ローストビーフは自分へのご褒美やギフトに人気!
ローストビーフとは、イギリスを代表する伝統料理で、塩コショウなどで下味をつけたかたまりの牛肉を蒸し焼きにしてスライスしたものです。
老若男女幅広い人たちに人気で、そのまま食べるだけでなくローストビーフ丼やローストビーフサラダなどのアレンジも。クリスマスや記念日などの特別な日に自分へのご褒美として、お歳暮やお祝い事のギフトとして、贅沢なお取り寄せローストビーフを選んでみてください。
お取り寄せローストビーフの選び方 産地・銘柄・部位など
まずは、お取り寄せローストビーフを選ぶポイントをご紹介します。
肉の産地や種類で選ぶ
ローストビーフは「国産牛」と「海外産の輸入牛」があります。また、「国産牛」と「和牛」にも明確な違いがあるんです。それぞれどんな特徴があるのかチェックしてみましょう。
和牛・国産牛
「国産牛」と「和牛」の違いをご存知でしょうか。
どちらも国内で飼育された牛ですが、和牛は「黒毛・褐毛・無角・日本短角種」の4品種のみに限定されています。松坂牛をはじめ、神戸牛や宮崎牛、肥後牛などが該当します。肉の旨味としっとりやわらかな食感はまさに極上。特別なときやおもてなし料理には、和牛がぴったりです。
一方、和牛の定義に該当する牛以外は国産牛です。また、海外から輸入された牛であっても一定期間日本で飼育されたものは「国産牛」となります。和牛と比較するとお手ごろ価格で購入できるので、大人数で気兼ねなく楽しむのであれば、国産牛でも充分おいしくいただけます。
海外産の輸入牛
リーズナブルな価格で、ボリュームのあるローストビーフを食べたいという場合は、海外産の輸入牛がいいでしょう。また、霜降りなど脂肪が多いものは苦手という方にも、赤身が多くサッパリ食べられる海外産がおすすめです。
アメリカ産・オーストラリア産・カナダ産などが広く出回っています。肉の臭みが気になる方は、ソースや西洋わさびなどの調味料をつけるとおいしく食べられますよ。
牛肉の部位で選ぶ
ローストビーフを選ぶときには、肉の部位をチェックすると好みの商品に出会える確率が高くなります。
国産|モモ・ランプ・イチボがおすすめ
しつこさのない赤身のおいしさを楽しみたいときにはモモやランプ、イチボなどがおすすめです。
ただし、黒毛和牛では、肉質等級が上(A5など)になると、モモでも「サシが入る or 霜降りになる」ことが多いです。
輸入牛|サーロインやリブロースがおすすめ
国産牛と違って、赤身が多く脂肪分の少ない輸入牛の場合は、サーロインやリブロースがおすすめです。食べ応えのある厚みのある商品が多いのも特徴です。
牛肉の銘柄で選ぶ
ごちそう感のあるローストビーフを取り寄せたいなら、肉の銘柄で選んでみるのがよいでしょう。
たとえば、食べてみたかった銘柄和牛があるなら、その精肉を買って家で調理するより、ローストビーフを取り寄せるほうがおすすめなことも。理由は、肉を知り尽くしたプロが焼き上げたローストビーフは、その銘柄牛のおいしさをしっかりひきだしていることが多いからです。
また、知名度の高い銘柄牛は、贈答品として用いるときにも安心感があります。
ブロックかスライスかで選ぶ
ローストビーフにはブロックのままの商品とスライスされた商品があります。それぞれメリットとデメリットがありますので、食べる人数やシーンに合うものを選びましょう。
ブロックタイプ
ブロックタイプは豪華さが演出できることや、酸化しにくく、切り立てのおいしさを味わうことができます。
ただし、ローストビーフを美しくスライスするのは少々難しく、とくに大判のロースなどは家庭用の包丁ではうまく切り分けられないことがあるので注意しましょう。
スライスタイプ
一方、スライスタイプは、早く食べないと味が落ちやすいのが欠点ですが、「ロゼ」と呼ばれるきれいなピンク色で目を楽しませてくれます。また、届いてすぐ味わえることや、盛り付けがしやすいのもメリットといえます。
内容量もチェック
お取り寄せローストビーフには、100~150gの少量タイプや、少量のパックが複数入っているもの、大容量のものなどさまざまです。一人暮らしや少人数で楽しむ場合などには、内容量が少なめのものがおすすめ。こまめに楽しみたいときは、少量パックが複数入っているものがいいでしょう。
クリスマスパーティーなど大人数で楽しみたいときには、大容量のローストビーフを選んでみんなで楽しんでみてください。
ソース付きだと便利
お取り寄せローストビーフの商品には、グレイビーソースや西洋わさび(ホースラディッシュ/レホール)が付属しているものも多くあります。もちろん自分でタレを作るのもいいですが、せっかくなら専門店が作った特製ソースを味わえるセット商品がおすすめです。
お取り寄せローストビーフおすすめ12選 料理研究家と編集部が厳選!
選び方のポイントをふまえて、料理研究家の松本葉子さんと編集部で厳選したおすすめ商品をご紹介します! 松坂牛の高級ローストビーフや、クリスマスパーティーで楽しめるボリュームたっぷりな商品などをご紹介します。

熟成と長時間火入れの技が光る逸品
銘柄牛の「とちぎ和牛」のなかでも、A5等級かつ霜降りの強さを表すB.M.S.がNo.10以上という最高ランクが「匠」。そのリブロースに英国王室でも用いられているマルドンシーソルトや香味野菜で風味づけしながら熟成させた後、焼き上げたローストビーフです。
スライスしたときには霜降りの強さが印象的ですが、食べてみると脂のしつこさは皆無。豊潤な旨みがひろがります。これは最初に1,400度という高温で表面を焼き、その後低温で10時間以上かけてローストするという家庭では到底できない調理法で火入れしてあるためです。
グレービーソースもついていますが、わさび醤油で味わうのもおすすめです。

赤身か霜降りが選べるオーダーロースト
製造元の「うし源本店」は1886年の創業。こちらのローストビーフは、有名料理人も愛用する黒毛和牛「大和榛原牛(やまとはいばらぎゅう)」で作られます。
特筆すべきは部位が選べること。銘柄牛ならではの美しいサシととろける食感を好む方には「トモサンカク」、赤身の力強い旨みとやわらかさのバランスを楽しみたい方は「とろイチボ」を用いて、注文ごとに焼き上げてくれるのが魅力。肉を知り尽くしたベテランが部位に合わせて火入れを行なうので、肉のポテンシャルがしっかり引き出されていて、牛肉好きを満足させてくれます。
300gから1.5kgまで大きさが選べ、スライス済みなので届いてすぐ味わえるのもおすすめポイントです。


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「お取り寄せローストビーフ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする お取り寄せローストビーフの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのお取り寄せローストビーフの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ローストビーフを美味しく食べるコツ 切り方やアレンジ方法を紹介
ローストビーフを美味しく食べるためのコツを紹介します。
ローストビーフの上手な切り方
ローストビーフをカットするときは、常温の状態で切りましょう。作りたての温かい状態だとやわらかすぎてカットしづらくなっています。
また、カットする際は肉の繊維に対して垂直に切るようにしましょう。そうすることで、繊維が短くなるため食べやすくなります。
そして、ローストビーフは食べる直前にカットし、すぐに食べきることが大切です。ローストビーフは切ってから時間を置くと乾燥したり、空気に触れることで変色したりしてしまいます。カットすると鮮度は落ちていくので注意しましょう。
ローストビーフサンドにするのもおすすめ
ローストビーフの美味しい食べ方としておすすめなのが、「ローストビーフサンド」です。
ソースや塩で食べるだけでなく、さっぱりとしたレタスやトマトなどの野菜と一緒にサンドして食べると、違った風味や食感を楽しめます。
たくさん注文しすぎて余ってしまったときや、味に変化が欲しいとき、ピクニックなどにお弁当として持っていくときにぜひ挑戦してみてくださいね!
ローストビーフのお供といえば赤ワイン!
ローストビーフをより美味しく食べるには「赤ワイン」もおすすめです。
以下の記事では、お肉にぴったりの赤ワインを紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめのお取り寄せ肉をさらに紹介! 【関連記事】
どんな風に味わうかも商品選びのポイントに
お取り寄せローストビーフを選ぶときには価格を基準としがちですが、実は「味わい方」も重要な要素です。
やや厚めに切り分けたものを個々の皿に盛り付けてメイン料理にする、薄切りをたっぷりパンにはさむ、切り分けながら味わう、オードブルや寿司ネタとして使う、など「誰と、どんな風に味わいたいか」を想定して、それに適した商品を選ぶとより楽しめます。
これは自宅用の取り寄せだけではなく、贈答用に用いるときも同様。ローストビーフを選ぶときにはそれが登場する食卓の様子を想像してみましょう。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。