衣類ハンガーはどう選ぶ? 整理収納アドバイザーが解説
整理収納アドバイザーの出口知子さんに、衣類ハンガーを選ぶときのポイントを3つ教えていただきました。これから衣類ハンガーを買おうと思っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
用途にあわせて「形状」「サイズ」を選ぶ
衣類の収納や洗濯で毎日使うハンガーなので、ストレスの少ない機能的なものを選びましょう。ハンガーは、使用目的や掛ける衣類の種類で形状が少しずつ異なります。
たとえば洗濯には軽くて細め、Tシャツやタオルもかけられるようなベーシックな形状がいいでしょう。ジャケットやスーツなどの収納には、型崩れしないよう厚みがあって衣類の肩幅にぴったり合うもの、ボトムスには専用のクリップ式のハンガーなど、何をどのように掛けたいかを想定して商品を選びましょう。
いろいろなシーンで共用したい場合は、できるだけシンプルなものがおすすめです。
NAKATA HANGER『メンズスーツハンガー』
お気に入りのスーツやジャケットを大切にしたい方に。ジャケットを掛けてもシワが寄らず、自然な形をキープできるハンガーです。
>> Amazonで詳細を見る「素材」選びもポイント! 金属製、樹脂タイプも
一般的な洗濯用ハンガーは軽量なプラスチック製で扱いやすいのですが、収納に使用すると重みで割れたりたわんだり、クローゼット内で衣類がすべり落ちたりするケースがみられます。
最近では耐久性のある金属製のもの、肩回りが樹脂で覆われていて衣類がすべり落ちないタイプのハンガーが増えてきており、重量はありますがそのままクローゼットに収納しても割れやたわみの心配も少なくなりました。
洗濯と収納でハンガーを共用する場合、それぞれの素材のメリットを理解したうえでご自身のワードローブや生活スタイルに合うものを選んでいただくと、家事の時短にもつながるでしょう。
『襟が伸びない! ランドリーハンガー』
厚さ5mmのスリムな衣類ハンガー。並べてもかさばらず、滑り止めもついているので、洗濯と収納どちらにも使いやすいです。
>> Amazonで詳細を見る収納用ならクローゼットの容量も考慮する
収納用に衣類ハンガーを購入する場合は、クローゼットの容量にも注目しましょう。
ジャケット用のしっかりしたハンガーですと、一般的なハンガーの4〜5倍の厚みがあります。型崩れの心配がないシャツ類やボトム類まで厚みのあるハンガーにかけると、たくさんの衣類をかけることができなくなってしまいます。
衣類の種類と枚数を把握して、効率よく収納できるようなハンガーを選び、使い分けることがポイントとなります。
アイリスオーヤマ『スカートハンガー(PV-SK2P)』
縦に連結できるタイプの衣類ハンガーなら、省スペースで効率よく収納できます。
>> 楽天市場で詳細を見る衣類ハンガーのおすすめ7選! 整理収納アドバイザーが選ぶ
先ほど紹介した衣類ハンガーの選び方のポイントをふまえて、整理収納アドバイザーの出口知子さんにおすすめ商品を7つ選んでいただきました。

『襟が伸びない! ランドリーハンガー』

出典:Amazon
サイズ |
幅41×高さ22.5×厚さ0.5cm |
---|---|
素材 |
ステンレス |
すべり止め加工 |
〇 |
カラー |
ブラック×ピンク、ブラック×ブルー、ブラック×グリーン、ホワイト×ホワイト、ブラック×ブラック、ブラック×パープル ほか全16色 |
内容量 |
10本セット |



『折りたたみ携帯ハンガー ピンチ付き』

出典:Amazon
サイズ |
全開:幅44×高さ17cm/半開:幅26.5×高さ11cm/折り畳み:幅7.5×高さ14cm |
---|---|
素材 |
天然植物繊維(小麦由来)、ポリプロピレン、スチール |
すべり止め加工 |
× |
カラー |
ブルー、グリーン、ブラウン、ピンク |
内容量 |
4本セット |


ハンガーキャット『WOODシリーズ マルチ・スーツ 25マルチ』

出典:Amazon
サイズ |
幅42×高さ39×厚さ3cm(木部厚2.5cm) |
---|---|
素材 |
天然木、ABS樹脂、鉄、クロームメッキ、スチロール樹脂、ラバー加工、ハイインパクトスチロール樹脂、ゴム質樹脂 |
すべり止め加工 |
〇 |
カラー |
クリア、ブラウン |
内容量 |
1本 |

一覧表で「衣類ハンガー」のおすすめ商品を比較する
ECサイトの衣類ハンガーランキングを参考にする
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの衣類ハンガーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各ECサイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お気に入りのハンガーをそろえて快適なクローゼットに! 整理収納アドバイザーより
ジャケットやスーツの収納には、購入時に付属していたハンガーを使用している方が多くいるでしょう。しかし、やはり大切な衣類はサイズの合った専用のハンガーにきちんと掛けておくほうが、癖やシワがつかずに次回ビシッときれいに着用することができます。
そのほかの衣類については洗濯と共用でハンガーを使うほうが片付け時間の短縮にもなりますし、同じものを買い足していけばクローゼットの見た目も統一されてすっきりとするでしょう。
クローゼットが整うと朝もバタバタしなくてすむので、暮らし全体にもゆとりが生まれます。ぜひこだわりのハンガーを見つけて、快適なクローゼットを目指してください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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株式会社ハート・コード所属マネージャー 整理収納アドバイザー、クリンネスト2級認定講師 片付けが苦手で主婦として劣等感を感じる日々が続いていたが、整理収納アドバイザーの資格取得がきっかけで2014年から株式会社ハート・コード入社。家事代行、整理収納のプロとして実績を重ねる。 のべ800件以上のお宅にて掃除や片付けの現場を経験。現在も掃除やお片付けでお困りのお宅にて現場作業を行い、各家庭にあった効率良いお掃除方法や収納用品の提案も行っている。また同社マネージャーとしてお客様対応、スタッフ育成業務に携わる。大手住宅メーカー等で講師としても活躍中。 クリンネスト2級認定講座では自身の体験や現場経験を生かしお掃除の基本となる考え方の他、忙しい現代女性のお悩み解決のために仕事や育児と家事の両立を実現するお掃除方法をお伝えしている。