靴洗いブラシの選び方 使いやすさを重視!
お掃除ブロガーのよしママさんに、靴洗いブラシを選ぶときのポイントを教えてもらいました。パーム(やし)などの天然繊維が主流だった靴洗いブラシも、どんどん種類が増えています。選ぶポイントを知って、商品探しに役立ててくださいね。
靴の汚れや生地に合わせてブラシ素材を選ぶ
靴の汚れ具合や靴に使われている生地に合わせてブラシを選ぶと、靴のお手入れもはかどります!
汚れが頑固な運動靴には「ナイロン・ポリエステル」
ナイロン素材は弾力性にすぐれているため、汚れをしっかりと落とせます。ポリエステル素材のブラシは、丈夫な毛と強いコシが特徴です。どちらのブラシも上履きや運動靴などの汚れ落としに適しています。
商品によってかたさがまちまちなので、洗いたい靴の汚れ具合、生地によってブラシの素材を選ぶと失敗しにくくなります。
繊維に入り込んでしまった汚れは「パーム繊維」
パーム(ヤシ)繊維は、一般的なたわしに使われていることが多い素材です。適度なかたさで、汚れの掻き出しやこすり取りに適しています。
泥汚れなど頑固な汚れをゴシゴシ取りたい方におすすめ。ただし、こする力が強いので、靴の素材によってはキズつけてしまうこともあります。
生地にやさしく傷めづらい「純天然素材」
靴のキズを防ぎながら汚れを落としたいときには、純天然素材が使われている靴洗いブラシが適しています。
ナイロンやポリエステル製の靴洗いブラシを使えば汚れをゴシゴシ落とせますが、こする力が強すぎて生地にキズがついてしまう可能性があります。靴を長持ちさせるためにも、用途に応じて純天然素材のブラシと使いわけるといいでしょう。
節約お掃除ブロガー
素材によって洗い心地が違います。マイクロファイバークロスのようなやわらかくてこまかい繊維状のものは、生地を傷めずにやさしく洗います。生地を傷めたくないようなスニーカーや、長靴や上履きなどのゴム部分の洗浄におすすめ。
また、ポリプロピレンでもフワフワの繊維状のものはやわらかいので生地を傷めません。ブラシ状のものは繊維が固めなので汚れをしっかりかきだします。
ブラシのかたさで選ぶ
靴洗い用ブラシは硬さにも注目して選びたいところです。やわらかすぎるブラシは力が伝わりにくいので、思うように汚れを落とせません。
逆に、ブラシが硬すぎると反発力が強く、生地にキズがついてしまうこともあります。なお、毛足が長すぎると洗いにくくなるので、ブラシのかたさと合わせて毛足の長さもチェックしておきましょう。
洗う靴のサイズに合わせてヘッドの大きさを選ぶ
ベビー用、キッズ用のスニーカーや上履きなどを洗う場合は、大きなヘッドだと靴の先まで入れることができません。できるだけコンパクトなものを選ぶようにしましょう。
大人用のスニーカーを洗いたい場合は、大きめのヘッドのものを選べば効率よく靴の内側を一気に洗えます。その際にブラシ部分もなるべく長いものを選べば、さらに時短に。
節約お掃除ブロガー
大きな靴も小さな靴も両方洗う場合は、どちらにも使えるヘッドが小さめのものを選びましょう。
柄の握りやすさと角度にも着目
靴洗いブラシを選ぶ際、重要なポイントのひとつが柄の部分の握りやすさです。洗い方のスタイルによって使いやすいものが変わってくるので、柄の太さや湾曲(わんきょく)具合をチェックしておきましょう。
お風呂場や屋外で靴を床に置いて洗う場合は、柄とブラシが曲がっているほうが洗いやすいです。一方、洗面台などで立ったまま洗う場合は、ブラシを持つ手と反対の手で靴を持ち上げて洗うので、柄とブラシが一直線になっているもののほうが力が入れやすいですよ。
節約お掃除ブロガー
また靴を洗っているうちに柄や指に洗剤がついてしまうのが気になるときは、柄にへこみやゴムなどの滑り止めがついている靴洗いブラシがおすすめです。滑り止めのついたアイテムは握りやすいので、そうした観点から選んでみるのもいいでしょう。
靴洗いブラシおすすめ9選 細かいところまで綺麗に洗える!
ここからは、お掃除ブロガーのよしママさんさんと編集部が選ぶ、おすすめの靴洗いブラシを紹介していきます!




子どももよろこぶかわいいデザインの靴洗いブラシ
靴洗いブラシとしてはめずらしく、スマイルフェイスのかわいいデザイン。W植毛で泡もちがよく、やわらかめのブラシなので生地を傷めにくいのがメリット。
柄の先端にはかき出しブラシのほかに泥かき用のとげとげもついているので、靴底にはさまった砂利を取り除くのにも便利です。ただしとげとげ部分は鋭利なので、子どもが使う場合は注意しましょう。
柄には滑り止めやくぼみがあるほか、スマイルフェイスの口の部分はフック穴として使うこともできるなど、かわいいだけでなく使いやすさも兼ねそろえたデザインになっています。色もグリーンとブルーの2色から選べ、楽しく子どもに靴洗いをしてほしい方におすすめです。

デザイン性の高いシューズブラシ
シューズブラシにおいて、あまりデザイン性は期待できない…とお考えの方も多いかもしれません。ですがこちらのシューズブラシは木の質感がとてもかわいく、インテリアとして置いてあっても違和感のない見た目。
女性の手の中に納まるコンパクトなサイズなので、握りやすく洗いやすいのも特徴です。洗濯石鹸などと一緒に利用するといいでしょう。
とにかく持ちやすくしっかり洗える!
洗いづらい靴の先の部分や裏までしっかり汚れを落としたいという方におすすめのシューズブラシです。アーチがきいた持ち柄で力を入れやすく、ブラシ部分との境が直線ではないためしっかりと奥までスポンジを行き届かせることが可能。
スポンジがソフトな毛と硬い毛の両方からできており抗菌加工もされているため、頑固な泥汚れも落とすことができます。
電動でらくらくお掃除!
とにかく楽に靴を洗うことができるのが、こちらのシューズブラシです。なんと電動式になっており、ほとんど力を入れずに洗浄することが可能。
電動とはいえ防水仕様となっているため、ふだんのお手入れと同じように水や洗剤を使用しての洗浄をすることができます。加えて200gと非常に軽量なため、あまり力の強くない方や子どもでも十分に使えます。
「靴洗いブラシ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 靴洗いブラシの売れ筋をチェック
Amazonでの靴洗いブラシの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
素材ごとの洗い方 スエードとレザーは水洗い不可
キャンパス素材については、一般的な方法として、シューズブラシでまずは汚れやほこりを軽く落として、ぬるま湯で本格的に汚れを落とします。落ちにくい汚れがある場合は、はじめに浸け置きすると綺麗におちます。
合成皮革については、あまりごしごし洗うと、表面が傷つくおそれがあるので水ぶき程度がおすすめします。どうしても汚れがあって、しっかり洗うというのであれば、柔らかいブラシでぬるま湯で、優しく洗いましょう。浸け置きは劣化の原因となるので危険です。
靴の素材によっては水洗いできない素材があります。スエードとレザーです。こちらは水洗いなどはせずに、ブラシで汚れをさっとおとし、専用のクリームで整えてください。
洗ったあとの干し方 靴専用ハンガーが便利
靴底には水が溜まりやすくなっています。そのまま干すと臭いの原因になることも。そんなときには、靴専用ハンガーというものがあります。ベランダに干すときに、靴専用のハンガーがあると便利ですよ。
どこに売っているのかというと、ダイソーやセリアなどの100均の売り場にも置いてありますので、ぜひ手に取ってみてください。そのほかにもシューズドライヤーがあります。
洗った靴を乗せておくだけで、乾かしてくれる優れものです。コンパクトなので、使わないときも下駄箱などに収納しておけますし、天気の悪い日の部屋干しにも便利ですよ。
靴洗いブラシがない場合、代用できるものはある? 重曹と洗濯用洗剤で汚れを落とすという方法も
靴洗いブラシがない場合は、歯ブラシ十分靴を洗うことができます。ただ、靴用ではないので靴の中に入れて細かいところまで洗うのは難しいかもしれません。
また、家にあるもので簡単に靴用洗剤の代用も作ることができます。
洗面バケツなどに靴が浸る程度にお湯を張ります。そこに重曹3杯程度、洗濯用洗剤を1杯程度いれます。スニーカーを1時間ほどお湯に浸します。汚れがまだ落ち切っていない場合は、重曹の中に少し水を入れて溶かしたものを歯ブラシにつけて汚れをこすります。洗い終わったら、水でしっかり落として日陰干しで干して乾かします。
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お掃除ブロガーからのアドバイス
節約お掃除ブロガー
フック穴がついているかもチェックして!
靴洗い用のブラシには、ミニブラシが付属しているものが多くあります。こまかいところを磨くにはとても便利ですが、やはりもっとも重要なのはメインのブラシの汚れ落ち。付属品の機能は最小限に絞り、まずは靴洗いのスタイルや靴の種類を基準に汚れを落としやすいブラシ選びをしましょう。
また、ブラシを使用したあと干すのに便利なのがフック穴です。収納するときにも役立つので、できればフック穴があるものを選ぶといいでしょう。
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元小学校家庭科教諭のよしママです。 子どものハウスダストアレルギーをきっかけに掃除にはまりました。根っからのケチで追求しだすととまらない性格を生かして^^掃除、洗濯、節約ネタをブログで発信しています。よろしくお願いします。