キッズバイクとは?はいつから乗れる?

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キッズバイクとは、小さい子供でも乗りやすいペダルのない二輪自転車のこと。本格的な自転車に乗る前のアイテムとして人気があり、ペダルがない「キックバイク」や子供の成長過程でペダルを後付けできる商品までバリエーションも豊富です。
バランスをとりながら足を使って進むキッズバイクは2歳くらいの子供にとってはちょうどいい「むずかしさ」で精神的な発育にも最適と言われています。
キッズバイクの選び方
まずは、キッズバイクの選び方を解説。安全性はもちろん、子供の成長に合ったサイズ感や、子供が喜ぶデザインにも注目してみてください。
対象年齢・身長をチェック
まずは、商品の対象年齢と適した身長・体重を確認しましょう。ほとんどのキッズバイクが2歳~2歳半から乗りはじめることを想定して作られています。
キッズバイクは、自分の足で地面をけりながら前に進んでいく乗り物なので、足が地面に届くということがとても大切。サドルの調整ができるタイプを選んであげると、比較的長く使うことができるのでおすすめです。
もし調整ができないタイプを選ぶ場合は、お子さんの体(特に脚の長さ)にあっているかをしっかり確認しましょう。乗りたいキッズバイクの対象年齢に達していても、子供の身長が小さい場合は考慮してサイズを選ぶようにしてくださいね。
タイヤが安定しているタイプを選ぶ
キッズバイクは、自転車に乗る前の段階として位置づけられることが多いです。この段階で、こういった乗りものが嫌いになってしまってはあまりよくありません。
お子さんが転ぶことなどに不安を抱いている場合は、安定感のあるキッズバイクがおすすめです。
前輪や後輪がそれぞれ2輪になっているものや、車輪が太めになっているものなどがあり、お子さんの年齢や成長過程に合わせて適切な商品を選ぶよう心掛けてみてくださいね。
ブレーキの有無で選ぶ
キッズバイクは足で本体を止められるので、ブレーキが付いているタイプと付いていないタイプがあります。
ブレーキが付いていないタイプは、ハンドルが握りやすく小さい子供でも扱いやすいのがメリット。一方、ブレーキが付いているタイプは、自転車と構造が似ているためキッズバイクから自転車への移行がスムーズになるメリットがあります。
キッズバイクは自分の足で勢いをつけて進むため、ふだんはそれほどスピードは出ないのですが、時に思いと関係なくスピードが出てしまうことも。そういったときすぐに止まれるように、外で使うキッズバイクにはブレーキつきのものを選ぶと安心です。
なるべく軽いタイプのキッズバイクを選ぶ
キッズバイクは使われている素材、パーツの有無などによってその重さに違いがあります。アルミが使われているものは比較的軽いので、子供にも扱いやすくておすすめです。
重量があまりなければ、子供が自分で準備や片づけなどをすることもできます。出かける際の持ち運びもラクになりますよね。キッズバイクによっては、持ち運びに便利なバッグなどが付属しているものもあるので、外出先で使用することが多いご家庭にはとくに検討してほしいところ。
また、本体が軽いと走り出しがスムーズ、転んでもすぐに起こせるなど動作面でもいろいろなメリットが。なるべく「軽い」タイプのキッズバイクを選ぶようにしてみてください。
「スタンド付き」は停めるときにラク
スタンドがないと止めておく際、地面に倒しておくか、かべなどに立てかけておく必要がでてきてしまうため、通常の自転車同様、スタンドがあったほうが扱いがラクになります。
ただし、走り出す際にスタンドを上げる作業が子供にとっては少し難しいかもしれません。慣れるまではパパやママが手伝ってあげましょう。スタンドを立てたままで走るとその部分が地面とぶつかり、転倒してしまうようなこともあるので注意してあげてください。
ペダルが後付けできるものなら長く楽しめる
基本的にキッズバイクにはペダルはついていません。しかし3歳以降も長く使いたいと考えている方であれば、オプションでペダルを後付けでき、自転車として乗れる商品を選ぶようにしてみてください。
キッズバイクに乗り始めたばかりはペダルなしで、その後慣れてきたらペダルを付けて自転車として練習する、という形でやっていけば同じキッズバイクに長く乗り続けることができ、親としても買い換える必要がないので経済的ですよね。
とはいえ、適したサイズも身長や体重によって変わってきますので、購入する年齢などをふまえて慎重に選ぶようにしてください。
キッズバイクおすすめ11選 クリスマスや誕生日プレゼントに人気!
ここからは、おすすめのキッズバイクを紹介! 1歳・2歳・3歳向けの商品を紹介するので、キッズバイクデビューの方はぜひ参考にしてくださいね。
【先輩ママの口コミ】
息子の2歳の誕生日プレゼントに購入しました。正直、はじめはあまり興味がなく……。ただ家の前を往復するだけで飽きていました。ところが、3歳過ぎると意欲的に乗るように! 一度コツをつかむと、スイスイ進めてとてもうまくなりました。ストライダーのおかげか、5歳になってすぐに補助輪なしの自転車をこげるようになりましたよ♪(Yさん/5歳男の子、2歳女の子)
超軽量モデルで持ち運びもラクラク
アルミ製で出来ているのでかなり軽量のキッズバイクです。小さなお子さんでも扱いやすく、持ち運びも簡単なので気軽に遊びに行けるのがポイントです。アルミはさびにくく、耐久性があるので簡単に壊れてしまわないため、長く愛用できます。また、フットプレート部分が広めに設計されているので、いろんな乗り方を楽しむことができます。軽量で気軽に使えるキッズバイクをお探しの方におすすめです。
【先輩ママの口コミ】
息子の2歳の誕生日にキックバイクをプレゼントしました。Arcobaのキックバイクを選んだのは、シンプルでかわいい見た目に惹かれたからです。値段もお手頃なのに、軽量で、ブレーキまでついているため安心して遊ばせられています。まだまだ上手に乗れないことが多いですが、椅子の高さを調節して長く楽しめそうです。(Aさん/2歳男の子)
おしゃれで上品なデザインのキッズバイク
デザイン性にこだわった美しく上品な見た目が特徴的なキッズバイクです。カラー展開は3色で、どのカラーも淡い色合いがおしゃれです。見た目のみならず機能性も抜群です。適度な遊びがあるのでしっかり握れるブレーキと、お子さまの手でも握りやすいサイズのグリップで、安全面も心配ありません。車輪が回りやすいように設計されているので、重さも感じづらいでしょう。おしゃれさも機能性も重視している方におすすめです。

【先輩ママの口コミ】
子どもが3歳のときに購入。親としてはストライダーとして使わせたかったのですが、子どもがイヤがったため長い間三輪車として使用していました。4歳半くらいからやっとストライダーとして使用できるようになり、1年くらい使っていました。その後自転車を買いましたが、こちらを使っていたためすんなり乗れるように!(Fさん/9歳、6歳の女の子)
大人用のレバー付きの2Wayで遊べるキッズバイク
ベビー・キッズ用品を扱うブランド「野中製作所」のキッズバイクは、足で地面を蹴って進む二輪車とペダルを漕いで進む三輪車の2Wayで遊べる三輪車です。
工具なしで簡単に二輪車から三輪車に変形させることができます。子どもの成長に応じて二輪車として、三輪車として、長く使える商品です。

安全性能や乗り心地がバランスよくそなわった1台
ブレーキ、キックスタンド、ゴム製タイヤなど、基本的なパーツがしっかりと装備されており、サドルの高さ調整もきちんとできます。
装備がしっかりしていれば、お子さんも安心してキッズバイクにチャレンジすることができるでしょう。
価格帯が安いキッズバイクの場合、タイヤがゴム製でないなど、基本的なパーツの質に問題がある場合もあります。その点、このキッズバイクは安心して乗ることができますよ。

1歳半から乗れる室内用アンパンマンバイク
1歳半頃から使うことができる、多くの子どもが大好きなアンパンマンのキッズバイク。
上で紹介したキッズバイクは自転車への移行期にピッタリの商品でしたが、こちらはもっと前の段階で使うものになります。
室内用となっており、雨の日や夜でも、安心して家の中を動き回ることが可能。安定感のある幅広タイヤで、後輪は2輪になっています。
ハンドルが握りやすいようデコボコの形状になっている点もうれしいポイントですね。はじめてキッズバイクにのるお子さまにおすすめしたい商品です。
高コスパで子供でも扱える軽量モデル
地面からの衝撃を抑えるノーパンクタイヤを採用しているため、パンクする心配がなくメンテンナンスフリーな上、子どもの安全を守るための必要な機能を詰め込んでいるコストパフォーマンスも文句なしの一台。
軽量モデルで、子どもでも簡単に扱えるので「なんでも自分でやりたい!」という子供の気持ちを優先できるのも親御さんにとってはうれしいポイントです。
ブレーキ付きで自転車への移行がスムーズ
ブレーキがついているので、キッズバイクを卒業して自転車デビューする時も違和感なく移行することができます。ロゴなどが一切入っていないので、シンプルなデザインが特徴的です。マットな質感でおしゃれなキッズバイクなので、インテリアにこだわりのある方も家に置きやすいでしょう。カラーは9色展開なので、好きな色を選んでお気に入りの1台になるはずです。ブレーキ付きのおしゃれなキッズバイクをお探しの方におすすめです。
ペダルの取り付けが可能で長く使える
着脱式のペダルが特徴的なキッズバイクです。ペダルを取り付けるのにかかる時間はわずか3分で、簡単に装着することができるのもポイントです。ペダルなしでバランス感覚を養った後に、買い替える必要なく自転車の練習をすることができます。ブレーキもついているので、公道での利用も可能です。大きめのサイズ感で設計されているので、長く使えるキッズバイクです。自転車の練習まで1つのキッズバイクで済ませたい方に、おすすめです。
カラバリ豊富!保護クッション・ハンドベル付き
スタイリッシュでおしゃれな7つのカラーバリエーションがあるキッズバイクです。ハンドベル付きなので音を鳴らしながら楽しくマナーを学べるのもうれしいポイント。地面からの衝撃を抑えるノーパンクタイヤや、クッション性に優れたグリップエンドを採用しているため、転んでも衝撃を最小限に抑えられます。

自転車に乗る感覚を身につけられるキッズバイク
『D-Bike KIX V(ディーバイク キックスV)』は、次のステップである自転車への移行を考慮して作られています。
「ブレーキ」や「フットデッキ」の装備が、将来自転車を操作する際に必要な感覚を養うことにつながります。
この商品が搭載しているブレーキは、LBS(ライトブレーキシステム)という子どもの軽い力でも操作ができるような設計のものなので、お子さんの握力でも安心して使うことができます。

アルミ製で軽く持ち運びがラクラクなバランスバイク
このバランスバイクは主要パーツがアルミです。そのため、約2キロと非常に軽い作りとなっています。
子どもが自分自身で持ち運びをすることができますし、どこかに出かける際の持ち運びもとてもラク。
ヨーロッパ安全基準CEマークを取得しているキッズバイクです。
「キッズバイク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キッズバイクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのキッズバイクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
キッズバイクに関するQ&A
キッズバイクはいつから遊べる?
キッズバイクは走ったり、飛び跳ねたり足を使った運動機能が発達してくる2歳ころから乗り始めるのがおすすめ。1歳~1歳半になるお子さんであればコンビカーのステップアップとして乗れるようなサイズの小さめなキッズバイクや三輪車を選ぶと良いでしょう。
子どもの安全を守る「ヘルメット」もチェック
子ども教育の専門家からのアドバイス
安心して使えるバイクを選ぶ
キッズバイクを使うのは、自転車操作の少し前の段階であることが多いです。
この段階で、楽しみながらさまざまな動きを体験することができれば、その後自転車の練習をする際、スムーズに取り組めるようになるでしょう。そのためには、安心して使えるものを選んであげることが大切です。
子どもは時に大人が予想もしないようなことをするものです。子どもが関わる用具はしっかりとした安全への対策がされているものを選びたいですね。
また、キッズバイクで遊ぶ際は、できるだけ大人の方が近くにいる状態で、ヘルメットやプロテクターをつけましょう。
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神奈川県、埼玉県の公立小学校に22年勤めた後、短大、大学での教員養成、保育者養成に移り、現在に至る。 現在は、大学での講義を中心に、保護者向けに子育て・教育、教員向けに授業方法・学級経営などのテーマで執筆、講演などに幅広く活躍中。