【中学受験用】理科参考書おすすめ11選
この後ご紹介する選び方のポイントをふまえた、おすすめの参考書を紹介します。

かなり深く本質にふみこんだ、理解しやすい図解
中学受験理科の学習単元の本質をしっかり理解するための参考書です。理解を確かめる類題は載っていませんが、解き方を根本から理解できるように、計算問題は実戦的な問題が計算しやすい数値で出題・解説されています。
書いてある内容は、赤シートを使ってお子さまが自力で答えることができるかどうか確かめることができます。定評のある中学受験塾の先生が執筆したテキストなので説得力があります。「理科で学習する現象の理由がわからなくてモヤモヤしているお子さま」におすすめの参考書です。

ひと目でわかるコンパクトにまとめられた重要知識
中学受験大手塾の模試や実際の入試問題において、差がつくであろう問題で正解を得るための必要知識がまとめられた参考書。見やすくコンパクトにポイントをおさえています。
となりのページには、そのポイント知識を運用して答える問題が載っていますので、知識の運用力を鍛えることができます。「中学受験塾に通っているけれども、いろいろ習ったせいでなにがポイントなんだかわからない!」というお子さまにおすすめの参考書です。

理科の計算問題の解き方がわからない、はこれで解決
中学受験理科の物理・化学の計算問題は教える側も教わる側もたいへんだと思います。
中学受験塾に通っているけれども、理科の計算がわからなくて個別指導塾や家庭教師に教わっているお子さまもいらっしゃるでしょう。この商品は、「個別指導や家庭教師をつけるつもりはない」、「親が教えてなんとかしたい」といったご家庭におすすめの、計算問題の解き方が詳しく載っている参考書です。
理科の計算でわからなくなりがちな、電気・浮力・力学・化学反応・中和問題の小学生への教え方が書かれていますので、お子さま自身で理解して解決することも、親御さんがこの参考書でお子さまに教えるのも可能です。

まるで実際に理科実験しているかのような参考書
「理科が好きで得意科目だが、もっと関連知識を深めたい」というお子さまにおすすめの参考書です。
中学受験理科での学習だけでなく、プラスアルファとなる内容がたくさんの写真で紹介されています。その内容から、まるで実際に実験しているような感覚になります。植物、器具、物質、現象などが多数写真で紹介されているので、実感のともなった中学受験理科の学習に役立つことでしょう。
中学受験理科で問われる定番知識以上の内容もわかりやすく説明されています。出題範囲がどんどん広がっている中学受験理科。お子さまの入試のときは、この参考書で読んだ内容が出題されるかもしれません。

ポイントをおさえた重要例題とわかりやすい解説
親しみやすいイラストが載っていながら、本格的な中学受験理科の学習をすることができます。お子さまの頭のなかに知識が残るように、写真や図解を利用するなどたくさんの工夫がなされています。
各単元の学習内容の説明も非常にわかりやすいのですが、入試問題を解くにあたって、できなければらない応用例題がくわしく解説されているのがポイント。大手塾模試や入試の場で必要な、実力を身につけることができます。
「中学受験理科のポイントとその理由をしっかりとおさらいしたい!」というお子さまにおすすめの参考書です。

理科の学習ポイントと化学のグラフの基本をマスター
中学受験理科で学ぶポイントを、過不足なくおさえて紹介している参考書。暗記事項のゴロ合わせもあり、使い勝手のよい参考書です。
とくに化学の問題の、頻出グラフの読み取り方の説明がくわしく、非常にわかりやすくて秀逸です。「中学受験理科の化学のグラフ問題が基礎からわからないお子さま」におすすめの参考書といえるでしょう。
実際に塾で授業を受けているのと同じかそれ以上のくわしさで、頻出グラフの読み取り方の学習をすることができます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 中学受験用理科の参考書の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの中学受験用理科の参考書の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【中学受験用】理科参考書の選び方 難易度と志望校対策、題材や時事問題
それでは、中学受験用の理科参考書の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】基礎問題から徐々に応用問題へ
【2】日常生活体験や時事問題対策が重要
【3】写真やイラストがあって視覚的にわかりやすいもの
【4】計算問題の解説がくわしく、小学生にも理解できるもの
【5】太陽・月・星の動きがくわしく、わかりやすいもの
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】基礎問題から徐々に応用問題へ 「生物」「地学」「物理」「化学」
理科が得意でないなら、基礎から学べる参考書からはじめましょう。「生物」「地学」「物理」「化学」の4つの単元があるので、それぞれを理解しながら基礎固めをする必要があります。
理科が得意、基礎知識があるなら、応用問題中心へ。覚えることが中心の「生物」「地学」よりも「物理」「化学」は計算問題やデータから答えを考え出すという思考力が求められます。
【2】日常生活体験や時事問題対策が重要 入試対策や志望校対策には
本番の入試が近づいてきたら、より具体的な入試対策ができる参考書を。過去問や出題傾向などがわかるものだと効率的に勉強ができます。
より深く理科の知識を身につけるうえでは、日常体験と合わせた解説や身近な問題を例にした参考書が役立ちます。時事問題に絡めた出題も多くなっている傾向にあるので、対策もしておきましょう。
【3】写真やイラストがあって視覚的にわかりやすいもの
中学受験理科において、植物・動物・人体は記憶事項が多い頻出単元です。大手塾の模試や実際の入試問題では、写真やイラストの部分の名称などを答える場合も多いので、購入する参考書もわかりやすい写真やイラストが載っているものをおすすめします。
また、動物や植物の分類がわかりやすい表になっていて、体系的に頭に入りやすいものがよいでしょう。
【4】計算問題の解説がくわしく、小学生にも理解できるもの
中学受験理科の物理・化学分野は非常に難しい計算問題が出題されます。高校生で習うような内容も出題されることがあります。
もちろん、大学受験のように方程式や化学式をそのまま使うことはできませんので、それらを中学受験生でもわかるような言葉の式で立式し、かみくだいて解説しているものを吟味して選ぶ必要があります。
図はもちろん、比例や反比例を多用した解説が載っているところもポイントです。
【5】太陽・月・星の動きがくわしく、わかりやすいもの
天体分野は、地球を含めた天体の動きをその理屈から理解できていないと合格点は望めません。星座の名前など単純に覚えればよいものだけではなく、天体や地球の動きをダイナミックな図を用いて根本から理解することができる参考書を選ぶとよいでしょう。
天体分野においては、暗記事項と原理の説明事項がバランスよく豊富に記載されている参考書がおすすめです。
【6】情報が網羅されており、ポイントがわかりやすいもの
理科のなかには、暗記をするだけで乗り切れる問題もありますが、本質的に理解できないと解けないことが多いです。各単元の情報が網羅されており、かつ原理や原則が理解できるように、ポイントがしっかり明記されている参考書を選びましょう。
さらに、頻出グラフ問題などわかりやすい例題が盛りこんであるとなおよしです。
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お子さんと一緒に内容を確認するのがベスト
お子さまが中学受験塾にお通いの場合は、塾のカリキュラムや教え方と大きな乖離(かいり)がないものを選ぶ必要があると思います。そのためには、書店へ行ってどの参考書がよいかお子さまと相談して決めるのがよいでしょう。
お子さまが中学受験塾に通っていない場合、はじめは難しすぎないものを選ぶ必要がありますので、同様に書店で難易度や見やすさを吟味されるのがよいと思います。
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中学受験1:1個別指導塾の算数楽館を主宰。SAPIX・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーなどの中学受験大手塾や中小専門塾の生徒を多数指導。 算数・理科のわかりやすい解説には定評があり、多数の生徒が算数・理科の成績を向上させる。自らも中学受験大手塾に通って中学受験を経験し、難関校複数に合格。私立中高一貫校から難関私大理工系学部に現役合格。中小の中学受験塾において算数・理科の講師および教材作成をへて、2009年に算数楽館を開校。難関校合格実績多数。