昆布茶の魅力や栄養素をご紹介 栄養豊富でノンカフェイン
昆布を原料としている昆布茶は、おいしいだけでなく、昆布の栄養素も一緒に取れるのが大きな魅力。美容や健康に気を遣う方におすすめですよ。
体にうれしい「アルギン酸」や「フコダイン」などの栄養素が豊富!
昆布には、医学分野で注目されている成分の「フコダイン」をはじめ、さまざまな栄養素が含まれています。含まれている成分をいくつか紹介していくので、どのような栄養素があるのかを見てみましょう。
▼アルギン酸
食物繊維のひとつ。血圧の上昇を抑制したり、満腹感を高める効果があると言われている。
▼フコダイン
水溶性の食物繊維。近年の研究によってさまざまな健康効果があることがわかり、サプリメントなどに活用されています。
▼ミネラル
カルシウム・カリウム・鉄分・ヨウ素など・・・
ノンカフェインなので年齢を問わず、妊婦さんや授乳中の方にもおすすめ
昆布茶はカフェインを含まないため、就寝前にリラックスしたいときにもぴったり。小さい子どもから高齢者の人まで幅広い年齢の人が飲めるのはもちろん、昆布のうまみを生かして調味料としても使えるので一家に一つあると活躍してくれます。
また、おなかの赤ちゃんの成長を助けるためにも摂取したいミネラルも含まれているので妊婦さんにもおすすめ。
昆布茶の選び方 フレーバー、形状、使い方、塩分など
ここからは、昆布茶の選び方のポイントを紹介していきます。ポイントは下記。
【1】フレーバー
【2】形状
【3】パッケージ
【4】塩分などの添加物
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】好みのフレーバーで選ぶ
昆布茶には、別の風味を加味したものもあります。梅干しを用いた梅昆布茶がその代表格ですが、あられ入りのものや、最近ではレモンやはちみつなどを加えた商品もでてきています。スタンダードな昆布茶だけでなく、ときには別の風味の昆布茶も楽しんでみましょう。
また甘さの度合いも商品によって異なるので、原材料表示で糖分(砂糖、ブドウ糖など)が含まれているかを確認しておくとよいでしょう。
【2】使い方に合わせて形状を選ぶ
昆布茶の中には、昆布を正方形などの形にカットしたものや、粉末・細粒になったものなど形状にも種類があります。
いずれも昆布茶としておいしく飲めますが、場合によっては用途が広がるものも。それぞれのメリットをご紹介するので、自分にはどういった形状がいいのが考えてみましょう。
昆布をそのままカットしたもの
お茶として楽しめるだけでなく、やわらかくなった昆布も一緒に食べられるのが魅力。
見栄えもいいのでお客さんが来た時に出すお茶にもおすすめですよ。
粉末や細粒
粉末や細粒は溶けやすいので、お茶として飲むだけでなく調味料としても使えるのも魅力のひとつ。
昆布茶は料理の味に深みを出したい時に活躍します。ひと手間加えることで料理がグッとおいしくなるのでぜひチャレンジしてみてください。
【3】使いやすいパッケージで選ぶ
昆布茶のパッケージはいろいろなものが発売されています。昆布茶を楽しむシーンや使い方に応じたパッケージを選びましょう。
食卓に置いたまま使いたいときや、会社などでも昆布茶を楽しみたいときには小分けのスティックタイプが向いています。パッケージがコンパクトなため場所を取らず、持ち運びも便利です。たくさん飲みたいときや、家族全員で昆布茶を愛用したいときは、大容量サイズを選びましょう。
【4】塩分などの添加物にも注意して選ぼう!
美味しい昆布茶の原材料表記を確認すると、昆布より先に食塩が書かれている商品が多々あります。つまり昆布茶は塩分が多い食品といえます。
そのため、塩分制限をしている方やダイエット中の方は摂取量に注意が必要ですが、おいしい昆布茶は料理の味つけや夏の塩分補給などにうまく役立てることもできます。塩分が気になるときは、減塩・無塩タイプの昆布茶粉末を選んでみるのもおすすめです。
昆布茶のおすすめ13選
紹介した昆布茶の選び方をふまえて、おすすめの昆布茶を紹介します。料理研究家の松本葉子さんおすすめの昆布茶もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
昆布と梅干の自然な風味
顆粒タイプの梅昆布茶です。原料には羅臼(らうす)昆布を使用し、凍結乾燥した梅干しとブレンドしています。梅や昆布の自然な風味をそのままいかすことにこだわっており、さっぱりとした豊かな味わいが楽しめるでしょう。
また、スタンドパックに入っていて保管場所を取らないので、扱いやすいのもうれしいポイント。たっぷりめの容量で、たくさん飲む方にもぴったりです。

見た目は塩昆布! お湯をそそげば昆布茶に変身
昆布漁が盛んな羅臼(らうす)の漁協が製造しているちょっと変わったタイプの昆布茶です。商品名の「100」は羅臼昆布100%の意味。角切りにした羅臼昆布を、醤油や酢、発酵調味料などを合わせた調味液で煮てから乾燥してあります。
一見塩昆布のようですが、数枚を湯飲みに入れてお湯を注いで昆布茶にします。もちろん昆布も食べられますよ。羅臼のお土産として人気があるそうですが、昆布好きならぜひ試してみてほしい昆布茶です。
老舗の梅昆布茶!まろやかな味わい
前島食品は大正12年から続く老舗。主に昆布の加工商品を販売しています。前島食品の梅昆布茶は、北海道道南産真昆布を使用。まろやかな味わいが特徴です。湯量を調整して自分の好きな濃さにして飲みましょう。
飲むのはもちろんですが、さまざまな料理に活用するのもおすすめです。梅昆布茶を隠し味として少し加えるだけで、塩の代わりになるだけでなく味に変化が生まれます。家に一つ常備しておくと便利でしょう。
じっくり煮込んで仕上げた塩こんぶ
角切り昆布を、自家製のたれで丁寧に煮込んだ塩こんぶです。煮込んでから乾燥させ、塩となじませてから仕上げており、手の込んだ本格的な味わいが魅力。
北海道産厚葉(あつば)昆布の旨みがしっかりと感じられる、深い味わいが人気を呼んでいます。ちょっとした手土産などにも喜ばれる、上質な昆布茶です。質にこだわって選びたい人にもふさわしいでしょう。

無添加昆布茶! 根昆布がしっかり味わえる
化学調味料などを使っていない昆布茶を探している方におすすめしたいのがこちらの商品。原材料は、日高産の天日干し根昆布とオホーツクの海水塩のみで、北海道の恵みが凝縮した昆布茶です。
飲んでみるとわかりますが、塩分もかなり控えめなので微細粉末にした根昆布の味わいがしっかり感じられます。ただし、溶けにくいので、先に少量のお湯でしっかり混ぜて溶かしてから作るのがコツです。
唐辛子入りの個性派昆布茶
北海道産の昆布をベースに、和歌山県産の梅肉と唐辛子をブレンドした、ユニークな昆布茶です。昆布だしの味わいに、ほどよい酸味と辛味が感じられる味わいで、冬などの冷える時期に飲めば身体が温まります。
1杯分ずつ個包装になっているため、職場や外出先にも持ち運びやすいのも魅力。いつもとは違った味わいの昆布茶を試してみたいときは、ぴったりの昆布茶です。

昆布茶が好き! でも塩分が気になる人に
2018年にこんぶ茶発売100年を迎えた「玉露園」の減塩タイプ昆布茶。同社の商品(こんぶ茶比)に比して塩分が30%カットされています。
海藻のクセをおさえ、ホタテエキスパウダーや椎茸エキスパウダーを加えているので、塩分控えめでも味わい深く、飲みやすいのが特長。微粒子タイプで水にも溶けるのでアイス昆布茶が作りやすいのもいいですね。
※楽天市場、Yahoo!ショッピングは1袋、Amazonは3袋セットです。
梅昆布茶の元祖!梅のフリーズドライ入り
玉露園は梅昆布茶の元祖といわれる商品を開発した老舗メーカーです。メインとなる昆布は北海道羅臼産のものを使用しています。フリーズドライの梅干しが入っているのが特徴。爽やかな味わいの梅昆布茶が好きな方は是非飲んでみてください。
さまざまな料理にアレンジできます。おすすめのアレンジ方法は、お茶漬けのお茶代わりに、パスタや鍋に少し加えるとより旨味が増します。料理に使うと塩の使用量を減らせるので、減塩にもなり嬉しいですね。
調味料代わりとしても万能
もへじのこんぶ茶は、北海道道南産の昆布を使用しています。粉末状の昆布茶は、昆布に含まれる豊富な栄養成分が、体に浸透しやすくなります。良質な原材料を使用していて、梅などの味が付いていないので、シンプルな昆布茶の味を楽しめるでしょう。
料理の隠し味や出汁、調味料代わりに和食や洋食関係なく活用できます。少量の昆布茶を加えるだけで、料理に深みや旨味がアップします。昆布茶のシンプルな味を毎日楽しみたい方におすすめです。
塩味と酸味がバランスよく調和
不二食品の「不二の梅こぶ茶」は、昆布は北海道道南産、梅肉は紀州南部産のものを使用しています。昆布茶に梅肉がプラスされ、さわやかな香りと味わいが楽しめるお茶です。冷たい昆布茶も美味しいです。しょっぱさと酸味がバランスよく調和しています。
料理に調味料として使用すると、塩分が抑えられるのでおすすめです。料理に活用しアレンジするのもよし、自分好みの濃さに調整しながら飲むのもよし。ほっとしたひとときを過ごせるでしょう。
顆粒タイプですぐに溶け、ビタミンDも豊富
玉露園の「無添加こんぶ茶」は、化学調味料を使用していないやさしい味わいの昆布茶です。北海道羅臼産の昆布を使い作られています。大粒の顆粒タイプで水に溶けやすいのが特徴。お湯を注いだときにすぐに溶けます。
ビタミンDが豊富に含まれた栄養機能食品。子どもでも美味しく飲めるでしょう。パスタやお惣菜などの専門店でも使われています。家庭で料理の隠し味に使用するのもおすすめ。家に一つあるとさまざまな料理に活用できて便利です。
しょうが入りで体の芯からポカポカに
角切りの昆布茶に国産100%のしょうがパウダーをまぶした昆布茶。しょうが入りだからホットで飲めば体の芯からポカポカになりますよ。
また、塩分が控えめなのも嬉しいポイント。身体に気を使っている方はこちらもぜひチェックしてみてください。
いろんな味が試せる飲み比べセット
しいたけ茶・うめ茶・こんぶ茶がセットになった飲み比べセット。3gずつ個包装になっているので、会社や旅行先に持っていきたい方にも適しています。
昆布茶は、お吸い物やペペロンチーノなど、料理味がもの足りない時に使えばグッと深みがでて美味しくなります。飲むだけではなく調理に使いたい方もぜひチェックしてみてください。
「昆布茶」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 昆布茶の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの昆布茶の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
昆布茶を有効活用しよう! 多彩なアレンジレシピに便利!
昆布茶はお湯を入れて飲むだけではなく、万能調味料としていろいろな料理の隠し味としてアレンジできるのです!ここでは、昆布茶を活用できるレシピを簡単に紹介します。
梅昆布がほのかに香る「炊き込みご飯」
通常のご飯を炊くとき同様、炊飯器に洗い米を入れて水を注ぎます。そこに昆布茶を適量加えてひと混ぜし、梅干しをのせてご飯を炊きます。
炊きあがったら10分ほど蒸らし、梅干しの種を取って戻し全体をざっくり混ぜて完成です! お好みで白ごまなどをトッピングするのもおすすめですよ。
おつまみやごはんのお供になる「昆布茶の浅漬け」
なすやきゅうりなど浅漬けしたい野菜をカットし、昆布茶や酢、塩や水などを適量袋などに入れて揉むだけで完成します。塩の量は好みや塩分を気にする方は調節してくださいね。
昆布茶を飲むときの注意点 いつ飲む? 飲み過ぎはNG?
ここからは、昆布茶を飲むときの注意点を紹介していきます!
昆布茶は「お茶」なので、とくに飲むタイミングは決まっていません。カフェインが入っていないので、夜寝る前に飲むこともできますし、ダイエット中の方は間食や夜食代わりに飲むのもおすすめです。
ただし、飲み過ぎには注意が必要です。栄養が豊富なのでついついたくさん飲みたくなりますが、飲み過ぎると食塩の摂りすぎにつながる場合があります。商品にもよりますが、約1~2杯程度にとどめておくのがよいでしょう。
ノンカフェインで美味しく楽しめるお茶をご紹介 昆布茶と同じ!
昆布茶をアレンジして調味料に! そのまま飲んでも味付けに使ってもいい
昆布茶はその旨みと塩味があるため、調味料としても活躍します。おでんや鍋のだし、煮物の隠し味、肉や魚の下味つけ、漬けものや和えものなどに使うときは、量を加減しやすい粉末タイプが便利。
角切りタイプは野菜の煮物や雑炊に具として加えたり、おかゆに添える佃煮代わりに使うとよいでしょう。梅やレモンなどの風味を加えた昆布茶は、その味わいを生かしてパスタやドレッシングに混ぜ込んでみるのがおすすめ。
京都や鳥取など、さまざまなメーカーから発売されているので、飲みものに料理に、ぜひ活用してください。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。