「うさぎ用牧草入れ」のおすすめ商品の比較一覧表
うさぎ用牧草入れの選び方
ペットドクター・霍野晋吉先生への取材をもとに、うさぎ用牧草入れを選ぶときのポイントをご紹介します。ポイントは下記の3つ。
【1】牧草入れのタイプから選ぶ
【2】材質で選ぶ
【3】牧草入れのサイズにも気をつけよう!
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】牧草入れのタイプから選ぶ
牧草入れのタイプは、大きく分けて「直置きタイプ」と「引き出しタイプ」に分かれます。また、「ボール型」や「ローラー型」など、うさぎがおもちゃ感覚で遊びながら食べられる商品も。それぞれの特徴を解説します。
直置きタイプ|食べた量を確認しやすい
直置きタイプは設置がかんたんで、牧草を上から入れるだけで補充できて便利です。また、うさぎが食べた牧草の量を確認しやすいので、食欲の状態がわかります。
直置きタイプのデメリットとしては、うさぎが牧草入れをひっくり返す場合があり、牧草が散らかるので掃除が一苦労になることが挙げられます。また、体が小さいうさぎでは牧草入れの中に入って糞やオシッコをしてしまい、不衛生になることがあるかもしれません。
引き出しタイプ|牧草が散らかりにくい
引き出しタイプは、容器に入れた牧草をうさぎが引っ張り出して食べるように工夫されたものです。多くは牧草が無駄に落ちないよう、ストッパーとしてワイヤーなどがついています。ワイヤーの間隔が狭いと食べにくくなり、広いと牧草の無駄が増えることもあるので、うさぎにとって適度な間隔のものを選びましょう。
また、引っ張り出しタイプはケージの中に取り付けるものと、外に取り付けるものに分かれます。ケージの中に取り付ける種類は、うさぎが手軽に牧草を食べられるメリットがある反面、設置と牧草の補充が面倒であることと、うさぎがひっくり返してしまうデメリットがあります。そのような時にはケージの外に取り付ける種類だとうれしいですね。牧草の補充も楽になります。
ボール型タイプ|遊びながら食べられる
球形のワイヤーで作られた牧草入れです。球形のワイヤーの隙間から、うさぎが牧草を引っ張り出して食べます。ケージ内の天井からぶら下げたり、コロコロ転がしたりできるので、うさぎが遊びながら牧草を食べられます。
また、ワイヤー部分が金属ではなく、麻などの天然素材で作られたものも売られており、安全・安心に配慮したい人向けです。金属製の牧草入れに比べると耐久性は劣りますが、どこをかじっても歯に負担がかかりにくいメリットがあります。
ローラー型タイプ|うさぎのストレス解消にも
円柱形のローラー型の牧草入れです。細い木を組み立てて作られており、うさぎが隙間から牧草を引っ張り出して食べられるようになっています。ケージ内に取り付けて回転させながら牧草を引っ張り出したり、床で転がしながら牧草を食べたりできます。
牧草入れとかじり木の両方の役目を果たしているだけでなく、おもちゃとしての要素もあるので、うさぎのストレス解消に一役買ってくれるでしょう。
【2】材質で選ぶ
牧草入れの材質は、木製、プラスチック製、金属製、陶器製の4つがあります。それぞれ長所と短所があるので、都合がよいものを選んでください。
●木製
うさぎが噛んでも安心な材質です。ただし、かじって壊してしまうことが多いので、定期的に交換するのが前提です。
●プラスチック製
水洗いができるので衛生的ですが、かじってお腹に入ったら異物として問題が起きるかもしれないデメリットがあります。
●金属製
丈夫で水洗いもできます。ただし、噛むと歯に悪影響があるかもしれません。
●陶器製
水洗いできて、かじられる心配がありません。ただし、落としたりぶつけたりすると割れることがあるため、取り扱いに注意が必要です。
【3】牧草入れのサイズにも気をつけよう!
うさぎ用牧草入れを選ぶときは、材質や形だけでなくサイズにも気をつけることが大切です。
直置きタイプや、ケージ内に取り付ける引っ張り出しタイプの場合、大きすぎる牧草入れを選ぶとケージ内が狭くなってしまいます。また、うさぎの体がすっぽり入るサイズの直置きタイプの牧草入れの場合、トイレと混同してしまうこともあるようです。もし、ケージの広さに余裕がない場合は、ケージの外に取り付ける牧草入れを選ぶといいでしょう。
大きすぎる牧草入れを設置したことで自由なスペースが少なくなれば、うさぎがストレスを感じることも。ケージ内が狭くならないようにしてあげることも肝心です。
うさぎ用牧草入れを買うときにチェック! ペットドクターからのアドバイス
飼い主として、牧草入れはうさぎが食べやすいことを一番に考えてください。牧草入れの形だけでなく、ケージ内での取り付ける位置や場所、素材を考えて食べやすさをしっかりと観察して考えてみてください。
うさぎにとってお気に入りの牧草入れを選ぶことで、驚くほど食べる量が変わります。
うさぎ用牧草入れのおすすめ14選
ここからは、ペットドクター・霍野 晋吉先生と編集部で選んだおすすめ商品を紹介します。

かじり木にもなる牧草入れ
木製の直置きタイプの牧草入れで、ケージネジを取り付けての使用もできます。横長のカウンタータイプで手前に壁があるので、うさぎが中に入りにくい形になっています。広口なためうさぎが牧草を食べやすく、天然木で作られているので、かじり木としても使用できます。
うさぎが天然木の牧草入れを気に入って、ガリガリかじって壊してしまい、牧草入れから牧草がこぼれたり、ささくれが目立ってきたら交換時期です。そのときは新しい牧草入れを用意してあげましょう。

内付けも外付けもOK
プラスチック製の大型の引き出しタイプの牧草入れです。大きなケージで大きいうさぎを飼っている方におすすめです。牧草入れの上部が広口なので、牧草の補充もかんたんにできるので、手間も省けます。
この牧草入れはケージの内と外につけられるので、牧草入れをひっくり返すうさぎには、ケージの外に取り付けてください。

おもちゃにもなる楽しい牧草入れ
3つの使い方でおいしく食べてストレス解消。ウサギ用の楽しい牧草入れです。金属製の球状の牧草入れで、ケージ側面のワイヤーに固定する、天井からぶらさげて立ち上がって食べさせる、コロコロ転がして使う、という3つの使い方があります。
うさぎにとってストレス解消になる画期的な牧草入れですが、うさぎにも個性があり、まったく興味を持ってくれないうさぎもいるようです。
牧草が散らかりにくく衛生的!
たっぷりの牧草をストッパーでギュッと固定できる、散らかりにくさに特化した牧草入れです。網目状のストッパーの隙間から、うさぎが牧草を一本一本引き抜いて食べるので、ケージの中が散らからず衛生的です。牧草を選り好みするうさぎの場合、引き抜いた牧草を食べずに捨ててしまうこともありますが、広口の牧草入れと比べると散らかす量を減らすことが期待できます。
また、取り外しがかんたんで容器とストッパー部分が洗いやすくなっています。ストッパー部分は錆びにくいステンレス製です。
木製なので噛んでも安心! 外付けもOK
かじり木としての役目も兼ね備えた、固定式の牧草入れです。天然木で作られた牧草入れなので、うさぎがどこをかじっても安心。かじることでストレス解消や歯の伸びすぎ防止にも役立ちます。また、牧草入れの上部が広く開いており、そこからモリモリ牧草を食べることもできます。
こちらの牧草入れは、ケージの内側だけでなく外側にも設置可能。外側に設置した場合、「ケージ内のスペースが広くなる」「牧草の補充が上から入れるだけでかんたん」という2つのメリットがあります。ケージのドアを開けずに牧草の補充ができるのは便利です。
汚れやキズがつきにくい陶器製
汚れやキズがつきにくく、洗いやすい陶器製の牧草入れ。鉄製の仕切りがついており、牧草を引っ張り出して食べるタイプです。
ポイントは、受け底が広く作られていること。うさぎが牧草を引っ張り出したときの余分な牧草が受け底に落ちる仕組みになっているので、ケージ内に牧草が散らかりにくいです。
また、重さがあるうえにネジでしっかり固定できるので、うさぎが牧草入れをひっくり返すのを防止できます。
バナナの茎を編んで作られた安心素材
バナナの茎で作られた牧草入れです。なかの空洞に牧草を入れて、うさぎが転がしながらおもちゃ感覚で使えます。ほどよい硬さで、穴のなかにはココナッツの繊維が入っており、噛むとほんのり甘い香りがします。
バナナの茎は天然素材でうさぎにやさしい反面、湿気や汚れに弱いというデメリットも。うさぎのオシッコがかかって汚れた場合や、かじってボロボロになってきたときは、新しいものに取り替えてあげましょう。
おもちゃにもなる木製ローラー型の牧草入れ
天然木を組み立てて作られた、ローラー型の牧草入れです。木製のローラーの中に牧草を詰められるようになっており、「牧草入れ」「かじり木」「おもちゃ」として、3つの役目を兼ね備えています。
こちらの牧草入れは、付属のチェーンでケージ内に牧草入れを吊り下げたり、ケージに固定してクルクル回るローラーのおもちゃとして遊ばせたりもできます。また、商品名のように、うさぎがガリガリかじってストレス解消も可能です。
形がキュートなかじり木にもなる牧草入れ
木製の直置きタイプで、うさ耳になっている見た目にもキュートな牧草入れです。耳部分はウッドねじになっていて、ケージにも簡単に固定できます。
天然木を使っているためかじり木として利用できるのもうれしいところです。場所を取らないスリムな形ですが、牧草はたっぷり入ります。うさぎさんのスペースを邪魔しない牧草入れが欲しいという方にぴったりの商品です。

自由なレイアウトでケージ内を快適に
陶器製の牧草入れで、掃除が楽で衛生的です。引き出しタイプの牧草入れになるのですが、縦置きでも横置きでも、うさぎの好きな方向で取り付けができ、ケージのレイアウト的に自由度が高いです。丸い穴にうさぎが鼻先を突っ込んで最後まで牧草を食べてくれます。
うさぎが牧草入れから牧草を食べやすくなっているぶん、周囲に牧草を散らかしやすくなるかもしれません。ケージ内が散らかっているのを見つけたら、こまめに掃除してあげるといいですね。
牧草がこぼれにくいフタつきの牧草入れ
外づけで引っ張り出しタイプの牧草入れです。シャープな形でふたがついているためホコリが入りにくく、草もこぼれにくくなっています。外づけなので汚れることも少なく、衛生面が気になる方におすすめです。
ボックスは天然木でつくられているため、うっかりボックスまでかじられてしまっても安心です。場所を取らないコンパクト設計で、ねじ1つで留められるのでつけ外しも簡単にできます。
かじるところがいっぱいでストレス対策にもぴったり
草を固定する部分がワイヤーでなく木になっている牧草入れです。草を引っ張り出す以外にも、正面・横の木がかじりやすいため、歯の伸びすぎを防止したり、ストレス対策として活用することもできます。
定期的に付け替える必要はありますが、かじり木と兼用したいという方におすすめの商品です。牧草は入れやすく、草が飛び散らない、直置きと引っ張り出しのいいとこ取りをしているのも魅力です。
エサと牧草が同時にあげられる2WAYタイプ
前面にドライフード、後面に牧草を入れられる2WAYタイプの牧草入れです。通常横にならべる2つの容器が縦に収まるのでスペースを取りません。ケージが小さく容器でうさぎの生活スペースが狭くなって困っているという方にぴったりの商品です。
掃除も一度にできるので、飼い主さんの手間が省けるのもうれしいところです。天然のモミの木でできているため、かじってしまっても安心できます。
ワンタッチフックで取り外しが簡単!
スチールでできたボール型の牧草入れです。ワンタッチフックでケージに直接かけて使用するので、取り外しが簡単にできるのが魅力です。
また付属でチェーンがついていて、ぶら下げる長さを変えることもできます。位置調整ができるのはもちろん、吊り下げ方に幅を出せるため、うさぎもより楽しく遊びながら草が食べられるでしょう。
通販サイトの人気ランキング 牧草入れの売れ筋をチェック
Amazonでの牧草入れの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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サイズや材質、使いやすさを考えて選ぼう!
ペットドクター・霍野晋吉先生への取材をもとに、うさぎ用牧草入れの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。うさぎの牧草入れは、木製、プラスチック製、金属製、陶器製の4つがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、飼い主とうさぎにとって快適なものを選ぶといいでしょう。また、うさぎの牧草入れを選ぶときは、ケージのスペースを考えてあげることも大切です。
うさぎが牧草入れを気に入って、元気にモリモリ牧草を食べてくれたらとってもうれしいですよね。霍野晋吉先生のアドバイスのように、うさぎにとって食べやすいことを意識して商品選びをすることが重要です。大好きなうさぎと楽しい毎日を過ごしていくために、ぴったり合った牧草入れを見つけましょう!
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