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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
コンベックスとは
コンベックスとは、主に建築作業やDIYなどでよく使用される、長さを測るための測定メモリが付いた金属製のメジャー(巻き尺)のこと。
先端にツメがついており、寸法対象に引っ掛けることで測定します。また、金属製で測定時に自立するため、手際よく測ることができ、収納もコンパクトになるため、とても利便性のいいアイテムです。
◆よく聞く“コンベックスルール”とは
コンベックスルールはJIS(日本工業規格)におけるコンベックスの正式名称。間違えられがちですが、「ルール」として制定されている訳ではなく、「rule......物差し、定規」といった意味があります。
ちなみに、JIS(日本工業規格)では、メモリの長さは規定されており、正確なメモリの許容差を指しています。通常、コンベックスやメジャーは、長くなればなるほど、誤差が大きくなっていきます。1mではほとんど誤差がなくても、10mでは正確な数字と比べて5mm誤差があることもあります。
例えば、1級許容差は±(0.2+0.1L)mm、爪を含む場合はそこに±0.2mmといった形で許容差を設定しています。自宅でのDIYなどではほとんど関係ないですが、建築においては、完成度だけでなく、安全面にも関わるため、JIS(日本工業規格)で制定されているのです。
◆スケール・メジャーとの違い
メジャーとは、長さを測る際に使用する、目盛りのついた帯状の測定器具のこと。洋服の採寸やDIY、建築現場でも使用され、帯状のため、使い勝手のいいアイテムです。
そして、スケールはメジャーの別称ですので、同じ物を指しますが、一般に帯状のものをメジャー、製図などに用いる三角型のものをスケールと呼ばれることが多いです。ちなみに、コンベックスはメジャーの一種として分けられています。
コンベックスの選び方
それでは、コンベックスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】JIS規格や先端金具
【2】幅と長さの種類
【3】目盛りの形式
【4】材質
【5】その他の機能面
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】JIS規格や先端金具をチェック
コンベックスは、モノや空間の長さを正確に測るための道具。1mmの誤差でも正確なモノづくりをされる方には大きな狂いとなってしまうため、精度の高いコンベックスを選ぶ必要があります。
精度の高いコンベックスを探される方は「JIS1級」の記載のあるコンベックスを探されるといいでしょう。
「JIS1級」は日本工業規格で精度が確保されている商品のため、信頼して使用することができます。
また、先端の引っ掛け金具部分が動く「0点補正移動爪」機能がついているかどうかも注目。0点補正移動爪は、金具部分を引っ掛けて測っても、押し当てて測ってもメモリがズレないため非常に便利でおすすめです。
【2】幅と長さの種類をチェック
テープ幅は6mmから30mm程度まで、さまざまな種類があります。
テープ幅が広いと、長い距離や天井の高さを測る際に途中で折れることなく伸ばすことが可能。ひとりで長距離を測る際には便利です。テープの長さは2m〜7mほどの商品が一般的で、屋内での使用であれば、使い勝手のいい5.5mタイプがおすすめです。
幅が広く長いコンベックスは、そのぶんサイズが大きく重たくなってしまうので注意。ご自身が測る長さに合ったサイズの商品を選べば、便利に快適に使用することができます。
【3】目盛りの形式をチェック
日本ではcm表記が一般的ですが、コンベックスの種類によってはインチ表記のものや、尺などの目盛表記になっているものもあります。中には、複数の目盛で表記されているものもありますので、用途に合わせて選ぶことが大切です。
455mmピッチ目盛り:1尺5寸の表記
455mmは1尺5寸に相当します。この場所にピッチマークを併記したものであれば、2×4工法などで仕様する場合はとても便利です。
一般的なメートル単位になっているコンベックスであっても、さまざまな表記で記載されているものであれば、DIYのみでなく、さまざまな用途で使用することができます。
ただ、複数表記のものは使い慣れないと目盛を読み間違えてしまうといったリスクもあります。なので、メートル単位のみしか使用しないのであれば、単一表記のものをあえて選ぶのもおすすめです。
両面目盛り:両面に印刷されたタイプ
テープの両面の目盛が印刷されているタイプのものも増えてきてきます。
中には面によって縦書き、横書き表記になっているものもあり、このタイプのものであればはかりたい場所に応じて面を使い分けることで、より正確に目盛をはかることが可能です。
両面目盛は必須の機能ではありませんが、あるととても便利なので、コンベックスの使用頻度が高い方はチェックしておきましょう。
【4】材質をチェック
コンベックスのテープには様々な材質のものが存在します。それぞれに特徴がありますので、こちらもチェックしておきましょう。
ステンレス
さまざまな金属の中でもステンレスは錆に強く、耐久性も高いという特徴を持っています。そのため、濡れる可能性のある場所など、過酷な環境で使用することが多い場合におすすめです。
少し価格は高くなってしまいがちですが、長く使用できるコンベックスを探しているという方にもおすすめです。
スチール
スチールはコンベックスのテープの素材としては定番で、さまざまなモデルで使用されています。
最近ではナイロンなどでスチールをコーティングすることによって耐久性を高めているものもあります。ステンレスのものよりも安価なものが多いという点も魅力です。
アクリル樹脂コート・エポキシ樹脂コート
テープのコーティングの中でもアクリル樹脂やエポキシ樹脂のものが定番です。価格も比較的安価である程度の耐久性があります。
ポリエステルコート
ポリエステルによってコーティングを施したタイプで、摩耗に強いのみでなく、耐水性や耐薬品性なども高いことから、よりさまざまなシーンで使用可能です。
ナイロンコート
ナイロンコーティングのものも定番です。薄いナイロンによってテープをコーティングすることによって、錆などの発生を防いでくれます。
こちらも耐久性が高いので、過酷な環境でコンベックスを使用する機会が多い方におすすめです。
デュラコート
特殊樹脂によってコーティングすることによって、耐摩耗性のみでなく、折れなどへの耐性を高めたタイプのものです。耐久性の高いテープのものを探している方におすすめです。
シリカコート
シリカを配合したコーティングとなっていますので、反射を抑えて視認性を高める効果があります。屋外でコンベックスを使用する機会が多いという方におすすめです。
【5】その他の機能面をチェック
そのほか、コンベックスを使用する上で便利な機能もご紹介いたします。
フック機能:端にひっかけられる機能
コンベックスを使用する上で、爪はとても重要なポイントとなります。先端の爪を計測する対象物に引っかけて使用する機会は多いので、できるだけしっかりしたものを選ぶことが大切です。特に重要なのは0点補正です。
フックを引っかけた際にその厚みの分だけテープが前方に移動しますので、より正確な計測が可能となります。また、爪がマグネットになっているものであれば、金属にしっかりと固定することができますので、より便利です。
ストラップ:落下や紛失の帽子になる
コンベックスはさまざまな場所で使用することになりますので、使用中に落下させてしまうリスクがあります。そこで、ケースにストラップやクリップなどがついているものであれば、落下や紛失を防止することができます。
長めのストラップがついているものであれば首から下げることもできますので、出し入れする必要がなく、作業効率を高めることができるでしょう。クリップがついているものであれば、ベルトなどに簡単に取り付けができます。
ロック機能(ストッパー):長さをロックできる
本格的なコンベックスには、ロック機能がついた商品が多くあります。テープを伸ばしたあとに目印の線を書く際などには、このロック機能がないと難しいため、とても大切な機能です。
テープのロック方法は2種類。手元のパーツを下げることでロックができるスタンダードなタイプと、テープを伸ばした際に自動でロックがかかり、ボタンを押すことで巻き取るタイプのセルフロック式があります。
どちらがいいということはないので使いやすいと思えるほうを選ばれるといいでしょう。
コンベックスおすすめ14選
上記で紹介したコンベックスの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。軽量でスリムなもの、多機能なもの、JIS1級で測定精度が高いものなど、さまざまな種類があるので、ぜひ参考にしてみてください。
プロも満足、価格バランスのいいコンベックス
コンベックスで人気のタジマから発売されている、JIS1級の精度の高いコンベックスです。
テープサイズは長さ5.5mの幅19mmと使いやすいサイズとなっており、家庭での使用から建築現場まで幅広く活躍してくれるコンベックスでしょう。
弾性樹脂のケースで覆われているので、落としてしまっても壊れにくく、爪部分の強度も高いため長く愛用できます。
DIY用に最適、耐久性のある安価なコンベックス
シンワ測定から発売されているこのコンベックスは強固な作りながらも、安価で購入することができるおすすめの商品です。
JIS1級の取得をしていないので、そのぶん製品価格を安く抑えることができています。それでいて製品の作りとしては充分で、耐久度があります。
ひっかけ爪部分は0点補正移動機能がついており、さらにマグネット仕様。鉄部分にくっついて、測る際に爪が外れることがないため使い勝手がいいです。
DIY用途としては充分に使うことができるため、安価かつしっかりとした作りのコンベックスとしておすすめです。
DIY用に最適、耐久性のある安価なコンベックス
通常の丸型コンベックスでは難しい、棚などの内寸や深さを測ることができる四角い形が特徴のコンベックスです。
本体の上面と背面部分に本体を含めた距離を表示。メモリを見るだけで内寸法や深さを確認することができます。
ベアリング機構によりテープの出し入れがスムーズで、ストレスがなく使用することが可能。 テープが両面印刷されている点も使っていてうれしいポイントです。
JIS1級も取得しているため精度は保証されており、安心して使えます。
角度計と水平器がマルチに活躍するコンベックス
コンベックスとしての使用だけではなく、角度計と水平器が一体化したJIS1級取得の測定器です。
角度計と水平器は、DIYで棚を取りつけたり組み立てたりする際に必要になってくる道具なので、コンベックスとセットになっていると持ち変える手間が少なく便利です。
内寸を測りたいときは、本体背面の爪を伸ばすことでちょうどプラス100mmされるためかんたんに計測が可能となります。
意外とほしいときに限って身の回りにない角度計や水平器を、すぐに使える便利なコンベックスです。
特徴的な見た目のおしゃれなコンベックス
ドイツメーカーのBMIから発売されている、独特なフォルムのポケットメジャーです。
コンパクトな上にスタイリッシュで持ち運びにも便利になっています。
通常のメジャーとテープの反りが逆になっていることで計測設置面が安定し、メモリが見やすく簡易的な長い定規として使用することも可能。
引っ掛け爪がついていないため、モノに引っ掛けて伸ばす計測は難しく、使用用途によっては注意が必要です。
手軽に持ち運んでどこでも使える小さなコンベックス
約4cm角で薄さ1cm程度の非常に小さいコンベックス。キーホルダータイプで持ち運びに便利です。
小さいながらもしっかりと0点補正移動機能やロック機能がついており、コンベックスとしての必要な機能がそろっています。
コンベックスはいざというときに持っているととても便利な測定器なので、コンパクトに持ち運べるのは大きなメリットです。
ブラックでスタイリッシュ!
移動爪とロック機能など、必要な機能が備わっていながらも、シンプルなデザインが魅力的ですね。ユニバーサル文字が採用された目盛りと、裏と表で白黒反転させた目盛りが読み取りやすくなっています。ブラックのかっこいいケースは、爪を傷つけにくい素材なので安心です。
オートロック機能がうれしい
ロックボタンを押さなくても、止めたいところでピタリと止まるオートロック機能付き。ボタンひとつで解除もかんたんです。
テープはナイロンでコーティングされているので、マットな質感になっています。太陽の下や、明るいライトの下で作業をする場合に、反射することなく見やすいのが便利ですね。
マグネシウム合金の頑丈なコンベックス
JIS1級目盛りと0点補正移動爪が付いているので、精度の高い計測ができるでしょう。
コンベックスを長く使用していると、サビや汚れが気になってくることもしばしば。本体はマグネシウム合金なので、衝撃や耐性に優れています。長く愛用したい人や、使用頻度の高い人におすすめです。
耐久性の高いコンベックス
スタイルとしてはオーソドックスなコンベックスとなっていますが、衝撃に強い素材を採用することによって、落下などにつよく、耐久性が高くなっています。屋外などで使用する機会が多いという方におすすめです。テープはスチール製ですがナイロンでコーティングされていますので、折れや錆などにも強く、水洗いをすることもできます。
使いやすいコンパクトタイプ
ロック機構なども備えたスタンダードなコンベックスですが、手のひらにすっぽりと収まるコンパクト設計になっていますので気軽に持ち運ぶことができるコンベックスを求めている方におすすめです。メインとして使用するコンベックスとしてはもちろんのこと、常に持ち運ぶためのサブ用コンベックスを探しているという方にもぴったりです。
過酷な状況に耐えられる強力タイプ
多くのコンベックスを展開しているTJMデザインの中でも、とくに高い剛性を誇るのがこちらのモデルです。同社の他のコンベックスと比較すると剛性は1.5倍となっており、過酷な環境で使用する機会が多いという方におすすめです。また、テープの厚みがあることで直立でバランスを取ることができます。そのため1〜2m程度であれば一歩も動くことなく計測可能です。
錆に強いステンレステープ
錆にとても強いステンレステープにさらにナイロンコーティングを施すことによって、非常に錆への耐久性の高いコンベックスとなっています。テープのみでなく、バネや爪などもステンレスとなっていますので、雨などに濡れてしまっても安心です。さらに、万が一の落下の際にも安心なショックアブソーバーが搭載されているという点もポイントです。
安心感抜群のタフなコンベックス
コンベックスを使用しているとつい落下させてしまうことがあります。そこで、こちらのコンベックスはボディを弾性樹脂で包み込むことによって非常に高い耐衝撃性を実現しています。また、フックガードバンパーなども備えられていますのでコンベックスを守ってくれるのみでなく、建材などを傷つけるリスクも軽減してくれます。
「コンベックス」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る コンベックスの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのコンベックスの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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自分に合ったものを選んで作業効率をUP!
コンベックスはさまざまな測定機器の中でも、もっとも基本的でシンプルなものです。なので、あまり意識せずに購入してきたという方も多いかもしれません。
しかし、コンベックスにもさまざまな種類のものがあり、使い勝手も大きく異なっています。そのため、自分に合ったものを選ぶことができれば大幅に作業の効率を高めることができます。
機能のみでなくテープの材質などにもしっかりとこだわってコンベックスを選んでみましょう。
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