犬用シャンプーは必要? 頻度は? 人間用シャンプーの代用はNG!
愛犬の皮膚を清潔にし、毛並みを美しく整えてくれる犬用シャンプー。余分な皮脂や汚れを落として皮膚トラブルを防ぎ、愛犬の健康を保つためにも欠かせないアイテムです。ただし、犬の皮膚はデリケート。犬種や肌質に合わせて正しく選んであげましょう。
犬用シャンプーの頻度は1カ月に2回程度!
犬用シャンプーは毎日洗う人間と異なり、犬は1カ月に1~2回程度の頻度でシャンプーしてあげるのがよいとされています。
ただし、皮膚がデリケートな場合は1カ月に1度。これはシャンプーによって犬の皮膚の皮脂が過剰に洗い流されることを避けるための目安です。
犬用シャンプーの選び方 シャンプー嫌いにならないポイントも!
ここからはペット・ケア・アドバイザーの土井晴人さんに取材のもと、犬用シャンプーの選び方を解説していきます。ポイントは下記。
【1】目的に合わせた種類
【2】刺激の少ないもの
【3】ストレスを与えにくいもの
【4】仕上がり
【5】暑い時期にはサッパリタイプ
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的にあった種類のシャンプーを選ぶ
犬用シャンプーにはさまざまな種類があります。目的に応じて使い分けましょう。
ノーマルシャンプー|汚れをしっかり落としてピカピカに
一般的な犬用シャンプーは、リーズナブルな値段で購入しやすいため、コストを抑えたい方にもおすすめです。
被毛や肌についた汚れを落として清潔な状態にするのがおもな役割で、それにプラスして、毛並みがよくなったり、香りつきのものなど、さまざまな種類の商品がそろっています。種類も品数も多いので、愛犬に合ったものを選ぶことができるでしょう。
美容シャンプー|毛並みをサラサラつやつやに仕上げる
美しい毛並みに仕上げたいのであれば、美容シャンプーがおすすめです。人間用のスキンケアアイテムにも用いられるコラーゲン、プラセンタ、コエンザイムなどの美容成分が配合されており、ふわふわした毛並みに仕上がります。
ペットサロンでトリマーさんにシャンプーをお願いすると時間もお金もかかってしまいますが、美容シャンプーを使えば自宅でもワンランク上のお手入れが手軽にできますよ。
薬用シャンプー|肌トラブルに対応
肌に悩みを抱えている愛犬には薬用シャンプーがおすすめです。ただし、薬用シャンプーを選ぶ際は自分で判断するのは避け、かかりつけの獣医師に相談して選ぶようにしましょう。
<薬用シャンプーの一例>
抗菌性シャンプー :地肌表面の細菌をおさえる
抗真菌性シャンプー :カビや酵母などの真菌に対応
角質溶解性シャンプー:フケやベタつきを防ぐ
ドライシャンプー|水がいらない
ドライシャンプー(無水シャンプー)とは、シャンプー時に水を使用しないタイプのシャンプーのこと。水で洗い流さない分、犬の負担を軽減できます。
<こんな時にドライシャンプーが使える!>
●水ぎらいでシャンプーをいやがるワンちゃんに
●散歩後、足元だけ洗いたい時に
●病気の治療中で水洗いができない場合に
●シャンプーをする体力がない老犬に
●旅行先でシャンプーをしたい時に
さまざまなシーンで活躍するので、ワンちゃんをお迎えするなら1本あると便利ですよ。
【2】ワンちゃんの肌に刺激が少ないものを選ぶ
犬用シャンプーは配合成分の表示義務がないため、すべての成分が記載されていない商品も多くあります。肌への優しさをチェックしたい場合は、全成分の記載があるものや、低刺激をアピールしたシャンプーを選ぶといいでしょう。
着色料・香料を避けて肌トラブルを防ごう
肌への優しさを考えるなら、可能な限り着色料や香料が入っていない犬用シャンプーを選びましょう。犬にとってはどちらも不要な成分であり、肌荒れの原因になることがあります。
肌に刺激を与える成分として、よく指摘されるのが合成着色料と合成香料ですが、天然の着色料や香料であればリスクがないとも言い切れません。肌に優しいと言われるオーガニックや薬用のシャンプーを選ぶ場合でも、着色料や香料が入っていないか確認しておくことをおすすめします。
アレルギーや乾燥肌には硫黄配合・植物由来のシャンプーはNG
アレルギーや乾燥肌で肌が荒れている場合は、硫黄成分を配合したシャンプーや、植物由来のシャンプーは避けたほうがいいと言われています。これらのシャンプーを使うことで、皮脂を落としすぎたり、アレルギー症状を悪化させたりする可能性があるためです。
愛犬の肌の状態に不安があるときは、自己判断せず、獣医師に相談したうえでシャンプーを選ぶようにしましょう。
【3】嫌がらないシャンプー選びポイントもチェック
愛犬がシャンプー嫌いになってほしくない方や、シャンプー嫌いのワンちゃんには以下のようなポイントに注意して選んでみましょう。
●無香料・おだやかな香りのものを選ぶ
●泡立ち・泡切れが良いものを選ぶ
●リンスインシャンプーもおすすめ
シャンプーの時間が長いのも犬にとってはストレスに繋がる可能性も・・・。時短に繋がるシャンプーはワンちゃんはもちろん飼い主もラクにシャンプーができるのでおすすめです。
【4】ふわふわ派?ツヤツヤ派?仕上がりの違いもチェック
どういう毛並みを目指したいのかにあわせて、どんな成分が含まれているかもチェックしておきましょう。理想の毛並みを想像して選んでみましょう。
▼ツヤツヤにしたい
保湿成分のオートミールや、水溶性イオウが配合されたものがおすすめ。
▼ふわふわにしたい
ノンシリコンの商品がおすすめ。
▼ボリュームをおさえたい
シリコンを配合したものがおすすめ。
【5】暑い時期にはサッパリタイプがおすすめ
犬も人間と同じように暑さを感じます。夏の暑い時期には、ティーツリーやヒバなどの成分を含む、さっぱりとした仕上がりのシャンプーを選んであげるといいでしょう。シャンプー後もハーブ系のさわやかな香りが漂い、清涼感を与えてくれます。
夏にはさっぱりとした使用感のものを、冬には保湿力の高いものを選ぶなど、季節や気候に合わせてシャンプーを使い分けるのもおすすめです。
ペット・ケア・アドバイザーからアドバイス
汚れを落として清潔にするためのシャンプーか、オシャレなヘアスタイルを楽しむためのシャンプーか、その目的で選ぶべきシャンプーが異なります。
中型犬、大型犬は清潔にするためというシャンプーの用途が多いです。しかし、トイプードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどの毛が伸びる小型犬は、お尻にハートを描いたり、シッポにシャギーを入れたり、前髪の一部をカラーリングをするなど、オシャレの仕上がりを意識してシャンプーを選ぶことがあります。
どちらも大切なのは愛犬の皮膚の状態に合ったものを選ぶこと。オシャレ目的の場合はプロのトリマーが推薦しているもので愛犬に合うものを選ぶといいでしょう。
犬用シャンプーのおすすめ商品はコレ! 手早く洗えるリンスインシャンプーや人気のオーガニックも!
ここからは、おすすめしたい犬用シャンプーをご紹介していきます。ペット・ケア・アドバイザー土井晴人さんの選ぶ犬用シャンプーも掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
▼ノーマルシャンプー|日々のシャンプーに
▼美容シャンプー|毛ヅヤにこだわりたい方に
▼ドライシャンプー|水のがいらない
▼トリートメント入りシャンプー|犬も飼い主もラク
▼肌に優しいシャンプー|敏感肌や肌に悩みがある子に
▼犬種専用|それぞれの犬種に合わせた専用シャンプー
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼ノーマルシャンプー さまざまな犬種に対応!

オーガニックの先進国オーストラリアのシャンプー
一般的な犬用シャンプーより、もう少しナチュラル系のものを選びたい方におすすめです。ティーツリーを中心に、植物成分、海藻保湿成分が配合。毛艶(けづや)を出して、ふんわりと仕上げたい方におすすめします。
犬の大きさや犬種、短毛長毛を問わずおすすめのシャンプーです。
犬にも猫にも使えて便利!
全犬種、全猫種に対応した弱酸性のペットシャンプーです。トイプードル、チワワ、ポメラニアン、パピヨンといった人気の犬種はもちろん、長毛種や、真っ白な被毛の白犬にも使えます。
こちらの商品は50ml入りですが、3,000ml入り、9,000ml入りの大容量サイズも販売されています。犬を多頭飼いしている方や、犬と猫の両方を飼っている方など、シャンプーの利用頻度が高い場合にもおすすめです。
豊富なミネラルを含み、乾燥や被毛のからまりも防ぐ
こちらは、プードルやポメラニアンなどの毛が長い犬種向けのシャンプー。同じシリーズで毛が短い犬向けの商品もあります。
豊富なミネラルが含まれているため、皮膚にうるおいを与えます。また、皮膚の乾燥や被毛のからまりも防いでくれます。オリーブなどの植物オイルを配合していることにより、手触りなめらかな洗い心地が特徴です。
▼美容シャンプー 毛並みにこだわりたい方に
美容成分配合のシャンプーで美しい毛並みを維持
複数の美容成分が含まれているため、愛犬の皮膚や被毛をケアしてくれます。また、被毛にうるおいを与えてくれるため、美しくてつやつやとした毛並みを維持できます。
ふわっと香るさわやかなグリーンフローラルの香りも魅力のひとつです。
▼ドライシャンプー 無水だから犬も飼い主もラクちん!

フランス製の良質なドライシャンプー
忙しい方におすすめの、水を使わずにシャンプーができる泡タイプのドライシャンプーです。
愛犬の体臭が気になりだしたら、手のひらに泡を出してささっと体につけてタオルで拭き取りましょう。これで、汚れやにおいをとることができます。
また、病気の治療中の犬や、体力がなくなった老犬にもおすすめ。体力のない犬には、ドライシャンプーでも長時間かけると負担になってしまいます。
今日は背中、明日はお腹、明後日は前足と、洗う部位を決めて1回につき短時間で終わらせる工夫をしてあげるといいでしょう。
気になる汚れを簡単ケア!水が要らない泡シャンプー
JOYPETは、ペット用品メーカー「アース・ペット」のブランドのひとつです。食品にも認められている「ペットがなめても安心」な成分を100%使用しているのが特徴です。ポンプをプッシュして泡を手のひらに出し、クリーミーな泡を馴染ませると、簡単に愛犬のシャンプーが可能。水で流す必要がないため、忙しくてもサッとシャンプーができます。
ベタつかずサラサラに仕上がります。ヒアルロン酸も配合され、愛犬の肌や被毛に潤いを与えます。なめても安心な成分、無香料、無着色で安心です。散歩後の足やお腹まわり、食後に汚れた口まわりに、ちょっとした汚れも手軽にとれる便利なシャンプーです。
タオルでふき取る洗い流さない泡シャンプー
病気やケガ、介護中など、シャンプーが難しいワンちゃんでも気軽にさっぱりできる洗い流さないタイプの泡シャンプー。ぷしゅっと押すとモコモコの泡が出てくるので、気になる部分につけてふき取るだけ。部分的な汚れ落としにもおすすめです。
水を必要としないので、出先や旅行時など、水道がない場所でも手軽に使えますよ。
▼トリートメント入りシャンプー お風呂がすぐに終わるから犬も飼い主もラクちん!
トリマーさんのおすめで購入しました!汚れてペタッとしていた毛もふかふかになるし、多少良い香りがするものの犬も嫌がることもなかったです。トリートメント入りでお風呂の時間が短いので、お風呂が苦手な子でもストレスが少なくて済むかと思います。(30代女性/小型犬1匹)
トリートメントインだから素早く洗える!
全犬種用のトリートメントインシャンプー。編集者もドッグサロンの店員さんにおすすめしていただき購入しましたが、泡立ちもよくすぐに洗い終わりました。
また、編集者の愛犬も嫌がる様子はなかったものの、甘めの香りがするので香りに敏感な子には注意が必要です。コスパの良いトリートメントインシャンプーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
リンス入り、殺菌・消臭効果の高い薬用シャンプー
フジタ製薬は、動物用医薬品・医薬部外品を中心に開発、製造、販売しています。「薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 」は、主成分に酢酸クロルヘキシジンを0.5%使用した、犬・猫専用の殺菌、消臭効果が高いシャンプーです。
コンディショニング成分や帯電防止効果もあり、汚れが付きにくくなるのも嬉しいポイント。飼い主さんにもペットにも好評のベストセラーシャンプーです。
※こちらの商品は動物用医薬部外品です。
防腐剤無添加! デリケートな愛犬にも安心
防腐剤無添加のシャンプーなので、デリケートな肌にも安心。幼犬にも使用可能です。ふんわりとした泡立ちでやさしく洗うことができる、植物由来の洗浄成分を使用しています。
3種類のハーブエキスを配合しているため、被毛のうるおいを保ちます。愛犬の肌や被毛ケアをしながら使用できるリンスインシャンプーです。
泡スプレー式なので、プッシュすれば完了!
泡スプレー式なので、お散歩や外出後の愛犬の手足のケアにも活用できます。
泡のタイプをスプレー状・フォーム状の2つのパターンに切り替え可能。こまかいスプレー状は被毛に浸透しやすいので長毛種に、フォーム状は液だれしにくいため短毛種に向いています。
アミノ酸系洗浄成分を配合している低刺激なシャンプーです。
▼肌に優しいシャンプー 敏感肌や、肌が弱い子向き!

皮膚にやさしいアミノ酸系犬用高級シャンプー
皮膚にやさしいアミノ酸シャンプーで、室内飼いの犬におすすめです。エアコンの効いた室内で過ごす犬は皮膚が乾燥しがち。アミノ酸シャンプーはタンパク質からできているので、皮脂を必要以上に洗い流すことなく、皮膚や被毛にやさしいシャンプーです。
また、このシャンプーは無香料なので、気に入った香りのシャンプーが見つからないという方にもおすすめです。

皮膚がデリケートな子犬や敏感肌の犬におすすめ
敏感肌の犬も使える、子犬用のシャンプーです。低刺激アミノ酸系ベースのシャンプーで、皮膚や被毛をやさしくいたわりながらにおいや汚れをとります。
ふんわり軽い仕上がりになるので脂症でオイリー肌の犬にもおすすめ。また、猫にも使えるシャンプーなので、犬猫両方を飼っている方にもおすすめです。
もともと犬は狩猟動物なので、自然界にある香りを好み、刺激臭や人工的なにおいを嫌います。こちらのシャンプーの香りはナツメの花の香りをイメージしたもので、犬猫も嫌がりにくい香りです。

プロのトリマーが使う良質な業務用シャンプー
無香料・無着色のシャンプー。子犬や敏感肌の犬におすすめです。また、手荒れや肌荒れが気になる飼い主の方にもおすすめ。
ラファンシーズはプロのトリマーが愛用するシャンプー。プロが愛用する理由のひとつに、長時間使っても手荒れや肌荒れがしにくいという点があります。1日に何匹もの犬をシャンプーするプロのトリマーにとっては、そういった健康面もとても重要な要素です。
このシャンプーは犬にも猫にも使えるので、犬猫を両方飼っている方にもおすすめです。
子犬(子猫)にも低刺激で優しい薬用抗菌シャンプー
キリカン洋行は、主に獣医科向け製品や、獣医師の指導による製品を販売しています。「ノルバサンシャンプー0.5」は、犬・猫専用の薬用抗菌シャンプーです。このシャンプーには、洗浄力が高い界面活性剤とクロルヘキシジン酢酸塩が0.5%配合されています。
肌の健康を維持しながら、被毛や皮膚をしっかり洗浄、犬・猫特有の嫌なにおいを取り除いてくれます。どちらも肌への刺激が少ない成分なので、子犬や子猫にも安心して使えます。保湿成分のあるコンディショナー入りで、洗い上がりはしっとりモフモフです。
プロも愛用する、石鹸ベースのペット用シャンプー
ECO犬プロは、犬専用に開発されたシャンプーブランドです。プロも愛用している品で、ペットサロンでも多く利用されています。愛犬の被毛や肌に悪影響を与えないよう、天然素材と製法にこだわっています。石鹸ベースにすることで、一般的なシャンプーよりも泡立ちや洗浄力、仕上がりがよくなります。
「リンゴ酸」を配合することで、気になるペット臭にも対応。一緒に「フルーツリンス犬用」(別売り)を合わせて使用すれば、被毛や肌もさらに健康的な状態が目指せます。
オーガニック認証成分も配合、優しい犬用シャンプー
大切な愛犬だけでなく、飼い主にも優しい犬用シャンプーです。低刺激な9種の無添加成分を実現、オーガニック認証成分を配合しています。さわやかな香りも愛犬にやさしいポイント。
毛がパサパサにならないよう潤いある洗い上がりで、モフモフしたくなるようなフワフワ感が楽しめます。便利なポンプ式、透明ボトルで中身が確認できるのもポイント。薄めずにそのまま使えるタイプなので、開封後すぐに使えます。
アトピー素因の犬向けシャンプー
犬の肌は人間の1/4の薄さしかありません。優しく丁寧に洗わないと愛犬の負担になってしまう場合も・・・。
『アデルミルペプチドシャンプー 』は敏感肌の犬・猫の為に作られたシャンプー。セラミドや必須脂肪酸など、皮膚に必要な栄養成分を配合しているため、皮膚バリアの健康を保ちます。
愛犬にやさしい7種類の天然成分を配合
レモンユーカリやティーツリーなどの天然成分を配合した肌にやさしいシャンプー。着色料無添加やノンシリコンもうれしいですね。
シャンプーにはアミノ酸を配合しているため、ツルツルでふんわりとした毛並みをキープしてくれます!
優しい香りの低刺激ボタニカルシャンプー
ドッグサロン専属トリマーが監修した、ワンちゃんに優しいオーガニックシャンプー。15種の天然由来成分を配合し、しっかり泡立つのに、低刺激でふわふわの仕上がりを実現してくれます。香りもワンちゃんが好きなオレンジ油など、バランスの良い香りをブレンドしています。
肌の弱いワンちゃんにも負担が少ないので、ワンちゃんも飼い主もシャンプータイムが楽しみになりそうですね。
現役獣医推奨の低刺激シャンプー
植物由来成分97%で、ワンちゃんが舐めてしまっても安心の成分のみを使用したオーガニックドッグシャンプー。目に沁みにくく、低刺激なのに、泡立ちが良く、洗いやすいのが特徴です。保湿成分であるEGF配合だから、シャンプーするだけで同時にケアもできちゃいます。
香りに敏感なワンちゃんにも安心な優しいティーツリーの香りで、洗い上がりもふんわり香ります。
▼犬種専用シャンプー それぞれの犬種専用のシャンプーもチェック!
柴犬のために作られた専用シャンプー
皮脂汚れで被毛がベタつきやすい柴犬用に作られたシャンプーです。皮脂や汚れをすっきり落とし、ふんわり軽い毛並みに整えます。トリートメント入りなので、ワンステップでお手入れが完了。なん度も洗い流す必要がないため、水が苦手な犬にもぴったりです。
さわやかなフルーティマリンフローラルの香りつきで、シャンプー中もシャンプー後もいい匂いが漂います。
プードル特有の毛悩みに対応
プードル用に作られた、トリートメントインシャンプーです。いつものようにシャンプーすると、トリートメントをしたような仕上がりになります。犬の負担を減らせるうえに、手間をかけずにお手入れできるのが魅力です。
プードルによく起こりがちな被毛の絡みや毛玉の発生に配慮したシャンプーで、手ざわりのいいふんわりやわらかな毛並みに仕上げます。
天然由来成分配合のチワワ用シャンプー
チワワの繊細でやわらかな被毛に合うように作られた、トリートメント入りのシャンプーです。低刺激性で肌にやさしく、うるおいを与える植物エキスや、被毛を保護してくれるシアバターなどを配合。すべりのいいサラサラした毛並みに仕上げます。
さわやかなフルーティマリンフローラルの香りつきで、洗い上がりも爽快です。
ダックスフンドを飼っている方に!
ダックスフンド用の低刺激性トリートメントインシャンプーです。日本の製薬会社が製造をおこなっています。
アミノ酸系ベースの優しい泡で、乾燥しやすい肌と被毛をいたわりながら洗い上げます。ヒアルロン酸ナトリウム、植物エキス、シアバターといった保湿成分も配合。触り心地のいい、しっとりしなやかな毛並みに導きます。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング 犬用シャンプーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での犬用シャンプーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
犬シャンプーの基本的なやり方 愛犬も快適!正しいシャンプー仕方をチェック
実際に愛犬にシャンプーをしてあげる際、どうやってシャンプーをしてあげるのがよいのか、悩む方も多いでしょう。ここからは、シャンプーを使った正しい洗い方や温度について、詳しく解説していきます。
1.ぬるめ温度のお湯で体全体を濡らしていく
35~37度程度の温度のぬるめのお湯で体全体を濡らしていきます。
まずは、驚かせないようにお尻や後ろ脚の方向から水をかけてあげましょう。ゆっくりと水に慣れさせながら濡らしていくのがポイントです。シャワーヘッドを体にやさしく押しあてるようにお湯をかければ、音がしずかなので驚かせずに体全体を濡らすことができます。
もし被毛のからまりがある場合は、シャンプーをする前にブラッシングしてあげるといいでしょう。
2.しっかりと泡立てたシャンプーで体を洗う
水で体全体を濡らせたら、次にシャンプーをしていきましょう。シャンプーは事前に泡立てておくといいですよ。泡立てることで、きめこまかな泡ができ、愛犬の体をしっかりと洗うことができます。
泡立てたシャンプーの準備ができたら、泡を体にたっぷりとつけていき、やさしくマッサージするように洗っていきましょう。シャンプーをする際も、お尻や後ろ脚から洗ってあげると愛犬への負担が少ないでしょう。顔周りは愛犬の目にシャンプーが入らないようにじゅうぶんに注意してください。
また、肛門腺しぼりに慣れている方は、シャンプーと一緒にするといいですね。慣れていない場合は、トリミングサロンや獣医さんにやってもらいましょう。
3.顔まわりから足に向かって、上から下に洗い流す
体全体をシャンプーで洗い終えたら、濡らすときと同様にぬるめのお湯で洗い流していきます。
最初は顔周りについている泡から洗い流していきます。顔から足、つまり高い位置から下の方向へと泡を流していけば泡が残りにくく、きれいに洗い流せます。泡や汚れが残らないように、ていねいに洗い流してあげてください。
(★)プロからのワンポイントアドバイス
やさしく声をかけながら洗ってあげることが大切
実際に洗う際にもいくつかポイントがあります。まず、シャンプーをしている最中に犬がブルブルと体を震わせてしまい、びしょぬれになった経験があるという方も多いのではないでしょうか。
犬が体をブルブル震わせるのは、ストレスを感じたときや体に違和感を覚えたとき。犬がブルブルしそうになったら、首や顔にそっと手のひらをあててみてください。犬は自分の体に触られた状態では、ブルブルをしない傾向にあります。
そしてシャンプーをするときに一番大切なのは、やさしく声をかけながら洗ってあげることです。また、薬剤が目や耳に入らないよう、気をつけましょう。
愛犬にあったシャンプーを選んで、ストレスなく洗ってあげてくださいね。
犬用シャンプーに関する疑問を解決! 【Q&A】
子犬にシャンプーしてもいいの?いつからはじめていい?

犬用シャンプーは子犬からはじめられます。子犬にシャンプーをする場合、シャンプーは生後2~3カ月に受けるワクチン接種後、2週間経ってからが目安になります。
ただし、子犬は体力がないので体調を見ながら元気なときにシャンプーすることが大切です。シャワーの音や水を怖がる子も多いので、嫌がったら無理強いせず、少しずつ様子を見ながら慣らしていくのがいいでしょう。
詳しくはペットショップやブリーダーさんの指示に従うようにしましょう。
愛犬がシャンプーをいやがるときの対応は?

シャンプーをいやがって暴れたりする場合は、短めのリードにつないで動ける範囲を制限しておきましょう。走って逃げる犬を無理やりつかまえたり抑え込んだりすると、恐怖心が高まり、ますますシャンプーをいやがるようになってしまいます。
シャンプー中は優しく声をかけ、リラックスを心がけるのがポイント。おやつを与えて気分を変えてあげるのもおすすめです。少しずつ苦手意識をなくしていけば、いつからかシャンプーをいやがることも減っていくかもしれません。
シャンプー後の乾かし方は?犬が嫌がらないポイントとは

シャンプーした後は、バスタオルとドライヤーを使って乾かしていきます。最初にバスタオルでしっかりと水分を拭きとります。耳のなかに水が入ってしまったら、やさしくふき取ることも大切です。
水分がなくなったら、ドライヤーを使って乾かします。ドライヤーは低い温度で、強さを弱に設定をしてあげましょう。また、直接愛犬に風が当たらないように遠くから当てるなどの工夫をしてあげるのもいいですね。ゆっくりと時間をかけて乾かしていきましょう。
その他、犬用バスグッズはコチラ 【関連記事】
肌のタイプや毛並みに合ったシャンプーを見つけよう
ペット・ケア・アドバイザーの土井晴人さんへの取材をもとに、犬シャンプーの選び方や商品を紹介してきました。舐めても安心、肌が弱い犬でも使いやすい低刺激シャンプーやツヤツヤふわふわな毛並みになるもの、拭き取り式のドライシャンプーなどさまざまなシャンプーがあります。
シャンプーに含まれている成分や各商品の特徴をしっかりと見て、愛犬に合うシャンプーを探してみましょう。
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