ゲーミングスピーカーとは
ゲーミングスピーカーとは、ゲーム内の効果音やセリフの声といった音声に臨場感を持たせ、ゲーミングサウンドを魅力的にするスピーカーのこと。
アンプが内蔵されたアクティブスピーカーが、PCに繋げるだけのシンプルな接続が魅力で、設置も手軽なものが多いです。1000円ほどの低価格なエントリーモデルから、数万円以上するようなハイエンドモデルまで、目的や機能性、こだわりによって価格が幅広いため、選び方を踏まえてしっかり吟味する必要があります。
ゲーミングスピーカーの選び方
それでは、ゲーミングスピーカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】FPSやアクションゲームには有線接続のものを
【2】使用する環境に合わせた商品を選ぶ
【3】臨場感のある音を楽しむにはch数が大切!
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】FPSやアクションゲームには有線接続のものを
音楽を楽しむのと異なり、ゲームをプレイしながら音を楽しむゲーミングスピーカーは、遅延の発生は致命的です。有線接続は無線接続と比べて遅延の発生が少ないです。なるべく有線接続ができるゲーミングスピーカーを選びましょう。
無線接続がいいという場合は、aptXというコーデックに対応しているものがおすすめです。遅延で起こるゲームのミスやストレスを減らしてくれます。
【2】使用する環境に合わせた商品を選ぶ
ゲームを楽しむ環境によって、適切なゲーミングスピーカーは変わってきます。ある程度の音が出せる環境であれば、低音もしっかりと響くスピーカーがおすすめです。これにより効果音やゲーム音楽に厚みが増し、没入感がアップします。
たとえばFPSでは、ゲームの勝敗を左右する「足音」や「射撃音」がハッキリ伝わってきます。スマートフォンや携帯ゲーム機であれば、コンパクトなゲーミングスピーカーがおすすめ。本体と近い距離でもしっかりと音の広がりを感じられますよ。
【3】臨場感のある音を楽しむにはch数が大切!
よりリアリティのある、臨場感あふれる音を楽しみたいときには、スピーカーのチャンネル数を確認しましょう。2.1chや3.1chといったスピーカーには、サブウーファーがプラスされています。これにより重低音が効いた迫力のある音が楽しめるようになります。
また、5.1chといった後ろにもスピーカーを配置できるタイプは、立体的に音を感じることができます。サラウンドと呼ばれるのがこのタイプです。
ch数が増えるごとにスピーカーの数が増えるため、設置場所が必要になります。設置場所が限られている場合は、バーチャルサラウンドに対応した商品を選ぶのがおすすめです。後ろの音もリアルに感じられますよ。
ゲーミングスピーカーおすすめモデル
それでは、おすすめのゲーミングスピーカーをご紹介いたします。
▼おすすめ3選|複数スピーカータイプ
▼おすすめ3選|サブウーファー外付けタイプ
▼おすすめ3選|バータイプ
▼おすすめ1選|ウェアラブルタイプ
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ商品の比較一覧表
▼おすすめ3選|複数スピーカータイプ
コスパ最強のハイスペックモデル
Creative社Pebbleシリーズの進化系モデル「Pebble V3」。AUX入力、Bluetooth 5.0、USBオーディオの三通りの接続が可能になりました。ノートパソコンやMacBookのUSB タイプCポートに接続すれば、ノイズを抑えた高音質なUSBデジタルオーディオを再生できます。
コロンとした外観がトレードマークで、机の上を占領しないコンパクトな丸型、パソコンの左右に置くとしっくりくるデザインです。スピーカードライバーの角度は45度の上向きで、不特定多数の人ではなく、自分だけに音が届くようになっています。リーズナブルで高音質、デザイン性も兼ね備えたアイテムです。
▼おすすめ3選|サブウーファー外付けタイプ
▼おすすめ3選|バータイプ

ゲームジャンルに合わせて3つのサウンドから選べる
スクウェア・エニックスとPanasonicの共同開発した3つのゲームモードを搭載したスピーカーです。RPG、FPS、ボイスシーンのそれぞれに適した音響に自動で調整してくれます。音質面ではドルビーアトモス、DTS:X、/Virtual:Xの3つの先進技術を市販のシアターバーとしてはじめて採用。
MMOゲームで大人気のファイナルファンタジーXIV推奨となっており、クラシカルなオーケストラサウンドも得意です。従来のサラウンドよりも包み込まれるような迫力ある音を体感できるようになりました。これだけの機能が詰め込みながら、本体の高さは5.2cmと非常に薄型。ディスプレイの下など、置き場所に制限がある方におすすめです。

▼おすすめ1選|ウェアラブルタイプ

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最後に|ガジェットレビュアーのアドバイス
家電コンシェルジュ・ガジェットレビュアー
購入後のチューニングも重要な要素!
本体の大きさやスピーカーの数はスペックなどから確認ができます。ですが、本当の自分に合う音かどうかは、ゲームごとに合わせてみるまでわかりません。本当に自分に合う音を追求するためには、PCであれば自分でチューニングするのもひとつの方法です。
とくにFPSであれば、低音部分やSEを上手に調整してみてください。プレイ感覚だけでなく、ゲームの結果にも影響が出ると思いますよ!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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ブルータス、テッカブル、インプレス、ゲットナビ、モノマガジンなどで編集を行うモノ系ライター。 ファッションや家電のスペックだけでなく、ストーリーやブランド性まで加味して良い品を探すのが好き。 週6日の秋葉原・銀座ウォッチや、海外製品の調査まで、とにかく人よりいい品を探すのが大好き。(今まで購入した家電で家が1軒建つとか建たないとか。)