おすすめ商品の比較一覧表
釣り用靴の選び方
それでは、釣り用靴の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】釣り用靴のソールの種類
【2】釣りをするフィールド
【3】釣りのスタイル
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】釣り用靴のソールの種類をチェック
釣り用靴にはソールに加工がほどこされたさまざまなタイプがあります。
▼ラジアルソール
一般的なゴム素材でできた靴底です。フラットなアスファルトや船上などにはラジアルソールがおすすめ。
▼フェルトソール
底面にフェルト加工が施されたソールです。渓流やサーフなど、つるつるした石などがある場所におすすめです。しかし、ごつごつした場所や凸凹があるところではグリップがききづらいので注意が必要。また、すり減ってしまうのでこまめにチェックが必要です。
▼スパイクソール
底面にステンレスなどの突起物があるソールです。凹凸の多い場所やコケなどが生えている場所におすすめです。足場の悪い場所でも高いグリップ力を発揮してくれるので、はじめて購入する人はスパイクソールを選ぶとよいでしょう。
▼フェルトスパイクソール
その名のとおり、フェルト地にスパイク機能が搭載されたソールのことです。磯などで、移動しながら魚のいるポイントを探すスタイルの方には疲れにくくおすすめです。
(★)フィールドに応じたソール選びがキモ!
作家/アウトドアライター
渓流や川の中、濡れた堤防や小磯などで釣りをする場合、フェルトソールやフェルトスパイクのソールがおすすめ。最近では渓流用の「滑らないラバーソール」という商品も登場していますが、現状フェルトを選んでおいて間違いありません。
また磯ではスパイクは必須で、さらにラジアルのような溝が深いソールが理想的。とはいえ磯でも水に立ちこむことが多い釣りをする場合、消耗は激しくなりますがフェルトスパイクがおすすめです。
【2】釣りをするフィールドをチェック
釣り用の靴を選ぶうえで、もっとも重要なのがどんなフィールドで釣りをするのかという点。そもそもなぜ釣り用の靴が存在するかといえば、ときに危険となる釣りの足場で安全かつ快適に行動するためです。
水に濡れ、かつコケなどで滑る釣り場ではフェルトやスパイクソールの靴を選ぶ必要があります。起伏が激しくかたい磯では、滑らないソールに加え頑丈なアッパーの靴が必須。船で釣りをする際にはデッキ上で滑りづらく、水に強い靴がおすすめです。また足をとられる砂浜で長時間釣りをする場合には、ウォーターシューズに近い特性をもったサーフシューズがおすすめです。
【3】釣りのスタイルをチェック
釣りでは同じ釣り場でも、さまざまなスタイルの釣り方があります。また、釣り方によってさらにタイプの違う靴を選ぶのもポイントのひとつ。さらに、水際から濡れない状態で釣る場合や、水中に立ちこみながら釣るケースもあります。
1点のポイントに長く留まる釣りと、ポイントを次々変えて移動する釣りでは最適な靴は変わります。移動しない釣りであれば、完全防水の長靴(ブーツ)タイプでも構いません。もし移動が多い場合、濡れることを想定した軽快な靴がおすすめです。
釣り用靴のおすすめ10選
上記で紹介した釣り用靴の選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。


軽快な釣りにマルチに対応!
釣りメーカー大手のダイワによる、比較的新しいセグメントの釣り靴です。スニーカーに近い軽快な履き心地ながら、不安定な路面にも対応するラジアルソールを採用しているため、高いグリップ力があります。アッパーはしなやかなニットで、防水ではなく「濡れて早く乾く」ことを目的とした設計。またクッション性の高いEVAソールにより、歩きまわることによる疲れを軽減してくれます。
さまざまなフィールドの気温の高い状況下で、「濡れる」あるいは「濡れる可能性あり」で、ポイントを動きまわるスタイルの釣りに最適です。摩耗(まもう)や衝撃には向かないアッパーなので、石や岩が多いエリアやヤブ漕ぎするスタイルには向きません。



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Amazon、Yahoo!ショッピングでの釣り用靴の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
釣り用靴に関連する記事のご紹介
フィールドと釣りのスタイルに合った靴選びを!
最適な釣り用の靴を選ぶ場合、まずは「フィールド」と「釣りのスタイル」をよく検討しましょう。各フィールド、各釣りのジャンル、またシーズンなどを含め、同じ魚を釣る場合でも釣りのスタイルは多様に存在します。
装備をそろえる前によく調べ、自分にあっていてなおかつ効果的なスタイルに決めてください。フィールドと釣りのスタイルが決まったら、最適な釣り靴が自然と見えてきます。よい釣りを!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。 アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。 アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。 『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。