インスタントココアの魅力
ココアの原料であるカカオには、ポリフェノールが含まれています。また、ホットで飲むことが多いココアは、身体を温めてくれて、ホッと一息つくことができるのもうれしいポイント。
インスタントココアなら、お湯を沸かして入れるだけのとてもかんたんな工程で、飲みたいと思ったときにすぐにいただけるのも大きなメリットです。
ココアの栄養&うれしい効果
ココアに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用や血の巡りをよくする効果があるといわれています。血液の流れが整えられてくれると、より生きいきとした生活をたのしめるようになりますね。
また、血流がよい状態をキープできれば、手足などの身体の末端が冷えたり、むくんだりしてしまうことも少なくなるのもうれしいメリットです。
「調整ココア」・「純ココア」の違い
インスタントココアは大きく分類すると、「調整ココア」と「純ココア(ピュアココア)」のふたつに分けられます。
▼調整ココア|砂糖・ミルクあり
「調整ココア」は、ココアパウダーに、さらに味つけがされているインスタントココアのことです。飲みやすくなるように、砂糖やミルクの成分が含まれていて、甘くておいしいココアドリンクがココアスティックなどの粉末を入れるだけでたのしめます。
砂糖など、カロリーが高いものがたくさん含まれているので、飲みすぎには注意しなければなりませんが、手軽さが魅力です。
▼純ココア|砂糖・ミルクなし
砂糖やミルクなどを加えていない、カカオ豆のココアパウダーだけで生産されているインスタントココアが「純ココア」(ピュアココア)です。
脂肪分の豊富なカカオ由来のカロリーは含まれていますが、ほかの甘さを加える成分のカロリーがないので、ヘルシーです。
ホットココアのほかにも、洋菓子やパンに入れてチョコレートの風味をたのしめます。ココア本来の味わいや香りを強く感じられるのがポイントです。
(★)ポイント:調整ココア・純ココアは両方に良さがある!
インスタントココアは「調整ココア」と「純ココア」に大別できます。どちらが良い悪いではなく、甘さ、機能性、カロリーや容量など、ご自身で気になるポイントを軸に選びましょう。自分ですべて調整でき、お料理にも使える「純ココア」も魅力ですし、すぐほっと一息つきたいときには「調整ココア」の手軽さや甘さが心地よいです。
個人的にもココアが大好きなので3~5種類常備して気分で飲み変えています。皆さまのお気に入りが見つかりますように。
インスタントココアの選び方
それでは、インスタントココアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】ポリフェノールの含有量
【2】カロリー
【3】砂糖の量
【4】個包装かどうか
上記のポイントをおさえると、より具体的に自分に合うインスタントココアを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ポリフェノールの含有量をチェック
ココアの特徴であるポリフェノールがどれくらい含まれているかという点を、インスタントココアを選ぶ基準にできます。
ポリフェノールがたくさん入っているものは、カカオが多く、カカオのテイストが濃くなっているものが多いです。あまりビターなココアは得意でないという方は、ミルクで割るなど味を調整すれば、よりたのしめるでしょう。
【2】カロリーをチェック
カロリーがカットされているインスタントココアを選ぶなら、ダイエットを目指している方でも、ココアをたのしめます。甘みを感じられるようにしながら、カロリーが半分以下に抑えられている商品などを試してみてください。
おいしくて飲みすぎてしまうと、結果的にカロリーをより多く摂取してしまうことになり、太る原因となるなど身体に悪いので、避けるようにしましょう。
【3】砂糖の量をチェック
インスタントココアの甘さは商品によって異なります。純ココアは砂糖不使用なので、そのまま飲むと甘味がなく苦めの味わいになっています。一方で、調整ココアはビタータイプの場合でも砂糖を使用しているため甘みが感じられます。
原材料表示は配合量の多い順に記載されているので、砂糖とココアパウダーのどちらが先に記載されているかを甘さの目安にすることができます。甘すぎるココアが苦手な方は、購入前にチェックしておくと安心ですよ。
【4】個包装かどうかチェック
インスタントココアのパッケージは、缶に入っていてスプーンなどですくってお湯と混ぜるタイプと、個包装になっていて、一杯分をコップに出せるようになっているタイプがあります。
大家族みんなで飲む場合など、たくさん消費するなら、大きな缶のパッケージで、個包装されていないものの方が買い求めやすい価格になります。ひとり暮らしで毎日ココアを飲むわけではないケースなら、個包装で保存しやすくなっているものを選びましょう。
おすすめ商品の比較一覧表
インスタントココアのおすすめ商品
それでは、おすすめのインスタントココアをご紹介いたします。すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ17選|調整ココア
▼おすすめ5選|純ココア
▼おすすめ17選|調整ココア
まずは、調整ココアのおすすめ商品をご紹介いたします。ココア好きの人はぜひ参考にしてくださいね。
いろいろなココアを手軽に楽しめるバラエティパック
バンホーテンの調整ココア4種類がセットになったバラエティパック。クリーミーなミルクココア、カカオ感が強いグランカカオ、コーヒーが入ったカフェモカ、カロリー控えめのミルク ココアカロリー1/4がセットです。
疲れをとりたいときにはミルクココアで、朝食にはコーヒー感のあるカフェモカを、夜に飲むにはカロリーオフで、気分転換にはグランカカオなど、気分によって違うココアを飲みたいときなどにぴったりです。
バンホーテンのカカオ量が豊富な調整ココア
バンホーテンの調整ココアの中でもカカオ量が多いタイプです。カカオ量が多ければ多いほど、ポリフェノールの量も増えます。すっきりと飲みたいときはお湯で割って、濃厚なココアが飲みたいときは牛乳で割るなどバリエーションが豊富です。スティック状になっているので、飲みたいときにサッと飲めます。ミルクココアよりも甘さが控えめでカカオ感が強く、大人なビターテイストのココアが好きな人にピッタリです。
子どもの栄養補給にちょうどよいココアドリンク
子どもたちの成長に必要な栄養を、ココアドリンクとして補給できる商品です。メインで含まれている麦芽エキスは、エネルギーの源となってくれます。また、カルシウムや鉄分などのミネラルと、6種類のビタミンも含まれていて、毎日の元気をサポート。
ミルクに溶かして飲むなら、ミルクが苦手な子どもでも、必要な栄養を摂れるようになります。

カカオ感が深く甘さ控えめのココア
森永といえば、通常の「ミルクココア」のイメージが強いかもしれませんが、個人的には「カカオ70」の甘さ控えめな味わいがおすすめ。しかもポリフェノール含有量は「ミルクココア」の3倍あり、機能性の高さもうれしいです。
小さなお子さまと家族間で共有したいときは少し味が大人っぽすぎるかもしれません。でも甘いタイプで甘さの引き算はできないので、甘さ控えめを買って、たとえばお砂糖やミルクを多めに加えるなど、ひと手間かけるほうがよいかと思います。
※Amazonは4個セット、楽天・Yahooは6個セットです
ミルクココアの定番!家族で飲める優しい味
子供から大人まで飲みやすい定番のミルクココアです。深くまろやかな風味に程よい甘さをプラス。お湯でもホットミルクでも作れ、アイスもおすすめです。国内初のミルクココアとして発売され、100年以上愛されてきたベストセラー商品。懐かしさを感じる優しい味なので、家族と共有して美味しく飲めるでしょう。
お手頃な価格も魅力です。天然のポリフェノールや食物繊維も含まれているので、毎日の健康習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
※Amazon・Yahooは5個セット、楽天は10個セットです
1日1杯のココアでカルシウムを補給
1杯分に1日に必要なカルシウムが配合されている、栄養機能食品のココアです。牛乳150mlに溶かすと、カルシウムの1日の摂取目安量を摂取できます。他にも鉄分、ビタミンD、シールド乳酸菌、ミルクオリゴ糖も入っているので、成長期の子供におすすめです。
冷たい牛乳に溶けやすく、作り方も簡単。子供にも飲みやすい味なので毎日手軽に続けられるでしょう。カルシウムや鉄分を積極的に摂りたい方や、骨の健康が気になる高齢者にも最適です。
甘すぎずまろやかなミルク感が絶妙なココア
1杯あたりの単価がとてもリーズナブルです。クリーミーな仕上がりで、まろやかなミルク感があります。また豊かなココアの香りやほんのりとした甘さが残ります。気分転換したいときや、仕事などの休憩時の1杯にも。ホットでもアイスでもサッと溶けてすぐに飲めるのも便利。

ミルキーなココアが好きな人におすすめ
調整ココアの中でも甘めでミルキーな味わい。お子さまにもおすすめです。溶けやすさでも定評があり、お水や冷たい牛乳でもすぐ溶けます。とくに忙しい朝などは重宝しますね。
独自技術で生まれたクリーミングパウダーを使用したココア。もともと国産初の育児用粉乳(調製粉乳)が発売され、100年以上の歴史をお持ちなのでその技術が活かされています。
1杯あたり17kcalのカロリー控えめタイプ
森永製菓といえばミルクココアが有名ですが、この商品はカロリーを1/4に抑えたものです。カロリーは1杯あたりたったの17kcal。同社の『ミルクココア スティック』は1杯44kcalなので、半分以下です。とはいえ、ココアの風味や味わいが薄まるわけではありません。ダイエット中など、カロリーが気になる方も楽しめます。
AGF『ブレンディ スティック ココア・オレ』
カフェインが少なめのクリーミーなココア
ココア・オレという名前のとおり、濃厚なココアの味わいというよりはあっさりめです。お湯でも十分クリーミーですが、牛乳を入れればさらにクリーミーな仕上がりで楽しめます。
カフェインは3mgとごくわずか。「Blendy スティック カフェオレ」の1本あたりのカフェイン量が53mgですから、「ココア・オレ」はかなり少ないのがわかります。
大袋でたくさんインスタントココアが飲める
1キロの大袋に入った、業務用の調整ココアです。子どもたちでもココアをたのしめるように、しっかり砂糖とミルクで甘く味を調整されています。
1袋で約55杯分のココアドリンクがつくれる、とてもコストパフォーマンスがよい商品です。大家族や、チョコレートテイストの洋菓子をつくるのが得意なご家庭には、備えておくとココアを日常的に飲めるようになります。
濃厚なココアとマシュマロの甘みが楽しめる
マシュマロ入りの濃厚なココアです。厳選されたココアパウダーと新鮮なミルクをブレンドしたミルクチョコレートココアは、クリーミーでコクのある美味しさ。お湯を注ぐとマシュマロが溶け出し、甘くて深みのあるココアが楽しめます。温めた牛乳で作るとより甘みが増すので、甘いものが好きな方は試してみてはいかがでしょうか。
本格的なココアに甘みをプラスした味わいは、子供から大人まで楽しめるでしょう。朝食や寒い季節、一息つきたい時などにおすすめのココアです。
※Amazon・Yahooは2個セットです

カフェやレストランで使われるココア
多くのレストランやカフェでも使われている調整ココアです。なので、飲むと「あのカフェで飲む味と同じ」と行きつけのお店を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。業務用1kgサイズからの販売と大きめですが、たとえばホームパーティや大勢の方が集まる場への差し入れなど用途が決まっているときに、とくにおすすめです。
身体がポカポカ! 高麗人参入りココア
ポリフェノール・ミネラル・食物繊維など、身体が喜ぶ成分が含まれているインスタントココアです。甘味にオリゴ糖を使用して、甘くおいしいココアの味わいでありながら、カロリーが控えめになっています。毎日飲むなら、すこしでも低カロリーのものがよいですね。
特徴は、高麗人参や生姜も摂れるところ。ホットココアにして飲むと、ポカポカ温まります。

黒糖の香りがココアの風味をアップ
沖縄産の黒糖が入った調整ココアです。普通のお砂糖入りの調整ココアより甘さは上品で香り高く感じるかと思います。もともとココアの香りや甘さにはリラックス効果が期待できますが、飲むとなんとなく南国にいるような雰囲気が楽しめるかも。
冷やしてアイスで飲むのもおいしいですが、ホットの方がより香りのよさを感じられます。
冷えやすい方におすすめ!蒸し生姜を使ったココア
濃厚なココアと国産の蒸し生姜の組み合わせが楽しめる商品です。体を温めてくれる「ウルトラ蒸し生姜」を使用。20分以上蒸して作られたこだわりの蒸し生姜をふんだんに使っているので、冷えが気になる方におすすめです。ココアの中に生姜の味がほのかに感じる程度で辛味がなく、程よい甘さに仕上がっています。
カップ1杯に対して大さじ山盛り1杯が標準ですが、好みに合わせて調整できるのもポイント。牛乳や豆乳を入れて作ると、少し違った風味が味わえます。
※Amazonは1個、楽天とYahooは5個セットです

丹波の恵み『丹波黒豆ココア』
日本初の黒豆ココア
丹波黒豆と本場オランダのカカオ豆で作られたオリジナリティの高いココア。砂糖不使用なので味わい的には「純ココア」に近いです。丹波産の黒豆が入ることで、まろやかで深みが増して感じると思います。
ストレートもおいしいですが、おすすめはプラス豆乳で「黒豆」「カカオ豆」「大豆」の豆づくし。飲むとほっこり和めることでしょう。
▼おすすめ5選|純ココア
続いて、砂糖やミルクが入っていない市販の純ココアのおすすめ商品をご紹介します。お菓子作りにも活躍しますよ!

日本で一番ポピュラーなココア
特に「純ココア」を好む方におすすめです。ココアの香りがお好きで甘い味が苦手な方はぜひストレートでどうぞ。ココアの量をやや多めにして、ミルクや豆乳を加えてもコクが増しておいしいです。お菓子づくりやお料理が好きな方には「調味料のひとつ」としてもおすすめ。
ココア製法の発明から190年の歴史を誇るバンホーテン。今では調整ココアやさまざまな商品ラインナップがあります。「いろいろ試してもやっぱりこれ」となる方も多いそう。私は「 ピュアココア缶入り100g」サイズをプチギフトにすることも多いです。
※Amazonは4個セット、楽天・Yahooは6個セットです
マレーシア産のピュアなココアパウダー
砂糖などの余計な添加物なしの、純粋なココアのパウダーです。マレーシア産のココアカカオマスから、ココアバターを絞ってから、こまかく粉砕して粉状にしています。お菓子作りだけではなく、飲むココアとしても使えます。多少砂糖やミルクを加えるとより風味をたのしめます。
洋菓子づくりやパンづくりに使うと、チョコレート風味のおいしい香りが広がります。袋はチャックがついていて保存しやすくなっているのもポイントです。
ドリンクだけでなくデザートにも使えるピュアココア
砂糖や香料などの添加物を使用していない、オランダ産の純ココアパウダーです。カカオ豆を発酵、乾燥、粉砕し、皮を取り除いて焙煎・圧搾し、脂肪分を取り除いてから粉状にしています。食物繊維やミネラル、カカオポリフェノールが含まれていて、毎日飲んでたのしめます。
ホットでもアイスココアでもおいしくいただけるだけでなく、クッキーやケーキなどにトッピングして、幅広くカカオをアレンジして使えるのがうれしい、ピュアココアです。
自分で味や量を調整できるココア
1919年に日本で初めてミルクココアを発売した森永製菓。日本のココアのパイオニアメーカーの純ココアがこの商品です。
料理やお菓子づくりにも使いたい方にはもちろん、純粋に自分好みのココアドリンクを楽しみたい方にも向いている商品です。
同社のホームページにはココアを使ったレシピが紹介されているので、参考になります。
※Amazonは3個セット、楽天・Yahooは6個セットです
カカオ本来の風味やコクが味わえる純ココア
西アフリカ産のカカオ豆を使用した、添加物が一切入っていない純ココアです。脂肪分が約22%の高脂肪ココアパウダーなので、カカオのもつ風味やコクがそのまま楽しめます。ポリフェノールやミネラル、食物繊維も豊富に含まれているのも嬉しいポイント。
無添加のココアなので砂糖、ミルク、豆乳などを入れて好みの味に調整できます。料理やお菓子作りにも最適。甘さ控えめで飲みたい方や、ココアの濃さを調整したい方におすすめです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする インスタントココアの売れ筋をチェック
楽天市場でのインスタントココアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
純ココアの美味しい作り方・飲み方
おいしいココアをたのしむには、まず、鍋でココアパウダーと砂糖を少量の水やミルクを入れながら混ぜて、ペースト状にしていきます。鍋を中火にかけ、ミルクを加えながらよくかき混ぜます。
うまく溶けないと、ダマになって残ってしまい、おいしさが失われてしまうので、注意しましょう。
◆マシュマロやホイップクリームをトッピングしてアレンジして飲むのもおすすめ!
【関連記事】人気のインスタントコーヒーもチェック
好みのココアを見つけて!
インスタントココアには、いろいろなタイプの商品があります。ポリフェノールがたくさん含まれているので、毎日をより元気に過ごせるようになります。カロリーが気になるなら、甘さ控えめのタイプや、低カロリー商品を選ぶようにしましょう。
調整ココアなら、お湯を注ぐだけでかんたんにつくれますし、純ココアは、自分好みのテイストに仕上げていくたのしみがあります。それぞれのメーカーごとに味わいに個性がありますから、お好みのココアをぜひ見つけてください。
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