【高校生向け】英語の長文読解参考書おすすめ6選｜中学の復習から入試対策まで

この記事では、受験必須レベルから超上級レベルまでの英語長文読解参考書を紹介します。1回読む学習だけではなく、最低でも2回は同じ参考書を繰り返し読んでみてください。少しずつかもしれませんが力はついてきます。

のちほどご紹介するおすすめ商品の解説では、★で難易度を示します。
★3が一般の大学受験に必要なレベル（最高は★5）だと思ってください。

現役の私立高校英語教師・石ヶ谷洸大さんに選んでもらったおすすめの参考書を紹介します。各教材の特徴をていねいに解説していただきましたので、ぜひチェックしてみてください。

Amazonでの英語の長文読解参考書の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

現役の私立高校英語教師・石ヶ谷洸大さんに、高校生向けの英語の長文読解参考書を選ぶときのポイントを教えてもらいました。エキスパートの視点を参考に、商品を選んでみてくださいね。

使用されている英文の1文1文に対して、文の構造の解説がていねいかどうかは非常に大切な点です。たとえば、主語、動詞が示されているか、気づきにくい構文や語いに対して説明がされているか、などがポイントです。

解説が詳しくないと、どうしてもひとりで勉強することができません。塾に通う、学校の先生に質問するのも限界があります。人から教えられるより、自分で考え、悩み、気づくから力がつくという観点からも、解説がくわしいということは重要です。

難しすぎても挫折するだけですし、かんたんすぎても得られるものは少ないと思います。そのため、自分のレベルより少しだけ高いレベルの教材に取り組むとよいでしょう。

たとえば、共通テスト対策として参考書を使いたい方は、中堅私大レベルと書かれたものを、有名私立大の受験対策に使いたい方は、有名私立大レベルか難関私立大レベルのものを選ぶといいでしょう。

その教材をまずはじっくり1周おこない、2周、必要であれば3周してみてください。最低でも2周したら力がついてくるので、また別の参考書に手を出してみてください。

正しく読めていないのに、演習（読むこと）ばかりしても実力はつきづらいです。たしかに演習を重ねることで問題のパターンを知ることができますが、あくまでもテクニックみたいなものです。

長文を読んでいると、なんとなく「このあたりが設問になりそうだな」と感じるところがあります。100％ではありませんが、そう感じた部分がそのまま設問になっていることも多いです。

よって、大量の設問がある問題集ではなく、問題数が少ないけれど、問題へのアプローチ、考え方や読み方が身につく参考書を選びましょう。まずはしっかりと読んで理解した英文量を増やして、英語の読解力を高めましょう。

近年は、教育現場でも英語の4技能のうち、とくにアウトプットの領域であるスピーキングやライティングが重要視される傾向があります。リーディングはすべての英語力のベースとなるので、正確でていねいに読める英文が多くなるにつれて、読解力がついていくでしょう。

まずは「英文解釈系の本（＝英語の構造の説明がしっかりとされている学習参考書）」で基礎体力をつけ、ある程度英文を自力で読める力をつけてから演習にのぞみましょう。

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