ナースシューズとは?
ナースシューズとは、看護師のために作られた靴のこと。
看護師は、1日中動き回っていることが多いため、動きやすくて、長時間履いていても疲れにくい工夫が靴に施されており、機能的なものがほとんど。また、通気性や衛生面にもこだわって作られており、最近では、その履きやすさからオフィスで働く女性なども愛用しています。
ナースシューズのおすすめ商品
ナースシューズには、主に「スニーカータイプ」「スリッポンタイプ」「パンプスタイプ」「サンダルタイプ」などがあります。
ここからは、足と靴のカウンセラーの青山まりさんと編集部で選んだナースシューズのおすすめ商品を種類別にご紹介します。
▼安定感を求めるなら「スニーカー」 疲れにくい機能をチェック!
スニーカータイプは、脱げにくく安定感があるので、立ち仕事が多い方やよく歩いたり動いたりする方に向いています。
病棟や施設内を歩きまわったり、患者さんを抱きかかえたり支えたりする時にも足に負担がかかりにくいため、作業に集中できるでしょう。
アシックスやミズノなどのスポーツメーカーが医療従事者向けに作ったシューズは、通気性やクッション性に優れている高機能なシューズが多いのでおすすめです。

クッション性のよいエアーソール!
クッション性のよいエアーソールのものを探している方には、こちらの商品もおすすめ。
クッション性がよいだけでなく、足ムレを抑えるために、両サイドがメッシュになっていて通気性もバツグン。
21.5~30.0cmまでの豊富なサイズ展開なので、足が特に小さい方、大きい方で、普段なかなか自分の足に合うサイズのものをみつけるのに苦労している……という方にも、おすすめです。
夜間でも音を気にせず勤務できる一足
靴の約半分がメッシュ素材でできている通気性に優れたナースシューズです。他のナースシューズよりも靴の中と外の通気性が高いので、ムレが気になる方にぴったりです。
滑りにくく静音タイプの靴底なので、夜間でも患者さんに足音で迷惑をかけることなく勤務できます。
立ったままの脱ぎ履きが可能なマジックバンドタイプで、一分一秒を争う現場でも活躍すること間違いなしです。

クッション性のよいエアーソール!
クッション性のよいエアーインソールのものを探している方におすすめなのが、シェスターのナースシューズ。
クッション性がよいだけでなく、足ムレを抑えるために、両サイドがメッシュになっていて通気性もバツグン。
靴底の屈曲性もよいので歩いたり、走ったりといった動作についてきてくれるため疲れにくいです。
カラーは、ホワイト・ブルー・ピンク・バーガンディー・ネイビーブルーの5色展開で、とってもオシャレ。好きな色を選べるたのしさもあります。
脱ぎ履きしやすいスニーカータイプ
通常の歩行では脱げにくい構造で、緊急時には脱ぎ履きしやすいローヒールタイプになっています。医療・介護の忙しい現場からの声をもとに、脱ぎ履きしやすい便利なベルトタイプが実現しました。

サイドがメッシュに! 手洗いもOK
足のムレやニオイが気になる方におすすめなのが、こちらのナースシューズです。
サイドがメッシュになっているだけでなく、足底部分にも通気孔がついているすぐれもの。
さらに、足の動きに柔軟にフィットさせるため、アウターソールに屈曲溝(くっきょくこう)がついています。
なので、丈夫なだけでなく動きに対するフィット感がバツグン! 手洗いできる人工皮革なので、じゃぶじゃぶ洗えるところもうれしいポイントです。
チームで履ける男女兼用サイズ
片足の重さが約180gの軽量コートシューズです。ニューバランス独自のデザインと履きやすさがポイント。男女兼用サイズなので、職場などのチームで揃えて履くことができます。
ランニングシューズ顔負けの柔軟性
歩きやすさを追求したスポーツタイプのナースシューズです。柔軟性に優れており、しゃがむ動作も楽に行えます。
カップインソールに衝撃吸収材が入っているだけでなく、かかとにエアークッションも内蔵されているので、膝などへの負担も最小限に減らす効果が期待できます。
両サイドのメッシュ面積が広くなっており、通気性も抜群。ムレが気になる季節でも快適に過ごせるでしょう。
▼頻繁に脱ぎ履きするなら「スリッポン」 人気のクロックスも!
頻繁にシューズを脱いだり履いたりする場合は、スリッポンタイプがおすすめ。
両手がふさがっていても脱ぎやすいものや、かかとを踏んだまま履くことのできる2wayタイプのものなどが人気です。
足が小さい方でもぴったりサイズが見つかる
アウトソールとインソールの両方に通気孔が設置されており、「息するソール」と言われるほど通気性に優れているのが特徴です。
スリッポンタイプで脱ぎ履きが素早く行えるのに、歩き回っても脱げにくいので活躍するでしょう。
15.0~24.0cmとサイズ展開が幅広いので足のサイズが小さい方でもぴったりのものが見つかるはず。200g以下でかなり軽量なのもポイントです。

サイズが豊富なスニーカータイプ!
足のサイズが小さめだったり大きめだったりすると、自分の足に合うサイズのシューズが売られていないことも。
そんな悩みがあるという方におすすめなのが、こちらの商品です。
なんと21.5~29.0cmまでのサイズ展開があり、カラーは10色も用意されていて男女兼用。
スニーカータイプですが、かかとを踏めばスリッポンになる2WAYタイプなので、介護など頻繁(ひんぱん)に脱ぎはきをしないといけない職場に勤務している方にもおすすめです。
足や膝をいたわってくれる優しいナースシューズ
ホールド感と通気性に優れたナースシューズです。日本人に多い幅広の足にもしっかりフィットする3Eタイプの設計になっており、長時間の勤務でも疲れにくいでしょう。
つま先が少し上がっているので、つまずきにくい工夫がされています。ランニングシューズなどにも使われている熱成型EVAが使われており、クッション性に優れているとともに足や膝への負担を軽減します。
通気性抜群!蒸れにくく快適に履ける
メッシュ素材で通気性抜群!シューズの中にこもりやすい熱を逃がしてくれるので蒸れにくくなっています。サイドのロゴがさりげなくワンポイントになっていておしゃれ。
片足約120gと軽量で脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプになっています。
▼デザイン性を求めるなら「パンプス」 おしゃれで見た目もスッキリ
足元をスマートにきちんと感を演出してくれるパンプスタイプは、受付を兼ねている看護師さんや医療事務の方などの着用におすすめ。
医療用のシューズとして設計されているので、疲れにくく仕事中も快適に動けるでしょう。

バンドでとめるはきやすいパンプスタイプ!
足を小さく、またスッキリときれいに見せたい方におすすめなのが、こちらの商品です。
パンプスタイプではありますが、甲高・幅広の方にも対応しており、パンプスで痛くなりがちな足の甲部分や、つま先部分がとくにやわらかくつくられています。
バンドがマジックテープ(面ファスナー)仕様なので、脱ぎはきしやすいものを探している方にもおすすめです。
▼足のムレが気になるなら「サンダル」 オフィスにもおすすめ
着脱のしやすさに加えて、通気性や蒸れにくさがメリットのサンダルタイプ。
サンダルタイプを選ぶ場合は、安全面も考慮して足の甲やつま先が覆われているものを選びましょう。
また、職場によってはクロックスなどのサンダルタイプを禁止している場合もあるので、購入する際はよく確認するようにしましょう。
医療施設専用の人気クロックス
アウトドアやスポーツの場面でも人気のクロックスが出す、病院や医療施設で働く方のためのシューズです。
文字抗菌性と防臭性に優れており、長時間履いてもにおいが気になりません。かかとに厚みと深さがあり、しっかりとしたホールド感になっています。
かかとのストラップ部分を前に倒せばスリッポンタイプのように使うこともできます。

安定感のあるはき心地で歩きやすい!
歩きやすいナースサンダルを探している方におすすめなのが、パンジーのナースサンダル。
つま先を安定させ、土踏まずを支えることで足の負担を軽くしてくれます。
かかとへの衝撃を吸収する3pointインソールが入っており、長時間はいていても痛くなりにくいのが特徴です。
足にフィットするバックベルトは3段階に調整でき、金具と本体をつなぐ部分はゴム素材が使われているため、脱ぎはきしやすくなっています。抗菌・防臭機能があるのもうれしいところ。
カラーバリエーションも豊富で可愛いサンダルタイプ
ベーシックなサンダルタイプですが、機能性に優れているナースシューズです。凹凸のあるエンボス加工がされており、ストッキングでも滑りにくい仕上がりになっています。
また、4色展開なので服装に合わせて選べるのもポイントです。バックベルトは裏ゴム仕様で脱ぎ履きも素早く行えます。
土踏まずの部分にクッションがあり、長時間動いても疲れにくくなっています。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの人気ランキング ナースシューズの売れ筋をチェック
楽天市場でのナースシューズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ナースシューズの選び方 スニーカー・スリッポン・パンプス・サンダルなど!
足と靴のカウンセラーの青山まりさんに、ナースシューズの選び方のポイントを4つ教えていただきました。
【1】足のサイズに合ったものを選ぶ
【2】通気性や安全面をチェック
【3】ソールのクッション性をチェック
【4】足腰の負担になりにくい軽量のものがおすすめ
それぞれ解説しているので、参考にしてみてくださいね。
【1】足のサイズに合ったものを選ぶ
ナースシューズを選ぶときは、足のサイズに合ったものを選びましょう。シューズは、足長(そくちょう)と足囲(そくい)で選びます。
足長は、「足指のなかで一番長い指」と、かかとを点で結んだ長さを測定します。足囲は、親指のつけ根の盛り上がっているところと、小指のつけ根の盛り上がっているところをメジャーで囲んだ長さを測定します。
インターネットで購入するときは、各商品の説明欄をよく読んでから、サイズ表と照らし合わせて、自分のサイズに該当するものを選びましょう。
【2】通気性や安全面をチェック
ナースシューズを機能面で選ぶには、まず第一に、通気性のよいものを選びましょう。
なぜなら、いろいろな落下物などから身を守るために、丈夫なつくりで足を覆う面積が大きくなっているナースシューズが多いからです。
もちろん安全面では、丈夫で覆う面積が大きいのはいいのですが、丈夫につくられているあまりに通気性が悪いと、靴のなかで足がムレてしまうことに。
サイド部分にメッシュ素材が使われているものなどを選ぶと、足のムレ予防ができて疲れにくくなります。
【3】ソールのクッション性をチェック
ナースシューズを選ぶときは、歩きやすくて疲れにくいシューズを選びましょう。
靴底が分厚くなっているものやエアー入りのものなど、靴底のクッション性が高いナースシューズを選ぶと、歩きやすくて疲れにくいです。クッション性の高いインソールの入っているシューズもおすすめ。
また、屈曲性もチェックしましょう。足裏がよくまがる屈曲ソールだと、足の歩行の動きについてきてくれるので、歩きやすく疲れにくいでしょう。
【4】足腰の負担になりにくい軽量のものがおすすめ
ナースシューズを選ぶ際には靴自体の重さも大切になってきます。毎日いろいろな作業をこなすナースが履く物としては軽量のものを選ぶのがベター。足腰の疲れが気になる方であれば、なおさらです。
しかし、軽さだけに焦点をあててしまうのはNG。衝撃を和らげるクッション性の機能がありつつ、できるだけ軽量なナースシューズを選ぶようにしましょう。
ブカブカな仕様のものに注意! 足と靴のカウンセラーからアドバイス
本記事では、通気性がよいもの、歩きやすく疲れにくいもの、脱ぎ履きしやすいものを優先的にご紹介します。
おすすめしたものはすぐれたナースシューズですが、市場に出まわっているほかのナースシューズのなかには、脱ぎ履きしやすくするあまりに、足にフィットしていないブカブカな仕様のものもあります。
そういった、ブカブカな仕様のものを長く履いてしまうと、タコや魚の目などができたり、膝や腰にまでよくない影響を与えることになったりすることもあります。
そのため、長期的にみて「健康面によくない影響をおよぼさないかな」というところを考えて、ピッタリとフィットするものを選ぶとよいでしょう。
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