ベランダ用物干しの選び方
まずは、ベランダ用物干しを選ぶときのポイントをチェックしましょう。
ポイントは下記の6つ。
【1】設置場所の「高さ・幅・奥行・強度」
【2】物干しのタイプ
【3】雨や風に強い素材
【4】安定性
【5】耐荷重
【6】「物干し竿」付き
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】設置場所の「高さ・幅・奥行・強度」を把握しよう
ベランダ用物干しを選ぶときは、物干しを置く場所を事前に確認することが大切です。ベランダの高さ・幅・奥行きをしっかりと計測しましょう。そのうえで、どの部分にどのような物干しを設置できるかを考えてください。日光のあたる場所や風通しのよさも重要なチェックポイントです。
また、物干しを取りつけるところの強度の確認もしましょう。とくに工具を使用し、固定して取りつけるタイプは入念なチェックが必要です。
マンションによっては、外からの景観を損なわないように洗濯物を干す場所の規定があったり、ベランダが避難経路になっていることがあります。それらの点も考慮して家事動線のじゃまにならない設置場所を確保しましょう。
【2】物干しのタイプを選ぶ
ベランダの状態や設置できるスペースなどが確認できたら、物干しの設置方法を検討して選びましょう。ベランダ用物干しとひと口にいっても、さまざまなタイプがあります。置き型タイプや天井と床で突っ張るタイプ、柵や壁に引っ掛けたり固定したりして取りつけるタイプなど種類が豊富。物干し竿をかける場所の確保のために、「竿掛け」を買うのもひとつの方法です。
また、雨風が強い日も考慮して、コンパクトにたためたり移動できたりするものを選ぶのも手です。ロータイプのものや壁に取りつけるタイプであれば外から洗濯物が見えないので、ひとり暮らしの方や帰宅時間が遅い方でも防犯の観点で安心です。
どんなベランダにも使いやすい「スタンドタイプ」
「スタンドタイプ」は、一般的な物干しでたっぷり干せます。持ち運べるコンパクトなタイプと、大型の重量感のあるタイプがあります。
コンパクトタイプなら、雨の日でも室内に持ち運んで部屋干しできるのがメリットです。商品によっては折りたたんで収納できるものも。大型タイプは安定感があるので、洗濯物をより多く干すことができます。
賃貸住宅のベランダを有効活用するなら「手すり取付けタイプ」
ベランダの手すりに取り付けるタイプは、突っ張り棒タイプやスタンドタイプを取り付けるスペースが無い方におすすめ。場所もあまり取らないのでベランダの出入りを妨げません。
また、手すりよりも高い位置に洗濯物を干すことになるので、スペースを有効活用できるだけでなく日光をしっかり当てることができるのもポイント!
工事不要で傷をつけないので、賃貸住宅でも使用できます。手すりのサイズに合わないと取り付けができないので事前にサイズをしっかり確認しましょう。
狭いベランダに物干しスペースを作りたいなら「壁取付けタイプ」
壁取付けタイプは、ベランダの壁に直接設置するので狭い空間の中に物干しスペースを作り出せます。ベランダだけでなくバルコニーにも取り付けられます。
ただし、壁に穴をあけて設置するので賃貸住宅の方には不向き。壁面施工ができる持ち家に住んでいる方にはおすすめです
狭いベランダにおすすめ「突っ張り棒タイプ」
「突っ張り棒タイプ」は、省スペースでたくさんの量の洗濯物を干すことが可能です。奥行きが狭いベランダでも設置しやすいのが魅力。
ただし、固定する際に、天井が石膏などでできている場合、商品によっては傷をつけてしまう可能性も。購入前に、ベランダの天井の材質を確認しておきましょう。
大量の洗濯物を干せる「吊り下げタイプ」
「吊り下げタイプ」は足元がすっきりしているので、長さのある洋服やピンチハンガーなども干すことができます。また、穴に物干し竿を通すことでより多く洗濯物を乾かせます。
ただし、ネジなどを使用して天井に取り付けるため、賃貸物件には向きません。
【3】雨や風に強い素材を選ぶ
ベランダで干す場合は直射日光にあたるケースが多いので、物干し自体の劣化や洗濯物の水分によるサビが気になるところです。ステンレス製は日光にもサビにも強く、強度の面でもとくにおすすめ。
ほかに、アルミ製や樹脂製なども軽くてサビに強いので使い勝手がいいです。物干しの素材もしっかり確認して選ぶようにしましょう。
定番の素材「スチール」
物干し台の定番の素材であるスチールは、いろいろな商品に使用されていますが、湿気や水分に弱く、サビやすいという特徴があります。ベランダで使用して雨などで濡れてしまったときは、布巾などで拭き取るなどのお手入れが必要です。
スチールにステンレス加工をしたタイプのものなら、通常のスチール製よりもサビにくく、オールステンレス製のものよりもリーズナブルな価格で購入できます。
サビにくい「オールステンレス」
すべてがステンレスでできているオールステンレス製の物干しは、丈夫でサビに強い特徴があります。屋外に出しっぱなしにしておきたい人や、できるだけ長い期間使用したいと考えてる人は、品質のよいオールステンレス製のものを選ぶといいでしょう。
「ステンレス製」と表示されているものは、スチールにステンレス加工したものの可能性があるので、「オールステンレス」と表示されたものを選んでください。
軽量で持ち運びもできる「アルミ」
アルミ製のものはサビにくく、軽量なのが特徴です。アルミ製の折りたたみ物干しスタンドなどは、軽いので持ち運びがしやすく、雨が心配なベランダやバルコニーでの使用にぴったりです。
サビにくい材質ですが、雨などで濡れてしまったときは、乾いた布巾などで水気を拭き取ってあげましょう。お手入れをしてあげることで、長く使用することができます。
【4】安定性があり風で倒れにくいものかを確認しよう
風に強く倒れない物干しスタンドをお探しなら、ブローベース付きのものがおすすめです。ブローベースに水や砂を入れて重くすることで、強風にも負けないしっかりと安定感のある物干し台になります。
物干しのパイプの部分も、細いものより太いもののほうが安定性があるので、風対策をするなら太いタイプを選びましょう。
【5】耐荷重もチェック
各ご家庭によって洗濯物の種類や量も違います。なにを干すのか、どのくらいの量の洗濯物になるのかを事前に確認して物干しを選びましょう。布団やシーツなどの大きなものを干す場合には、耐荷重も確認しておきたいところ。
日によって洗濯物の種類や量が大きく変わる場合は、伸縮自在なタイプの物干しを選ぶと限られたベランダスペースを有効活用できて便利です。
【6】「物干し竿」付きならすぐに使える!
折りたたみ式のスタンドタイプ以外の物干し台には、物干し竿が付属していないことがあります。買ってすぐに使用したい場合は、物干し竿が付属しているかを確認し、付属していない場合は別途購入しましょう。
物干し竿を別売りで購入する場合は、取りつけられる物干し竿の太さと長さをしっかりと確かめてください。物干し台にぴったりと合った物干し竿が付属している商品なら、すぐに使えて便利です。
ベランダ用物干しのおすすめ商品
ここからは、ベランダ用物干しのおすすめ商品をご紹介します。ご自宅のベランダやご自身のライフスタイルにあった商品を探してみましょう。
▼おすすめ6選【スタンドタイプ】
▼おすすめ2選【手すり取付けタイプ】
▼おすすめ3選【壁取付けタイプ】
▼おすすめ3選【突っ張り棒タイプ】
▼おすすめ3選【吊り下げタイプ】
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ6選【スタンドタイプ】
まずは、ポピュラーな「スタンドタイプ」の物干しをピックアップ。室内干しと併用できるタイプと、重り付きの安定感のあるタイプがあります。
コンパクトなのに4人分の洗濯物が干せる物干し
広げると中央部分にバスタオルを干すことができる、X字タイプの洗濯物干し。ピンチハンガーを竿部分に最大4つまでかけることができます。伸縮する竿を伸ばすと、サイドの部分にもハンガーをかけることができるので、たくさんの洗濯物を干すことができますよ。
室内物干しと商品名にはありますが、室内だけではなく、ベランダで使用することもできます。

使い勝手がいいA型タイプの物干し
室内でも屋外でも使える自由度が高いA型タイプの物干し。布団も干せる物干しをお探しの方におすすめです。伸縮性の竿がついているので、洗濯物の量にあわせて物干しを調整できるのがポイント。
使わないときはスリムに収納しておくことができます。しっかりとしたつくりなのに、3.2kgと軽量。女性でもかんたんに持ち運びができます。天気によって室内・屋外と両方で使用できるところもおすすめポイントです。

片側ダブルバーのX型物干し
X型の物干しです。洗濯物の量や丈の長さにあわせて、サイズを調節できる物干しをお探しの方におすすめ。横幅が121~200cm、高さも94~130cmに伸縮できます。片側がダブルバーになってるので、バスタオルや布団を干したときの通気性がバツグン。枕や靴などちょっとしたものを平干ししたいときにも便利です。
もう片方にはハンガー掛けがついているので、風のある日でも片寄らずに干すことができる配慮もうれしい物干しです。

土台つきで安定感バツグンの物干し
ブローベースつきのベランダ用物干しです。広めのベランダや、バルコニーで物干しを使いたい方におすすめ。ABS樹脂製の台座は軽くて持ち運びしやすく、水や砂を入れて設置するとしっかり固定できて安定感があります。物干し竿を受けるアーム調節はネジ式になっていて、かんたんに高さや向きを変えられるところも便利。
105~165cmまでの好きな高さに調節できるので、人目に洗濯物が触れない高さにしたり、干す洗濯物の長さにあわせたりと自在に調整可能です。
広めのベランダにブロー台付きで安定性抜群
ブロー台には水のみなら約16kg、砂のみなら約22kg、両方入れれば約28kgのおもりになり安定性抜群です。洗濯物を干すのは片側だけでも、両側でも使うことができ、30kgまで可能。
高さを変えられるので、長めのものでもラクに干すことができますよ。直径3cmまでの物干し竿4本をかけられます。ストッパー付きで物干し竿が落下しない設計となっています。
ベランダに最適なコンパクトな物干し台
タオル掛けがついている、コンパクトサイズで使いやすいベランダ用物干し台です。収納もコンパクトにまとめられるので、邪魔になりません。
ひとつで10kgのものがかけられ、ふたつ使用することで最大22kgまでの洗濯物を干せます。タオルは4枚かけることができ、直径4cmまでの物干し竿であればOK。洗濯物が外から見えにくい高さになっています。
▼おすすめ2選【手すり取付けタイプ】
つづいて、「手すり取付けタイプ」の物干しをご紹介します。

格子手すりに取りつけて物干しの容量アップ
ベランダの格子手すりに取りつける竿受け金具です。手すりが丸形でも角型でも取りつけられます。手すりに直接取りつけるので、ベランダの奥行が少ないという方におすすめです。
上下2段に竿受けが2本ずつついているので、洗濯物を干す容量が大幅にアップ。床に台座や支柱を置かないので、足もとが広く使えるのはとにかくうれしいところです。

手すりに引っ掛けてスペースを有効活用
ハンガー専門店のベランダハンガーです。壁や手すりに引っ掛けて使います。「ちょっと平干しできるスペースが欲しい!」と考えていた方におすすめ。枕や靴、ぬいぐるみなどのピンチハンガーでは留まらないものを干すのに便利です。
もちろん、ハンガーやタオル類の洗濯物も干せます。ステンレス製でサビにくく、使わないときは折りたたんで収納できる点がうれしいポイントです。
▼おすすめ3選【壁取付けタイプ】
次は、持ち家のベランダを有効活用したい方にぴったりな壁取付けタイプからおすすめ商品をご紹介します。壁に設置した物干し竿受けをさらに延長できるグッズもあわせて紹介します。
水平にして洗濯物を隠せるコンパクトな腰壁用
3段階に角度を変更することで、高さ調節ができるベランダ用物干しです。水平にすれば外から洗濯物を見られないようにできて、収納すればコンパクトになるため邪魔になりません。
ベランダ壁面、手すりなどにしっかり固定して使用します。固定器具はベランダによって異なることもあり、別途必要となっています。狭い幅の支柱でも取り付けることができます。
トステム『T字単独物干し 壁付け用(YGB857)』
ベランダの壁面にダイレクトに取り付けるタイプ
ベランダ壁面に取り付けて高い位置に洗濯物を干すことができるので、風通しがよく早く乾きます。壁に直接ネジ止めするため、穴を開けても問題ない戸建てやマンションを購入した人向けです。賃貸に住んでいる人には向いていません。
足元がすっきりするので、洗濯物を干しているときでも邪魔になりにくいです。腐食に強いアルミ製で、サッシの色に合わせやすいですよ。

使っている竿掛けにひと工夫
すでにベランダの壁に固定された竿掛けに取りつけて使用するタイプの竿掛け。ふだん使っている竿掛けがちょっと低い、もっと洗濯物を干せる容量が増やせればいいのに……とお悩みの方におすすめです。
壁にさらに穴をあけることなく、ドライバー1本で今ある竿掛けの長さも高さも増やせます。使用しないときは物干し竿をかけたまま内側にたためるので邪魔になりません。
▼おすすめ3選【突っ張り棒タイプ】
続いて、「突っ張り棒タイプ」の物干しからご紹介。物干し竿を受ける位置を高くできるので、長い洗濯物でもそのまま干せます。
室内の窓枠に取りつけられる物干し
突っ張り棒で窓枠に取りつける室内用物干しです。工具を使わずに棒の突っ張りだけで取りつけることができるので、壁や天井をキズつけずにすみます。竿受けの高さも調節が可能なので、ワンピースやシーツなどの丈の長い洗濯物も干すことが可能。日光があたる窓辺なら、室内でも洗濯物が素早く乾きます。
100均などでおしゃれな洗濯バサミを購入して、インテリアにマッチさせるのもいいですね。使用しないときは、竿受け部分を折りたたんでカーテンで隠すことができるのでお部屋もスッキリしますよ。

高さや間隔を調整できる突っ張り型の物干し
床と天井で突っ張るタイプの物干しをお探しの方におすすめです。突っ張り棒どうしの間隔はもちろん、竿受けも好きな高さに設定できます。高さを調節すれば、バスタオルやシーツなどの丈の長い洗濯物も干せるところが魅力です。
物干し竿は最大4本まで使えます。価格も手ごろなうえ、ネジや釘を使用せずに設置できるのもありがたいところです。
突っ張り棒のメーカーが作った物干し竿受け
「突っ張り棒」を手掛けるメーカーの物干し竿受け。竿受けは184cmの間で調整が可能で、2段の物干しで22kgまでかけることができます。物干し竿1本当たりは10kgまで。
直径4cmまでの竿をかけられ、小物がかけられるフックも付いています。工事は不要でかんたんに取り付けができる、さびにくいステンレス製のベランダ用物干しです。
▼おすすめ3選【吊り下げタイプ】
最後は「吊り下げタイプ」のベランダ用物干しを紹介します。ネジ止めが必要なタイプのため、戸建てやマンション購入者の方向けです。
幅が狭い下地にも取り付け可能
3種類のカラーバリエーションがあるため、ベランダに合わせて選ぶことができます。幅が狭い下地にも取り付けが可能で、別途取り付け器具が必要になります。
そのまま洗濯物をかけることもできますが、物干し竿を通してそれにかけることも可能です。物干し竿を使うことで、たくさんの洗濯物をかけられます。高い位置に干せるので、足元をすっきりさせたい人に向いています。
ファミリー世帯向けで大量の洗濯物にも
吊り下げタイプの物干しで、アルミテラス専用の取り付け具しかないため、そのほかのベランダでは別途取り付け具が必要です。シンプルな作りなのでどんな住宅でも合わせられます。
また、耐荷重が50kgと高いため、たくさんの洗濯物を干すことが可能です。ピンチハンガーを直接かけられる穴が開いていて、物干し竿を4本もかけられるので、家族が多い人に向いていますよ。
高さ調節が可能な吊り下げ式の物干し
ブラウン、カームブラック、プラチナステンの3種類のカラーがあり、ベランダに合わせて選ぶことができます。
物干し竿1本で40kgの耐荷重があり、2本まで乗せることが可能。最大80kgまでの洗濯物が干せるので、大家族に便利ですね。腐食に強いアルミでできているので、耐久性もあります。バルコニーで使いたい方にもおすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベランダ用物干しの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベランダ用物干しの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ベランダ用物干しの基礎知識
物干し台が倒れない方法やマンションでの注意点などをご紹介します。
物干し台が倒れない方法!
スタンドタイプの物干し台は、どこにも固定されていないため、倒れてしまう可能性があります。
まず、物干し台が倒れないようにするには、物干し台を設置する場所を考える必要があります。子どもやペットなどが倒してしまう場所にないか、地面に歪みがないかを確認しましょう。地面に歪みがあり、物干し台が安定しない場合は、ベースの下に木片などを置いて水平状態になるようにしてください。
また、風が強い場合にシーツなどの洗濯物が船の帆のように風を受け止めてしまい、物干し台が倒れてしまうことがあります。風が直接あたらない場所に移動させましょう。ハンガーにかけた洗濯物が風にさらされ1カ所にかたよってしまうと、物干し台が倒れやすくなる原因となります。ハンガー掛け用の凹凸がついた物干し竿を利用すると、ハンガーが風で動いてしまうのを防ぐことができます。
ブローベースがついたタイプは、別売りの「ベースウェイト」を使って、さらに重くすることが可能です。ブローベースに水を入れている場合は、自然に水が蒸発してしまうこともあるため、水の量も確認するようにしてください。
マンションで物干しをする際の注意点
マンションによっては、景観をたもつために、洗濯物や布団などを外から見えるところに干してはいけないという規約があるところがあります。また高層マンションでは、強風による洗濯物の落下を防ぐために、ベランダの低い位置のみで洗濯物を干すことを許可している場合もあります。
そのような規定のあるマンションのベランダで洗濯物を干すときは、なるべく高さが低い物干しスタンドの設置をおすすめします。靴下や下着などの乾きやすいものは室内で干し、ベランダの洗濯物をなるべく少なくしましょう。ベランダで干すときは風に飛ばされないよう、洗濯バサミなどでしっかりと固定する必要があります。
マンションのベランダは共用部分であり、ベランダが避難通路になっている場合もあります。管理規約をしっかり確認して、上手に洗濯物を干しましょう。
狭いベランダでも大丈夫! 洗濯物をたくさん干す方法
賃貸マンションやアパートなどでは、ベランダが狭くて洗濯物が干せない! なんてこともあり得ます。狭いベランダでも工夫次第では、たくさんの洗濯物を干すことができますよ。
一番場所を取るバスタオルも横に並べてしまうと、それだけで何枚も干すことはできません。バスタオルはバスタオルハンガーを使って、縦向きに干すようにしましょう。衣類は、2本の物干し竿の間にハンガー掛けを使い、縦に並べて干すと横にかけるよりも風通しがよくなります。
たくさん干すだけではなく、早く乾くように工夫することで時短にもなります。風通しがよくなるよう、「端に長いものを、中央に短いものを干す」などちょっとした工夫が、たくさん洗濯物を干すコツにつながります。
合わせて物干し竿も購入しよう!
物干し竿が付属していない物干し台の場合、物干し台にぴったりと合った物干し竿を別途購入する必要があります。物干し竿の太さや長さを確認するのはもちろんですが、使用目的に合った素材や伸縮するかどうかも大事なチェックポイントとなります。
ハンガーが動かないように凹凸がついた、ハンガー掛けつきの物干し竿などもあり、数ある商品のなかからお好みに合わせて選んでください。洗濯物の量を考慮して、耐荷重をチェックすることも大切です。
購入するときは付属品や設置方法をチェック ライフアレンジニストより
ベランダ用の物干しを購入する際は物干し竿が別売になっているケースが多いので、よく確認をしてから購入してください。また、設置にはドライバーのような工具が必要になってくることもありますので、あわせて確認を。
限られたベランダスペースを上手に使うことで、洗濯物がたくさん干せたり乾きやすくなったりして家事効率が上がります。一度ライフスタイルや洗濯物の量、家事動線を考えてベランダ物干しを見なおしてみましょう。空いたスペースでベランダ菜園なんて心のゆとりも持てるようになるかもしれません。
そのほかの物干しや関連商品をチェック! 【関連記事】
自宅のベランダに合った物干しを見つけよう!
ベランダ用物干しの選び方やおすすめの商品、人気ランキングなどを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
新築のマンションを購入し、ベランダ用物干しを設置する場合は壁や天井に固定するタイプ、賃貸のマンションの場合は壁に穴を開けずに設置できる突っ張り棒タイプやスタンドタイプをおすすめします。
ベランダ用物干しは、ニトリやカインズなどのホームセンターでも販売していますが、口コミなどを参考にオンラインで購入することもできます。あなたのベランダにぴったりの物干しを選んで、快適に家事を済ませましょう。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。