ストリーミングデバイスの選び方
ストリーミングデバイスを選ぶときのポイントをご紹介します。
対応サービスを必ず確認する
必ず確認しておきたいのは動画配信サービスへの対応です。Amazon Prime Video、Hulu、Netflixといった主要なサービスはいずれの機種でも対応していますが、自分の使用したいサービスが対応しているかをチェックしてください。
また、ゲームなどのアプリを楽しみたいなら、対応コンテンツを確認しておきましょう。
使用する場所に合うタイプを選ぶ
ストリーミングデバイスが、使用する場所やTVに適しているかどうかをチェックしてみましょう。
テレビの解像度に適しているかチェック
ストリーミングデバイスは、最高画質(解像度)が4KもしくはフルHD(1080p)に分かれます。より高精細な映像が楽しめるのは4Kです。ただし、接続するテレビや利用する動画配信サービス、コンテンツも4Kに対応している必要はあります。
テレビが4Kでなく、買い替えるつもりもないなら、安く購入できるフルHD対応機器で十分でしょう。
Wi-Fiが遅いなら有線接続できる商品を
自宅のWi-Fiが遅いと、映像がスムーズに再生できないことがあります。有線LAN(イーサネット)での接続に対応した商品であれば、Wi-Fiの遅さをカバーすることが可能です。
ただし、元のネット接続が遅いのであれば意味がありません。『Chromecast』は4K対応の上位モデルに有線LAN端子を搭載、『Fire TV Stick』シリーズには有線LANの端子はありませんが、別売りのイーサネットアダプターが用意されています。
軽量&コンパクトタイプなら場所を取らない
テレビの位置が固定されていたり、ほかの端末が場所を取っていたりして、新しくストリーミングデバイスの設置場所が確保できない方は、場所を取らないタイプのものを選びましょう。手のひらサイズやスティックタイプで軽量・コンパクトサイズの端末なら、テレビまわりをスッキリさせることができます。
また、接続に必要なケーブルの数もあわせて確認しておくと、購入後にケーブルまわりで悩むこともありません。
アプリゲームを遊べると楽しみ方の幅が広がる
ストリーミングデバイスには、動画配信サービス以外にもアプリゲームをインストールして遊ぶことができる端末もあります。このタイプのストリーミングデバイスを購入すれば、大きな画面でスマホゲームを楽しむことが可能です。
なかには、スマホをコントローラーにしたり、コントローラーやゲームパッドを新たに購入して本格的に遊べるタイプも。大画面でゲームを楽しみたいという方はぜひ、チェックしてみてください。
見るデバイスで選ぶ、スマホ画面をミラーリングできる機能も
ストリーミングデバイスには、単体で動画配信サービスの映像をテレビに映し出すタイプと、スマホやタブレットで再生させた映像をテレビに映し出すキャスト端末の2種類に分けられます。
『Apple TV 4K』や『Fire TV Stick』シリーズは前者で、リモコンが付属し単体で利用できます。自分以外の家族も使いやすいでしょう。
『Chromecast』シリーズは後者(キャスト端末)で、その場にスマホやタブレットが必要ですが、その分新たに覚える操作方法が少なく、直感的に使用できます。
ストリーミングデバイスおすすめ8選
ストリーミングデバイスの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。

コンパクトでリーズナブル
現在、もっとも安く購入できるストリーミングデバイス。一回り大きなUSBメモリーのような形状とサイズなので場所をとりません。
リモコンの音声認識ボタンを押して話しかけることで、映画やTV番組のタイトルの検索や、動画のコントロールが可能。スマートスピーカーのようにニュースや天気などの情報を声で聞くこともできます。
サイズ | 85.9×30.0×12.6 mm |
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映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
サイズ | 85.9×30.0×12.6 mm |
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映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |

Android端末のミラーリングにも対応
スマートフォンやタブレット、ノートパソコンから映像をテレビに映し出すキャスト端末。Android端末だけでなく、iOSの端末、Windows、Macからも使用することが可能です。
また、Android端末やChromeブラウザのミラーリングにも対応し、Web画面などをテレビで共有でき、映像以外の用途にも使えます。スマートスピーカーの『Google Home』があれば、タイトルなどを指定しての再生や、各種操作も音声で可能になります。
サイズ | 51.81×51.9×13.8 mm |
---|---|
映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
サイズ | 51.81×51.9×13.8 mm |
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映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
様々なシーンで活躍する4Kミラーキャスト
高画質、高音質で安定した信号を受信し、切断などの不具合を軽減します。精細な画像やビデオ、鮮やかな色彩による滑らかな映像を実現し、4Kにも対応しています。
簡単にスマホやタブレット、PC画面をTVモニターへ映し出すことができ、より効率的に情報や知識を伝えられるため、学校やビジネスなど様々なシーンで活躍します。
世界的にも多くの企業がミラーキャストを導入しており、注目の商品です。
サイズ | 6.6 x 3.6 x 1 cm |
---|---|
映像 | 4K・フルHD |
無線 | ◯ |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
サイズ | 6.6 x 3.6 x 1 cm |
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映像 | 4K・フルHD |
無線 | ◯ |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
Amazon Fire TV系で最もパワフル
Amazon Fire TVシリーズの中で一番パワフルなモデルで、高速起動後Alexaに話しかけるだけで、すぐに映画や動画を楽しむことができます。また、Prime VideoだけでなくYouTubeやHulu、Netflixなどにも対応しています。
電源のオンオフやコンテンツ操作などもすべてハンズフリーで操作でき、音声操作だけでなく付属のリモコンを使っても音量操作などができます。
サイズ | 86.1×86.1×76.9 mm |
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映像 | 4K・フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | 〇 |
音声操作 | 〇 |
サイズ | 86.1×86.1×76.9 mm |
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映像 | 4K・フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | 〇 |
音声操作 | 〇 |
Windows10スマホをPCのように使用できる
テレビのHDMI端子に接続するだけですぐに使用でき、電源もテレビから供給するためADアダプタなどは不要です。また、搭載している「Continuum機能」により、Windows10対応のスマートフォンをBluetoothのマウスやキーボードと合わせて使用することでPCのように便利に使えます。
HDCP2.0に対応しているため、DRMにより保護されているコンテンツも視聴できます。
サイズ | 83.0×52.0×14.3 mm |
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映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
サイズ | 83.0×52.0×14.3 mm |
---|---|
映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
4K対応でサウンドも良くなった
上のモデルの4K対応バージョン。4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+と幅広い規格に対応しており、映像の美しさ、臨場感を最大限に再現します。オーディオはDolby Atmosで、対応スピーカーシステムにつなぐことでより迫力あるサウンドが楽しめます。
もちろん、Alexa対応により声で映画やTV番組の検索、動画のコントロール、スマートスピーカーのような使い方も可能です。
サイズ | 99×30×14 mm |
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映像 | 4K Ultra HD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
サイズ | 99×30×14 mm |
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映像 | 4K Ultra HD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |

Apple『Apple TV 4K』
Appleユーザーには最高なハイエンドモデル
リモコンは音声アシスタント(Siri)対応で、映画やTV番組などのタイトルやジャンルを声で検索可能。また、パソコンのタッチパッドのように使える「Touchサーフェス」も搭載しています。
ゲームなどのアプリケーションも充実し、本体の処理能力とストレージの容量に余裕があることで、十分に楽しむことが可能。価格は他のストリーミングデバイスよりも高いですが、ミラーリングをはじめiPhoneやiPadとの相性がいいので、Appleユーザーは検討する価値があるでしょう。
サイズ | 124×38×6.3 mm |
---|---|
映像 | 4K HDR |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
サイズ | 124×38×6.3 mm |
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映像 | 4K HDR |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | 〇 |
無線接続のための送信機&受信機セット
HDMI対応のデバイス間で無線接続を行うためのストリーミングデバイスセットです。受信機をテレビに接続し、送信機をタブレット端末やパソコン、ポータブルDVDプレーヤーなどに接続すれば、離れた場所からでもテレビ画面で高画質高音質の映像を楽しむことができます。
また、送信機はバスパワー対応となっているため、電源を確保する必要がなく、手軽に機器を差し替えながら使用することができます。
サイズ | 95.0×95.0×31.2 mm |
---|---|
映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
サイズ | 95.0×95.0×31.2 mm |
---|---|
映像 | フルHD |
無線 | 〇 |
有線接続 | - |
音声操作 | - |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ストリーミングデバイスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのストリーミングデバイスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートからアドバイス
対応サービスも必ず確認しておこう
テレビで動画コンテンツを見るという意味では、目的が同じストリーミングデバイスですが、使い勝手には大きな違いがあります。とくに、リモコン付きで単体で動作する端末と、スマホなどを必要とするキャスト端末の違いには注意してください。
本体のサイズや形状も様々です。テレビまわりの状況やHDMI端子の場所などを確認し、どう設置するかを事前にシミュレーションしてください。
選び方では触れませんでしたが、必ず確認しておきたいのは動画配信サービスへの対応です。
Amazon Prime Video、Hulu、Netflixといった主要なサービスはいずれの機種でも対応していますが、自分の使用したいサービスが対応しているかをチェックしてください。また、ゲームなどのアプリを楽しみたいなら、対応コンテンツを確認しておきましょう。
ストリーミングデバイスに関連するアイテム
自宅のネット環境も見直そう
ストリーミングデバイスは大きく分けると、端末だけで使用できるものと、スマホなどの画面をミラーリングして使用するものがあります。また、端末ごとに利用できる動画配信サービスや、アプリゲームなどのコンテンツも異なりますので、購入前に確認することを忘れないでください。
持ち運びしやすい軽量タイプ・コンパクトタイプなど、使用するシーンや目的を考えながら、自分に合ったピッタリのストリーミングデバイスを探してみてくださいね。
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