「DIY用スコヤ」のおすすめ商品の比較一覧表
DIY用スコヤの選び方 DIYクリエイターに聞いた!
空間デザイン・DIYクリエイターの網田真希さんに、DIY用スコヤを選ぶときのポイントを教えてもらいました。日常生活ではあまりなじみのない道具であるDIY用スコヤですが、選ぶときにはどのような点に注目すればいいのでしょうか。
計測しやすいタイプで選ぶ
空間デザイン・DIYクリエイター
スコヤとひとくちにいっても、その種類や形、計測できる角度はさまざまです。「完全スコヤ」はL字形になっており、直角の計測や罫書(けが)き線を引く場合に相性がよく、台形のような「止型スコヤ」は45度や135度の計測、罫書き線を引くことができます。
「一発止型定規」は完全スコヤと止型スコヤとが合体したような形で、たとえば2×4材料のおもて面に罫書いた後にひっくり返すことなく、そのまま側面にも罫書きができる便利なスコヤです。ひとつでなんでもこなせるスコヤではなく、使いやすく計測しやすいスコヤを選びましょう。
用途にあったタイプを選ぶ
空間デザイン・DIYクリエイター
スコヤを使用する場合、どのように計測し、罫書く場面があるかを考えて選ぶようにしましょう。DIYに慣れてくると45度あわせ(額縁の四隅など)は見た目もよく完成度も上がるので試してみたくなります。
そのとき、45度を正確に計測できなくてはよい作品は作れないため、90度と45度が計測できるスコヤが重要です。ほかにもDIYに適した材料に特化しているスコヤもあり、たとえば止型スコヤは2×4定規のように2×4材の中心線も読み取れるので、ビス打ちの中心を決めるのに便利。
自分の作りたい作品にあったスコヤを選ぶことが大切です。
「完全スコヤ」は直角の測定に使用する
完全スコヤは、一般的なL字型のスコヤで直角の測定に使用します。材料にあてることで、正確なケガキ線を書くことができるため、ひとつ持っておくととても便利です。
ただし、完全スコヤを選ぶときは「逃げ穴」があるかどうか確認しましょう。材料の角に内角を当てた際に逃げ穴がないと、ガタガタして正確な測定ができなくなるおそれがあります。
「止型スコヤ」は枠組みの45度合わせに使用する
止型スコヤは、枠組みの45度を合わせるときや、加工材料の直角確認に使用するためのスコヤです。台形になっているタイプのスコヤで、45度にケガキ線を描くために作られた専用の定規になります。
1本持っていればさまざまな角度を測ることができるのが特徴的。上手く組み合わせて使えば90度・135度も計測することが可能です。
ベース台が大きいのが特徴的な「マイティスコヤ」
マイティスコヤは、ベース台が大きいタイプのスコヤ。台のベースが大きいので直角の確認がしやすいのが特徴的です。見た目は完全スコヤに似ていますが、妻手が完全スコヤよりも分厚く、斜めに段差ができています。
段差は45度になっているので、引っかけて使うことで45度・135度の測定が可能です。L型のスコヤで90度以外の角度を測りたいというときに役立ちます。
「自由スコヤ」は好きな角度を測定することが可能
自由スコヤは、長さの測定や角度を自由に調節することができるタイプのスコヤです。二本の金属をネジで止めており、ネジを緩めることで角度を変えて使用します。角度を写し取る機能にすぐれているので、1本持っていれば作業もスムーズに。
なお、海外製のものは金属を4本ほど組み合わせて、四角形のような形にできるタイプのものもあります。
素材、大きさから選ぶ
空間デザイン・DIYクリエイター
スコヤの材質は一般的にスチールやステンレス、アルミ製が多いですが、なかには樹脂やプラスチックでできているスコヤもあります。計測したい材料が濡れて汚れている場合や、屋外での作業が多い場合には、水に強い樹脂やプラタイプがおすすめです。
サイズも5cm程度からあるので、せまいスペースで作業する場合や、スコヤが入りきらず計測できない場合などは小さなスコヤが適しています。
自分に合った目盛りをチェックしよう
スコヤはメーカーによって、目盛りの始まる位置や場所が大きく異なります。スコヤの選び方に迷ったら、自分に合った使い方ができる目盛りの位置を確認するとよいでしょう。
たとえば、完全スコヤの場合は目盛りが内側と外側の両方に記載されていたほうが使いやすいですし、妻手の内側から0がはじまると長さを読み取りやすいとされています。
DIY用スコヤのおすすめ10選 種類・サイズ・材質もチェック!
上で紹介したDIY用スコヤの選び方のポイントをふまえて、空間デザイン・DIYクリエイターの網田真希さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。DIY用のスコヤにもいろいろな種類があり、異なる特徴を持っていることがわかります。



シンワ測定『マイティスコヤ 30㎝ 表裏同目(62308)』


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まとめ
スコヤは、作品の完成度をあげてくれるとても便利な道具といえます。そのため、自身の用途、何を作るのか、どんな材料を使うのかによって、最適なスコヤのタイプ、大きさ、材質などが変わってきます。DIYにおいて、上達、完成度の高い作品づくりのためにも、しっかりと自身に合ったスコヤ選びをしましょう。
DIY初心者の方でも直角、45度の計測や線引きは必ずと言っていいほど必要になりますので、最初に購入するのであればオーソドックスな止型スコヤをおすすめします。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。