ファブリックソファの選び方
それでは、ファブリックソファの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】カバーのタイプ
【2】手入れのしやすさ
【3】部屋にあわせたサイズ
【4】色やデザイン
【5】利用シーンを想定した形状
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】カバーのタイプをチェック
ファブリックソファを選ぶときは、カバーのタイプに注目してみましょう。
▼手入れがしやすいカバータイプ
購入後の手入れのしやすさを考えるなら、カバータイプのファブリックソファを選びましょう。カバータイプのものはカバーが取り外せるので、汚れたら洗濯機でかんたんに洗えます。カバーが傷んできたときも、カバーを交換すればよいので手入れに手間がかかりません。
引っ越しや模様替えなどでソファの色や質感を変えたいときもカバーを変えるだけでよいので、手入れがラクなファブリックソファがほしい人はカバータイプのものを選ぶとよいでしょう。
▼おしゃれな張り込みタイプ
おしゃれなファブリックソファがほしいのであれば、張り込みタイプのものをえらびましょう。張り込みタイプは、本体に布地が縫いつけられているタイプのソファです。カバーは取り外せませんが、だぶつきがなく、全体がすっきりとして見えます。部屋の中心にソファを置いて、インテリアの中心にしたい人にぴったりです。
ただし、張り込みタイプはカバーが交換できないものがほとんどです。カバーが傷んでしまったときや、ひどく汚れてしまったときはソファ本体ごと廃棄せざるを得ません。
【2】手入れのしやすさをチェック
毎日使っていると、ソファはどうしても汚れてしまうもの。ふだんの手入れのしやすさも踏まえて選びましょう。
▼洗濯機で洗えるものは手入れがかんたん
カバーが洗濯機で洗えるものは、手入れがかんたんです。カバーが汚れても、取り外して洗濯機に入れるだけなので、いつもソファをきれいに保ちたい人にぴったり。とくに、小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家は、ソファが汚れやすいのでかんたんに洗えるファブリックソファを選ぶとよいでしょう。
カバーが洗えるソファといっても、なかにはクリーニングに出さなければならないものもあります。頻繁にカバーを洗う場合は、自宅の洗濯機で洗えるかどうかをしっかりチェックすることが大切です。
▼撥水生地を使ったものは汚れにくい
小さい子どもがジュースをこぼしたり、ソファのうえでペットが粗相をしたりするのが心配なときは、カバーに撥水生地が使われたファブリックソファを選ぶとよいでしょう。水を弾いてくれるので汚れがソファ本体までしみこみません。ただし、防水ではないので汚れたときは早めに汚れをふき取りましょう。放っておくとシミになることがあります。
撥水生地は洗濯や摩擦によって徐々に落ちてきます。とくに、取り外して洗濯できるカバーの場合は洗濯頻度を減らすなどして、撥水性能をたもつ工夫をしましょう。
(★)ポイント:ファブリックソファは汚れがしみこみやすいので注意
ファブリックソファは肌触りがよく、色柄ともに豊富なデザインがそろっています。しかし、合皮やレザーと違い、ファブリックソファには汚れが染みこんでしまうというデメリットがあるので要注意。お手入れのことを考えると、はっ水加工や防汚加工された素材がいいですね。
また、少しお値段は高くなりますが、フルカバーリングソファにすると、カバーを外して洗うことができます(クリーニング指定の場合もあり)。季節や気分にあわせて、色や素材感をかんたんに変えることもできるのでおすすめです。
【3】サイズをチェック
ソファ選びのポイントは、部屋の広さにあわせたサイズを選ぶこと。狭いひとり暮らしの部屋に大きなソファを入れると、生活スペースがなくなってしまいますし、逆に広い部屋に小さすぎるソファだとバランスが悪くなります。
通路幅はじゅうぶんか、収納の扉を開けやすいか、などといったことも考慮しながら、部屋の広さにあわせたソファを選びましょう。
【4】色やデザインをチェック
大きな家具であるソファは、部屋の主役級アイテム。ソファひとつで部屋のイメージが決まるといっても過言ではありません。とくにソファの色は部屋のイメージを大きく左右します。一般的に明るく白い色だと広く感じるとされますが、真っ白よりも、アイボリーやベージュなどのほうが落ち着きがあり、空間になじみます。
また、同じファブリック素材のソファでも、天然木と組み合わせたデザインは温かみのある雰囲気になり、金属と組み合わせたデザインはモダンな雰囲気になります。希望する部屋のイメージにあうソファを選びましょう。
【5】形状をチェック
ソファの形状は、ひとりで使うものや、コーナーソファのように家族みんなでくつろげるものなど、さまざまな種類があります。たとえば、床に座ってくつろぎたいという方には、床から高さがあまりないローソファがおすすめです。
また、ソファを分割できて組み合わせや置き方を変えて使えるものや、フルフラットにするとベッドとして利用できるものもあるので、選び方はいろいろです。利用するシーンを想定して選んでみてください。
ファブリックソファおすすめ14選
それでは、ファブリックソファのおすすめ商品を紹介します。
カバーを洗濯できるものやソファとベッドのどちらでも使用できるもの、シミや汚れ防止機能の有無などもチェックしたいポイントですね。どのような部屋に仕上げたいかを意識しながら、くつろげるファブリックソファを選んでくださいね。
ここでは使用人数に分けて紹介していきます。
▼1~2人用

ひとり暮らしにちょうどよいおしゃれなソファ
素材感がおしゃれで、飽きのこないシンプルなデザインのファブリックソファです。しっかりと厚みのある糸で編まれた生地は風合いと高級感があり、毛玉になりにくいという特徴もあります。
座面幅は一般的な2人掛けソファより大きい125cmなので、ゆったりと座れるのもうれしいところ。ひとり暮らしでも置けるサイズで、長く使える上質なソファをお探しの方におすすめです。

ソファにベッド、収納、サイドテーブルと機能充実
こちらはさまざまな機能を持った多機能ソファです。ソファとして座って使用する際に、背もたれを手前にたおすとサイドテーブルが登場。フルフラットにするとベッドとしても使えて、来客時にもとっても便利です。
座面下にはたっぷりの収納があり、ひじ掛けのサイドには小ものを飾れる棚までついています。ひとつのソファでいろんな機能を欲ばりに使いたい方におすすめのソファです。
まるでアート作品!パッチワークの北欧風ソファ
個性的なデザインで存在感抜群のカラフルなソファです。小さいサイズながら大人2人が座れるサイズ感。ワンルームなどの省スペースに置いても圧迫感がありません。
木製の脚は取り外してローソファとしても使用可能。小さなゴム脚付きなので床を傷つける心配はありません。座面は適度な弾力があり、ゆったりとくつろぐことができます。
圧迫感のないフラットなデザイン
レトロモダンなデザインのファブリックソファ。スッキリとしたフォルムで、ひとり暮らしのお部屋でも圧迫感がなく馴染んでくれます。細身の木製フレームも、おしゃれな雰囲気を演出するポイント。爽やかなデザインに加え通気性も高いので、春夏の気温が高い季節にも暑苦しさがなく使えます。
座面はやや硬めの弾力なので、柔らかな座り心地を求める方には向かないかも。お部屋を選ばず、何年と使い続けても古臭く感じない作りが魅力ですね。
アンティーク風の落ち着いたデザイン
シンプルなデザインでも、ちょっとだけ個性が欲しい方におすすめのソファ。インテリアのアクセントにぴったりです。背面の絞り加工は職人がひとつずつ丁寧に仕上げています。脚のデザインでもさり気なくエレガントさを演出してくれます。
アンティークな雰囲気をもちながら低く控えめなシルエットなので、どんなお部屋にも馴染みやすいです。座面は意外にも奥行きがあり、二人掛けでゆったり座れます。クッションはソファと同じ生地で2個付属しています。
ベンチのようなデザインの北欧風ソファ
北欧風の個性的なデザインが人気のソファ。曲線のコロンとしたフォルムで、優しい雰囲気を演出してくれます。シンプルかつアームレスデザインなので、お部屋を選ばずレイアウトの選択肢も広がります。脚部を外せばローソファとしても使用可能。
また、脚部のカラーも選べるので、好みの組み合わせを探す楽しみがあるソファです。細い脚なので頼りなく見えそうですが、強度の高い木材が使われているので耐久面でも安心。見た目そのままにゆったりくつろげるソファです。
ナチュラルなインテリアと相性ばつぐん
ナチュラルな木製家具や白壁の部屋との相性が良い、シンプルでかわいいフォルムのソファです。本体は防汚加工を施し、汚れが付きにくい生地を採用。座面はカバーリング仕様なので、汚れが気になる時はカバーを外してドライクリーニングすることが可能です。
セパレートタイプすれば1人掛けチェアにも
セパレートタイプの便利なソファ。並べて置けば2人掛けソファに、2つに離してパーソナルチェアとしても使えます。お部屋の雰囲気に合わせて使い分けられるほか、模様替えや引っ越しのときに持ち運びが楽になるメリットも。
座面クッションの下はすのこ状になっているので、お掃除が簡単。さらにクッションカバーは外して洗濯できるので、お子様やペットのいる家庭も安心です。高さは低めのローソファタイプ。脚部を外すと座椅子のように使うこともできます。
肘掛けもリクライニングできるソファ
もこもことした見た目の通り、ほどよい弾力のソファです。背もたれは3段階、肘掛けは14段階にリクライニングできるので、ソファベッドとしても使えます。クッションも2個ついているので枕の心配もいりません。座面はポケットコイルスプリングで柔らかな座り心地です。
また、背面はソファには珍しく、肩まで支えるハイバック。長い時間座っても疲れにくい仕様です。脚部はロータイプ用も付属しているので、お部屋の雰囲気に合わせて高さを変えられます。

キズに強くてペットにも安心の素材がうれしい
おうちのなかでペットを飼っているという方も多いのでは? ペットがいると、通常のファブリックソファはペットの爪が引っかかり、生地がボロボロになってしまうことが多いもの。ところがこちらのソファはキズに強い加工が施されており、ペットとの生活に大活躍します。
はっ水加工もされているので、不意の粗相も安心ですね。キズや汚れを気にせずに使えるので、ペットだけでなく、小さなお子さまがいるご家庭にもおすすめです。
▼3~4人用
広々使えるワイドサイズのソファ
座面幅176㎝と贅沢にくつろげるワイドサイズのソファです。全身をあずけてもゆったりと余裕のあるサイズで、大人2~3人が広々座れます。
付属の2つのクッションカバーは取り外しが可能。お手入れ簡単でいつも清潔に保つことができます。また脚はキラリと光るスチール製。ひと味違った雰囲気をかもしだし、部屋全体を一気におしゃれな空間にしてくれます。

布×レザー×スチールの組み合わせがおしゃれ
座面はファブリック素材ですが、座面を支える本体部分はPU(ポリウレタン樹脂製)レザー、ソファの脚はステンレス素材を使っています。異素材をミックスすることで、モダンでおしゃれな雰囲気に。
曲線を描く独特のフォルムも特徴的で、高級感のあるソファをお探しの方にぴったり。Armonia(アルモニア)のソファはどれもクオリティが高く、ほかにもデザイン性にすぐれたものがたくさんありますので、気になる方は比べてみてもいいかもしれません。

部屋が広く見える! ゆったりサイズのローソファ
ソファを置いても結局は床に座ってしまうことが多いなら、床からの高さがあまりない、こんなローソファがおすすめ。ローソファはつくりがシンプルな分、やや安っぽく見えることもあるのですが、上質のファブリックを使ったこちらの商品なら高級感があってデザインもおしゃれです。
180cm幅でゆったり大きめのソファですが、高さがないので圧迫感がなくどんな部屋にも置けますよ! おしゃれなローソファをお探しの方にぴったりのソファです。

リビングが贅沢な空間になる電動リクライニング
ニトリの人気商品、電動リクライニングソファです。背もたれだけがリクライニングするのではなく、足部分もあがるのが特徴。手元のスイッチでお手軽に、居心地のいい快適空間を作れます!
ひとり掛けからゆったりとした3人掛けまで、サイズバリエーションがあり、なかでもこちらの3人掛けサイズは中央の背もたれを手前にたおすとテーブルになって便利。ゆったりとくつろげる贅沢なソファをお探しの方におすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る ファブリックソファの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのファブリックソファの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソファやお手入れ関連の記事はこちら 【関連記事】
最後に|エキスパートのアドバイス
ファブリックソファ選びに迷ったら
ファブリックソファのサイズやデザインは多彩です。まずは部屋の広さとのバランスを考えて、どれくらいのサイズのソファを置くことができるのか、しっかりと考えてくださいね。
ソファは、いちど買うとなかなか買い替えることができないものです。部屋の中心になるアイテムですので、価格とデザインだけで決めてしまわず、耐久性やお手入れのしやすさも考えて選ぶようにしましょう。
好みのソファで快適な生活を!
今回はファブリックソファのおすすめ商品をご紹介しました。現在はさまざまな機能性やデザインのソファーが販売されています。ベッドとして活用できるものや、脚を外してローソファとして使えるものなどバリエーションも豊富です。
自分の生活スタイルにぴったりなものを選ぶために、自分の好みや手入れのしやすさ、生活環境と照らし合わせて自分に合うソファを探してみましょう。
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