名刺ファイル・名刺ケースの選び方 収納コンサルタントに聞く!
収納コンサルタントの有賀照枝さんに、名刺ファイル・名刺ケースを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】名刺ケースのタイプ
【2】名刺の枚数が増えていくなら替紙式が便利
【3】使う場所や仕分け方法でデザインを選ぶ
【4】データ化したあとの名刺をどう扱うかで選ぶ
これらのポイントを抑えて、自分が使いやすいアイテムを選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】名刺ケースのタイプを選ぶ
名刺ケースのタイプは、どこで使うのかを考えて選びましょう。机上で使うのであれば、一般的によく知られている台紙(リフィル)を使って整理するファイルタイプが主流ですが、ほかに回転式やボックス型で名刺を縦一列に並べて整理する名刺ケースもあります。
出先で使うのであれば、携帯できる手帳タイプを選ぶようにしましょう。ファイリングされたファイルの一部をばらして携帯できるタイプもありますので、使うシーンをイメージして選ぶようにしましょう。
【2】名刺の枚数が増えていくなら替紙式が便利
どのくらいの名刺が収納できるかを確認し、自分に合った収納量のファイルやケースを選ぶようにしましょう。また、名刺枚数が多くなりがちな営業職や自営業の方などは、仕事内容や取引先別、プロジェクト終了分などと台紙ごと抜き差ししたり増減できたりする替紙式が便利です。名刺を1枚ずつ移動できる名刺ケースも使い勝手がよいでしょう。
名刺の数がそう多くない方や保存が目的の場合は、台紙枚数が固定のファイルでも問題は少ないでしょう。ご自分のスタイルにあったものを選んでくださいね。
【3】使う場所や仕分け方法でデザインを選ぶ
会社に置いておくだけでなく、持ち運ぶ可能性があるなら、カバンに入れやすいコンパクトなものがおすすめ。
デザイン性はさまざまで、自分の好みやおふぃふの雰囲気にあったものを選びましょう。カラーバリエーションがある名刺ファイルを選ぶと、名刺を仕分けした際に「仕事」はブルー、「プライベート」はレッドなどと色で分けることもできるので、名刺の分類がいくつかある場合はより使いやすいでしょう。
【4】データ化したあとの名刺をどう扱うかで選ぶ
最近の時流で、名刺をデータ化してパソコンやスマホでチェックする方が多くなってきました。名刺管理アプリもたくさん出ていますが、デジタル化+実物名刺の整理・保管まで一連の流れで整理できるよう、トータルで考えられたファイルなども文具メーカーから販売されています。
デジタル化した後に廃棄してしまうケースもあると思いますが、データの紛失等も考え、手元に名刺を残しておくことも検討しましょう。
また、名刺の量に応じて背幅が変わるタイプもあります。スマートに収納できるのでこちらもチェックしてみてください!
名刺ファイル・名刺ケースのおすすめ 収納コンサルタントと編集部が厳選!
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえて、まずは収納コンサルタントの有賀照枝さんに選んでもらった名刺ファイルと名刺ケースをご紹介。気になるタイプからチェックしてみてくださいね。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ8選【名刺ファイル】
▼おすすめ5選【名刺ケース】
▼おすすめ8選【名刺ファイル】
まずは、台紙を使って整理する名刺ファイルです。持ち運ぶ可能性があるなら、携帯できるコンパクトなものを選ぶようにしましょう。

大容量収納で、机上で使うのに最適
800枚の名刺が入る大容量A4ファイルです。仕事で使う名刺ファイルといえば、大体このA4ファイルサイズが定番で使いやすいでしょう。検索に便利なインデックスシールがついています。リングファイル形式なので、台紙の差し替えや追加も可能。
持ち出して使うよりは、机上や本棚に収納して必要なときに使うのにおすすめです。もちろん名刺をデータ化した場合にも、このファイルに名刺を保管しておけば、場合によっては使いやすい方をサッと取り出して参照することもできてスムーズです。
収納枚数で背幅のサイズが変わる!
収納枚数に応じて、背幅の大きさが変わるクリアファイルです。名刺の数が少なければ薄く、名刺が増えてくると背幅が大きくなり、横に広がることもありません。カバンやロッカーなどに効率よく収納することができるのが魅力。
最大600名分の名刺をファイリングできますよ。

机の引き出しにも収納できるコンパクトサイズ
300枚の名刺が縦に入る名刺ファイルです。3色の見出しカードがついていて、見開き横一列に名刺が6枚並ぶので、名刺を検索しやすい名刺ファイルをお探しの方におすすめです。
ファイルの高さが低めなので、引き出しの中などにもしまっておけるサイズ感。台紙は容易に差し替えができるので入れ替えもかんたんです。
カラーが4色あるので、仕事の種類やプライベート、趣味用などに分けての使用もおすすめです。

高級感にこだわった名刺ファイル
シックで高級感のある名刺ファイルをお探しの方におすすめです。合成皮革ファイルシリーズの「レザフェス」には、名刺ファイル以外にもマガジンボックスやデスクトレーなどもあるので、デスクまわりに統一感を出したい方にもいいですね。
名刺を横から入れるタイプで比較的コンパクトなので、外出先にも気軽に持ち出せます。追加ポケットを購入すれば最大120枚の名刺が保管できます。
ほかに、差し替え式のA4サイズもあります。
収納可能名刺枚数はなんと600枚!大容量のお手頃
収納枚数に応じて背幅が自在に変化するクリアファイル『ノビータ』の固定式。シンプルな見た目ながらも、背表紙は最大3cmまで広がるため、収納力にすぐれています。
また、A4ポケットファイル付きなので、名刺以外の資料も保管することができます。収納可能枚数は600枚と大容量。最大限収納しても、ファイルが丸まったり、開きっぱなしになったりしないので、安心して個人情報管理に役立ててください。
ファイルごとに色分けする楽ちん整理術
120枚の名刺を収納できる軽くてシンプルな名刺フォルダーです。カラーバリエーションが8色と豊富なので、取引先別や案件別に色分けして整理することも可能です。
1ページに3枚、見開きで6枚の名刺を一度に閲覧できるのもうれしいポイント。また、バッグに入れて持ち運んだり、デスクの棚のなかに格納したりと、場所を選ばない使いやすさも魅力的です。
名刺にメモ書きを添えたい方におすすめ
名刺だけ見ても、いつどこで会った人なのか思い出せないことがあるかと思います。このファイルの名刺ポケットの隣には、会った時の日付や場所等を書き込めるようにメモがあります。また、専用アプリと連携すれば、名刺とメモをデジタル保存することも可能。
名刺管理にかかる多くの手間が省けるので、仕事の効率化につながります。名刺管理が面倒だと感じている方には、ぜひ使ってみてください。
スマホアプリと連動でデータ化もお手軽に
名刺をファイルでもスマホでも管理したい方におすすめです。「名刺ファイルα」は1冊に200枚の名刺が収納可能で、別売の名刺ブックαを使えば最大6冊までまとめることができます。カラーが6色あるので、仕事、趣味、プライベート名刺などにカスタマイズして管理できます。
付属の専用読み取りシートを使えば、名刺CamiApp(専用アプリ)にて無料でスマホへのデータ化も可能。名刺をまとめてラクラク管理でき、外出先でもファイルを持ち出さずに名刺の確認ができます。
▼おすすめ5選【名刺ケース】
ここからは、収納コンサルタントの有賀照枝さんに選んでもらった名刺ケースをご紹介します。回転式やボックス式など、さまざまなタイプがあるので使いやすいものを選びましょう。

名刺整理前の一時保管に
約1,100枚の名刺を保存できるボックス型の名刺ケースです。展示会やイベントなどで大量に交換した名刺や活用できていない名刺の一時保管や、スマホやパソコンへデータ入力が終わった名刺などの保存におすすめです。
仕切り板が1枚ついていますので、すき間ができてもバラバラと倒れません。保存した名刺を分類しておきたい場合は、色がついた名刺分類カードをインデックス代わりに上手に活用してみてください。

検索や出し入れのしやすさを追求した据え置きタイプ
デスク上や引き出し内に収納して使うタイプ。およそ800枚収容可能と大容量でありながら、検索や名刺の入れ替えなどのメンテナンスがしやすく、機動性を求める方におすすめです。別売の「見出しカード」を使えば、インデックスを増やすなど細かな分類にも対応できます。
整理方法はいろいろですが、人名、会社名で50音順に並べたり、カラーのインデックスもあるので自分の名刺を保管したり、業種別に分けたりもできます。一番手前は未整理の名刺の一時置き場として活用すると、その後の整理がラクになりますよ。

インテリアとしても映える名刺ケース
デスクの上に置いてもさまになる木製のカードホルダーです。ウォールナットとブナの2色あり、およそ680枚の大量の名刺を整理できます。インテリアとしてもステキで、名刺のメンテナンスのしやすいものをお求めの方におすすめです。
仕切り板の枚数が17枚なので、あ行・か行など行数で整理したり、取引先別に分けたりして使えます。

機能性とインテリア性を両立した置き型名刺ケース
楽しみながら名刺を整理したい方におすすめ。クルクル回転させながら大量の名刺を管理できます。名刺を入れて保管できるスリーブのほか、ひらがな、アルファベット用の2種類のインデックスがついています。
机上で名刺を上手に見ながら管理しつつ、インテリアにもなる名刺ホルダーです。別売の「スペアスリーブ(IBC20)」を購入して増やすこともできます。
700枚収納かつ、便利な見出しつき!
700枚という大容量収納かつ、48音の見やすい平仮名順に並び替えることができるセキセイのこの名刺ボックス。さらにうれしいのが、「未整理」という見出しもケースの一番後ろに内蔵されていること。
分類不明な名刺やカードなどもそこに収納することができ、ケース内が煩雑になることはなさそうです。ケースの素材に再生材料がされており、環境にもやさしいです。
「名刺ケース」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 名刺ケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの名刺ケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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「名刺はその人の顔」ステキな入れ物でおもてなしを エキスパートのアドバイス
ビジネスマナーとして「名刺はその人の顔と同じ、だから大切に扱いなさい」などとよく言われます。
そうとはわかっていても、ビジネスシーン、プライベート問わずどんどん増えてしまって、気がついたころには整理が追いつかず、「その人の顔」たちの山、ヤマ、やま! なんて悲しい事態に陥ることも多いのではないでしょうか。
できれば名刺交換が終わったあとも、ステキな名刺ファイル・名刺ケースを活用したおもてなしで、名刺ともよい関係を築いていきましょう。
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株式会社ハート・コード代表取締役。 整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。 30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。 ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。 自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。 2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。 近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書『「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。