フィールドスコープおすすめ商品5選【バードウォッチングや天体観測に!】

フィールドスコープおすすめ商品5選【バードウォッチングや天体観測に!】
IT・テックライター
石井 英男

東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。 ライター歴25年。PC/ITに関するテクノロジーの解説や製品レビューを得意とする。 最近は、STEM教育や3DプリンターやCNCを初めとするデジタルファブリケーションに興味を持ち、積極的に取材や記事執筆を行っている。 また、子どもへのプログラミング教育にも関心があり、CoderDojo守谷のメンターを務めている。

IT・テックライターの石井英男さんにお話をうかがい、フィールドスコープの選び方を解説するとともに、おすすめの商品を紹介していただきました。野鳥観察など、対象物にあまり近寄れないものを見るときには双眼鏡や望遠鏡などが欠かせません。双眼鏡と違ってフィールドスコープは片目でしか見られませんが、その代わりにデジタルカメラの装着や接眼レンズの交換など、双眼鏡にはない機能が備わっており、見え方も異なります。本記事をみて、フィールドスコープの楽しみ方や、自分の用途にはどんな商品が合っているのかなど、商品選びの参考にしてください。


フィールドスコープを選ぶ際のポイント IT・テックライターによる解説

IT・テックライターの石井さんに、フィールドスコープを選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。対物レンズの有効径や倍率などさまざまな違いがあります。商品選びをスムーズにできるように、必要な機能と不要な機能をあらかじめ整理しておきましょう。

フィールドスコープ
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フィールドスコープを使えば、星空・天体観察や射撃など、遠くにあるものを手前に引き寄せて観たいときに活躍します。

覗き方のタイプで選ぶ

IT・テックライター

フィールドスコープ(スポッティングスコープ)は、接眼レンズの取りつけ方によって、直視型(ストレートタイプ)と傾斜型(アングルタイプ)の2種類に大別できます。

直視型は、フィールドスコープ本体と接眼レンズが直線的に配置されているタイプ。対象物にフィールドスコープをまっすぐ向ければいいので、初心者でも使いやすいことが特徴です。デジタル一眼レフなどと合体させて写真を撮りたい場合も直視型が向いています。

傾斜型は、接眼レンズがフィールドスコープ本体に対して上向き・斜めに配置されているタイプ。高い場所の鳥や天体などを観測するときに、無理な姿勢をとる必要がないのでらくに観察できることが利点です。

ビクセン『ジオマII ED82‐Sセット』

デジタル一眼レフと合体させたい場合は、こちらの直視型が向いています。こうしたデジタルカメラを装着できる機種なら、超望遠撮影ができます。

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対物レンズの有効径で選ぶ

IT・テックライター

対物レンズの有効径(口径)が大きいほど、たくさんの光を集められるので、より明るくシャープな像を得ることが可能。とくに高倍率になるほど、対物レンズの有効径が大きいフィールドスコープのほうが有利です。

その半面、対物レンズの有効径が大きくなると、本体が大きく重くなるので持ち運びがたいへんになります。気軽に使いたいのなら、有効径50~60mmの製品がおすすめです。

倍率で選ぶ

IT・テックライター

倍率が大きいほど、遠くの対象物を大きく見ることができますが、その分、一度に見える範囲が狭くなり明るさも暗くなります。用途によって最適な倍率が異なり、野鳥観察なら20~40倍、天体観測なら10~30倍が使いやすい倍率です。

またフィールドスコープによっては、接眼レンズを交換できるものや接眼レンズが別売りのものがあり、そうした製品なら、接眼レンズを交換することで倍率を変更可能です。倍率を可変できるズームレンズを備えた製品もありますが、ズームレンズでは同じ倍率でも、固定レンズに比べると視野が狭くなるので注意しましょう。

ニコン『ED50』

接眼レンズが別売になっている機種は目的に合った接眼レンズを購入しましょう。メリットとしては、接眼レンズを交換することで倍率の変更が可能になります。『ED50』は小さめで軽量なため、リュックなどに入れて携帯することもできます。

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防水機能やアイレリーフもチェックしよう

IT・テックライター

フィールドスコープはその名のとおり、屋外で使われることが多いので、防水機能を備えた製品のほうが安心して利用できます。また、アイレリーフの長さも使い勝手に影響します。

アイレリーフとは、接眼レンズを覗いたときに「視野全体を見渡せる」眼の位置から、レンズまでの距離のこと。眼鏡をかけながらフィールドスコープを使うのなら、アイレリーフが長い製品(15mm以上)がおすすめです。アイレリーフが15mm以上の製品は、ハイアイポントと呼ばれることもあります。

フィールドスコープおすすめ5選 IT・テックライターによる厳選商品

上で紹介したフィールドスコープの選び方のポイントをふまえて、IT・テックライターの石井さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。自分の使い方に一番近いものはどの製品なのか、それぞれを比較しながら購入する製品を検討してください。

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ビクセン『アロマ 52‐A』

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出典:Amazon

倍率 25倍
対物レンズ有効径 52mm
実視界 2.1度
ひとみ径 2.1mm
アイレリーフ 12.0mm
重量 460g
防水性 ×
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IT・テックライター

コンパクトでリーズナブル、初心者におすすめ

傾斜型のフィールドスコープ。対物レンズの有効径は52mmで、付属の接眼レンズでの倍率は25倍です。接眼レンズを交換することで倍率を変更できます。アイレリーフは12mmと標準的ですが、重量が460gと軽いので、気軽に持ち運べます。ボディが伸縮式で、収納時は長さが17.7cmまで縮まるのも便利な点。

倍率も標準的なのでさまざまな目的に利用でき、とくに高い位置にある対象物を見るのに向いています。レンズやプリズムには3層以上の多層膜コーティングが施されているので、コントラストが高く、シャープに見えます。防水仕様ではありませんが、お手ごろな価格なのではじめてフィールドスコープを買う人にもおすすめです。

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ニコン『ED50』

ニコン『ED50』 ニコン『ED50』 ニコン『ED50』 ニコン『ED50』 ニコン『ED50』

出典:Amazon

倍率 接眼レンズは別売
対物レンズ有効径 50mm
実視界 接眼レンズは別売
ひとみ径 接眼レンズは別売
アイレリーフ 接眼レンズは別売
重量 455g
防水性
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IT・テックライター

防水仕様でアウトドアでも安心

直視型のフィールドスコープ。対物レンズの有効径は50mmで、接眼レンズは別売りです。本格的な防水仕様で、内部に窒素ガスが充填(じゅうてん)されているので、雨天時の観察や気温差が大きい場所で使用しても、レンズ内部が曇りにくくなっています。

対物レンズにはEDガラスを採用。レンズとプリズム、防塵ガラスの全面は多層膜コーティングされているので、明るくコントラストの高い視野になります。

重量も455gと軽く、バードウォッチングはもちろん、スポーツなどで使いたい人におすすめ。接眼レンズの種類が豊富なので、用途に応じて選ぶとよいでしょう。

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ビクセン『ジオマII ED82‐Sセット』

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出典:Amazon

倍率 27倍
対物レンズ有効径 82mm
実視界 2.6度
ひとみ径 3.0mm
アイレリーフ 18.0mm
重量 1330g
防水性
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IT・テックライター

有効径82mmの大型高性能モデル

直視型のフィールドスコープ。対物レンズの有効径が82mmと大きく、集光力にすぐれています。対物レンズには色にじみの少ないEDレンズを採用し、ピント調整がデュアルフォーカス式なので、こまかくピントを合わせられます。

また野鳥を素早く視野に入れる際に役立つ、素通しファインダーを装備しています。付属の接眼レンズの倍率は27倍ですが、別売りの接眼レンズに替えれば倍率を変更できます。眼鏡をかけたままでも見やすい、アイレリーフ18mmのハイアイポント設計。窒素ガス充填による本格的な防水設計も魅力です。重量は1330gと重いので三脚は必須ですが、じっくり観察したい人におすすめです。

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コーワ プロミナー『スポッティングスコープ TSN‐501』

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出典:Amazon

倍率 20~40倍
対物レンズ有効径 50mm
実視界 2.3度~1.6度
ひとみ径 2.5mm~1.3mm
アイレリーフ 14mm~12.5mm
重量 400g
防水性
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IT・テックライター

ズームレンズ搭載のコンパクトモデル

傾斜型のフィールドスコープ。対物レンズの有効径は50mmで、本体がコンパクトなことが魅力です。接眼レンズは20~40倍ズームの固定式なので交換はできません。特徴は、ポリカーボネート製のボディを採用しているため、重量が400gと非常に軽いこと。

また防水設計で、内部には窒素ガスが充填されているので、雨天時などでもレンズの内側が曇りにくくなっています。コンパクトで軽量化された、持ち運びやすいフィールドスコープを探している人におすすめです。バードウォッチングやアーチェリー、トレッキングなどさまざまなシーンで活躍するでしょう。

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リコーイメージング『ペンタックス スポッティングスコープ PF‐65EDII』

リコーイメージング『ペンタックススポッティングスコープPF‐65EDII』

出典:Amazon

倍率 接眼レンズは別売
対物レンズ有効径 65mm
実視界 接眼レンズは別売
ひとみ径 接眼レンズは別売
アイレリーフ 接眼レンズは別売
重量 1050g
防水性
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IT・テックライター

50mmクラスでは物足りなくなった人に

直視型のフィールドスコープ。対物レンズの有効径は65mmで、接眼レンズは別売りです。JIS保護等級の6級相当の防水仕様で、窒素ガス充填によりレンズ内部の曇りを防ぎます。また対物レンズにEDガラスを採用することで、クリアな視界を実現しています。

接眼レンズは、ズームタイプと固定倍率タイプが用意されているほか、同社の天体望遠鏡用の接眼レンズ(アイピース)も利用できます。倍率は最大60倍までの接眼レンズが用意されているので、高倍率での観察にも向いています。重量は1050gと比較的に重いタイプなので、三脚を使って腰をすえて観察したい人におすすめです。

「フィールドスコープ」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
ビクセン『アロマ 52‐A』
ニコン『ED50』
ビクセン『ジオマII ED82‐Sセット』
コーワ プロミナー『スポッティングスコープ TSN‐501』
リコーイメージング『ペンタックス スポッティングスコープ PF‐65EDII』
商品名 ビクセン『アロマ 52‐A』 ニコン『ED50』 ビクセン『ジオマII ED82‐Sセット』 コーワ プロミナー『スポッティングスコープ TSN‐501』 リコーイメージング『ペンタックス スポッティングスコープ PF‐65EDII』
商品情報
特徴 コンパクトでリーズナブル、初心者におすすめ 防水仕様でアウトドアでも安心 有効径82mmの大型高性能モデル ズームレンズ搭載のコンパクトモデル 50mmクラスでは物足りなくなった人に
倍率 25倍 接眼レンズは別売 27倍 20~40倍 接眼レンズは別売
対物レンズ有効径 52mm 50mm 82mm 50mm 65mm
実視界 2.1度 接眼レンズは別売 2.6度 2.3度~1.6度 接眼レンズは別売
ひとみ径 2.1mm 接眼レンズは別売 3.0mm 2.5mm~1.3mm 接眼レンズは別売
アイレリーフ 12.0mm 接眼レンズは別売 18.0mm 14mm~12.5mm 接眼レンズは別売
重量 460g 455g 1330g 400g 1050g
防水性 ×
商品リンク

※各社通販サイトの 2019年12月4日時点 での税込価格

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※各社通販サイトの 2019年12月4日時点 での税込価格

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フィールドスコープの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフィールドスコープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:フィールドスコープランキング
楽天市場:フィールドスコープランキング
Yahoo!ショッピング:フィールドスコープランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

デジタルカメラに装着して使うことも想定すべし! IT・テックライターの"ここがポイント"

IT・テックライター

フィールドスコープは、屋外でバードウォッチングをするなど、自分の目で覗いて楽しむことが基本の使い方ですが、通称「デジスコ」と呼ばれる使い方も人気があります。デジスコは、フィールドスコープをデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラと合体させて、フィールドスコープを超望遠レンズとして活用する方法です。

一眼レフ用の超望遠レンズは非常に高価なので、フィールドスコープ+接続アダプターのほうがリーズナブルなことが多いです。デジスコとして使うことが多いなら、直視型の製品をおすすめします。

※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。

※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。

※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(制作協力:tsuge-line、掲載:マイナビおすすめナビ編集部)

※2020/02/12 一部本文・商品情報の修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 名原広雄)

マイナビおすすめナビ編集部

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