おすすめ商品の比較一覧表
ガーデンパラソル・タープの選び方
ガーデンパラソル・タープの基本的な選び方をみていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】お庭や自分の好みに合うデザインを探そう
【2】屋外で使える日よけ性能と耐久性を確認
【3】設置のしやすさや耐風性の高い製品を選ぼう
上記の3つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】お庭や自分の好みに合うデザインを探そう
ガーデンパラソルやタープは、庭のなかでも大きな面積を占めるアイテムです。「庭の風景をつくる」という視点で考えれば、その形や色、素材感などが重要な選択ポイントになります。
シンプルな形で白いものは、庭の木々の緑のなかに浮きあがり、清潔感や爽快感を与えます。一方で色のついたものや特殊なカタチのものは、それそのものがオブジェのようになります。庭のフォーカルポイント(もっとも目をひくところ)になり、インパクトがあります。
【2】屋外で使える日よけ性能と耐久性を確認
ガーデンパラソルやタープは、暑い日差しをさえぎることが本来の目的です。そのため、庭のなかでどれくらいの広さをカバーし、日陰をつくることができるのかチェックすることが重要です。大きすぎると庭の木々と干渉したり、強い風であおられてしまいますので、適度な広さの商品を選びましょう。
また屋外で使用するため、風雨や紫外線にさらされます。はっ水加工が施されているかどうか、紫外線による劣化防止対策が施されているのかなど、機能性のチェックも不可欠です。
【3】設置のしやすさや耐風性の高い製品を選ぼう
ガーデンパラソルやタープは、広い面積を布でカバーするため風の影響を受けやすく、設置の仕方を確認しておくことが必要です。
ガーデンパラソルの場合は、とくに土台部分が重要です。強風でも倒れない頑丈な台座を持っているかも大切ですし、その一方で収納する場合にはかんたんに動かせることも必要。これらの要件を満たした商品であるかどうかの見きわめがポイントです。
タープの場合は、布を木や建物にひもでくくりつけることになります。そのひもと布の接点になる部分の強度がちゃんと確保されているかなど、こまかい部分もチェックしておきましょう。
ガーデンパラソル・タープのおすすめ7選
うえでご紹介したガーデンパラソル・タープの選び方のポイントをふまえて、ガーデンデザイナーの居場英則さんと編集部が選んだおすすめ商品6選をご紹介します。
ビーチパラソルとして見かけるかわいいものや多目的可能パラソル、計量で持ち運びしやすい軽量のものなど、機能もデザインも妥協しない、お気に入りの商品を見つけてみましょう。

ヨーロッパの正統派デザインのパラソル
古くからヨーロッパのマーケット(市場)で使われ、親しまれてきたマーケットパラソルで、正統派の美しいデザインが特徴。現在ではリゾート地のプールサイドや、カフェレストランのオープンテラスなどでも多く見かけられ、風景によくなじむ親しみやすいガーデンパラソルです。
ガーデンパラソルの生地は、はっ水処理がされたポリエステル製。紫外線への耐久性が高いだけでなく、ウールのようなやさしい風合いをイメージしてつくられた質感と、発色のよさが特徴となっています。木製の支柱がアクセントになっており、テーブルやチェアを同じ木製であわせて、より自然な風景をつくりたいという方におすすめです。

ディノス『ハンギングパラソル ベース付き』
支柱がないためテーブルやチェアを配置したい方向け
ガーデンパラソルの下にテーブルやチェアを置く場合、傘の下に支柱があるタイプだと支柱がじゃまになるため、専用のテーブルが必要になります。しかし、このハンギングタイプのガーデンパラソルは、傘の下に自由にテーブルなどの家具を配置できるのが非常に大きなメリットです。
ガーデンパラソルの直径は約290cmと大きく、広い日陰をつくることができます。ベース部分に水を入れて重し代わりにするタイプなので、安定感もじゅうぶんです。開閉はクランク式のハンドルを回転させるだけなので、女性でもかんたんに開くことができます。
ガーデンパラソルの色はアイボリーとグリーンの2色。白は庭の緑に映えるさわやかな風景をつくることができ、グリーンは白より遮光性が高いのがポイント。テーブルやチェアの上に配置できるパラソルがほしいという方におすすめです。

デザインと素材がお庭に軽快な印象を与える
ほとんどのガーデンタープが長方形をしているなかで、この商品はヨットの帆(セイル)のような三角形をしているのが特徴です。このタープを何枚か重ねて使うことで、より広い面積の日陰をつくれるだけでなく、軽快で爽快感あふれる庭の風景をデザインすることができます。
機能面でも、高密度ポリエチレン製なので色あせやカビに強く、耐久性にもすぐれています。紫外線(UV)も約98%カットするため、日焼けなどの防止にも効果的です。
サイズのバリエーションも豊富で、庭の広さにあわせて選択肢が多いのが魅力です。軽快なデザインのタープがほしいという方におすすめです。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ガーデンパラソルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのガーデンパラソルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
機能性だけで選ばず庭のセンスアップアイテムとして活用 ガーデンデザイナーからのアドバイス
ガーデンデザイナー・一級建築士
ガーデンパラソルやタープは、日陰をつくるという機能的なアイテム。しかし、ガーデニング作業の能率を上げるだけのものではありません。作業の合間にちょっと日陰で休憩したり、お茶を飲んだり、家族や友人と一緒に食事をしたりと、ガーデンライフの幅を広げてくれます。
庭のなかで大きな空間を占める存在で、庭の印象を大きく左右するとても重要なものともいえます。いわば、庭主のセンスをアピールする絶好のアイテム。今の庭の印象を変えたいという方に、ぜひとも使っていただきたいアイテムです。
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『風景をデザインする庭』をテーマに、ガーデンデザイナーとして活動中。一級建築士、一級造園施工管理技士。 約150種類のバラを育てる自宅ガーデンで、現在、約150種類のバラと、紫陽花、クレマチス、クリスマスローズ、芍薬などの植物を育てている。2016年全国ガーデニングコンテスト・ゴールドメダル受賞、その他多くのガーデンコンテストに入賞。京都市右京区京北町にデザインしたバラ園は、2016年度、環境省主催『みどり香るまちづくり』企画コンテスト入賞。 現在、地元・奈良の世界遺産、唐招提寺の境内に、開祖・鑑真和上ゆかりの薬草園を復興するプロジェクトに、ガーデンデザイナーとして参画中。