鼻毛カッターの選び方
それでは、鼻毛カッターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】電源のタイプ
【2】刃の形状
【3】毛くずの吸引の有無
【4】水洗いできるか
【5】ヒゲや眉毛、耳毛も処理できるか
【6】重さやサイズ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】電源のタイプをチェック
鼻毛カッターの電源方式には大きく分けて3タイプあります。それぞれの特徴をご説明します。
電池式|持ち運びしやすい
電池式は、軽量でコンパクトなデザインが多く、日常の外出や旅行のときでも持ち運びがらくです。また、購入時の価格がリーズナブルなのがメリット。
ただし、電池が切れてもコンビニなどですぐに買えますが、交換の手間がかかるのがデメリットです。電池が消耗するにつれてパワーが落ちるので、家で毎日使う方は違うタイプを検討してもいいでしょう。
充電式|自宅での使用に
充電式は、充電さえしておけば自宅や外出先でも快適にパワフルに使えるのがメリット。コンセントのある家で毎日使うにも使いやすいタイプです。
電池式に比べると本体重量が重いこと、充電をし忘れてしまうと使えないことがデメリットです。充電を忘れがちな方は、短時間で充電できる急速充電可能なものを選ぶといいしょう。
手動式|気軽に使える
手動式は、電動式のような電源の心配がいりません。一度購入すれば、長く使うことができます。うるさい音がなく静かに使え、ハサミ型なら小回りがきくのでこまかい部分までお手入れできるのがメリットです。
使い方に多少の慣れがいること、切るときには指に負担がかかります。メインの鼻毛カッターではなく、微調整用として使用するのがおすすめです。
【2】刃の形状をチェック
鼻毛カッターの刃の形状によって、切れ味が異なります。初心者の方でも使いやすいタイプと、しっかり深剃りできるタイプをご紹介します。
円筒型|鼻のなかを傷つけにくい
円筒型の内側に、回転する内刃があり鼻毛を絡め取っていくタイプです。内刃が直接当たらないので、鼻のなかを傷つけにくく初心者でも使いやすいのが特徴。
ただし、刃の切れ味が悪くなると毛が引っ張られることもあります。刃を替えられるタイプのものを選ぶと、切れ味をたもったまま使用することができるでしょう。
剃刀(かみそり)型|しっかり剃れる
剃刀(かみそり)型は刃が横にまっすぐついているタイプで、わし鼻の人でもしっかり鼻毛をカットしやすいです。鼻毛の根本から刃をあてられるので、一度に多く剃れ、深剃りもしやすいのが特徴。
一方、しっかりと鼻毛のあるところに刃を当てないといけないので、慣れるまでに時間がかかることも。鏡で鼻毛の生えているところを確認しながら使うようにしましょう。
【3】毛くずの吸引の有無をチェック
カットした毛くずを吸引してくれるモデルを選ぶのも一つです。この吸引機能がないと処理をした後にティッシュなどで鼻の中をきれいにする必要があります。またカットした毛が周囲に落ちることも防げます。スマートに使いたい方は、毛くず吸引機能があるモデルを選びましょう。
【4】水洗いできるかチェック
鼻は体のなかでもデリケートな部位なので、鼻毛カッターはいつも清潔にたもつのがおすすめ。鼻毛カッターのなかには、水洗いできるものもあり、毎日使って汚れがちな方はぜひチェックしてみてください。
ただし、本体をまるごと洗えるタイプと刃先のみ洗えるタイプがあるので、どこまで洗えるのかをしっかりチェックしてから使用するようにしてください。
【5】ヒゲや眉毛、耳毛も処理できるかチェック
鼻毛カット専用のものもたくさんありますが、ヒゲのトリミングや眉毛の処理、耳毛のカットなど、鼻以外の部位までお手入れができるタイプもありとても人気があります。
刃はそのまま使えるものや刃の部分の別のアタッチメントに交換して使うタイプなどさまざまです。グルーミングツールとして1台欲しいという方におすすめです。
【6】重さやサイズをチェック
家で使うときはあまり気にならないかもしれませんが、持ち運び用にはサイズや重さも要チェックポイントです。15センチほどのコンパクトサイズの鼻毛カッターも販売されているので、外出時に使用を考えている方におすすめです。
また、コンパクトな鼻毛カッターだと、小回りがきくので細部まで剃り残しなくカットすることができます。
有名メーカー・ブランドの特徴
国産メーカーから海外発祥のメーカーまで、さまざまな特色ある鼻毛カッターが販売されています。それぞれのメーカーごとの鼻毛カッターの特徴を把握して、購入の検討材料にしてください。
ブラウン
「ブラウン」は電動歯ブラシやシェーバーなどの小型電気機器を得意とする、ドイツ発祥のメーカーです。刃をつけ替えることで鼻毛以外のフェイスラインにも使えるような工夫を凝らした鼻毛カッターも販売しています。
ブラウンの鼻毛カッターのなかには、刃先だけでなく本体ごと洗えるものもあり、お手入れがしやすいのも特徴です。
パナソニック
国内の大手電機メーカー「パナソニック」。美容家電にも力を入れているパナソニックの鼻毛カッターは、使いやすく品質がいいのが特徴です。国産にこだわりたい方はパナソニックがおすすめです。
鼻の奥と側面の毛を適切にカットしてくれるように刃の長さを調整している鼻毛カッターや、パワフルモーターを搭載した鼻毛カッターもあります。
フィリップス
「フィリップス」は、シェーバー類をおもに販売しているオランダの電気機器メーカー。シェーバーの技術を応用して作られた鼻毛カッターは、肌をキズつけないよう保護ガードがつけられているものもあります。なかにはフェイスラインに使えるほど、肌にやさしいものも。
フィリップスの鼻毛カッターの、ステンレススチールを使ったものは耐久性が高く、長く使用できるのも特徴です。
鼻毛カッターのおすすめ25選|処理範囲別
それでは、おすすめの鼻毛カッターをご紹介いたします。
▼おすすめ13選|鼻毛専用
▼おすすめ5選|顔、耳などにも使える
▼おすすめ7選|鼻毛、顔毛、耳毛、ヒゲなどにも使える
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ13選|鼻毛専用
まずは、鼻毛専用のおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
ピンクカラーがかわいいレディースモデル
鼻毛カッターはメンズ向けの商品が多いですが、こちらは女性でもおしゃれに使えるスリムタイプ。一見すると電動歯ブラシのようなかわいいボディが魅力です。ポーチやポケットにもすっぽり入るので、出先でササっとケアすることもできますよ。
また、鼻を傷つけにくい仕様もポイント。内刃だけ回転して、入ってきた毛をカットするので、鼻に優しく使えます。刃部分は水洗い可能。汚れが気になる方も清潔に使えるので安心です。

さすがブラウンと思わせる満足度の高い逸品
切れ味のよいシェーバーで有名なブラウンが発売するエチケットカッター。ブレード形状や回転設計などにすぐれ、鼻毛をキャッチし正確にカットすることができます。
ムダのない扱いやすいボディー形状や本体丸ごとの水洗いができるなど、トータルクオリティーの高い製品です。
握りやすい形状と刃元を照らすライトが特徴
鼻毛カッターは筒状のものが主流ですが、こちらの商品は握りがしっくりくるグリップデザインが特徴。鼻毛カットのみの単機能ですが、アタッチメントは水洗いできるので、清潔さを保つことができます。専用キャップ付きなので、携帯や持ち運びにも便利です。
また、電源を入れると刃元を照らしてくれるライトが付いています。肝心の切れ味は、1,000円前後で買える価格のものとしては申し分ありません。


スタイリッシュなアルミボディ
一見すると鼻毛カッターに見えないスタイリッシュなボディが特徴。軽量かつコンパクトなので外出先へ携帯しやすい点も魅力です。
カラーはブラックとシルバーの2種類。出張や旅行用など、携帯用としておすすめしたい商品です。
LEDライト付きで確認しやすい
手にフィットするボディ形状で安定したカットができます。使用後の水洗いはできませんが、内刃を外して付属の専用ブラシでお手入れすることができます。
LEDライト付きなので鼻内部をしっかり確認しながらカットできるのも特徴のひとつです。
圧倒的なコスパを誇る、シンプルな鼻毛カッター
300円台で購入できる、コスパ抜群の商品です。鼻毛カッターというだけあり、機能はシンプルに鼻毛のカットのみ。他の機能はありませんが、金額から考えれば妥当と言えるでしょう。鼻毛カッターはコスパ最優先という方に向いています。本体の幅が3.5cmとやや太めなので、持ちやすい作りになっています。
水洗いはできないので、付属のブラシで掃除でこまめに掃除する必要があります。
▼おすすめ5選|顔、耳などにも使える
続いては、顔、耳などにも使えるおすすめ商品をご紹介いたします。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。

▼おすすめ7選|鼻毛、顔毛、耳毛、ヒゲなどにも使える
最後は、鼻毛、顔毛、耳毛、ヒゲなどにも使えるおすすめ商品をご紹介いたします。こちらも、ぜひ参考にしてくださいね。



「鼻毛カッター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 鼻毛カッターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの鼻毛カッターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】鼻毛カッターに関する疑問を解決
鼻毛カッターの使い方は?

鼻のなかは非常にデリケートな部分なので、肌をキズつけないよう鼻毛カッターは慎重に使用しましょう。
まず、鼻毛カッターの電源を入れます。鼻のなかに鼻毛カッターの先端部分を入れたあと、ゆっくりと円を描くように鼻毛カッターを動かします。反対の鼻も同じように繰り返します。こまかな部分は手動の鼻毛カッターを使って仕上げてもいいでしょう。
鼻毛カッターのお手入れ方法は?

鼻毛カッターを販売するメーカーによってお手入れ方法が異なるので、まずは取扱説明書やメーカーのホームページなどを確認しましょう。使用頻度や場所などを考慮して、お手入れも考えてみましょう。
お手入れをらくにしたいのであれば、購入する際に「防水タイプ」のものを選ぶのがおすすめ。刃先だけ洗えるものから本体ごと丸洗いできるものまで、ものによってさまざまな仕様です。
また、付属品のなかに専用のブラシが付いているものもあり、こまかい部分の毛も取れます。くっついて取れない場合は、つまようじや綿棒などで取り除きましょう。
【関連記事】この記事をご覧の方におすすめ!
一度使えばハマるかも?
家電コンシェルジュ・ガジェットレビュアー
頑なに鼻毛カッターを使わない人でも、ひとたび使えば手放せない存在になる人が多いです。とくに鼻毛専用のはさみを使っていた人は、毛の切り残しが発生しがちではないでしょうか。
習慣を変えるのには抵抗のある人も多いかもしれませんが、電動式の鼻毛カッターを検討してみてはいかがでしょうか。きっと時短や便利さに驚くと思いますよ。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。 ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。 週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)