防水タブレットケースの選び方
それでは、防水タブレットケースの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】防水、防塵(ぼうじん)の性能が分かる「IP規格」をチェック
【2】ケースの種類は用途に合わせて選びましょう
【3】豊富な付属品で防水ケースがより便利に
【4】センチ単位でサイズを確認しておこう
【5】カメラを使えるかチェックしよう
上記の5つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】防水、防塵(ぼうじん)の性能が分かる「IP規格」をチェック
防水タブレットケースにまず求めるのは防水性能ですよね。商品を比べる際は、IP規格という防水、防塵(ぼうじん)規格が取得されているかどうかをチェックしましょう。
IP規格では、IPの後ろに記載されている2ケタの数字を見ることで、防水、防塵性能がわかります。前の数字が防塵、後ろの数字が防水性能をあらわしています。前半の防塵は「0~6」、後半の防水は「0~8」のなかから表記。数字が大きいほど性能が高い商品です。
たとえば「IP67」の場合、水、ホコリ、固形物に対して非常に高い保護性能を持つことがわかりますよ。IP50の場合、防塵性能は高いですが、水には全く強くないです。
【2】ケースの種類は用途に合わせて選びましょう
防水タブレットケースには、「ハードケース」と「ソフトケース」の2タイプの商品があります。
ハードケースタイプは本体とサイズがぴったりと合うため、電源のオンオフやボリュームの調整など、細かな取り回しがらくになるのが特徴です。
ソフトケースタイプは適用サイズの幅が広く、さまざまなメーカーのタブレットを使う方におすすめできます。ただし耐久性性能はまちまちです。ハードケースであれば落下耐性がついている商品もありますので、多少の衝撃ならケースがタブレット本体を守ってくれますよ。
【3】豊富な付属品で防水ケースがより便利に
使いやすい防水タブレットケースを探すときは、どんな付属品がついているかは大切なポイントです。
たとえば、キックスタンドが付属している商品であれば、さまざまな角度でタブレットが使えるため、動画視聴がらくにおこなえます。ショルダーストラップがついていれば持ち運びながら使えるため、屋外の仕事でタブレットを使う方にぴったりです。
【4】センチ単位でサイズを確認しておこう
タブレットケースを選ぶときは、サイズを間違えないように! 8インチ用や10インチ用などと商品パッケージ書かれているのでチェックしましょう。
ただ、商品によって、同じ「8インチ用」の防水タブレットケースでも、多少違いがあるようです。ご自分のタブレットと防水タブレットケースの縦横のサイズを「cm」で測っておくと安心です。
【5】カメラを使えるかチェックしよう
タブレットのカメラレンズ部分に防水ケースが被さると、カメラ機能が使えなくなります。そのため、防水ケースに入れた状態でもカメラを使いたい場合は、カメラレンズの場所を確認しておきましょう。
とはいえ、使っているうちに防水ケースとタブレットの位置がずれてしまうこともあります。そうなることを避けたい場合は、スケルトンタイプを選ぶのがおすすめです。
防水タブレットケースおすすめ7選
上記で紹介した防水タブレットケースの上手な選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品などを紹介します。
水中でもしっかりと保護するかどうかの検証をクリアした、IP68、IP47を取得している高性能なものもありますよ。

耐衝撃性に優れたハードタイプの防水ケース
ハードタイプの防水タブレットケースです。やわらかくて手になじむTPU素材を使用することで、さらさらとした金属製の本体よりも落下の可能性を抑えています。ケースが汚れてしまっても、洗剤を使用しての水洗いに対応していますので、いつでも清潔に使えるのはポイント。付属のキックスタンドを使用すれば、手に持つだけではなく、テーブルやシンクに立てて使うことも出来ます。
ケースを付けたまま充電まで行なえるのもおすすめできるポイントです。ただし、本体や充電口がぬれている場合は感電の可能性があるためしっかりと乾かしてください。
ふだん使いからケースをつけて使用できますので、子どもに動画を見せるために貸したとき、飲みものをこぼしてしまったときも慌てずに済みますよ。
三段階のトリプルジッパー仕様で水をシャットアウト
三段階のジッパーによる浸水防止構造なので水の侵入を完全に防止します。
ケースに入れたままでもタッチ操作可能で反応が良く、プールやお風呂、海などの水場でも安心して使えます。ストラップは使いやすい長さに調整できるフック型です。
対応サイズは10インチまでの各種タブレットです。
普段の生活でも安心して使用できるソフト防水ケース
3連チャックと巻き込み式のふたにより外部から水の侵入を防ぎます。丈夫で破れにくく作られています。
普段の生活で使用できることを目的とした防水ケースです。お風呂やキッチン、海辺やプールサイドで水を気にすることなく使用できます。
ケース背面にはカメラが使用できるようにカメラ窓があるほか、無段階の角度調整ができるスタンドもついています。
防水・防塵国際規格の最上級IP68に準拠
iPadAir10.5インチ専用のハードケースです。
防水・防塵国際規格の最上級であるIP68やアメリカ国防省制定規格MIL-STD-810G等に準拠しています。水深2mでも完全防水のほか、1.2mの耐衝撃プロテクション、最高レベルの耐雪性、防磁性があります。
iPadAir10.5インチ専用ケースのため、ケースをつけたままでもすべてのボタン操作を使用することができます。
利便性を追求したワンタッチ開閉のソフトケース
道具や力を必要としないワンタッチ開閉でタブレットの取り出しが可能です。3ヶ所でロックすることができる口は大きく開き、タブレットの出し入れも簡単です。
密封口素材を用いた防水性能のため、家庭での使用のほか工場などの汚れが気になる場所でも使用できます。ケースの上から操作も快適におこなえます。

大型タブレットには汎用性の高いこちら
ケースの上からも操作が快適に行なえる、ソフトタイプのタブレット防水ケース。10.5~13インチの商品まで対応しますので、サイズの大きなタブレットでも防水対応にすることが可能です。付属のキックスタンドは5段階から角度調節がおこなえます。
お風呂場ではケースを立てて、キッチンでレシピを見やすく斜めになるように、視聴環境に合わせて好みの角度を選ぶことができますよ。

ショルダーベルトがついた防水防塵ケース
IP47を取得しているタブレット防水ソフトケースです。倉庫内の商品管理など、ホコリが気になる現場の使用も安心なのはうれしいところ。動画視聴や卓上での使用に便利なスタンドはもちろん、落下防止に役立つハンドベルト、斜め掛けできるショルダーベルトまで付属しています。
アウトドアやレジャーで水がかかっても安心。ビジネスシーンでは作業場や工事現場へそのまま持ち込めるすぐれものです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 防水タブレットケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの防水タブレットケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
取り外すときは水が浸入しないように配慮を
使用後にケースから取り出すときに水が本体に触れてしまい、せっかく防水ケースをつけていたのに……ということが起こることも。取り出す前には必ず水気をタオルで拭いてからロックを解除しましょう。細かな凹凸や開閉部まわりは、念入りに拭くのがポイントです。
また、再度使用する際には、入れ口や稼働する部分はしっかりハマっているかチェックをしましょう。
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防水ケースでタブレットを好きな場所で使おう
防水ケースを選ぶ際は、自分の使用目的やタブレットのサイズなどを考慮して、ぴったりのものを選ぶようにしましょう。
タブレットを防水ケースに入れれば、使える場所の幅が広がり、さらに便利になります。機能面だけでなく、デザイン面でもお気に入りのものを探してみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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※2021/09/24 コンテンツ追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 加藤佑一)
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家電量販店とPCショップ店員の経験を経て、編集者に。 普段は真面目なビジネス書や社長インタビューを行う傍ら、給与の半分近くを新作家電に投じる。 特に美容家電や調理家電、オフィス用品、1万円以下で購入できるガジェットにはついつい食指が伸びてしまう。 趣味に近い家電愛を、読者のみなさまの商品選びに生かせましたら幸いです。