ブックカバーの役割とは
ブックカバーはもちろん機能的な側面があり、実際そのまま読むよりもカバーをつけたほうが保護になります。また、読んでいる本の題名を隠せますし手も汚れません。いろんな側面から、できれば使ってほしいと思っています。
ですが、保護が目的なら書店でつけてくれる紙でもいいということになりますよね。それよりもむしろ、ブックカバーの役割は本を読むときの手触りの向上ではないでしょうか。
とくに古書や図書館から借りた本などは直接持つよりもカバーをかけたほうが気持ちいいですし、どうせならより気持ちいいほうが本を手に取りたくなる、つまりそれだけ本が読みたくなるというわけです。革装の本を持っているとうれしくなるようなものですね。
ブックカバーの選び方
目利きライターの納富廉邦さんへの取材をもとに、ブックカバーを選ぶときのポイントを解説します。ポイントは下記。
【1】サイズ
【2】素材
【3】機能
【4】デザイン
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】本に適したサイズから選ぶ
ブックカバーは、商品によってサイズが異なるため、装着したい本のサイズや厚みを確認し、適したものを選びましょう。
【一般的的な書物のサイズ】
■文庫本(A6):約105×148mm
■単行本(四六判):約127×188mm
■新書:約103×182mm
また、ハードカバーや教科書で使われるA5は約148×210mmが目安です。商品説明欄に、「文庫本サイズ」などと記載されていることもあるため、チェックしてください。
【2】素材から選ぶ
ブックカバーの素材にはいくつかの種類があるため、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
革|強度があり長く愛用できる
動物の皮革から作られたレザーは、天然素材のため、同じ商品でも質感や色あい・手触りなどが少しずつ異なります。また、経年変化(エイジング)によって、色が変化したり、独特のツヤ感が出たりして、味わいが増すのが魅力です。
ただし、水濡れや乾燥に弱く、状態によってはオイル塗布などのメンテナンスも必要になるため、注意してください。
布|サラッとしていて手触りがいい
布製のブックカバーは、手触りの良さが特徴です。とくに、天然素材の綿はやわらかいため、化学繊維よりも肌ざわりがよく、なめらかな質感が楽しめます。
また、吸水・吸湿性や通気性に優れているため、汗が付着してもべたつきにくいでしょう。あたたかみのある素材をお好みの人は、布製のブックカバーを探してみてください。
紙|本に合わせて折り目が調節できる
紙製のブックカバーは、ほかの素材と違って縫い目がないため、本のサイズに合わせて織り目を調整しやすいのが特徴です。
デザインも無地から柄もの・和風まで、幅広いバリエーションがそろっており、好みのものがみつかるでしょう。一般的な紙素材は水に弱いですが、商品によっては特殊加工を施して、濡れても破れないよう工夫されている場合もあります。
ナイロン|水に強く気軽に使いやすい
ナイロンは、合成樹脂から作られた合成繊維で、絹のような肌触りのものや、木綿の質感に近いものなど、いくつかの種類があります。
綿よりも摩擦に強く、シワになりにくいため、カバンに入れて持ち歩いても傷みや汚れが少ないでしょう。また、水濡れしても収縮しないほか、乾きやすいのもうれしいポイント。デイリーユースで、気軽に扱いやすい素材です。
ビニール|コミックファン必見
透明のブックカバーは、漫画喫茶やレンタルコミック店でコミックを保護するために使われていることが多いブックカバーです。本棚のどこに収納したか分かりやすく、隣の本と擦(す)れて劣化を起こす心配もありません。保護目的でブックカバーが欲しい方におすすめです。
また、一般的なブックカバーでは、本棚に収納したときにどこに何の本がしまわれているか分かりづらくなってしまいます。透明ブックカバーなら背表紙がはっきり確認できるので、読みたい巻をすぐに取り出すことができ、巻数の多い作品の保管に役立ちます。
また、透明ブックカバーなら、手に取って表紙のイラストも楽しむことができ、せっかくの表紙を隠してしまうことはありません。ビニール素材の透明ブックカバーは、革やファブリックなど他素材のカバーと比べ安価で購入でき、お財布にもやさしいです。
>>>プロからのワンポイントアドバイス
ブックカバーの素材は革のほかに、ファブリック、合皮、紙、化繊などいろいろあります。
単に汚れを防ぐというだけなら、化繊やビニールなどでもいいのですが、手触りについてはやはり革かファブリックがいいですね。紙もいいのですが、耐久性に欠ける場合があります。
合皮はできれば実際に触ってみて、気に入ったものを選びたいところです。
【3】あると便利な機能
ブックカバーには使い勝手をよくする機能を備えたものもあるため、チェックしましょう。
しおり紐|抜け落ちないから安心
ブックカバーには、背表紙部分にしおりが取りつけられているものもあります。通常のしおりだと、本を読むときに落ちることもあるため、不便に感じてしまうことも。
しおりつきのブックカバーを選んでおけば、落ちてなくしてしまうこともないほか、しおりを別途用意する手間もかかりません。通常のしおりは使いにくいと感じている人は、しおりつきを選ぶといいでしょう。
留め具|かさばりにくい
ブックカバーの真んなかあたりに、本をまとめるための留め具がつけられている場合もあります。しっかり固定できるため、よりコンパクトで持ち歩くときもかさばりにくいのがメリットです。
また、カバンに入れているあいだや取り出すときも、本が開いてしまうことがなく、扱いやすいでしょう。ゴムやマグネットなど、いろんな素材の留め具があるので、本の厚みや好みに合わせて選んでください。
>>>プロからのワンポイントアドバイス
ブックカバーには、素材や色、柄、サイズのほかにも、機能などで特長を出している製品があります。
ひとつでさまざまなサイズの本に対応するもの、着脱がらくにできるもの、しおりひもが複数ついているもの、ストラップなどがつけられるもの。
さらには、表紙の模様などを変えられるもの、カバンのなかなどでページの間にものが挟まったりしないようにカバーしてくれるもの、ハードカバーのもの、ラウンドファスナーのもの、などなど……。探せばいくらでも出てきますよ。
もし、「こういう機能があったらいいな」と思ったときは、検索して探してみてください。
【4】デザインは好みにあわせて選んで
本にブックカバーをかけるということは、その本を持ち歩く可能性が高いということです。そして、持ち歩く本は、電車のなか、カフェ、教室など、あらゆるところで取り出して読みたくなるもの。
柄や色は、自分が持ち歩いて気分があがるものを選びましょう!
>>>プロからのワンポイントアドバイス
今やブックカバーの選択肢はものすごく増えています。サイズなどに制限されずに、好きな柄や色が選び放題。
そこを妥協すると、結局持ち歩かないことになりかねません。とにかく好きな柄、持っていたい色のブックカバーを選びましょう。
ブックカバーの人気ブランドを紹介
ここからは、ブックカバーの人気ブランドをご紹介していきます。自分好みのブックカバーをさがす参考にしてください。
イルビゾンテ|手に馴染む上質なレザー
1970年創業のイルビゾンテは、ハイクオリティのレザー製品を取り扱うイタリアのブランドです。上質な革を使って熟練職人が作りあげた、バッグやアクセサリーが人気を集めています。
使いこむほど、エイジングによって味わい深さが増すほか、手になじむようにやわらかくなっていき、オンリーワンのレザーアイテムへ変化していくでしょう。
アルベロ|自然素材にこだわる方に
アルベロは、自然を大切にするデザイナーのレザーブランドです。イタリアのトスカーナをはじめとするヨーロッパの自然にはぐくまれた皮革をなめして使用。
バッグや財布・手袋など、さまざまなアイテムを製作しており、質のいいレザーと個性的なデザインが魅力です。ブックカバーは、数種類の色を組み合わせた遊び心あるデザインの商品などがそろっています。
ゲンテン|国産レザーブランド
ゲンテンは、上質さと高級感が魅力の国産レザーブランドです。植物タンニンで時間をかけながらなめしたレザーは、耐久性が高く、経年変化で自然な風合いが増していくのが魅力。
職人がミシン縫いや手縫いで仕上げるハンドメイドのレザー製品は、丈夫なつくりで長い期間愛用できるでしょう。ブックカバーは、素材のよさが引き立つシンプルデザインのほか、花と星をあらわす美しいカットワークタイプもあります。
アーティミス|柄の種類が豊富
アーティミスは、ステーショナリー雑貨をメインに取り扱っているメーカーです。ユニークな発想で、バリエーション豊かなオリジナルアイテムを提供しています。
たくさんの柄から選べるブックカバーは、フリーサイズで、文庫本からA5判までのサイズ&厚みに対応可能です。ポリエチレンファイバーを使った丈夫な素材なので、破れずに繰り返し使えます。
山陽製紙|再生紙をいかす
山陽製紙は、環境に配慮した製品づくりをおこなう製紙会社です。梱包資材や包装材のほか、ブックカバーも取りそろえています。
使用済みコピー用紙から作った再生紙や、梅炭をすきこんだ再生紙など、オリジナリティあふれる紙素材が魅力。落ち着いた大人っぽい柄から、かわいい動物柄まで、デザインのバリエーションも豊富です。
コンサイス|どなたも使いやすい
TTC(旧「コンサイス」)は、旅行グッズや円形計算尺・製図用品を扱うメーカーです。独自のアイディアを盛りこんだブックカバーやしおりなど、使い勝手にこだわったアイテムがそろっています。
また、質のいい素材や職人技術・設備を活かしながら、品質の高い製品づくりにこだわっているのも魅力です。コットン素材やレザー調・透明フィルムなど、幅広い素材のブックカバーがラインナップしており、用途に合わせて選びやすいでしょう。
ブックカバーおすすめ28選
ここまでに紹介した選び方をふまえて、おすすめしたいブックカバーを厳選してご紹介します。選びやすいように種類別にしているのでぜひ参考にしてください。
▼本革製
▼布・紙・ナイロン製
▼ビニール製
▼本革、合皮製
ここからは、ブックカバーのおすすめ商品をご紹介します。まずは、手触りがよく風合いもおしゃれな「本革製」のブックカバーをご紹介します。
1.8cmまでの厚みに対応できるブックカバー
文庫本サイズならば、さまざまな厚みに対応できるブックカバーです。やさしい革の手触りが、読書の時間をさらに楽しくしてくれるでしょう。
カラーバリエーションは6種類。使いこむことで、自分らしい味わいが出てきます。外出先で、電車やカフェなどでおしゃれに読書をしたいときにぴったりのアイテムです。
合皮のしっとりとした質感が手に馴染む
ワンポイントモチーフを箔押しした文庫本サイズのブックカバー。背幅に合わせて折り返しを調節できます。手触りが良く、シンプルなデザインなので通勤中の電車や、オフィスの中でも目立ちません。横幅10.5cm×高さ15.7cm×厚み2.5cmまでの文庫本に対応しているので、お気に入りの一冊を入れて、ぜひ読書を楽しんでください。
普段使いや本好きな人へのギフトにもおすすめですよ。
懐かしく感じるようなノスタルジックな雰囲気
日本語ロゴに鳥のイラストが渋くて可愛い、往年の文庫本表紙をイメージしたブックカバー。やわらかくて軽い、手触りのいい風合いのPVC素材を使用し、ノスタルジックな日本語ロゴに鳥のイラストが可愛いですね。折り返しに遊びを設けて文庫本の厚みに合わせて調節できます。
おまけのしおりも、シュールなイラストでしっかりと世界観が作り込まれています。
手軽に高級感を楽しめる
本革調に表面加工された生地を使用した、革製ブックカバーの雰囲気を楽しめるブックカバー。扱いやすく丈夫で、傷つきにくく、汗や水に強い事が特徴です。カバンの中でも本を守り、ブックカバー自体もきれいなままを保つことができます。貼ってはがせるくっつきしおり付き。
手触り、質もよく、サイズ感も良いので、ずっと持っていたくなるようなブックカバーですね。
高級イタリアンレザーが贅沢に使われたブックカバー
10色のカラーバリエーションがある、牛革のブックカバー。ステッチは、革のカラーと同系色の糸を使っています。使えば使うほどに革だけが深い色にエイジングしていくため、ステッチの色とのコントラストが楽しむことができます。
新書版サイズならば、さまざまな厚みに対応します。ひとつとして同じものが無く、自然の風合いを楽しめるでしょう。
上質な革の高級感ある大人なブックカバー
上質な牛革を贅沢に使っており、日本の職人さんたちが丁寧に仕上げているブックカバーです。また、使い勝手の良さも考えられ、構造は軽量でシンプルな作りになっています。
デザインもシンプルなので使う人を選ばず、贈り物などにも最適なアイテムでしょう。革製品で使えば使うほど味が出てくるので、製品の質感や色の変化も楽しむことができます。
カラフルな革製カバーを楽しめる
革製品は気になるけど色が地味かも、とブックカバー購入を検討している方へ朗報です。スリップオン社のブックカバーは革製ながらもカラーバリエーションが20色越えと実に豊富で、選ぶのが楽しい商品です。
また、しおりになるようなスリットもついているので読んでいる途中の箇所がすぐにわかるのも便利ですよね。鮮やかな革製品を使い込んで自分だけの色にしていけるカバーはいかがでしょうか。
職人が伝統的な技法で丁寧に作ったこだわりのカバー
イタリアンナッパ革という、イタリアのトスカーナ地方で伝統的なタンニンなめしで仕上げられた上質な牛革を使用。オイルをたくさん使うので光沢が出て手によく馴染む革製品になっています。
また、カバーについているしおりはシワができないように紙に並行に伸びるように工夫されています。使うほどに味が出るのが特徴で、人生の節目などにご自分に買うのも、贈り物にするのも最適な商品です。

2パーツに分かれ、装着の際に表紙が折れる心配なし
革製のブックカバーですが装着方法が変わっています。表紙と裏表紙にそれぞれカバーを差し込んで背中で留めるスタイル。装着時に表紙を曲げる必要がなく、スムーズな着脱が可能です。
革の品質がいいため手触りも心地よく、また経年変化で使うほど手になじんでいきます。本の厚さが変わっても、革の弾力と背中部分の遊びのおかげで装着感、使用感が変わらずに使えますよ。表紙にぴたりと装着できるため、手にしたときに本ならではのシャープな感触が失われず、指がとても気もちいいのもこのブックカバーの魅力です。

使うほどに手になじんで、自分だけのブックカバーに
私が使った数多くのブックカバーのなかでもっとも手触りがよく、本のカバーの素材として最適だと感じたのが、この製品に使われているオイルヌメ革です。
本を読んでいるときに感じる指先の感触や、ページをめくるときに本全体を少したわめたときのやわらかさなど、本を読むという動作を邪魔しないどころか適度な滑り止めになり、ページめくりがスムーズに行える気さえします。文庫サイズのみですが、文庫本を読むときにこのカバーをかける贅沢はブックカバー好きにはこたえられません。完成度の高いブックカバーです。

大胆なカットワークがおしゃれなブックカバー
花と星をモチーフにしたカットワークが魅力のブックカバー。表面の大胆なカットワークが目を引くデザインは、地中海地方の伝統的な風窓をイメージしています。
人の目が集まりやすいアイテムだからこそ、上質な革のおしゃれなデザインのものがおすすめ。読書と一緒に経年変化をお楽しみください。
WEB限定のカラーもあるので、人と被らない素敵なブックカバーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
なじみの良い牛革で作られたブックカバー
牛革で作られたブックカバーは、使うたびに風合いが増していくのが魅力。カラー展開も豊富で革らしいヌメや、おしゃれなグリーンなどの11色からお選びいただけます。
また、カード収納スペースとペン挿しが備わっているので、スケジュール帳のカバーとしてもお使いいただけます。
保存袋付きなのも嬉しいポイント。高級感があり、使えば使うほど愛着のわく商品なので、本好きの方へのプレゼントとしてもおすすめです。
使い込むほどに味が出るモストロレザー製
さまざまな厚みの本に対応可能で、最大約600ページの厚さまでカバーできます。本だけではなく、手帳やメモ帳のカバーとしても使うことも可能。
革製品の醍醐味(だいごみ)である経年変化を楽しむために、オイルをしっかりと染み込ませてあります。手油や日焼け、摩擦など熱が加わることで、美しい艶(つや)が出てきますよ。
職人が丁寧につくった安心の日本製
広島県尾道市、瀬戸内海の因島にある工房でつくられたブックカバーです。職人たちの手により、昔ながらの製法で丁寧につくられています。
肌触りのやわらかさが特徴の山羊革を使用しているのもポイント。山羊革は薄くて丈夫、使うほど手になじんでいきますよ。上品で大人な印象のブックカバーです。
▼布・紙・ナイロン製
ここからは、風合いが魅力的の布・紙・ナイロンでつくられたブックカバーのおすすめ商品をご紹介します。

和紙製で装着感なし、軽くて丈夫なブックカバー
「SIWA」の『ブックカバー』は特殊な和紙製で紙と同じように軽く薄く、しかし濡れても破れず、長く使うごとに手になじんでいきます。本にかけたときにも重くなりません。さらに、本らしい手触りを残したまま保護し、指先には本よりもほんの少しやわらかい感触を与えてくれます。
厚みが薄いせいか、持ったときの感覚はほとんどカバーをつけていないよう。外観にはどこか懐かしいムードが出ますし、普通の紙のカバーよりもはるかに長く使えます。
価格も手ごろでサイズも文庫だけでなく新書、A5サイズとそろっているのが魅力。私は新書サイズのカバーにコミックスを入れて読むのが好きです。
※通販サイトのリンク先商品はすべて「文庫本」サイズとなっています。
豊富なカラバリからお気に入りが選べる
綿とポリエステルの混合素材を使用した、布製ブックカバーです。やわらかい質感で手になじみやすく、使いやすいですよ。
こちらの商品は、全25色というカラーバリエーションの豊富さが魅力。ライトグリーンやライトオーカーなどのやわらかい色や、深緑、山吹などのこっくりとした色などさまざまなので、お気に入りを見つけてください。
スタイリッシュなナイロン生地+便利なファスナー付
ブックカバーをしていても、覆われていない部分は傷がつきがちです。こちらの商品はファスナー付きなので、本のページが折れ曲がってしまったり汚れてしまったりするのを防ぐことができるアイデア商品です。
しおり紐はもちろん、表紙と背表紙を挟み込めるゴムがついているので忙しい人にもぴったり。まさに、普段の通勤通学などで重宝すること間違いなしです!
大人の女性に似合うデザインが豊富
炭100% 再生紙でつくられたブックカバー。炭のもつ消臭機能や、調湿機能を備えているので、本や鞄の中身の匂いが気になる方にもおすすめです。
紙素材ですが、さざなみ」加工を施してあるため、丈夫で型崩れしにくい
のが特長。また、どこか懐かしくもソフトな触り心地も魅力のひとつです。
柄の種類も豊富で大人の女性に似合う、落ち着きのあるカラーながら華やかなデザインのものが多いので、大人の女性に似合うブックカバーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

どんな大きさの本にも対応可能な万能ブックカバー
その名のとおり、文庫サイズからA5サイズまでなら、どんな大きさの本にも対応するブックカバーです。大きめの布を折り、面ファスナーで留めれば、持っている本のサイズに合わせられるという仕組み。この製品は発売されてからも改良を続け、フリーサイズのブックカバーにありがちな、カバーをかけた状態がモコモコして本が持ちにくいといったことが極めて少ないのが魅力です。
また、素材や柄も豊富にそろっていますので、自分好みの柄や色を選べるのもうれしいところ。折り方もよく考えられていて、不器用な方でも失敗せずに使用できます。ハヤカワ文庫などの特殊なサイズにも対応するのがいいですね。
軽くて丈夫なポリエチレンファイバー製
本に合わせて自由にサイズを変更できるブックカバーです。おもなサイズの本に合わせてガイド線が引いてあるため、かんたんにサイズを合わせやすいです。
ポリエチレンファイバーは防護服やテントにも使われる素材で、水に強く丈夫で破れません。丈夫なうえに軽く、本にもしっかりフィットしてくれるので、読書しているときにも邪魔にならないでしょう。
文庫・A5・菊判まで対応のブックカバー
文庫から菊判まで対応できる、フリーサイズのブックカバーです。ファブリックでありながらも、本にしっかりフィットしてくれます。裏貼りされた生地に、縦横の折筋加工がされており、サイズに合わせて折りやすくなっています。
バンドを交換することで、長く愛用することが可能です。スタイリッシュなカラーリングで、5種類のカラーバリエーションがあります。
クラシカルでおしゃれ! 合皮とスエードを使用
あたたかみのあるスエードと、上品な合皮というふたつの素材を使用。手触りのちがいも楽しめます。クラシカルな印象でおしゃれですね。レザー調の栞もついています。
合皮部分に入っているラインは、おしゃれなデザインかと思いきやガイド線としての役割も。さまざまなサイズに対応でき、かんたんにサイズ調節が可能です。
▼ビニール製
ここからは、コミックの保護に最適な、ビニール製の透明ブックカバーのおすすめ商品をご紹介します。
コスパ最強の透明ブックカバー
100枚入りでとにかくコスパがよく、リーズナブルでありながらも性能のよい透明ブックカバーです。どれにしようか迷っている方、とにかくコストを抑えたいという方に最適。
クリアで透明度が高く、ブックカバーをしたままで本のタイトルやイラストがそのままの色ではっきり見えます。衝撃に強く、耐水性にもすぐれているので、本の保護に最適です。
※通販サイトのリンク先商品はすべて「B6」サイズとなっています。

クリーンソフトビニール製で柔らかな手触り
透明のシンプルなデザインのブックカバー。クリーンソフトビニール製なのでセットしやすく、何の本なのか一目でわかります。透明度が高いのでそのままコピーもでき、裏うつりもしません。2枚入りで、A4サイズの本に対応しているので、レシピ本など濡れてしまうのが心配な場所で重宝します。
ノートや本、カタログなど、使用頻度の高いものこそ、保護して長持ちさせましょう。
破れにくく耐久性が抜群の透明ブックカバー
一般的な透明ブックカバーの素材はOPPですが、この商品はCPPを使っています。このCPPという素材は、OPPと比べ強く引っ張っても破れません。破れにくく、表面はさらさらで、柔軟性があるという特徴があります。耐久性があるので、長期間使うことも可能です。
透明感と光沢感があり、本棚に収納した本を美しく引き立てる効果もありますよ。
手触りのよい梨地タイプの透明ブックカバー
半透明の梨地素材を使うことで、ペタッとしなくて手触りがよいのが特徴です。厚みに合わせて調節できるため、厚い本も薄い本もぴったりとフィットすることができます。厚手のPVC素材を使っており、水にも強く保存用のブックカバーとして適しています。
サイズ展開も幅広く、一般的な文庫サイズのほか、パスポートサイズや雑誌にあうタイプまでさまざまです。
※通販サイトのリンク先商品はすべて「A5」サイズとなっています。
なめらかな質感の透明ブックカバー
購入した本を大切に保管するためのマットタイプのブックカバー。購入時のままの美しさを保存してくれます。光の反射を抑えて背表紙が見やすく、なめらかな触り心地が特徴です。
ほかに、質感の異なる通常タイプもあります。マットタイプはサイズの展開が少ないですが、通常タイプは幅広いサイズ展開があります。
※通販サイトのリンク先商品はすべて「小B6コミックサイズ」サイズとなっています。
ほこりが付きにくい静電気防止タイプ
透明度が非常に高い透明フィルムでできたブックカバーで、表紙や背表紙のデザインを邪魔することがありません。大切な本をキズや汚れから保護してくれます。
5つのサイズ展開があり、本に合わせて使うことができます。また静電気防止加工が施されているので、ほこりがつくにくいのもうれしいポイントです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング ブックカバーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのブックカバーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
「快適に本を読める」その他のアイテムもチェック 【関連記事】
人によって適するブックカバーもさまざま
ブックカバーは本を保護するために使います。公共の場では、読んでいる本のタイトルを隠す効果もあり、手も汚れません。
たくさん読書する方にはフリーサイズのブックカバー、家で読むので表紙が見えるほうがよい方には透明のブックカバーが適しているでしょう。
使う人によって、本の保護に重点を置いたり使いやすさに重点を置いたりと適するブックカバーはまちまちです。自分の読書スタイルに合うブックカバーを使ってみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。