フライパンスタンドの選び方 失敗しない!収納する場所と縦・横のタイプをチェック
ここからは、フライパンスタンドを選ぶときのポイントを解説していきます。購入を検討している人は、重視すべきポイントをしっかりチェックしてフライパン収納に役立てましょう!
収納したい個数をまず把握しよう
どれだけのフライパンが収納できるのか、商品の仕切りの数をチェックすることが大切です。手持ちのフライパンの数のみで考えがちですが、鍋蓋の個数も忘れずにしっかりとチェックしておきましょう。
ほとんどの商品は4~6個ほど収納できるものになっていますが、中には10個近く収納できる商品もあります。ご自宅の設置スペースの幅や奥行きを考慮しながら選びましょう。
どこに収納するかで選ぶ
フライパンは基本的にキッチンゾーンで使用します。まず、フライパンスタンドをキッチンのどの場所に設置したいかをしっかりと決めましょう。キッチン収納に入れて使いたい場合と、キッチンの上、およびカウンターの上に置いて使う場合とでは、選ぶ商品が変わってきます。
なお、キッチン収納に入れて使いたい場合、開き扉式と引き出し式キッチンでも選ぶ商品が変わるでしょう。
タイプで選ぶ
フライパンスタンドには、縦置きタイプと横置きタイプがあります。
●縦置きタイプ:おもに開き扉式のキッチンやカウンターのうえで使いたい場合に便利。
●横置きタイプ:引き出し式キッチンのなかで使うと重宝します。
どこに収納したいかを明確にしたら、どのタイプが適しているかで選んでいきましょう。
引き出しに収納するなら「横置きタイプ」
横置きタイプはキッチンの引き出しに収納する際に向いています。横型のフライパンスタンドには、全体の横幅を伸縮させることができるものがあります。伸縮タイプであれば、収納するフライパンや鍋が増えても対応しやすいので便利です。
また、引っ越しや模様替えなどで収納する引き出しの大きさがになどがが変わっても自由に調整ができるので安心ですよ。
横置きタイプだと収納する際にフライパンの取っ手が下に下がってしまうことが難点だったりします。こうなると取り出しにくく、収納スペースも余計にとってしまう原因になってしまいます。取っ手を支えるホルダーがついているとスムーズに取り出しやすくなるので、購入する際は必ずチェックしてくださいね。
コンパクトに収納できるのは「縦型タイプ」
キッチンの収納スペースは限られているので、なるべくコンパクトに収納できるものを選びましょう。縦型タイプはコンロ周りにおいて使用することもできるため、出し入れも簡単です。
また縦型を選ぶ際には、棚の角度の有無に注目してみてください。コンロの周りに置く場合は安定感があったほうが良いです。ちょっとした振動などでフライパンが落下してしまうのは危ないので、棚の奥が下方に傾斜しているものならば安定感が増すのでおすすめですよ。
そのほかにも鍋蓋かけがある商品もありますので、よりコンパクトさを追求したい方はこちらの商品も選ぶ際にチェックしてくださいね。
仕切りは可動式がおすすめ 鍋蓋掛けがあるものが◎
フライパンスタンドも、フライパンだけを収納できるものから、お鍋や鍋蓋、そのほかのものを収納できるものまで、さまざまあります。フライパンだけでなく、お鍋も立てて使いたい場合は仕切り幅の調節ができる可動式タイプを選ぶのがおすすめ。限られたスペースを有効に活用することができます。
また、仕切り部分がカーブしているタイプは、鍋蓋を収納する際に取っ手がホールドするので安定感があります。フライパンだけでいいのか、それともほかの調理器具も収納したいのかを決めておきましょう。
フライパンスタンドのおすすめ9選 【評判の人気ブランド・メーカー】ケユカ、tower、ニトリ、和平フレイズ、天馬ほか
うえで紹介したフライパンスタンドの選び方をふまえて、キッチン収納コンサルタントの岩佐弥生さんと編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。フライパンをすっきり収納できる魅力的なアイテムばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

縦置きでも横置きでも使用可能な万能フライパン立て
こちらは、縦にも横にも置いて使うことができる万能なフライパン立てです。縦置きにすれば、キッチンカウンターの上や観音扉のキッチンのなかに入れて便利に使うことができます。横置きにすればフライパンはもちろん、鍋蓋を立てることも可能。
フライパンなら最大4枚収納ができ、深型のフライパンも収納できます。縦横兼用型のフライパンスタンドをお探しの方におすすめ。

観音開きキッチンにおすすめ!
観音開きのキッチンをお使いの方や、カウンターの上に置いて使いたい方におすすめのフライパンラック。それぞれの収納スペースは斜めに配置され高さに余裕があるので深型のフライパンも入れられるのがうれしいポイントです。
またサイドには鍋蓋を収納できるので、これひとつでフライパンをスッキリ収納することが可能。フライパン以外にも、オイルなどの調味料を収納することもできる便利なラックです。
スタンドの火付け役!ニトリの伸縮式スタンド
大人気!ニトリの伸縮式スタンドです。伸縮幅が約46~86cmあるので、収納スペースに合わせて使うことができます。
フライパンだけでなく、フライパンのフタ、ボウル、ざるなどサイズが違うキッチン雑貨もスッキリ引き出しのなかにしまうことができます。
滑り止めが付属していて安定感抜群
付属の滑り止めのおかげで安定感があるフライパンスタンドです。引き出しを開けたときの衝撃でずれる心配がありません。
仕切りは7本あり、収納量に合わせて幅の微調整も可能です。また、仕切りの中央部にカーブがあります。フライパンや鍋の蓋の取っ手をホールドしてくれるので、倒れてしまうストレスがありません。
素材は鉄を使用しており、衝撃にも強く、折れたり曲がったりする心配がありません。表面はメッキ仕上げをしており、サビにも強いのが特徴です。

買い足せるのが便利 ! ひとり暮らしにもおすすめ
フライパンスタンドと聞くと、フライパンがいくつか収納できるイメージですが、こちらはありそうでなかったフライパンひとつを収納できるスリムタイプのスタンド。買い足せるので、ひとり暮らしの方やフライパンは限られた数しか持たないというご家庭の方にはおすすめです。
キッチンのコンロ脇に置いたり、キッチンの引き出しのなかに入れて使うと非常に便利。本体はステンレス製なのでさびにくいのもうれしいポイントです。

取り出しやすさにこだわったフライパンスタンド
引き出しタイプのキッチン収納にこだわったブランド「TOTONO」。引き出しのなかにフライパンスタンドを入れた場合、フライパンの取っ手部分がデッドスペースになることがあります。こちらの商品は、持ち手受けがついているのでサッと取り出しやすく、取っ手下のスペースにお鍋や調味料、ミトンなどを入れたりと空間を有効活用することが可能。
仕切りは幅の調節ができるので、お鍋や鍋蓋を縦置きすることもできます。カーブされた仕切りは鍋蓋の収納においても安定感バッチリ。引き出しのなかに効率よくフライパンを収納したいという方におすすめです。

伸縮できるフライパンスタンド
こちらは引き出しタイプの収納のキッチンをお使いの方におすすめの商品です。約45~82cmの間で伸縮させて使うことができるため、引き出しのサイズや収納したいフライパンの数によって幅を調節してスペースをムダなく使うことができます。
カラーもホワイトとブラックの2色でスタイリッシュ。また、フライパンだけでなく、お鍋や鍋蓋も収納できる便利なフライパンスタンドです。
M字型ワイヤーだからフタもかけやすい
M型ワイヤーなので、フライパンやざる・ボウルだけでなく、蓋も収納できるのが特徴です。M型の凹みに蓋の取っ手をおさめれば、倒れることなくスムーズに収納・取り出しができます。
また、M型ワイヤーは2cmピッチで調整できるので、フライパンやお鍋などの幅に合わせることができます。
底にはすべり止めゴムが付いているので、引き出しの開閉時に不意の衝撃などがあってもずれる心配がありません。
1個用フライパンスタンドは一人暮らしの人にも
シンプルなデザインの1個用フライパンスタンドです。サイズは15cmほどでコンパクトなので、キッチンでも場所を取りません。
ワイヤーの先端部は丸く加工されており、触ったときにケガをしてしまう心配がないのも嬉しいポイントです。
1個用なので、一人暮らしの方や、お気に入りの1個をキッチントップに出しておきたいという方におすすめです。また、自然乾燥が必要な鉄フライパンの保管場所としてもよいでしょう。
「フライパンスタンド」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フライパンスタンドの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのフライパンスタンドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
「無印」のアレがフライパンスタンドに使える!
無印良品『スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー 3仕切』
本の整理やカバンの縦置きなど、マルチに使えると話題の無印の仕切りスタンド。しっかりとした作りで、フライパンスタンドにもぴったりなんです!
それ以外に、向きを変えて食器や食品の縦置き収納などにも使えます。シンプルなデザインで、台所がスッキリ片付きます。
関連記事:フライパンをお探しの方はこちら
フライパンスタンドの活用で使いやすいキッチンに
フライパンは重ねて置いてしまうと下にあるものが取り出しづらくなってしまい、使う出番すら減ってしまいます。フライパンスタンドを活用すれば、取り出しはもちろん、片づけもしやすくなり便利に。なによりもキッチン収納を圧迫していたフライパンを、スッキリさせられます。
フライパンスタンド選びで失敗しないように、どこに収納したいかを明確にし、置くスペースを確保してから購入しましょう。
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整理収納作業をはじめ、キッチンショールームでの収納コーディネート、収納セミナー講師、企業の収納コンサルタントなど幅広く活躍。 喋る仕事もしていることから、収納セミナーは分かりやすく聞きやすいと好評。また、お片づけが好きになる!「収納ラベル」もプロデュースしている。