ビッグサイズのビーズクッションの選び方 インテリアスタイリストに聞く!
インテリアスタイリストの窪田 俊さんに、ビッグサイズビーズクッションを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
使い方に合わせてサイズを選ぶ
ビッグサイズといっても大きめサイズから特大サイズまでありますので、どのように使うかを基準にして自分に必要なサイズを選びましょう。
ソファがメインだけどたまにはベッドとしても使いたい
体の大きさによっても必要なクッションの大きさが異なってきますが、寝ることまでを視野に入れた場合には、クッションの長さは最低でも150cm以上、幅も60~70cm以上あるタイプを選ぶと快適さもアップします。お部屋の広さに余裕があれば、自分のからだがピッタリおさまるぐらいのサイズを選ぶとよいでしょう。
ソファのように座るのがメイン
一人でソファーのように座ることがメインなら、クッションの長さ・幅ともに100cm前後のサイズであれば快適にくつろぐことができるでしょう。二人で座るなら130~150cmぐらいのサイズが必要になってきます。お部屋にスペースの余裕があれば、より大きなサイズにしておくことをおすすめします。大きいサイズのクッションの方が、背もたれをハイバックにできるなど座り方のバリエーションが増やせるからです。
ビーズの大きさを選ぶ
インテリアスタイリスト
ビーズクッションはビーズのサイズによって座り心地が変わります。ビーズのサイズが大きいと比較的安価で重量も軽く、通気性がいいというメリットがありますが、粒が潰れやすく弾力性がなくなったりヘタることもあるのでご注意を。
一方、ビーズのサイズが小さいと、ソフトかつ低反発のとても気持ちいい感触になります。また粒が小さいのでヘタりなどが少なく、より身体の形にあわせて変形してくれるので、包み込まれるような感覚を楽しむことができます。リラックス性を最大限に求めるならこちらを選びましょう。ただし、粒が大きいものよりも価格が上がり、重量も重くなりますので注意しましょう。
カバーの素材で選ぶ ポリエステル・ポリウレタン・綿・リネンなど
カバーの素材は、座り心地を左右するのでしっかりと確認するようにしましょう。簡単にいえば、素材や生地に伸縮性があるかどうかです。ポリエステルやポリウレタンなどを使った伸縮性が高いカバーは、ビーズの流動性が高くなるため、体の沈み込みが大きくなり体にクッションが密着するよう柔らかい座り心地に、綿やリネンなどを使った伸縮性が高くないカバーは、その逆で硬めの座り心地になります。実際の座り心地は、ビーズの大きさやビーズのカバーへの充填量などとも関係します。ビーズが大きくなったり、充填量が増えれば、座り心地は硬めになってきます。好みの座り心地からカバーを選んでいきましょう。
インテリアスタイリスト
ビーズクッションは身体を預けて使うことが多いので素材感や肌触りにもこだわりたいですね。ポリエステル素材のものはキメがこまかいのでもちもちっとした感触がより楽しめるかと思います。
綿や麻素材のものは比較的さらっとした肌触りが特徴的なので、夏でも快適に使用できますよ。季節によってカバーをつけ替えて楽しむのおすすめです。
色や形のバリエーションで選ぶ
インテリアスタイリスト
ビッグサイズのビーズクッションはお部屋に置くと結構な存在感があります。ですので色や形のバリエーションが多いと、インテリアとしてお部屋を彩ってくれるアイテムになってくれます。
同じビーズクッションでも家族で使う場合は人によって色を分けてみたり、お子さんは大人と同じシリーズのミニサイズのものにしたりと考えて選ぶのも楽しいですね。
カバーが取り外せて洗えるかをチェック
インテリアスタイリスト
メンテナンスできるかも選ぶときの大切なポイント。本体とカバーが洗濯可能かはチェックを忘れずに。カバーの取り外しができると汚れたりしても安心ですね。
ビーズの補充ができるかをチェック
インテリアスタイリスト
ビーズの詰め替えができないとヘタりが出てきたときに買い替えが必要ですが、ビーズの補充ができれば長期的に使用できるだけでなくかたさやボリュームなども自分好みにアレンジできますよ。
ビッグサイズのビーズクッションおすすめ11選 大型サイズから特大サイズまで複数のメーカー(ブランド)から紹介
上で紹介したビッグサイズビーズクッションの選び方のポイントをふまえて、インテリアスタイリストの窪田 俊さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

家具の里『tetra(テトラ)ビッグサイズ』

出典:楽天市場
サイズ | 幅95×奥行115×高さ45cm |
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素材 | 綿 |
ビーズの種類/サイズ | 発砲ビーズ/5mm |
重量 | ‐ |
カラー | ブラック、カーキ、ベージュなど全10色 |
洗濯 | カバー可(手洗い) |

エムール『マイクロビーズクッション もちもちキューブWL』






出典:楽天市場
サイズ | 幅130×奥行65×高さ45cm |
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素材 | 綿、ポリウレタン |
ビーズの種類/サイズ | 発砲ポリスチレンビーズ/0.5mm |
重量 | 9.5kg |
カラー | ブラウン、ベージュ、オレンジなど全15色 |
洗濯 | カバー可 |

タンスのゲン『どでかクッション 超特大クッション』














出典:Amazon
サイズ | 直径124cm |
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素材 | ポリエステル、コットン |
ビーズの種類/サイズ | ‐ |
重量 | 12kg |
カラー | ブラウン |
洗濯 | カバー可 |

Tyoulucky『ビーズクッション』 ひとりがけソファのような心地よさ!
















出典:Amazon
サイズ | 幅100×高さ120cm |
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素材 | 綿麻、コットン |
ビーズの種類/サイズ | 発砲ポリスチレンビーズ/0.5mm |
重量 | ‐ |
カラー | ブルー、オレンジ、カーキなど全8色 |
洗濯 | カバー可 |

タンスのゲン『PiN-GU ビーズクッション』






出典:楽天市場
サイズ | 幅65×奥行65×高さ70cm |
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素材 | ポリエステル、スパンデックス、ポリウレタン弾性繊維、ポリプロピレン |
ビーズの種類/サイズ | 発砲ポリスチレンビーズ |
重量 | ‐ |
カラー | ブルー、グリーン、レッド、ベージュ |
洗濯 | 不可 |
MOGU(モグ)『マウンテントップソファ』








出典:Amazon
サイズ | 幅80×奥行80×高さ90cm |
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素材 | 中袋:ナイロン85%、ポリウレタン15%、表カバー:帆布部分綿100%、スパンデックス:ナイロン85%、ポリウレタン15% |
ビーズの種類/サイズ | パウダービーズ |
重量 | 約5.5kg |
カラー | ブラウン、ブラック、ベージュ、レッド |
洗濯 | - |
無印良品『体にフィットするソファ』
























出典:Amazon
サイズ | 幅65×奥行65×高さ43cm |
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素材 | 本体・中袋:ポリエステル100%、カバー・側生地:ストレッチ素材部分(ポリエステル100%)・織物部分(綿100%) |
ビーズの種類/サイズ | 微粒子ビーズ(ポリスチレン) |
重量 | 約6kg |
カラー | - |
洗濯 | - |
タンスのゲン『もちもち×ハニカムメッシュ 2WAY マイクロビーズクッション』














出典:Amazon
サイズ | 幅60×奥行60×高さ40cm |
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素材 | 伸縮生地及びインナーカバー:ポリエステル95%・ポリウレタン5%、メッシュ:ポリエステル100% |
ビーズの種類/サイズ | 発泡ポリスチレンビーズ |
重量 | 約4kg |
カラー | ブラウン、ネイビー、レッド |
洗濯 | カバー洗濯可 |
Yogibo(ヨギボー)『Yogibo Max』


















出典:Amazon
サイズ | 幅170×奥行65cm |
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素材 | 綿、ポリエステル、ポリウレタン |
ビーズの種類/サイズ | EPS(発泡スチロール)ビーズ |
重量 | 8.5kg |
カラー | アクアブルー、ピンク、ブラック、レッドほか全17種類 |
洗濯 | カバー可 |
Yogibo(ヨギボー)『Yogibo Double』






出典:楽天市場
サイズ | 長さ170×幅140cm |
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素材 | コットン31%、ポリエステル58%、ポリウレタン11% |
ビーズの種類/サイズ | EPS(発泡スチロール)ビーズ |
重量 | 17kg |
カラー | レッド、オレンジ、グリーンほか全17色 |
洗濯 | カバー可 |
『人をダメにするソファ』
















出典:Amazon
サイズ | 幅155×奥行110×高さ50cm |
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素材 | ストレッチ素材 (ポリエステル95%・ポリウレタン5%) |
ビーズの種類/サイズ | マイクロビーズ/3mm |
重量 | 約7kg |
カラー | オレンジ、グリーン、ブラック、レッド、ブラウン |
洗濯 | カバー可 |
「ビーズクッション」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ビーズクッションの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのビーズクッションの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのビーズクッションのおすすめ
インテリアスタイリストからのアドバイス 使う場所や場面をよく考えて選ぶことが大切!
インテリアスタイリスト
ビッグサイズのクッションは、クッションとはいえひとり掛けソファと同じくらいの存在感があります。そのため、使う場所などを考えずに購入してしまうと邪魔になってしまうことも。購入する際はお部屋に置くスペースがあるのか確認しましょう。
また、ビーズクッションはビーズのサイズやクッションの形状などによって座り心地や適した体勢があります。「どういった場面で使うのか」「誰が使うのか」などもちゃんと考えてあったものを購入するとより快適に楽しめます。形や色に一目惚れして衝動買いせずに、快適なビーズクッションライフを楽しんでください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/01/26 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
ハウスメーカーでリフォーム業務に携わった後、家具屋でコントラクト事業部を立ち上げる。店舗や住宅の家具を中心としたインテリア用品の卸から住宅店舗のリノベーション、シェアハウスやモデルルームのインテリアコーディネート、スタイリングまで幅広く業務を行う。 家具屋を退職後、インテリアスタイリスト として独立。 広告・カタログ、雑誌のインテリアスタイリングを中心に活動をしている。モデルルームなどのインテリアコーディネートやデコレーションなど空間演出も手がける。 近年はインテリアに関するコラムなどの執筆、セミナー講師などの活動も行っている。インテリアスタイリング協会講師