度が低い。生もののお肉を触るときや、触れたくないゴミを処理する時にも便利なので1箱あると活躍してくれます。
なお、ゴムアレルギーのある方は、天然ゴム製品ではなくラテックスフリーの商品を選ぶことも大切。それでも、長時間使用すると症状が出てしまうこともあるので、かかりつけ医とよく相談するようにしてください。
【4】プラスαの機能で選ぶ
キッチングローブにはあると便利な機能がいくつかあります。あると便利な機能について説明していくので自分がほしい機能がないかチェックして、食器洗い手袋を選ぶ参考にしてみましょう。
ブラシ付き|キッチンスポンジが不要
最近の食器洗い手袋の中には、手のひら側に柔らかいブラシがついているものがあります。ブラシがついていることで、手袋自体で洗い物ができますよ。
汚れをラクに落とせるものや、食洗器を使うので効率よく汚れをサッと流したい方におすすめです。
裏地や裏毛付き|肌ざわりがよく、着脱がしやすい
食器洗い手袋には裏地や裏毛がついているものがあります。裏地や裏毛があることで、肌触り良い・着脱がしやすい・耐久性が高かい・冷たい水でも作業がしやすいものが多いのが特徴です。
ただし、内側に湿気がこもりやすかったり、フィット感やつかみやすさが落ちる場合があります。季節や好みに合わせて、裏地や裏毛の有無は選ぶようにしましょう。
滑り止め付き|作業がしやすい
滑り止めがついていると、食器や野菜を洗うときに落としにくいので便利。
手袋をすると、食器ぬめり等がわかりづらくなり、すべってしまうこともあるかもしれないので、滑り止め加工がされているものだと安心です。
【6】おしゃれなデザインもチェック
食器洗い手袋は、無地のデザインが多いですが、なかには袖部分におしゃれなデザイン性のある商品もあります。使っていて気分が上がるような、見た目重視で選ぶのもおすすめです。また、無地であってもカラーバリエーションはいろいろなので、好みの色で選ぶのもひとつの方法ですよ。
手に合ったサイズのものを選ぼう!
暮らしスタイリスト・料理家
自分に合う食器洗い手袋を見つけるポイント
食器洗い手袋は商品によって使い心地がかなり違います。大事な食器を傷つけたり、割ってしまったりしないためにも、自分の手によく合ったものを選ぶことが必要です。
とくに使っていて気になるのが「フィット感」「着脱のしやすさ」「袖からの水の入りやすさ」「破けやすさ」といった点です。
すべてを満たすのは難しいかもしれませんが、商品の特長をチェックして「こまめに交換するから破けてもいいので、薄くてフィット感のあるものがいい」「小さな子どもがいるから、少し緩(ゆる)くても、素早く脱げるのがいい」など、判断できるといいですね。
食器洗い手袋のおすすめ13選 掃除や食器洗いをするときに!
ここからは、おすすめの食器洗い手袋をご紹介します。使い勝手のいい商品を見つけてみてくださいね。
※通販サイトのリンク先は、3箱セットなどのセット販売の場合があります。購入するときは数量も確認してみてくださいね。


オシャレなデザインの北欧調手袋
塩化ビニル製の食器洗い用手袋ですが、目を引くのがそのデザイン。食器洗い手袋はキッチンに置いてあると生活感が漂ってしまうのが残念な点ですが、この『カシニーナ』はオシャレでかわいい北欧調デザイン。あえて置いておきたくなる商品なので、手袋のデザインにもこだわりたい人におすすめです。
もちろん機能性も高く手にフィットする形状で、袖がずれ落ちにくいので、洗いやすいのが特長。
同ブランドには『フィッティドレス』という商品もあり、こちらはデザインがよりシンプルですが長めで手首にフィット感をおいた商品です。好みのデザインや使用感で選んでみてもいいでしょう。








「食器洗い手袋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 食器洗い手袋の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの食器洗い手袋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】この記事をご覧の方におすすめ! あわせて使いたいスポンジや洗剤も
使いやすい食器洗い手袋で家事をラクに 自分に合った商品は見つかった?
面倒な食器洗いは、家事のなかでも苦手だなと思う人も多いでしょう。とくに、寒い冬に冷たい水で洗うのは憂鬱ですよね。
この記事では、食器洗いのときに手を守る食器洗い手袋の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。使いやすい食器洗い手袋を選んで、少しでも食器洗いを快適にできるようにしてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。