ポータブルブルーレイプレーヤーの選び方
場所問わずどこでも再生できる「ポータブルブルーレイプレイヤー」。車載できるものやテレビ視聴もできるもの、何時間連続で視聴可能かなど、商品選びに迷ってしまいますよね。そんな人のために、ポータブルブルーレイプレイヤーの基本的な選び方をご紹介。ポイントは下記の5つ。
【1】画面サイズ
【2】バッテリーの容量
【3】画質や音質
【4】機能面もチェック
【5】車載対応モデルか
上記の5つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】画面サイズや持ち運びやすいサイズ感を重視
室内のテレビとセットアップする据置き型ブルーレイレコーダーに比べて、小型・軽量なボディでどこにでも持って行けるのがポータブルブルーレイプレーヤーです。基本的に市販ブルーレイディスクだけでなく、自分で録画したブルーレイディスクやDVDも再生可能。
ただし、ブルーレイディスクには1回書き込みのBD-Rのほか、繰り返し書き込み可能なBD-RW、容量2倍のBD-R DLなどの種類があるので、対応メディアを確認しましょう。画面サイズは7~10型のワイド画面が主流。大きいものだと15インチを超えるようなモデルもあります。
画面が大きくなれば見やすい上に多機能なものも増える分、価格は高め。逆に小さいほうが持ち運びには便利ですが、7〜8インチでは字幕が見にくくなるので注意が必要です。
【2】バッテリーは3時間以上持つものを
ベランダや寝室などならACアダプターが使えますが、外に持ち出すとなると電源の確保が大変です。多くは充電式バッテリーを内蔵していますが、映画や音楽コンサートなどは2時間以上かかるものが多いので、最大再生可能時間が3時間以上あると安心です。
また、乾電池が使用できるモデルなら、キャンプ地や災害時など電源がないところでも利用できるので便利です。ただし、予備の電池を常に用意しておく必要があるという点は注意しましょう海外で使用する場合は、渡航先の電圧に注意してください。「AC100-240V対応」とあれば多くの国で使えます。
【3】画質や音質にも注目
映像を見るときに大事なのが、画質と音質。ポータブルといっても、ハイビジョンやフルハイビジョン対応モデルもあります。なかには、高精細液晶画面のポータブルブルーレイプレーヤーも。
音質は、サウンドモードやドルビーサラウンドを搭載していれば、高音質な音質が楽しめます。
【4】便利な機能面もチェック
防水機能やヘッドホンの出力ができるかも忘れずにチェックしましょう。
防水機能はあるか
キッチンやお風呂、アウトドアで使いたいなら、水や雨に濡れても大丈夫な防水モデルがおすすめ。製品によって防水性能が異なるので、購入前に防水防塵規格の等級を確認しておきましょう。
なお、フルセグ(地上デジタル放送)は高画質&高音質ですが、高速移動中の受信は苦手。携帯電話・移動体端末向けのワンセグ放送ならテレビ番組を気軽に楽しめます。ちなみに再生専用機では録画はできませんのでご注意ください。
ヘッドホン出力できるか
入出力端子の種類もチェックポイント。
ヘッドホン出力端子はもちろん、家のテレビに接続するHDMI出力端子、ビデオデッキはAV入出力端子、ネットワークを使うならLANポート、さらにはSDカードやUSBメモリーのポートなど、自分に必要なものがそなわっているか確認しましょう。また、一部の機種だとBluetoothでの接続ができるものもあります。
【5】車載対応モデルだと便利
ポータブルブルーレイプレーヤーはドライブにも便利です。車内で音楽を聴いたり、退屈しがちな子供たちに映画やテレビを見せることができます。
長時間のドライブになるとバッテリー残量が気になりますが、車載対応モデルなら専用のカーバッテリーアダプターを車のシガーソケットに差し込むことで電源が取れます。ポータブル型ではほとんどのモデルにカーバッテリーアダプターが付属していますが、念のため付属品を確認しておきましょう。
プレーヤー本体をヘッドレストに固定するホルダーが付属していると、後部座席でゆったり視聴できます。
ポータブルブルーレイプレーヤーのおすすめ7選
上記で紹介したポータブルブルーレイプレーヤーの選び方をふまえて、編集部が選んだおすすめ商品を紹介します!
ブルーレイ対応で臨場感あふれる映像を!
美しい映像を楽しめるブルーレイディスク対応の11.6インチポータブルプレイヤー。地上デジタル・ワンセグ放送を受信可能で、電波状況にあわせて自動で切り替わります。
ラストメモリー(レジューム)機能により、途中で停止していた動画も続きから視聴ができるのが便利。シガーソケットアダプタが付属されているので車内すぐに使うことができるのもポイントです。
防水×ブルーレイ×DVDで水回りや屋外にピッタリ
IPX6級相当の11.4型防水ポータブルブルーレイプレーヤー。充電バッテリー搭載なので、キッチンや風呂場、屋外でブルーレイやDVDが楽しめます。
AC・DC・充電バッテリーの3電源に対応。約4時間の充電で約3時間の連続再生が可能です。
気軽にメディア再生を楽しめるハイコスパモデル
高精細な10インチ(1024×600)のTFT液晶を搭載し、各種ブルーレイはもちろん、DVDやCDも再生できるポータブルプレーヤー(テレビ受信は不可)。
画面は左右の首振り機能があり、180度か90度回転できます。充電バッテリーで最大約3.5時間の再生が可能。ヘッドセットに装着する車載バッグとDCアダプターも付属しており、車載用にもおすすめです。
HDMI出力、AV入出力、USBポート、SDカード/USBメモリースロットを装備と入出力端子も充実。コスパに優れた1台です。
防水であんしん、リモコン付きでラクラク
防水なので、お風呂や屋外でだって思う存分に映画をたのしむことができるポータブルブルーレイプレーヤー。 高精細TFT液晶でうつくしい映像を視聴可能。ACアダプター、12Vカーアダプター、充電バッテリーにも対応しています。
リモコンがついていますので、遠くからでもボタンひとつで利用可能、別の作業中のときにとても役に立ちます。さらに、レジューム機能も搭載されているので、途中で視聴を中断してもあんしんです。
シーンに合わせて4つの音響から選べる
「ダイナミックサウンド」、「ダイナミック」、「クリアボイス」、「スタンダード」の4つのサウンドモードが用意されており、シーンに合わせて好みの音響効果を選べます。
HDMI出力端子でご自宅のテレビと接続できるので、据え置きタイプのブルーレイディスクプレイヤーとしての用途も可能です。カーバッテリーアダプターが付属でされているので車内でも使えますよ。
車載可能なブルーレイプレーヤー
12V車専用カー電源アダプター付属で車載対応可能なポータブルブルーレイプレーヤー。バッテリー内蔵で屋外での使用も可能です。CPRM再生対応なので、録画したデジタル放送も視聴できます。
フルセグチューナーを搭載しているので、高画質のテレビをたのしむことも。さらに、電波状況に応じてフルセグ・ワンセグ自動切換えをしてくれるので、面倒な手間を省くことができます。
オシャレで高性能なREGZAポータブルプレーヤー
スタイリッシュなホワイトボディに9V型高精細液晶(800×480)を搭載。表面には傷に強いアクリルパネルを採用しています。
TVチューナーはありませんが、DVDやCDなどさまざまなメディアに対応。SDメモリーカードやUSBメモリーから写真を読み込むことで、JPEGビューワーとしても利用できます。ディスプレイは180度回転&折りたたむことができ、さまざまなスタイルで視聴可能。本体を折りたたんで、HDMI出力端子にテレビを接続、付属リモコンで操作すれば、まさに据え置き型プレーヤーです。
ACとカーアダプターを付属。内蔵バッテリーは連続再生約5時間ですが、節電モードによって消費電力を約10%削減! 持ち出すのに適したプレーヤーとなっています。
「ポータブルブルーレイプレーヤー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ポータブルブルーレイプレーヤーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのポータブルブルーレイプレーヤーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ブルーレイレコーダーやディスクのおすすめはこちら
シーンに合わせた機種選びをしよう
本記事では、ポータブルブルーレイプレーヤーの選び方やおすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたか?
商品を選ぶ際は、画面サイズを確認後、バッテリーの容量がどれくらいなのかをチェックしましょう。その上で、イヤホンジャックなど、視聴を快適にする入出力端子、お風呂などでも視聴できる防水機能、また、車内でも視聴できるシガーソケット対応かを確認すると、より快適な商品を選ぶことができますよ。
ポータブルブルーレイプレーヤーには車載キットを搭載したものや防水対応のもの、大画面で迫力満点なものなど、さまざまな用途を持った商品があります。そのため、まずは自分がブルーレイディスクをどこで見たいかを改めて考えてみましょう。自分の用途をしっかり理解してから購入すれば、後悔せずにたのしい映画ライフを過ごすことができるはずです。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」を担当。シンプルでミニマルなガジェットには目がなく、つい散在してしまう。とくに、白無地のガジェットが大好物。ひそかに、折りたたみ式のスマートフォンへ乗り換えを計画中。