テレビリモコンの種類
今まで使用していたリモコンも含め、テレビ用のリモコンには2つの種類があります。
テレビのみに対応している「汎用リモコン」と、テレビだけでなく、レコーダーなどにも使用できる「学習リモコン」です。一つひとつ解説していきます。
汎用テレビリモコンとは?
汎用リモコンは、シャープや東芝など、複数のメーカーに対応しているテレビ用のリモコン。
対応しているメーカーであれば、どのテレビでも使用でき、また設定も必要ありません。購入後、すぐに使えるのが特徴です。
学習テレビリモコンとは?
学習リモコンは、テレビだけでなく、ブルーレイ・DVDレコーダーにも使用できるテレビ用リモコンです。機種によっては、エアコンや扇風機などの家電に使用できるものもあります。
そして、様々な家電を操作するために。各家電の赤外線信号を学習(登録)させる必要があるのが特徴です。
設定の仕方が分かりにくい場合もありますが、設定後はリモコン1台で済むのでスッキリさせることができます。
(★)ポイント:シンプルさは使いやすさです
カメラ・ガジェットライター/エディター
テレビリモコンはスマートリモコンや学習リモコンと異なり、基本的にはテレビを操作することに特化しているため、多くの機能を持たせておらず、シンプルな商品が多いのが特徴です。
重要なのは、シンプルで使いやすく、ストレスなくテレビ視聴できるか。あえてどんなメーカーでも使える汎用のテレビリモコンを購入するなら、とにかく使いやすさを優先して選ぶとよいでしょう。
テレビリモコンの選び方
それでは、テレビリモコンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】テレビメーカーに対応しているか
【2】テレビの生産年代に対応しているか
【3】よく使用する操作ボタンはあるか
【4】リモコンとテレビまでの距離
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】テレビメーカーに対応しているかチェック
テレビのリモコンにはROMチップが組みこまれており、そこにテレビの主要メーカーの信号が記録されています。
これにより、テレビリモコンはあらゆるテレビを操作できるわけですが、商品によってはすべてのテレビメーカーに対応しているわけではありません。
とくに韓国のLGやサムスン、中国のハイセンスといった海外のテレビメーカーに対応していないことが多いので、こうしたテレビを使用している場合はチェックが必要です。
(※)ポイント:チューナーやレコーダーも操作可能か 学習リモコンの場合はココもチェック!
カメラ・ガジェットライター/エディター
最近になって、テレビはBS・CSチューナーやDVD/Blue-rayレコーダーなど、さまざまな機器とあわせて利用することが増えてきました。なので、こうしたテレビ周辺機器もあわせて操作できるテレビリモコンがおすすめです。
ただし、テレビと周辺機器のメーカーが異なる場合、テレビリモコンが機能しないこともあります。
必ず、テレビリモコンがテレビおよび周辺機器に対応しているかどうかチェックしましょう。
【2】テレビの生産年代に対応しているかチェック
テレビは生産された年代によって、使用している信号が異なる場合があります。
同じメーカーのテレビでも、製造された時期が異なるとテレビリモコンが対応していないケースも考えられます。
テレビリモコンの仕様ページには、対応するメーカー、モデル、製造時期によって対応の可否が明記されていることがほとんどです。
お手持ちのテレビが、いつ製造されたのか確認しておきましょう。
【3】よく使用する操作ボタンはあるかチェック
リモコンの操作ボタンがシンプルなものには要注意。特に汎用リモコンに多いのですが、必ず確認しなければならないのが、
自分が使いたい機能があるかどうか。例えば、映画を副音声で聞くことが多いなら「音声切替ボタン」、2画面機能を使用する場合は「画面切り替えボタン」、学習リモコンであれば、再生ボタンの他に「録画ボタン」もあるかどうかなど、良く使用するボタンはどれかもイメージしておきましょう。
【4】リモコンとテレビまでの距離をチェック
意外と忘れがちなのが動作距離。テレビとの距離が5m~7mほどであれば問題ありませんが、10m以上離れるのであれば、リモコンからの信号が届くかどうかも確認しましょう。
特に学習リモコンでテレビ以外に使用する場合、家電までの距離も確認した方が安心です。
【※】学習リモコンは注意:登録方法は簡単な方がいい
学習リモコンを選ぶ場合に限りますが、設定方法はできるだけ簡単なもの、取り扱い説明書で分かりやすいものを選びましょう。
基本的に設定方法は、「メーカー番号入力型」と「リモコン信号学習型」の2パターンに分かれます。「メーカー番号入力型」の場合、リモコンの設定を番号設定モードにし、メーカーの番号を入力するだけで簡単です。
「リモコン信号学習型」の場合、例えば、レコーダーのリモコンと学習リモコンを向かい合わせ、各ボタン一つひとつの信号を学習させていく、手間のかかる作業です。設定が面倒になる場合もありますので、確認しておきましょう
おすすめ商品の比較一覧表
おすすめ5選|汎用リモコン
上記でご紹介したテレビリモコンの選び方のポイントをふまえて、おすすめの汎用リモコンをご紹介します。テレビ操作のみに特化した商品ですので、ぜひ参考にしてください!




おすすめ3選|学習リモコン
続いては、学習リモコンをご紹介いたします。テレビだけでなく、レコーダーなどにも使用できるタイプですので、こちらも参考にしてください!

番外編|スマートリモコンも紹介
続いては、番外編としてスマートリモコンをご紹介いたします。
テレビやエアコンなどの家電に同梱されている赤外線通信対応のリモコンを、1台のリモコンに集約できるのが「スマートリモコン」です。
Wi-Fi環境があれば、Alexa(アレクサ)やGooglehome対応のスピーカーと組み合わせて、音声での操作も可能になります。
さらに、iPhoneやandroidなどのアプリと連携させることで、スマートフォン1つでリモコン操作を一括管理できるようになる便利なアイテムです。
リモコンがたくさんあって、ごちゃごちゃしてしまっている・・・という方や、音声での操作に興味がある方は必見!ぜひチェックしてみてくださいね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする テレビリモコンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのテレビリモコンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
まとめ
テレビリモコンが手元になくてついついイライラした経験は誰にでもあるはず。最近のテレビリモコンはユーザーのライフスタイルに合わせてカスタマイズできるようになっています。
なくしてしまったときの補充だけでなく、家電製品の買い替えに合わせて、一緒にリモコンも買い替えを考えてみてはいかがでしょうか。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
大学卒業後、専門紙記者を経てカメラ雑誌など紙媒体の編集者を歴任。 15年以上、編集者として経験を積み、2017年フリーライターに転身。 現在はWeb媒体を中心に企画から取材、撮影、編集などマルチに活動中。 得意ジャンルはカメラ・写真、ガジェット全般。 著作に『「ボカロP」になる本』(工学社・ペンネーム「タック二階堂」名義)がある。