商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 低音 | 再生周波数帯域 |
---|---|---|---|---|---|
MACKIE(マッキー)『CR3』 |
※各社通販サイトの 2024年9月30日時点 での税込価格 |
安価なアクティヴ・スピーカー | ◎ | 80Hz~20KHz | |
Fostex(フォステクス)『PM0.3H』 |
※各社通販サイトの 2024年9月30日時点 での税込価格 |
明るい音色が特徴のスピーカー | ◎ | 110Hz〜40kHz | |
YAMAHA(ヤマハ)『HS5』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
無色透明の音色が楽しめる名機 | ◯ | 54Hz - 30kHz (-10dB) / 74Hz - 24kHz (-3dB) | |
JBL(ジェービーエル)『Stage A120(JBLA120W)』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
透明感あふれる高域と量感豊かな低域が特徴 | ◯ | 60.0Hz~40.0kHz | |
SONY(ソニー)『SS-CS5』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
「心に響く音」を追求した上質なスピーカー | 〇 | 53-50000Hz | |
AURATONE『5C Super Sound Cube』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
プロ志向の人におすすめのスピーカー | ◯ | - |
EDM制作用スピーカーの選び方
それでは、EDM制作用スピーカーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】目的のサウンドにあったスピーカーが重要!
【2】パワード・スピーカー(アクティヴ)かスピーカーのみ(パッシヴ)かを決める
【3】モニター・スピーカーの音色は無色透明がよい!
【4】まずは自分の好きな音楽を鳴らしてみて製品を決める
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的のサウンドにあったスピーカーが重要!
EDMとはエレクトロニック・ダンス・ミュージックの略です。広い意味ではDTMのいちジャンル。DTMとはデスクトップ・ミュージックの略です。ここではパソコンやミュージック・ソフトを使って音楽制作するのに適したおすすめのスピーカーをご紹介します。
DTMとEDMに大切なのは、趣味や遊びとして音楽を制作するのか、SNSなどで広く公開しプロ・ミュージシャンになりたいと考え制作するのか、どちらを目的とするのかです。プロをめざすならそれなりのスピーカーや機材が必要になります。趣味の範囲内なら自分好みの音色のスピーカーを選べばよいでしょう。
このように目的にあったスピーカーを選ぶことが重要になります。
【2】パワード・スピーカー(アクティヴ)かスピーカーのみ(パッシヴ)かを決める
DTM(EDM)用スピーカーにはアンプ内蔵のパワード・スピーカー(アクティヴ)とアンプの入っていないスピーカー(パッシヴ)の2タイプがあります。
趣味としてEDMを制作するならアクティヴで十分です。しかしプロを目指して自分なりのサウンドを作りたいならスピーカー、およびそれに適したアンプを用意することをおすすめします。プロにとって音色はとても大切で、アンプが内蔵されていてただ鳴ればよいというものではありません。自分好みのサウンドを制作するためには、それなりの環境が必要なのです。
まずEDMを始めたいという方はアクティヴ・スピーカーではじめて、徐々に機材をグレードアップしていけばよいでしょう。
【3】モニター・スピーカーの音色は無色透明がよい!
モニター・スピーカーに要求されるのは無色透明の音質です。
たとえば、有名なJBLのスピーカーにはJBL固有の音色の味付けがされています。その鳴り方はロックやジャズに適していますが、クラシックにはあまり向きません。逆にクラシックで有名なタンノイのスピーカーは、ロックの再生にはあまり適していません。
真っ白な紙ならどんな色を塗っても識別でき映えますが、着色された紙だと色の識別がつきにくくなります。それと同様にスピーカーもできるだけ無色透明のものを選ぶべきなのです。
【4】まずは自分の好きな音楽を鳴らしてみて製品を決める
プロのスタジオには、ほぼ無色透明のモニター・スピーカーが用意されています。しかしDTM(EDM)初心者には、無色透明なモニター・スピーカーは値段的に敷居が高いかもしれません。
まずは、購入予定のモニター・スピーカーで自分の好きな音楽を鳴らしてみることをおすすめします。その音源が自分好みな音色で再生できたならそのスピーカーを選ぶのがいいでしょう。DTM(EDM)で自己制作した音が、自分好みに鳴ってくれるはずです。
それから徐々に学んで、プロを目指すならプロ用のモニター・スピーカーにグレードアップするのが最良の道です。
EDM用スピーカーおすすめ6選
上で紹介したEDM用スピーカーの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
安価なアクティヴ・スピーカー
とにかく安価で入手できます。値段の割には外見も構造も良くできた2WAYスピーカーでこの価格にしては大容量と言える50Wのパワーアンプを搭載するアクティヴ・スピーカー。
デザインもブラック基調でプロ志向のものに仕上がっています。アンプが内蔵されている方のスピーカーを左右どちらでも設置できるようになっているのも親切です。入門者向けには最適と言えます。
低音 | ◎ |
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再生周波数帯域 | 80Hz~20KHz |
低音 | ◎ |
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再生周波数帯域 | 80Hz~20KHz |
明るい音色が特徴のスピーカー
家庭用高級スピーカーやスピーカー自作マニアに愛される、ユニット販売もするフォステックスのDTM(EDM)用スピーカー。無色透明ではありませんが、フォステックスならではの明るい音色にファンも多いスピーカーです。
アクティヴ・スピーカーで15W+15Wのアンプを内蔵しています。もう少しパワーがほしいところですが、入門者にはじゅうぶんな容量と言えるでしょう。明るい音色で制作したい方におすすめです。
低音 | ◎ |
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再生周波数帯域 | 110Hz〜40kHz |
低音 | ◎ |
---|---|
再生周波数帯域 | 110Hz〜40kHz |
無色透明の音色が楽しめる名機
1980年代~90年代、世界中のスタジオでYAMAHAのモニターは標準装備として使われ、いまだに装備しているスタジオもあります。その名機の血を引く製品だけあって、音色はモニター向きの無色透明に近くなっています。
45W+25Wのバイアンプ構成というのも、値段の割には本格的です。ウーハーが真っ白なのはYAMAHAのモニターの伝統です。
低音 | ◯ |
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再生周波数帯域 | 54Hz - 30kHz (-10dB) / 74Hz - 24kHz (-3dB) |
低音 | ◯ |
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再生周波数帯域 | 54Hz - 30kHz (-10dB) / 74Hz - 24kHz (-3dB) |
透明感あふれる高域と量感豊かな低域が特徴
人気が高いJBL 「STAGEシリーズ」。プロ用のモニタースピーカーのために開発された最新のホーン技術を高域ユニットで採用したことで、どこにいても自然な音響バランスが楽しめます。また、ネジ止めがあるため、壁掛けも可能。使用環境に合わせて設置できます。
高級感のある木目調仕上げのベース部分、トップパネルとホーン周辺部分のブラックで見た目にも美しいスピーカーです。
低音 | ◯ |
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再生周波数帯域 | 60.0Hz~40.0kHz |
低音 | ◯ |
---|---|
再生周波数帯域 | 60.0Hz~40.0kHz |
「心に響く音」を追求した上質なスピーカー
ソニーのスピーカーは「心に響く音」を設計思想とし、音楽が持つ躍動感や作り手の思いが聞き手に伝わるように設計されています。CSシリーズは、「心に響く音」を実現するため、パーツの細部までこだわった上質なスピーカーです。
一般的なスピーカーは音を直線で届けますが、こちらのスピーカーは波紋のように部屋全体へ広がります。どこにいても同じ音を楽しめるため、家族や友人などで映画鑑賞やスポーツ観戦などにお使いいただくのもおすすめです。
低音 | 〇 |
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再生周波数帯域 | 53-50000Hz |
低音 | 〇 |
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再生周波数帯域 | 53-50000Hz |
プロ志向の人におすすめのスピーカー
YAMAHAが世界のスタジオ市場を席巻する前は、このスピーカーが世界標準モニター・スピーカーでした。1970年代末~1980年代、日本を含む世界中のスタジオに設置されていました。このスピーカーによって最終的な音決めをされたイーグルスやザ・ローリング・ストーンズの作品など歴史的名盤も数多くあります。
パワード(アクティヴ)でなくドライヴするには高出力のアンプが必要ですが、モニターとしては魅力的で、プロ志向のユーザーにぜひおすすめしたいスピーカーです。
低音 | ◯ |
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再生周波数帯域 | - |
低音 | ◯ |
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再生周波数帯域 | - |
「EDM用スピーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 低音 | 再生周波数帯域 |
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MACKIE(マッキー)『CR3』 |
※各社通販サイトの 2024年9月30日時点 での税込価格 |
安価なアクティヴ・スピーカー | ◎ | 80Hz~20KHz | |
Fostex(フォステクス)『PM0.3H』 |
※各社通販サイトの 2024年9月30日時点 での税込価格 |
明るい音色が特徴のスピーカー | ◎ | 110Hz〜40kHz | |
YAMAHA(ヤマハ)『HS5』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
無色透明の音色が楽しめる名機 | ◯ | 54Hz - 30kHz (-10dB) / 74Hz - 24kHz (-3dB) | |
JBL(ジェービーエル)『Stage A120(JBLA120W)』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
透明感あふれる高域と量感豊かな低域が特徴 | ◯ | 60.0Hz~40.0kHz | |
SONY(ソニー)『SS-CS5』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
「心に響く音」を追求した上質なスピーカー | 〇 | 53-50000Hz | |
AURATONE『5C Super Sound Cube』 |
※各社通販サイトの 2024年09月26日時点 での税込価格 |
プロ志向の人におすすめのスピーカー | ◯ | - |
各通販サイトのランキングを見る スピーカーの売れ筋をチェック
Amazonでのスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの関連アイテムもチェック!
最後に|音色はできるだけ無色透明なものがベター
DTM(EDM)用スピーカーには数千円から数十万円もするものまで数多くあります。初心者であれば、1万円台でアンプ内蔵型(アクティヴ)が設置も簡単なのでおすすめです。一方で、将来プロのミュージシャンをめざすのなら、最低でもオーラトーンなどのクラスを選びましょう。現代のオーディオ機器では、実際に手で持って重量がある方がいいという意見もあります。
趣味としてDTM(EDM)を楽しむなら、PCオーディオ用にも使えるものがいいでしょう。自分の好みの音色を選んでも問題ありませんが、人に聴かせるなら音色は無色透明がよいでしょう。聴いてもらう人のスピーカーと自分のスピーカーの相性が悪いと、良音で鳴ってくれないことがあるためです。
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