ベビーベッドはいつからいつまで必要?
ベビーベッドの使用期限は商品によってさまざまですが、新生児(生後0カ月~)から8カ月~10カ月頃まで使うのが一般的です。
ママライターからのアドバイス
赤ちゃんが生まれたらベビーベッドは必需品と思いがち。しかし、つかまり立ちをはじめると転落の危険性もあるため、高さのあるベビーベッドの使用期間は生後8〜10カ月頃までです。
メーカー側が定めている使用できる期間(対象年齢)は、24カ月ごろまでだったりしますが、実際に使用するのは生後8〜10カ月ごろまでという人が多く、意外と使用期間は短いのです。
それでも一日に何十回もオムツ替えをする新生児期や、ペットがいるご家庭などでは活用頻度が高いからこそ購入者も多いです。
購入の際には、使用期間の短さも考慮して赤ちゃんが歩きはじめたあとも活用できるものを選ぶのが賢い選択です。
ベビーベッドの選び方
まずは、ママがお世話しやすいベビーベッドの選び方を先輩ママの体験談とともに紹介していきます。
サイズはおもに2種類! 置く場所に合わせて選んで
ベビーベッドのサイズは、おもに2種類あります。
◆レギュラーサイズ:内寸70×120cm。1歳頃までの使用が目安。
◆ミニサイズ:内寸60×90cm。5~6カ月頃までの使用が目安。
まずは、置きたい場所にこのサイズが収まるかどうか考えましょう。また、サイズが小さいほど使える期間も当然短くなるので、使用期間も考慮して選びましょう。
ベビーベッドを使う時期は、赤ちゃんの身長が80cmになるころまで(およそ12カ月頃)となることがほとんどなので、サイズとしてはミニタイプでも収まります。しかし、寝返りやずりバイを始めると窮屈になってしまうことも。そこを考慮しつつ、いつ頃までベビーベッドを使うかイメージしておきましょう。
安全性の目安は「PSCマーク」「SGマーク」
赤ちゃんのために安全なベビーベッドを選ぶひとつの目安になるのが、国の安全基準であるPSCマークとSGマーク付き商品です。ベビーベッドを購入する際は、以下のマークがあるかどうかチェックしましょう。
◆PSCマーク:国が定めた安全基準に適合している認証
◆SGマーク:製品安全協会が定める審査に合格した認証
また、購入前に製品ごとの安全情報をチェックすることも大切です。経済産業省のホームページでは「リコール情報」がのっているので、確認してみるとより安心です。
お世話がしやすくなる便利機能で選ぶ
実際にベビーベッドを使っていた先輩ママに「どんな機能が便利だった?」と聞いたところ、4つの機能が多くあがりました。
コンパクトで収納に便利な「折りたたみ機能」
折りたたみできるベビーベッドは、以下のような人に向いています。
◆使うときだけ広げたい省スペース重視の方
◆使わなくなったら次の子に備えてしまっておきたい方
◆帰省先に持ち運びたい方
素材はいろいろありますが、布製だと軽くて持ち運びしやすいです。
「キャスター付き」ならベッド下の掃除がラク!
赤ちゃんを寝かせたままベッドを自由に移動できるキャスター付きタイプは、昼間はリビングで家事や食事などをして過ごし、夜は寝室で過ごすなど、生活する場所に合わせてベビーベッドを移動させたい方におすすめ。
【2歳児男の子ママ/Nさん】の体験談
私は、寝室にベビーベッドを置くことを決めていたので移動目的ではありませんでしたが、キャスター機能はマストでした。ベビーベッドの下を掃除するときはもちろん、赤ちゃんがおもちゃを落としてしまったときにササッと移動させて取れたので、なにかと便利でした!
「ガバッと開閉しやすい柵」でおむつ替えをラクに
柵を下までしっかりとオープンできるものなら、赤ちゃんを寝かしつけたりおむつ替えをしたりするときにもお世話がしやすいので便利です。
【3歳児女の子ママ/Mさん】の体験談
ベビーベッドに赤ちゃんを乗せたままおむつを替えたり、赤ちゃんを抱えて授乳をするときにママがベッドに腰かけたりなど、柵が下まで降りるベビーベッドが便利でした! 柵は片手で上げ下げするには少し重く両手でしなければなりませんでしたが、カチッとしっかりと固定するタイプで安心でした。
添い寝がしたい方は「高さ調節可能」がおすすめ
高さ調節できるベビーベッドは、ママやパパがお世話をしやすい高さにしたり、大人のベッドの高さに合わせたりと汎用性が高いです。
【3歳児女の子ママ/Nさん】の体験談
高さを3段階で調節できるベッドを購入していたのですが、赤ちゃんが4カ月の頃、添い寝をするときに便利でした。まだ大人のベッドで一緒に寝るのは潰してしまわないか心配で…でもママから離してベビーベッドで寝かせると泣いてしまうので、ベビーベッドを大人のベッドにくっつけて添い寝していました。
ベビーベッドのおすすめ9選
ここからは、ベビーベッドのおすすめを紹介!

かわいさだけではない! 高価でも価値のあるベッド
◆とにかくかわいい! インテリアとしても優秀な丸みのあるデザイン
◆別売りのドレープロッド(天がい)をセットすると、写真映え抜群!
◆キットを使うことで幅のサイズを変えることができ、使いはじめのミニサイズから成長にあわせて広さを調整できる!
◆10年単位で使用することも可能
赤ちゃんと同じ目線で添い寝できる!
◆大人のベッドの隣にぴったりくっつけて添い寝できる
◆床板の高さを9段階でこまかく調節できるので、赤ちゃんと同じ目線で眠れる
◆床板を外せばベビーサークルとして長く使える
赤ちゃんのお昼寝用! コンパクトに折りたためる
◆ベビーサークルだけどお昼寝用ベッドとしても使える
◆コツなしでコンパクトに折りたたむことができる
◆赤ちゃんが成長したらお昼寝シートを取り外してベビーサークルとして使用して
◆側面がメッシュ生地で通気性がよく、まわりからなかの様子が見えて安心

ベーシックに見えて、長く使える多機能ベッド
◆床板はハイタイプからロータイプまで3段階で調節OK
◆新生児期にはハイタイプにし、ホコリや気温の変化を気にせず快適に
◆つかまり立ちをはじめたら、一番下まで床を下げてベビーサークルに早変わり!
◆キャスター付きでベッド下掃除もラクラク
ベビーサークルにもなる折りたたみ式ベッド
◆腰にやさしいハイタイプのミニベビーベッド
◆お昼寝シートをファスナーで外すだけでかんたんにベビーサークルに変更
◆収納スペースに付いているトンネル扉は、ベビーサークルのときは赤ちゃんの出入り口に変身!
ベッドから収納ラックに変更可能で長く使える
◆収納ラック、ベビーサークル、キッズデスクなど多用途で使える
◆どうせ買うなら長く使えるものが欲しい方に
◆低ホルマリンの木材や接着剤、塗料など安心の材料を使用
ポータブルナッパとオムツ替えテーブルが便利
◆組み立ても片付けも持ち運びもかんたんな海外メーカーの製品
◆新生児に便利なポータブルナッパとオムツ替えテーブル付き

快適&コンパクトな折りたたみベッド
◆ミニサイズのベビーベッドでコンパクトなうえ、クルっと丸めて小さく折りたためる
◆使わないときや次の子が生まれるまで、棚に保管しておける
◆メッシュ素材で通気性がよいので、夏場のお昼寝に最適
◆サッとタオルを敷くだけで快適に使用できる
腰に負担がかかりにくいハイタイプ
◆立ったままで赤ちゃんのお世話ができるハイタイプのベビーベッド
◆腰を曲げる必要がないので、ママに負担がかかりにくい
◆キャスター付きだから、部屋の移動もラクラク
◆ミニベビーベッドだから狭いスペースにも置けて便利
「ベビーベッド」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビーベッドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのベビーベッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【ママに聞く】購入 or レンタルどちらがお得?
ベビーベッドを購入するのとレンタルするのでは、どちらにもメリットとデメリットがあります。2人目以降も考えているなら購入、短期間の使用ならレンタル、などとこれからのことを想定して選ぶのがコツです。
【購入派ママの口コミ】子どもが2人以上なら絶対買い?
ベビーベッドのレンタルサービスはさまざまなものがありますが、平均するとレンタル費用はおよそ2,500円(月額)。単純計算すると、4カ月の使用で1万円ほどかかります。
一方、ベビーベッドをはじめとするベビー用品は次々に新しい商品が開発されており、お手ごろな価格で購入できることも多いです。新品や衛生面にこだわりたい方なら、リーズナブルな商品をねらって新品を購入するのもひとつの手です。
【3歳児女の子ママ/Mさん】の体験談
ベビーベッドは、約1万円5千円のものを購入。アカチャンホンポの店頭で実際に見学して、そのあとポイントがつくネット通販で購入しました。
当時レンタルの選択肢はなく、「必需品でしょ」と迷わず購入。しかし、うちの子は背中スイッチが敏感で抱っこじゃないと寝てくれなかったため、結果的に使用期間は生後3カ月頃までとなってしまいました。コンパクトに折りたためるタイプを買ったので押し入れにしまっています。第二子のことも考えているので購入してよかったですが、使用頻度を考えると2万円以内のお買い物でちょうどよかったかなと思います。
【レンタル派ママの口コミ】短期間使用と割り切ってバウンサーを購入!
気になる商品をいろいろ試せるのがレンタルのメリット。購入を迷ったら、ひとまずレンタルを利用してみるのもいいですね。
【3歳児女の子ママ/Nさん】の体験談
私の場合は里帰り出産で生後3ヵ月までの利用と決まっていたので、購入するものはもったいないなと思いレンタルに。デザインがとくに選べなかったのが残念ポイントではあったけど、そのぶんお布団をかわいいもので揃えました。
レンタル費用は、1万円以内でした。ベビーベッドに費用が掛からない分、ほかのベビーグッズに費用をあてることができたからよかったです。ベビーベッドの利用が短かった分、バウンサーを購入。里帰りが終わり家に帰ってきた後は、バウンサーをメインに寝るときは同じベッドで一緒に寝てました。なんの問題もなく、ちゃんと成長してくれました~!笑
長い目で見て、かしこいベビーベッドの選択を 【最後に】ママライターより
うまく使い分けて賢く使おう
ある程度高さがあるベビーベッドを使う利点は、オムツ替えの際に腰へかかる負担を軽減できることや、お世話グッズをベッドまわりにまとめて収納することで、動線をスッキリまとめられることにあります。
ただし、これらを必要としない場合は、よりコンパクトで簡易的なベッドとして使えるクーファンや折りたたみ布団タイプを使うという選択肢も。
クーファンは赤ちゃんが寝ていたらそのまま別室まで運ぶことができます。違う部屋で家事をしたいけど、赤ちゃんから目が離せないというとき、とても便利です。
お風呂の際は洗面所で待ってもらったり、大人のベッドで添い寝するときにもそのまま置いて使うなど、使い勝手はさまざまです。
使い分け方として、ベビーベッドでは赤ちゃんが朝までしっかりと眠ることができますが、クーファンはより簡易的な印象で、お昼寝や持ち運びにもできるようなものと考えましょう。
これからの生活を想像してベビーベッドを選ぼう
ママライターでありチャイルドボディセラピストの榮 樹実さんにベビーベッドの選び方とおすすめ商品を教えてもらいました。
大切な赤ちゃんのベビーベッドは、高さ調節などの機能性や使いやすさだけでなく、安全面にもしっかり目を向けて選びたいものですね。
もし、購入前に使用感をチェックしたい場合や短期間の利用なら、レンタルを活用するという方法もあります。部屋の広さや移動の頻度も考えて、使いやすいすてきなベビーベッドを見つけてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。