「ノギス」のおすすめ商品の比較一覧表
ノギスとは? 1ミリ以下も精密に測れる測定器
ノギスとは、1mm以下のものも正確に測ることができる物差しです。定規のような形状でスライダーが付いており、「ジョウ」「クチバシ」と呼ばれる爪で対象物を挟み込み、玉や穴の直径を正確に測ります。
ノギスの選び方 種類・サイズ・精度
ノギスはあると便利な工具ですが、選ぶにはどのような点に注目すればいいのでしょうか。ここからは、ノギスの選び方のポイントについてご紹介していきます。次の3つの種類のうち、自分に合ったタイプを見つけてみてください。
種類で選ぶ 用途に適したものを
まずは、種類についてです。ポイントは用途に合わせて選ぶこと。次の3種類のうち、どのタイプが自分に合っているかを見極めてみてください。
アナログ式ノギス
アナログ式ノギスの特徴は構造がとてもシンプルで丈夫な点。最もスタンダードなタイプのノギスです。1mm感覚のメモリに加え、「バーニア」と呼ばれる副尺が付いており、これにより1mm以下の数値まで測ることができます。簡単なDIYでの穴の測定やネジやボルトといった材料の測定に適しています。
ダイヤル式ノギス
アナログ時計のような文字盤から数値を読み取るダイヤルタイプのノギス。この文字盤が副尺の役割を果たしているため、1mm以下まで数値を測ることができます。1mm以下の精度が必要とされる専門的な作業に適しています。
デジタル式ノギス
デジタル表示が見やすい、測定値がダイレクトに表示される電子タイプのノギスです。数値を固定する(ホールド)ことができるなどデジタルならではの機能が付いており、最も便利なタイプです。ボタン電池式と太陽伝式があります。
サイズで選ぶ 片手で測りやすいノギスを
測定する際に測定する物を片手に持ちって測ると、両手ふさがる状態になるかと思います。そんなとき、ノギスを握る部分があれば、測定できる長さも増えます。
一般的に販売されているノギスの最大読み取り値は10cmと15cmですが、ノギスを握る部分があれば測定できる長さも増えます。自分がどれくらいの長さのものを測ることが多いかを確認してから、自分に合ったサイズのノギスを選びましょう。
精度で選ぶ 最小読み取り値は?
ノギスによっては、最小読み取り数値が異なります。趣味などのDIYで1mm以下まで正確に測定する場面はほとんどないかと思いますが、ときには1mm以下まで正確に測定しなければいけない場面もでてきます。その際に0.05mmからなのか、0.01mmからなのか、ノギスの最小読取値を確認してみてください。どれくらいの精度まで読み取らなければいけないのかで、選ぶノギスも変わってきます。
そのほかの機能で選ぶ アタッチメント付きが便利
ここでは、あると便利な機能についてご紹介します。購入する際はそうした機能にも注目して選んでみてください。
スライダーを固定するネジ
測定物からノギスを外した状態でメモリを見るために、スライダーを固定してくれます。デジタル式ノギスの「ホールド」と同じ機能になります。
また、狭い箇所のポイント測定をしたい場合は、アタッチメントを取り付けることで測定可能です。
サムローラー付き
サムローラーとは、スライダーを細かく微調整できるネジの部分です。片手の親指を使って簡単に調整できるので、大変便利な機能になります。
信頼できるおすすめメーカー 予算のバランスで選ぶ
ノギスは精度や機能によって数百円程度の製品から4千円台のものまで価格差があります。予算を気にしないというのでしたら、機能性も考慮しつつ、かつ「ミツトヨ」「シンワ測定」といった信頼と実績のメーカーで選ぶのが確実です。あとは、自分が使う用途、そして通販サイトの口コミなどを参考にして選ぶとよいでしょう。
耐久性・素材の特性で選ぶ 測定物にどれくらい負荷がかかるかもチェック
ノギスの材質は、リーズナブルなプラスチック素材から、錆(さ)びにくいステンレス素材、グラスファイバー素材のものまで様々です。材質を選ぶときは、精度や耐久性のほかにも、測定する際に測定物にどれくらい負荷がかかるのか、という点も含めてチェックしましょう。ただし、DIYで使用する程度であれば、負荷などはそれほど気にする必要はありません。
【アナログ式】ノギスのおすすめ4選 サイズ・重量・材質・測定範囲・精度もチェック!
ここまでご紹介したノギスの選び方のポイントをふまえて、空間デザイン・DIYクリエイター・網田真希さんと編集部がおすすめ商品を厳選しました。ノギスにはいくつもの種類があり、製品ごとに異なる特徴があるのがわかります。
まずは、アナログ式ノギスからご紹介します。



【デジタル式】ノギスのおすすめ2選 サイズ・重量・材質・測定範囲・精度もチェック!
ノギスは、精密計測できる機器です。測り方やその測るものの形状によっては誤差が出る場合があるので、お気に入りのノギスが見つかったら、何度も繰り返しさまざまなものを測ってノギスを使いこなしましょう。
続いては、デジタル式ノギスのおすすめをご紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ノギスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのノギスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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最後に|エキスパートのアドバイス
空間デザイン・DIYクリエイター
ノギスとひと言で言っても、100円ショップで売られているものから、1万円以上のものまであり、どれを購入していいか悩むところです。しかし、自身が何をどのような目的で測定したいのか、どれほどの精度が必要なのかを理解していれば、おのずと自身に合ったノギスが見つかるはずです。
まずは安価なプラスチック製のものを購入し、慣れたところで、ランクアップするのも手ではないでしょうか。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。