おすすめ商品の比較一覧表
フローラルテープの選び方
フラワースタイリストのAnna Kitanoさんに、フローラルテープを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
伸縮性で選ぶ

Photo by Marci Angeles on Unsplash
フラワースタイリスト
フローラルテープは「軽く引っ張りながら、らせん状に巻く」という使い方をします。テープの両面が、どちらも接着面となっているので、軽く引っ張ることでゆるみなくピンとした状態になり、テープ同士が自然とくっつき合いやすい状態になるからです。
伸縮性があるタイプは、伸ばしながら薄い状態で巻いていくことができ、ゆるむことなく使いやすさを感じると思います。分厚いままのテープを使用するより繊細な仕上がりになりますので、薄く伸ばしながら使用できる伸縮性のある商品がおすすめです。
粘着力で選ぶ
フラワースタイリスト
基本的に、両面どちらにも糊(のり)がついていて接着面となっているタイプが主流です。まれに糊がついていなかったり、糊の量が少ないタイプの商品もありますので、購入前に確認をしてください。
引っ張りながら使用することで、テープ同士がくっつき合い粘着の強度を増していきますので、糊の粘着がしっかりあるタイプの商品ですと、不慣れな方にも使用しやすいアイテムとなります。
しかし、接着力が強いほど指にべとつきが移りますので、こまめに手を洗うなどしてテーピング部分をきれいにたもつよう心がけるとよいでしょう。
色味で選ぶ
フラワースタイリスト
緑色がいちばんスタンダードなタイプですが、これはお花の自然な茎の色を表現するためです。濃い緑色、薄い緑色、焦げ茶色の色味は、多様なラインナップで販売されているカラー。明るい緑色よりも、濃い緑色のほうが本物の茎の色に近く自然になじみやすいので、一番使いやすい色味であると思います。
近ごろでは、白色などのカラーバリエーションもあり、そちらは生花よりも、アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーにより適しているタイプです。ウェディングの真っ白いイメージの作品を作る際、茎の色味であるグリーンを入れないほうがよいという場面で効果的に使用できます。作品に合わせて色味を選びましょう。
テープの幅で選ぶ
フラワースタイリスト
通常12mm幅のテープが主流ですが、コサージュやヘッドピースなどの小さな作品には細い6mm幅のテープを使用するとよいでしょう。どのようなタイプのテープでも、使用すれば同じに感じるかもしれませんが、さまざまな角度から見た際に細部にまでこだわって作っている作品はやはり美しいものです。
出来上がりの完成イメージが繊細な作品ほど、しっかりと手間をかけてサイズの合ったテープを使用することで、より美しい仕上がりを目指せますよ。
フローラルテープおすすめ5選 初心者でも安心、弱粘着など
ここまで紹介した、フローラルテープの選び方のポイントをふまえて、フラワースタイリストのAnna Kitanoさんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

日本デキシー『フローラテープ モスグリーン』

出典:Yahoo!ショッピング

ミレニアムアート『フラワーテープ ライトグリーン』




出典:楽天市場

ポピー『フローラルテープD モスグリーン』






出典:Amazon

藤久『花創りテープ』




出典:楽天市場

東京堂『お花のテープ #5 オリーブグリーン』






出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フローラルテープの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのフローラルテープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
最後に|エキスパートのアドバイス
フラワースタイリスト
プロから初心者まで、必要不可欠なアイテム
フローラルテープはすべての方が幅広く使用できる便利なアイテムですので、ぜひ使い方を覚えておくとよいでしょう。自然に近い色味を選ぶことはとても重要で、数種類の異なった色味をそろえておくと、さまざまなシーンに合わせられます。
また、両面にほどよい糊がついているタイプか、多少の伸縮性があるかということも必要なポイントになりますので、使用者の口コミコメントも参考にしてみてください。引っ張りながら薄く伸ばして使用していくことが仕上がりを左右しますので、はじめは練習用として 「まずは1個」購入することをおすすめします。
目につきにくい小さな範囲での使用になりますが、だからこそ美しく完璧に仕上げたい部分。フローラルテープを使用して、もっとお花を楽しみましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
幼少期より自宅のあったアメリカ/LAを中心とし、様々な国の文化/世界観や空間装飾に触れながら感性を養った。 国際線客室乗務員の勤務を経て、フレッシュフラワーアレンジメントの世界へ。 世界的に有名なロンドンの生花店、NYでの生け込みやウェディング装飾等でのフローリスト経験を積む。 東京・NY・ロンドンでの花仕事を続けながら、現在は東京でフラワーレッスンを開催。お花単体ではなくテーブル上のトータルでのコーディネートとし、生花・食器・紅茶を併せてのプレゼンテーションを大切にしている。 また、企業商品のスタイリング、企業での出張フラワーレッスン、コラム執筆なども手掛けている。