中古・型落ち品の冷蔵庫を選ぶメリット
冷蔵庫には中古・型落ち品だからこそのメリットがあります。まずは、メリットについて確認していきましょう。
リーズナブルに購入できる
中古・型落ち品の最大のメリットは、安価で購入できる点にあります。商品によっては新品よりも半額程度で購入できる場合もあるでしょう。
そのため、予算を抑えて冷蔵庫を手に入れたい場合や、一時的な解決策が必要な場合におすすめです。とくに、冷蔵庫の使用頻度が少なかったり、性能やデザインにこだわりがなかったりする場合にはコストパフォーマンスのよい選択肢となるでしょう。
状態のよい掘り出しものが眠っている可能性がある
中古品のなかには、使用年数が少ない状態のよい冷蔵庫が紛れている可能性があります。そのような商品を選ぶことができたら、小さいコストに対して大きなリターンを得られます。
そのため、時間かけて下調べするのが好きな人は、掘り出しものの冷蔵庫がないか、中古品市場から探してみるのもよいでしょう。
新しい年式なら機能性が高い
中古・型落ち品といっても、年式の新しい冷蔵庫であれば機能性にすぐれた商品が多いのが特徴です。とくに、販売から2〜3年しか経っていないモデルは、機能性だけでなくデザインも新品と見劣りしないでしょう。
実際、新品では高くて買えないモデルを数年我慢して、中古・型落ち品として安く購入するケースもあります。そのため、機能性を求めたい方でも中古・型落ち品は選択肢に入ってくるでしょう。
SDGsに貢献できる
近年、SDGsの取り組みによって、環境に対する意識が高まっている方もいるでしょう。中古品は資源の再利用がおこなわれているため、冷蔵庫を中古品で購入することによってSDGsに貢献できます。
本来だったら捨てられるはずだった資源が循環することで、SDGsの環境保全につながります。環境問題の改善にはひとりひとりの意識が大切なので、SDGsへ貢献したいと考えている方は、ぜひ冷蔵庫も中古品で購入することを選択肢に入れてみてください。
中古品の冷蔵庫はどのような人におすすめ?
中古品の冷蔵庫には、向いている人と向いていない人がいます。中古品の冷蔵庫をおすすめできる人について確認していきましょう。
とにかくお得に冷蔵庫を手に入れたい人
中古品は新品に比べて価格が安く、手頃な価格で手に入れられます。予算に制約がある人や、節約を心がけている人にとって、中古品は費用対効果が高く、お得な選択肢となるでしょう。
しかし、機能面や耐久面では新品に見劣りしてしまいます。そのため、安さ最優先でとにかく安い冷蔵庫を手に入れたい方に中古品はおすすめです。
新しく一人暮らしをはじめる人
新しく一人暮らしをはじめる場合、初期費用を抑えながら必要な家電をそろえることが重要です。とくに、学生や新社会人となると家電や家具に使用できる金額は限られているでしょう。
中古の冷蔵庫を選ぶことで初期費用を大きく削減できるため、リーズナブルに新生活をスタートできます。
また、一人暮らし向けにコンパクトなサイズの冷蔵庫も中古市場では豊富にあるため、限られたスペースに適したサイズの冷蔵庫を見つけやすいのもメリットのひとつです。
単身赴任をしている人
単身赴任をはじめる際は、一時的な生活のために家電を購入しなければいけないケースもあるでしょう。しかし、単身赴任の期間だけのために高額な新品を購入するのは、経済的に大きな負担がかかります。
そのため、冷蔵庫は中古品を選ぶことで、コストを抑えつつ、生活に必要な家電を手に入れられます。さらに、単身赴任でふだん料理をしない方であれば最低限の機能が備わった冷蔵庫でよいので、そういった点でも中古品はおすすめです。
冷蔵庫選びのポイント
冷蔵庫の基本的な選び方について確認していきましょう。
サイズで選ぶ
新しく冷蔵庫を購入する際は、置き場のスペースを考慮したサイズで選ぶことが大切です。また、冷蔵庫は冷却効率を上げるために、中の熱を放出する必要があるので、適切な放熱スペースを確保せずに設置すると、冷却効率が低下したり電力消費が増えたりする可能性があります。
さらに、冷蔵庫を問題なく設置するためには、適した位置にコンセントの差し口があるかどうかも大切です。冷蔵庫を購入したはいいけど、設置するスペースがなかったということがないように注意しましょう。
容量で選ぶ
冷蔵庫を選ぶうえで容量の大きさは重要です。基本的には、容量は家族構成によって選ぶようにしましょう。
一人暮らしなら300L以下、二人暮らしなら300~400L、三人暮らし以上なら400L以上が目安です。しかし、自炊をよくするのかや、食事外食で済ませることが多いのかなど、その人のライフバランスによっても最適な容量は異なります。
そのため、あくまで目安として考えておき、用途に合った適切なサイズを選択することが大切です。
デザインで選ぶ
冷蔵庫を選ぶ際にデザインを重視するのもよいでしょう。キッチンの雰囲気に合わせたデザインやカラーを選ぶことで、おしゃれな空間を実現できます。
とくに、年式の若い冷蔵庫の場合は、機能面だけでなくデザイン面にすぐれた商品も多く発売されています。生活空間をおしゃれに彩りたい方は、デザイン性を重視した冷蔵庫を選ぶことで高い満足度を得られるでしょう。
ドアの向きで選ぶ
冷蔵庫のドアの向きは設置後の使いやすさに影響するので、置き場所のレイアウトや利き手を考慮して選ぶようにしましょう。冷蔵庫の扉の開き方にはおもに右開き、左開き、両開きの3種類があります。
右開きは左から右に向かってドアが開くため、右利きの人や左側の壁に設置したい場合に適しています。左開きは右から左に向かって開くため、左利きの人や右側の壁に設置したい場合におすすめです。
一方で、両開きは左右どちらからでもドアを開閉できるので、柔軟に使用や設置ができるでしょう。
機能で選ぶ
自分の希望する機能の冷蔵庫を選ぶことも大切です。製氷室の有無や野菜室の温度や湿度をコントロールする機能、食品の収納スペースなど、冷蔵庫の使い方によって必要な機能は異なります。
また、省エネ性能や静音性などの機能も重要な要素となるので、複数の商品をを比較して機能性にすぐれた冷蔵庫を選択するようにしましょう。
価格で選ぶ
予算が決まっている場合は、価格で冷蔵庫を選ぶのも選択肢のひとつです。コストパフォーマンスを考慮し、安価ながら性能や耐久性にすぐれた商品を探しましょう。
しかし、安すぎる冷蔵庫は不具合が発生する場合があるため、予算の価格設定は低くしすぎないことが大切です。また、送料や設置料など、追加で大きな費用が必要ないかを確認してから購入するようにしましょう。
中古・型落ち品の冷蔵庫を購入する際の注意点
中古・型落ち品の冷蔵庫を購入するのはメリットだけではありません。とくに中古品はリスクもあるので、購入前に気をつけることについて確認していきましょう。
古い年式ではないか
中古・型落ち品の冷蔵庫を選ぶ際は年式に注意しましょう。年式が古い冷蔵庫は故障のリスクが高いため、予期せぬトラブルが起こらないためにも避けることが賢明です。
また、性能面でも最新の冷蔵庫と比較すると落ちるので、不便さを感じることもあるでしょう。そのため、故障の発生リスクと性能面を考えると、なるべく5年以内の年式を選ぶと安心です。
安すぎないか
いくら中古品だからといって、安すぎる冷蔵庫には注意が必要です。安すぎる冷蔵庫は年式が古かったり、状態が悪かったりする可能性が高いでしょう。
そのような冷蔵庫を購入して満足できずに買い替えとなってしまったら、結局高い出費になります。そのため、中古の冷蔵庫を購入する際は、安さだけに注目しないことが大切です。
信頼できる販売元か
中古・型落ち品の冷蔵庫は、なるべく信頼できる販売元から購入しましょう。信頼できる販売元から購入することで、商品選びで失敗するリスクを減らせます。
店舗で購入する場合はスタッフにわからないことを直接質問できるため、安心感を持って商品の購入ができます。さらに、購入後にトラブルが発生した場合でも、迅速かつ適切な対応を期待できるでしょう。
とくに、個人売買で購入した場合は、トラブルが起きても相手が誠意ある対応をしてくれるかはわかりません。そのため、中古・型落ち品の冷蔵庫を購入する際は、口コミやレビューをチェックしたり、実際に店舗を訪れて商品やサービスの質を確認したりすることが大切です。
保証がついているか
中古・型落ち品の冷蔵庫を購入する場合は、商品に保証がついているかをしっかり確認しておきましょう。保証がないと、購入直後に故障してしまった場合、新たに買い替えるコストが発生します。
また、保証の有無や内容は店舗によって異なります。冷蔵庫は処分もたいへんなので、なるべく保証の手厚い店舗で購入することが大切です。
送料や設置料は高くないか
中古・型落ち品の冷蔵庫を購入する際は、送料や設置料も含めた総額で選ぶことが大切です。とくに、インターネットで購入する場合、送料や設置料が高額で予算をオーバーしてしまう可能性があります。
送料や設置料は店舗やサイトによって異なるので、予定よりも多くの出費をしてしまわないためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
中に嫌なにおいがこびりついていないか
中古品の場合、冷蔵庫の中ににおいがこびりついてしまっている可能性があります。とくに、使用年数の多い冷蔵庫だと、しっかりクリーニングをしていてもにおいまでは取れていないケースも多いでしょう。
リサイクルショップなど、実店舗で商品を購入するなら実際ににおいを確認できますが、インターネットから購入する場合はにおいの確認ができないので注意が必要です。
また、購入後ににおいが気になる場合は専門業者にクリーニングを依頼するなどの対処法も考えられますが、決して安くない追加費用がかかってしまいます。
キズはひどくないか
中古品の場合は、キズの有無やひどさを事前に確認しておく必要があります。キズがひどいと、外観のうつくしさを損ねてしまいます。
とくに神経質な人の場合、外観にキズが多いと使用する度に気になってしまうという方も多いでしょう。そのため、事前に商品についているキズの具合を把握しておくことは、購入後に後悔しないために大切な要素です。
中古品の冷蔵庫はどこで購入できる?
冷蔵庫に限らず、中古品はどこで購入するかが大切です。中古品の冷蔵庫が購入できる場所について確認していきましょう。
通販サイト
店舗に通う時間がない方は、通販サイトを利用することで手軽に中古品を購入可能です。大手の通販サイトなら多様な商品が取り扱われているため、希望に合った商品を見つけられるでしょう。
また、通販サイトの運営には大きな人件費がかからないので、店舗よりも比較的安く購入できるのも魅力です。しかし、商品を直接確認できない点はデメリットといえます。
そのため、購入前に商品の説明文や口コミ・評判を注意深く確認して、慎重に購入するようにしましょう。
リサイクルショップ
リサイクルショップも中古の冷蔵庫を購入する候補のひとつです。リサイクルショップでは、中古の家電製品を取り扱っており、冷蔵庫の購入も可能です。
また、リサイクルショップなら販売前に商品の動作確認やクリーニングをおこなうことが一般的なので、質の高い中古品に出会える可能性が高いでしょう。
さらに、店舗スタッフから詳しい説明を受けられる点も魅力です。価格帯もさまざまで、予算に合わせて選択できるでしょう。
オークションやフリマサイト
オークションやフリマサイトでは、販売者から入札形式で商品を購入できます。うまく活用すれば相場よりもお得に購入できますが、購入価格が高くなってしまったり、販売者とトラブルが発生してしまったりする可能性があります。
とくに、家電は業者の販売と違って状態のよさが保障されていない点がリスキーです。そのため、安全に購入したいなら、なるべくしっかりとした店舗が提供している商品を買うのがよいでしょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 冷蔵庫 中古の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの冷蔵庫 中古の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
冷蔵庫を安く購入したいなら中古品がおすすめ!
マイナビおすすめナビ編集部
冷蔵庫は生活に必要不可欠な家電でありながら、費用が高額になる点がネックです。
そこで、少しでも冷蔵庫の購入費用を抑えたい方に中古品はおすすめです。中古品なら新品の半額程度の安さで購入できる商品もあるので、予算が少ない方には魅力的な選択肢となります。
しかし、その分機能性や耐久性は落ちるため、購入する際はしっかり下調べをして慎重に選ぶようにしましょう。
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「家電・AV機器」「PC・スマホ・カメラ」カテゴリーを担当する30代編集者。モノを極力持ちたくないミニマリストで、趣味は断捨離。とはいえ、最新ガジェットには興味津々で、多機能な家電に目がない。