タブレットアームとは?
タブレットアームとは、タブレット機器をテーブルやベッドに固定することのできるアイテムです。タブレットアームを使用することで、重いタブレットを手で持つ必要がなくなります。テーブルのうえに置いたり、ベッドサイドに取りつけたりと、利用シーンに合わせてさまざまなタブレットアームが展開されています。
動画鑑賞やパソコンのサブモニターとして使用することも可能です。仕事の作業効率をあげたい方や寝ながらタブレットを楽しみたい人におすすめのアイテムです。
タブレットアームの選び方
タブレットを持たずに操作できる「タブレットアーム」。長時間手に持っていると腕が疲れますが、それがなくて操作がラクちんなすぐれものです。また、可動するアームが付いているので、寝ながら使うのにも便利なアイテムです。
この記事では、タブレットアームの選び方をご紹介します。使うシーンを想定して、あなたにぴったりなタブレットアームをぜひ見つけてみてくださいね。
ポイントは下記。
【1】タブレットのサイズと対応機種から選ぶ
【2】アームの種類で選ぶ
【3】設置タイプで選ぶ
【4】耐荷重で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タブレットのサイズと対応機種から選ぶ
タブレットアームには、タブレットの対応機種やサイズが決められているものが多くあります。とくに画面の大きなタブレットを使用している方は注意が必要です。
また、タブレットアームのなかには、スマートフォンやゲーム機器にも使えるものがあります。タブレット機器に限らず、さまざまな電子機器と兼用して使いたい場合は、それぞれの機種に対応しているかチェックしましょう。
【2】アームの種類で選ぶ
タブレットと机やベッドなどをつなぐアームには、おもに「複数固定軸アーム」と「フレキシブルアーム」の2種類があります。使う場所などにあわせてアームの種類を選びましょう。
安定感重視の「複数固定軸アーム」
複数固定軸アームは、複数の軸でつなげてアームが作られています。軸と軸をつなぐ部分を動かして、タブレットの高さや位置の調節をおこないます。
可動域が限られるため、タブレットの固定がかんたんにできるのが特徴です。仕事のサブディスプレイとして使うなど、安定感を重視したい方におすすめのタブレットアームです。
自由に動かせる「フレキシブルアーム」
フレキシブルアームは、アームを360°自由に動かせるのが特徴です。タブレットの角度や位置の微調整がしやすいため、動画配信や寝ながら動画鑑賞をするのに向いています。
アームの可動が自由な分、タブレットが揺れやすかったり位置の調整に時間がかかったりする場合があります。角度や位置を一度決めたらタブレットの操作が少ないシーンでの使用がおすすめです。
【3】設置タイプで選ぶ
タブレットアームを机やベッドサイドに固定する方法として多いのは、「卓上タイプ」と「はさむタイプ」の2種類です。固定先の状況に合わせて、設置タイプを選びましょう。
床置きや卓上にそのまま置いて使う「スタンドタイプ」
「スタンドタイプ」は、床や机に置くだけでかんたんに設置できるタブレットアームです。部屋の移動や外出時などにも持ち運びやすいのがメリットです。
スタンドタイプは机に固定するわけではないため、設置場所が平坦でなければ倒れやすい面もあります。机にタブレットアームを置くスペースを空けること、土台のサイズが大きく滑り止めのついたタブレットアームを選ぶことなどを意識して使用するといいでしょう。
机などにはさんで固定する「クランプタイプ・クリップタイプ」
「クランプタイプ・クリップタイプ」は、机やベッドサイドの端に固定して、タブレットアームを設置します。机などに固定するため安定感があり、設置スペースが少なくて済むものが多い傾向です。
クランプタイプ・クリップタイプは、はさめる厚さが決まっているため、注意が必要です。また、はさまれた机やベッドフレームにキズをつけてしまう可能性もあります。はさむ部分にクッションとなるシリコンなどがついているものを選ぶといいでしょう。
【4】耐荷重で選ぶ
タブレットアームを選ぶときは、使用しているタブレットが耐荷重の制限内であることも大切なポイントです。耐荷重を超えたタブレット機器やほかの電子機器の使用には注意が必要です。
耐荷重を超えたタブレットを取りつけて使用すると、タブレットが落下するおそれがあります。タブレットの落下によって画面にキズがついたり、観ていた人の怪我につながったりする可能性もあるため、しっかりチェックしておきましょう。
どれくらいの重さのタブレットをどこに取りつけるか
タブレットアームを購入する際に気をつけるポイントは2点あります。ひとつめはタブレットの重量、そしてふたつめはどこに取りつけるかです。
重めのタブレットの場合は、自重でアームが下がることもありますし、取りつけ部分が簡素な作りだと破損することもあります。
手持ちのタブレットの重量を意識して商品をセレクトしましょう。
タブレットアームのおすすめ19選
上記のタブレットアームの選び方をふまえて、おすすめ商品をご紹介します。
【スタンドタイプ】【クランプタイプ・クリップタイプ】と、設置方法にわけて紹介していきますので、使用シーンを想定して製品を選んでみましょう。
【スタンドタイプ】おすすめ11選
まずは、スタンドタイプからご紹介します。置くだけなので手軽に使え、場所の移動もかんたんに持ち運びができるのがポイントです。
『タブレットアームスタンド(200-STN052)』は、タブレットを取りつけていても持ち運べる卓上型です。キッチンと寝室で使う、などという場合に便利。12.9インチiPadにも対応しています。

安定感重視のタブレットアーム、充電コードも通せる
総重量1.4kgと大きなスタンドで安定感のあるタブレットアームです。お店のレジや展示会の案内用など、タブレットの操作が多い場面で使用するのにぴったりです。
タブレットホルダーと土台に充電コードをとおせるスペースがあり、コードの動線を確保しやすいのも特徴です。店舗での使用やテレビ電話など、充電しながら長時間タブレットを固定するシーンに向いています。
『タブレット用伸縮アームスタンド(PDA-STN39BK)』は、上下方向に伸縮するアームを備えた卓上型です。斜めにアームが伸びない代わりに重みで下がる心配が不要。アームのケーブルホルダーが便利です。

ケーブルホール・ホルダーつきで充電しやすい
約30cm〜46cmまでアームを伸縮可能なタブレットアームです。アームを巻いたり、折り曲げたりする必要がないため、スタイリッシュな雰囲気をたもつことができます。
土台には充電コードをとおすケーブルホール、アームには充電コードを固定するケーブルホルダーがあります。充電しながら使用しても、机周りがすっきりして見えるタブレットアームです。
充電しながら利用できる
スタンドに置いたまま充電できるので、充電しながら使えて便利です。高品質のABS素材を採用しているので、頑丈なデザインでどこででも活躍!また、人間工学的なデザインで、目に合わせる角度調整ができ、平衡感覚がたもてます。
上下にスライドして高さを調節できるので使いやすいですね。タブレットライフをより快適にできます。タブレットに接触する面はシリコンの保護パッドでつくられてるので、端末を傷から守ります。
約1kgの土台つき、充電しながら固定可能
タブレットホルダーに内蔵されたバネがしっかり機器を掴み、4~12.9インチの幅広いタブレットやスマートフォンに対応します。ホルダーの両端にはスペースがあり、充電しながら使えるところもポイントです。
アームの土台は約1kgと重量感のある仕様となっています。アームのグラつきが少なくなるため、ビジネスのビデオ通話用としても重宝します。
大型の卓上用・棚下取りつけ用の2種類の土台が魅力
StarTech.comのタブレットアームは、約1kgまでの機器をホールドすることができます。重量のあるタブレットを使っている方におすすめです。
大型のスタンドベースと棚下などに取りつけできるサブベースの2種類の土台がセットになっています。ひとつの場所に固定せず、さまざまな場所で使いたい人にぴったりです。
シンプルなデザインがおしゃれなタブレットアーム
エアージェイのタブレットアームは、25cmまでのタブレットやスマートフォン、ゲーム機器を固定できます。卓上タイプのスタンドには、滑りにくいクッションがついているのもポイントです。
ブラックとホワイトの2色展開で、部屋の雰囲気に合わせてカラーを選択できます。シンプルで女性にも使いやすいデザインが魅力です。
アームは20cmのコンパクトサイズ
モノトーンでスタイリッシュなデザインが特徴のMOTTERUのタブレットアーム。アームの長さは20cmと机のうえにコンパクトに収まります。
タブレットホルダーにはシリコンパッドがついていて、タブレット機器をキズつけにくいのが魅力です。充電コードやイヤホンを装着したままタブレットを固定することもできます。
折りたたみ式でコンパクトに、持ち運び用として○
ETSUMIのタブレットアームは、折りたたみ式でコンパクトなスタイルが魅力です。折りたたむと手のひらサイズのため、持ち運び用としても重宝します。
タブレットホルダーにブラケットなどがなく、タブレットを置くだけで使用できるのもポイント。タブレット以外のスマートフォンやゲーム機器など、マルチに使いたい人におすすめのタブレットアームです。
グラつきを軽減する大きな土台でペンの使用も
1辺約30cmの大きな土台がついたタブレットアームです。総重量は約2kgと重みがあり、ペンを使っても不安定なグラつきが少ないのが特徴です。
高さ調整にねじ止めなどの必要がなく、片手でかんたんに位置を変えることができます。タブレット用とスマートフォン用の2種類のホルダーがセットになっているのも使いやすいポイントです。
土台の裏に起毛生地を採用、机をキズつけにくいのが
アームが約20cmとコンパクトサイズのエレコムのタブレットアーム。土台の裏にやわらかい起毛生地を採用したタブレットアームは、机をキズつけにくいのが特徴です。アームの角度は六角レンチで調整して、しっかり固定できます。
シンプルな白と黒の2色展開であるのもポイント。部屋の雰囲気にあわせて、本体の色を選ぶことができます。
卓上式、クランプ式両方に切り替え可能
吸盤とねじをつけ替えることで、卓上式にもクランプ式にも対応可能なタブレットアームです。とくに卓上式は、ガラスなど吸盤と相性のいいテーブルだとグラつきが軽減します。
6箇所の軸を支える関節部分は、六角レンチを使用してしっかりホールドすることができます。自由で安定感のある使い方がしたい方におすすめです。
【クランプ・クリップタイプ】おすすめ8選
続いては、はさんで固定するクランプタイプ・クリップタイプをご紹介します。設定に少々手間がかかりますが、使う場所が決まっているならこちらの方が安定感がありますよ。
『フレキシブルアームスタンド』は、アーム部分が自由に曲がり、取りつけの自由度が高い商品です。構造上、タブレットをタッチすると揺れるのはやむを得ないので、音声での操作ができるタブレットに向いています。

全長110cmのロングアームが魅力
23cmまでの幅のタブレットを固定できるタブレットアーム。全長110cmのアームは、ベッドサイドやテーブルに取りつけて、寝転びながら動画鑑賞するのにもぴったりです。
ホルダーの裏に六角ナットがついているため、決めた角度でしっかり固定できます。タブレットの角度や位置をこまかく調整しても、グラつきや揺れが少ないのが魅力です。
角度・向きの調整が可能なボールジョイントつき
5~12.9インチまで、幅広いタブレットやスマートフォンに対応しているタブレットアームです。取りつけがかんたんなクランプ式は、机やベッドサイドなどで安定してタブレットの使用を楽しめます。
タブレットホルダーとアームの接続部分に角度や向きを自由に調整できるボールジョイントを採用しています。見る姿勢によって、タブレット画面の微調整をしたい方におすすめのタブレットアームです。
6つの関節で位置が調節しやすいアームスタンド
サンワダイレクトのタブレットアームは、合計6つの関節で角度や向きの調整ができます。6つの関節があると、タブレットの向きや角度、アーム自体の高さや距離など、自分の使いやすい位置にタブレットを設置できるのがポイントです。
アームの各関節は六角レンチで位置を固定します。グラつきが少なく、タブレットを操作するときも安定感を感じられるでしょう。
19.3インチの大きなタブレットにも対応可能
モニターアームや昇降デスクなど、オフィス周りの便利なアイテムを扱う「エルゴトロン」のタブレットアームです。ホルダーのブラケットで高さを調節して、さまざまなタブレット機器をしっかり固定します。
19.3インチと大きめのタブレットにも対応しています。ホルダーは柔軟に調整できるため、タブレットにケースを装着したまま使えるのもポイントです。
キズがつきにくいシリコンパッドがついたクランプ式
MOTTERUのタブレットアームは、机にはさんで回すだけのかんたんなクランプ式です。固定する部分にはシリコンパッドがついているため、机やベッドサイドをキズつけにくいのも特徴です。
ホルダーの裏についている紐を引っ張ると、タブレットをラクにはさめます。固めのアームでグラつきが少ないのもうれしいポイントです。
タブレットホルダー全体をアームから着脱可能
タブレットホルダー全体をアームから取り外して使えるのが特徴のタブレットアームです。ブラケットをつけたままにしておけば、手元のタブレットをプレゼン用にアームに取りつけるといったこともかんたんにできます。
机のスペースを圧迫しないクランプ式で固定できるのもポイントです。クランプの裏側にあるネジを締めて、机の厚さにあわせてしっかりと固定できます。
7cmまでの厚みに取りつけられるクランプ式
約55cmのフレキシブルアームでタブレットを自由な位置に調整できるタブレットアームです。クランプ式の固定方法で、1〜7cmまでの厚さの机やベッドフレームに取りつけることができます。
アームをくねくねと巻いて強度をあげることで、約1kgまでのタブレットの固定が可能です。4インチのスマートフォンから約11インチのタブレットまで幅広い機器におすすめです。
タブレットの向きや角度が自由自在
ネジのついたスクリュー式クランプでしっかり固定できるJTTのタブレットアームです。タブレットホルダーとアームの繋ぎ目には、ボールジョイントを取り入れ、タブレットの向きや角度を自由に調整しやすいのが特徴です。
タブレットホルダーの背面には、ホルダーの高さを調節するレバーがあります。自分の好きな強度でタブレットを固定できるのもポイントです。
「タブレット アーム」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タブレット アームの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのタブレット アームの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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タブレットアームを使って快適なおうち時間を過ごそう
本記事は、タブレットを便利に使える「タブレットアーム」の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。いかがでしたか?
タブレットアームを使えば、ソファやベッドでも手でタブレットを持つ必要がなくなります。また、卓上タイプのタブレットアームをパソコンの横に置いて、仕事用のサブモニターとして使うことも可能です。サイドテーブルやベッドサイドに取りつけるのであれば、安定感のあるクランプ式のタブレットアームがおすすめです。
利用シーンに合ったタブレットアームを取り入れて、仕事でもプライベートでも快適なおうち時間を過ごしましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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