「あんずジャム」のおすすめ商品の比較一覧表
あんずジャムの選び方 原材料をチェック!
フードスタイリストの江口恵子さんに、あんずジャムを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
糖度で選ぶ
商品によって糖度はさまざまですが、糖度が低いものは素材の味を生かしたさっぱりした味わいで、かたさもやわらかめに仕上がります。
ただし、糖度が低いと保存性に欠けるため、必ず冷蔵庫で保存をし早めに食べきるようにしてください。甘みの目安は以下の通りです。
■糖度40度以下:甘さ控えめ
■糖度40度~55度:ほどよい甘み
■糖度55度~65度:酸味と甘みのバランスがいい
■糖度65度以上:しっかりとした甘み
糖分の種類で選ぶ
ジャムは、果物に糖分を加えて加熱、煮詰めて作られています。加える糖分には、グラニュー糖や上白糖などを使うのが一般的ですが、はちみつを加えたものもあります。
はちみつを使用しているジャムは甘味が穏やかなだけではなく、はちみつの風味もプラスされて複雑なおいしさのジャムに仕上がっています。
ペクチン(ゲル化剤)が使用されていると、とろみが出る
フードスタイリスト・料理家
ジャムの印象を決めるのには、味だけではなく、水分濃度や、かたさも大きく影響します。果肉自体に含まれる水分の多さにもよりますが、糖分の量とペクチンなどのゲル化剤の使用、不使用によっても変わります。ペクチン(ゲル化剤)とは、レモンやりんごなどから抽出される天然の食品添加物のひとつで、ジャムのとろみを生み出すためなどに使用されています。
糖分多め、ペクチン(ゲル化剤)使用だと、とろりと濃度がつき、しっかりしたジャムに仕上がります。糖分低め、ペクチン(ゲル化剤)不使用だと、さらりとした水分多めの仕上がりになります。好みによってチョイスするのももちろんよいですが、あんずジャムの場合、焼き菓子の仕上げのつや出しに使うこともあります。その場合はかたすぎない方が調整しやすいので、さらりとしたタイプをお選びください。
お菓子作りに使うなら、香料、酸味料不使用のものを選ぼう!
フードスタイリスト・料理家
お菓子作りに使うために、あんずジャムを購入するという方も多いと思います。 あんずジャムは、ケーキなどの焼き菓子の仕上げに塗る、なかに挟むなどの使い方がメインで、甘みや酸味の調整をしてから使うことがほとんどです。
これは、香料や酸味料が入っていると、作るケーキとの相性が限られてしまうからです。どんなケーキにも使えるように、香料や酸味料の入っていない、あんずそのものの味を生かしたものを選びましょう。
市販のあんずジャムおすすめ6選 料理やお菓子作りに!
うえで紹介したあんずジャムの選び方のポイントをふまえて、フードスタイリストの江口恵子さんと編集部が厳選した、おすすめの商品を紹介します。

沢屋『あんずジャムS』

出典:Yahoo!ショッピング

信州ワタナベ『ハニージャム あんず』

出典:Yahoo!ショッピング

花の実『長野産あんず蜂蜜ジャム』

出典:Amazon

交和物産 信州善光寺平『あんずプレザーブ』

出典:Yahoo!ショッピング

ストリームライン『アプリコットジャム』

出典:Amazon
アヲハタ『アヲハタ 55 アンズ』

出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする あんず(アプリコット)ジャムの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのあんず(アプリコット)ジャムの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おすすめの絶品ジャム特集はこちら
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フードスタイリストからアドバイス
フードスタイリスト・料理家
味だけではなく、かたさと粒の残り方もチェックして
「あんずジャム」にもいろいろなタイプがあります。あんずの果肉が大きく残ったタイプで低糖度タイプのものは、より素材感が生きていてデザート感覚で食べることができます。反対に、粒感やあんずの繊維質をほとんど感じない、ピューレタイプ。さらに、低糖で香料無添加タイプのもは、お菓子作りの素材として、糖分を足したり、香りの素材を加えたりと加工して使うにはぴったりです。
甘さの強さや味だけではなく、食感、質感も踏まえ、あんずジャムをどうやって食べるかによって好みのものを選んでくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。 雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。 講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。