便利なシェラカップ いろいろな使い道が!
キャンプや登山などのアウトドアシーンに欠かせないシェラカップ。コップや取り皿として使えるだけでなく、直接火にかけることもできます。お湯を沸かす、お米を炊く、食材を炒めるといったかんたんな調理にも使えて便利です。
目盛りつきの小さなシェラカップなら、ふだん料理をするときに計量カップとして活用することも。ほかにも、シェラカップに植物を入れてインテリアにするなど、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
シェラカップ選びのポイント コップや取り皿にもなり、直接火にかけれる
まずは、シェラカップを選ぶときのポイントを見ていきましょう。キャンプライターの中山一弘さんのアドバイスもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
用途に合った容量を選ぶ
キャンプ/釣りライター
シェラカップは気軽に使える便利なアイテムですが、重ねて持ち運ぶには同じブランドの製品がやはり収まりがよくなります。
また、サイズにもいくつか種類があり、飲み物を入れるのにぴったりな300cc前後のもの、万能選手の500cc前後のもの、直接火にかけやすい500cc以上のタイプなどもあります。サイズやブランドの種類なども考慮し収納性の高い製品選びをしましょう。
目盛りつきが便利!
内側に目盛りがついたシェラカップなら、インスタントコーヒーやカップラーメンが手軽に作れて便利です。100ml、200mlといった目盛りだけでなく、米一合分の目盛りがついたものもあります。
目盛りつきのシェラカップがあれば、わざわざ軽量カップを用意する必要がありません。荷物の量も料理の手間も減らすことができます。
取っ手の形に注目 使い勝手に合わせて
キャンプ/釣りライター
シェラカップの特徴として取っ手があります。取っ手のおかげで熱いものも持つことができ、指にかけてもバランスがとりやすくなります。取っ手の形状は各メーカーが研究を重ねており、さまざまなタイプが存在しますが、最終的には使う人の好みになります。
小指を絡ませるように使う人と、取っ手を握るように使いたい人とでは選ぶ製品も変わってきます。自分の趣向を考えて形状もよくチェックしてから買いましょう。
シェラカップの取っ手の形状は、おもにストレートタイプと、下向きにカーブしているタイプがあります。煮る・焼く・沸かすなどの調理メインで使うなら、取っ手の長いストレートタイプが使いやすいといわれています。
一方、下向きにカーブしているタイプは指をかけられるため、食器として使う場合に選ばれることが多いようです。とはいえ、持ちやすいかどうかの感じ方は人それぞれなので、自分にとって使いやすいタイプを選ぶといいでしょう。
お手入れのしやすさもポイント
アウトドアシーンで使われることが多いシェラカップ。お手入れのしやすさも注目したいポイントです。ステンレス製は表面がつるつるしているので、スムーズに汚れを落としやすいでしょう。水切れがよく、サビにくいのも特徴です。
ステンレス製は水滴の跡が残りやすいので、気になる方は乾かす前にしっかり拭き取っておきましょう。
荷物を軽くしたいなら重量もチェック
シェラカップは基本的に軽いものが多いですが、それでも商品によって差があります。登山やツーリングに出かける際に、できるかぎり荷物を軽量化したいという方は、選ぶ際に重量もチェックしておきましょう。
軽さにこだわるなら、チタン製のシェラカップがおすすめです。ただし、軽くなればなるほど、強い風で飛ばされやすくなるので注意してくださいね。
素材で選ぶ ステンレス? チタン?
キャンプ/釣りライター
シェラカップは、ステンレス製とチタン製のものが現在の主流です。ステンレスは熱伝導率が高く、そのまま調理するのに最適で汎用性が高いのが特長。
チタンはとても軽量でパッキングを考える人にぴったりです。料理と組み合わせる人はステンレス、飲み物中心で荷物を軽量にしたいひとはチタンを選ぶとよいでしょう。
シェラカップおすすめ10選 定番中の定番、軽量で持ちやすいチタン製など
キャンプライターの中山一弘さんと編集部で選んだおすすめのシェラカップをご紹介します。用途にぴったりのアイテムをぜひ見つけてくださいね。

UNIFLAME(ユニフレーム)『シェラカップ』

出典:Amazon
素材 | ステンレス |
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容量 | 300ml |
重量 | 約50g |

snow peak(スノーピーク)『シェラカップ(E-104)』
















出典:Amazon
素材 | チタニウム |
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容量 | 310ml |
重量 | 37g |

EPIgas(イーピーアイガス)『フォールディング チタンシェラカップ(T-8105)』

出典:Amazon
素材 | チタニウム |
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容量 | 300ml |
重量 | 49g |

belmont(ベルモント)『チタンシェラカップREST深型600 メモリ付(BM-344)』

出典:Amazon
素材 | チタニウム |
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容量 | 600ml |
重量 | 約80g |

UNIFLAME(ユニフレーム)『カラシェラ』

出典:Amazon
素材 | PBT |
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容量 | 約300ml |
重量 | 約58g |
CHUMS(チャムス)『ブービーシェラカップ(CH62-0150)』

出典:Amazon
素材 | ステンレス |
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容量 | 320ml |
重量 | ー |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『ステンレスカラーシェラカップ320ml』

出典:Amazon
素材 | ステンレス鋼(クロム18%、ニッケル8%) |
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容量 | 320ml |
重量 | 85g |
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『ステンレス ビッグシェラカップ630mL(UH-29)』














出典:Amazon
素材 | ステンレス鋼(クロム18%、ニッケル8%) |
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容量 | 630ml |
重量 | ー |
SOLA『シェラカップ3点セット』

出典:Yahoo!ショッピング
素材 | ステンレス鋼 |
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容量 | 9cm:225ml、12cm:340ml、14cm:620ml |
重量 | 9cm:50g、12cm:70g、14cm:130g |
TSBBQ『ステンレスシェラカップ 320(TSBBQ-012)』














出典:Amazon
素材 | ステンレス |
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容量 | 320ml |
重量 | 82g |
EVERNEW(エバニュー)『チタンシェラカップFD(EBY152)』

出典:Yahoo!ショッピング
素材 | チタニウム |
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容量 | 310ml |
重量 | 60g |
【番外編】あわせて使いたい便利グッズ2選
シェラカップに目印がつけられるグッズや、料理の幅が広がる調理器具セットなど、キャンプで役立つアイテムをご紹介します。
belmont(ベルモント)『シリコーンチューブ(BM-290)』

出典:Amazon
素材 | シリコーン |
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容量 | ー |
重量 | ー |
snow peak(スノーピーク)『チタンパーソナルクッカーセット(SCS-020T)』








出典:Amazon
素材 | チタン |
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容量 | クッカーL:1,000ml、クッカーS:780ml、フタL:500ml、フタS:350ml |
重量 | 330g |
「シェラカップ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする シェラカップの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシェラカップの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【最後に】キャンプライターからアドバイス たくさん揃える場合はコストも考えよう!
キャンプ/釣りライター
シェラカップはステンレスで1個1,000円程度で買うことができます。チタン製でも2倍の価格まではしないことが多いですから、キャンプグッズとしては購入しやすさも魅力です。
とはいえ、ご家族用に飲み物用、サラダ用、ごはん用などと揃え始めると結構な数が必要になります。シェラカップを揃える際は将来必要になりそうな個数を考えて買うようにするとお財布にやさしいお買い物ができます。
シェラカップについて5つのポイントをおさらい
1)ステンレス製は熱伝導率が高く、調理に便利
2)チタン製は荷物を軽量化したい方、飲み物中心の利用として考えている方向き
3)取っ手が握りやすそうな形状かどうかチェック
4)重ねて持ち運ぶには、同じブランドの製品が収まりがよい
5)複数揃える予定なら、コスパも重視する
シェラカップでどんなことをするのかをまず考えましょう。「調理用」なのか「飲み物用」なのか、用途によって理想的な材質やサイズは変わってきます。重量などにも注目しながら、お気に入りのシェラカップを見つけてください。
【関連記事】キャンプで使える調理グッズ!
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/12/17 コンテンツ修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。