生チョコとは? バレンタインなどプレゼントにも人気!
生チョコとは、チョコレート生地に生クリームや洋酒を練り込んだもので、口のなかでとろけるやわらかい食感が特徴。
北海道のロイズをはじめブランドも豊富で、バレンタインデーやホワイトデーなどのプレゼントとしても非常に人気があります。さらに生チョコタルト、生チョコケーキ、生チョコパイ、生チョコアイスなどさまざまな派生商品も。
トリュフチョコと似ていますが、その違いはまず形。生チョコは四角いものが多く、トリュフチョコは高級食材であるきのこの「トリュフ」のような丸い形をしています。また、トリュフチョコは外側がかたいチョコレートでコーティングされていて、内側がやわらかく口どけのいいガナッシュとなっており、食感にも違いがあります。
生チョコの選び方 人気有名店からお取り寄せして楽しもう!
お菓子研究家の下園昌江さんへの取材をもとに、生チョコの選び方を紹介します。ポイントは下記。
【1】チョコレートの種類と原材料
【2】定番 or フレーバー
【3】贈り物なら相手の好みにあわせて
【4】ラッピングやメッセージサービス
【5】飲み物との相性
【6】アルコール分には注意
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】チョコレートの種類と原材料で選ぶ
生チョコが誕生したばかりのころは、ビターチョコレートを使用したものが多かったのですが、今では生チョコに使用するチョコレートにはとくに決まりがなく、ミルクチョコレートやホワイトチョコレート、または独自にブレンドしたチョコレートを使用するお店が増えてきています。生チョコの味のベースとなる重要な素材なので、まずはどんなチョコレートを使用しているかを確認して選ぶといいでしょう。
カカオ分が多く含まれた上質なクーベルチュールチョコレートや新鮮な生クリーム、マーガリンなどではない純粋なバター、風味のよいカカオパウダーを使用しているものがおすすめです。
【2】定番か、フレーバー付きのアレンジタイプか
一番の人気はチョコレートそのものの味を活かしたベーシックな生チョコですが、最近はフレーバーをつけたアレンジタイプも人気。
女性には紅茶やオレンジ、ベリーを使用した華やかなもの、男性には洋酒や焼酎、日本酒などのお酒が入ったものが人気です。いつもとは違うちょっと特別感のある味わいは、贈りものとしてもいいでしょう。
また、珍しいアレンジものとしては、糖質制限の生チョコレート。砂糖不使用で糖質を制限した生チョコは、ダイエット中で糖分を控えたい方や、病気や治療中で糖質制限が必要な方などによろこばれるでしょう。
【3】贈り物にするなら相手の好みにあわせて選ぶ
生チョコは、一般的にはミルクチョコレートまたはビターチョコレートを使用したものが多いですが、最近ではフレーバーをつけて、紅茶やオレンジ、お酒などを合わせたアレンジタイプも増えました。また、ホワイトチョコレートをベースにベリーや抹茶を合わせたものもあるので、選ぶ楽しさがあります。
贈りものにすることが多い生チョコですが、甘さ控えめが好きな方にはビターチョコレートやリキュールを使ったもの、ビター感が苦手な方にはミルクチョコレートやホワイトチョコレートを使ったものがおすすめ。ラッピングやメッセージカードをつけるサービスを行っている店舗も多いので、そのあたりもチェックしてください。
【4】ラッピングやメッセージサービスの有無も確認
生チョコは、贈りものとして購入される方が多い商品です。そのため、おしゃれなラッピングやメッセージカードをつけるサービスを行っている店舗も多くあります。贈りものの場合は、ラッピングやメッセージのサービスがあるかどうか、また有料か無料かも事前に確認しておきましょう。
とくに、メッセージが添えられていると送り主の顏が浮かんできてうれしい気持ちになりますね。メッセージに合わせて、フレーバーが特徴的で珍しいものを選ぶと、贈られた側に強く印象が残ると思います。
【5】飲み物との相性で選ぶ
ほっと一息のティータイムには、甘めの生チョコがおすすめ。ストレートティーやコーヒーの苦みと生チョコの甘さが相性抜群ですよ。ほかには、ワインやウイスキーなどのお酒のおつまみとして楽しむなら、洋酒を使ったビターな生チョコがおすすめです。
【6】アルコール分には注意して
生チョコには、ブランデーやラム酒のような洋酒が入っているものがあります。子どもや妊娠中の方、アルコールに弱い方は、アルコール分が入っていないかチェックしましょう。
生チョコのおすすめ11選 人気のロイズやピエールマルコリーニなど厳選!
ここからは、お菓子研究家の下園昌江さんと編集部で選んだおすすめの生チョコを紹介します。

全国的に人気! 有名ブランドの定番生チョコ
「生チョコといえばロイズ!」というくらい全国的に人気の一品。まろやかなミルクチョコレートに北海道産の生クリームをたっぷり使用して仕上げた生チョコです。
生クリームの比率が高いため、口に含むとトロりと溶けて、チョコレートの香りが広がります。ほのかにきかせた洋酒が後味のキレをよくしてくれるため、飽きずに食べ続けられます。高島屋など全国各地の百貨店で開かれる期間限定の北海道物産展などに出店されることもあり、知名度の高いブランドのため、プレゼントやお土産にすれば老若男女問わずよろこばれることでしょう。
※Amazonは5箱、楽天市場・Yahoo!ショッピングは1箱の価格です。
ホワイトチョコレート好きの方におすすめ!
繊細な口あたりと柔らかな風味が魅力のロイズのホワイトチョコレート。北海道の生クリームが贅沢に使われ、すっきりとした上品な後味を楽しむことができます。見た目も上品なのでプレゼントにも最適です!

苺ミルクを彷彿(ほうふつ)させる甘酸っぱさが魅力
生チョコ発祥のお店として知られる有名な「シルスマリア」。種類は多く、ミルクチョコレート、ビターチョコレートのほかに、アールグレイやオレンジ、焼酎やウイスキーなどさまざまな味があります。なかでも女性におすすめなのが「スノーベリー」。
生チョコとしては珍しくホワイトチョコレートを使用したもので、中にフリーズドライのイチゴが散りばめられています。白い生チョコレートに点々としたイチゴはとてもかわいらしく、甘酸っぱさを感じさせてくれます。

有名店の抹茶を存分に味わえる和な生チョコ
京都に店を構え、数々の抹茶スイーツに定評のある人気店「伊藤久右衛門」。ロールケーキやティラミスなどの洋菓子に抹茶を使用し、新たな魅力を発信しています。そのなかでも人気が高いのが生チョコ。抹茶の色と風味を活かすためホワイトチョコレートを使用し、チョコレートが突出しないようにぜいたくに石臼(いしうす)で挽いた抹茶を合わせています。
最初に抹茶のすがすがしい香りとほろ苦さを感じ、時間を追うごとにホワイトチョコレートのやさしい甘さを感じます。京都らしく和紙でていねいにラッピングしてくれるのもうれしいですね。

洋酒とチョコレートの相性を楽しむおしゃれな味
プロのバーテンダーが作るという珍しい生チョコ。チョコレートと相性のいい4種類の洋酒(スペイサイド、アイラモルト、バーボン、カルヴァドス)を使った生チョコを味わえるというぜいたくな一箱です。
親しみやすいベルギー産クーべルチュールチョコレートと北海道産生クリームを使用しているため、ベースの生チョコは上質でなめらかな舌触り。そこにそれぞれの洋酒を合わせることで、洋酒の香りや味わいが個性として活きてきます。
お酒好きな方へのプレゼントには最適ですが、そうでない方にもチョコレートの新しい味わい方のひとつとしておすすめ。ラッピングやメッセージを添えてくれるサービスもうれしいポイントです。
※アルコール3%未満、お子さま、ドライバーの方や妊娠中、授乳中の方はお控えください。
ロングセラーを誇る人気商品!
ベルギー産のクーベルチュールチョコレートと生クリームから作られているエクチュアの人気の生チョコレート。実際に口に入れると一粒一粒、豊かなカカオの香りと素材の風味を堪能できます。まろやかなミルクチョコなので子供からお年寄りまで幅広い年代の方が楽しめます。
生チョコ発祥の店が贈る絶品ミルクチョコ
3種類のチョコレートとクリームでつくられた、四角いひとくちサイズの生チョコです。箱を開けると明るいブラウンの生チョコが敷き詰められており、『公園通りの石畳』の商品名にふさわしい、暖かでちょっとおしゃれな雰囲気を感じさせてくれます。
口のなかで滑らかに溶けていく芳醇なミルクチョコの味わいは、「このまま時間が止まればいいのに……」と思わせるほどの幸せな瞬間を感じさせてくれます。
スモーキーなウイスキーが香る生チョコ
札幌ススキノにあるニッカバーのフラッグシップ店、「THE NIKKA BAR」。そこで長年チャームとして提供されているのが生チョコです。本製品はその生チョコを北海道ギフトのひとつとして販売しているもので、「THE NIKKA BAR」の味や雰囲気も楽しめます。
チョコレートにはフランスで1922年に創業された「ショコラティエ・ヴァローナ社」の最高級品質のものを使用し、ニッカウヰスキーのなかでも相性のよい17年ものを使用しています。
いつもよりちょっと贅沢な高級生チョコをじっくりと味わってください。
芳醇なほうじ茶が香る生チョコ
京都の日本茶専門店「宇治園」の浅火ほうじ茶「火男」のうまみと香りを心ゆくまで堪能できる、贅沢なほうじ茶チョコレート。
ベルギー産カレボー社の薫り高いチョコレートと生クリームを使った滑らかな口当たりも魅力。ほうじ茶好きなら気に入ること間違いなしの人気商品です。
いちごと生クリームのとろけるコク
神戸六甲に本店を置く「神戸フランツ」。神戸のお土産としても人気の洋菓子店です。
「神戸魔法の生チョコレート®」は、神戸フランツの人気商品のひとつ。こちらの苺味は、甘酸っぱいいちごの香りとコク深いチョコレートのくちどけが堪らない商品。
パッケージのデザインもかわいいので、ちょっとしたプレゼントにおすすめです。
濃厚生チョコケーキ
まるで生チョコレートを食べているかのような、滑らかなくちどけの「テリーヌショコラ」です。フルーティーさと酸味を感じるフレーバービーンズカカオを使い、豊かで芳醇な香りと味わいを楽しめます。
冷蔵でも常温でも違ったくちどけを楽しめて、さらに、電子レンジで少し温めればとろける舌触りとショコラの味わいを堪能できます。自分へのご褒美にも、ギフトにもおすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 生チョコの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での生チョコの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
市販の生チョコの保存方法は? どのくらいもつ? 冷蔵庫で保管して早めに食べきって!
やわらかな口どけは生チョコレートの大きなおいしさのポイント。上手に保存しておいしくいただきましょう。
チョコレートは繊細な食べもので、温度変化、湿気、直射日光を嫌います。またほかの食べものの匂いが移ることもあるので、密封容器に入れて冷蔵庫保管がベターです。
生チョコは水分量が多いぶん、さらに傷みやすく、賞味期限が早くなっています。また溶けやすいので保管時は必ず冷蔵庫に入れましょう。冷え過ぎない野菜室が適温です。食べる15〜30分まえに出しておくと、ほどよく室温で温められ口どけがよくなります。
なかなか購入できないめずらしい生チョコは、大切に少しずつ食べてしまう……。そのような方もたくさんいるのでは? しかし、いつまでも大切にしすぎて賞味期限を過ぎてしまうと本末転倒です。
【番外編】おいしい生チョコの作り方レシピ おうちでも作れるかんたんレシピ!
「おいしい生チョコを自宅でも作れたら……」生チョコ好きなら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか? 生チョコが作れるようになれば、生チョコタルトや生チョコトリュフ、生チョコケーキなど、お菓子作りの幅が広がりますよね。ここでは生チョコ作りの基本とアレンジレシピを紹介します。いろいろ試しながら、自分だけのレシピに挑戦してみてください。ただし、手作りのものは日持ちしないので、早めに食べるようにしましょう。
基本の生チョコレシピを紹介!
生チョコづくりはていねいにチョコレートを溶かすことから。明治やガーナなどコンビニチョコでも大丈夫なのでチョコレートを用意しましょう。
手作りチョコレートの経験があれば、生チョコづくりも思ったよりかんたんにできるかもしれません。手作りチョコレートで意外にむずかしいのが、きれいにチョコレートを溶かすこと。湯煎(ゆせん)でていねいに溶かしていきます。お湯の温度が高すぎるとチョコレートが分離してしまうので、50℃くらいのお湯でていねいにかき混ぜながら溶かしてください。
溶けたチョコレートに温めた生クリームを混ぜていきます。生クリームは沸騰しない程度に温めてください。チョコレートと生クリームが滑らかに混ざったら、冷やして固めます。最後に一口大に切ってココアパウダーをかけましょう。(牛乳で挑戦する人もいますが、できれば生クリームで作るとよりおいしい生チョコが作れます)
包丁をお湯で温めて切ると、チョコレートが割れずに、簡単かつきれいに切れますよ。包丁を温めて水気を拭き、チョコレートを切り、チョコレートをぬぐってまた温めて、を繰り返します。途中でチョコレートがやわらかくなったら、冷やしてかたくなってから続きを切りましょう。
生チョコづくりをサポート! 割れチョコ
「割れチョコ」とは、形が不揃いだったり、欠けてしまったりしている訳ありチョコレートのことで、激安で手に入るのが特徴。味は変わらないおいしいチョコレートなので、生チョコづくりにも活躍します。なかには半額近い、安い値段で買えるものもありますよ。
生チョコアレンジのアイデア
溶かすチョコレートにホワイトチョコレートを使ってみましょう。チョコ以外のフレーバーを活かした生チョコを作ることができます。
たとえば、溶けたホワイトチョコレートと、生クリーム、抹茶パウダーを混ぜて、仕上げにさらに抹茶パウダーを振りかけたら和風の生チョコにアレンジできます。また、生クリームと紅茶(アールグレイやダージリンなど)を混ぜると大人っぽい風味の生チョコに。
ほかにも、生クリームの代わりにヨーグルトを使うというアイデアもあります。水をきったプレーンヨーグルトを使用するといいですよ。
クックパッドなどの人気レシピを参考にいろいろ研究して、すてきなオリジナルレシピを完成させてください。
生チョコをきれいに詰める方法は?
おいしそうな生チョコができたら、ぜひお友達や大切な方にプレゼントしましょう。生チョコのラッピングといえば、箱にぴったり敷き詰められたすがたが思い浮かびます。ラッピング専門店や100均ショップでもかわいい生チョコ用の化粧箱が販売されているので、それを活用するのが便利です。
あとはきれいに生チョコを詰めていくだけなのですが、大きさが不ぞろいになってしまったり、隙間が多くできたり、といった失敗も少なくないようです。これを防ぐコツは、生チョコを作るまえに箱をえらぶこと。箱の大きさに合わせて、生チョコひとつの大きさを決めることです。決めた寸法どおりに切っていけば、きれいに詰めるのもかんたん! 仕上げに全体にココアパウダーを振りかければ完成です。
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ご紹介した以外にも、魅力的なチョコレートはまだまだたくさんあります! コロナ禍で外出が難しい、おうちでちょっと贅沢をしたいという人のために、お取り寄せチョコレートのまとめも紹介していますので、興味のある方はぜひ記事をご覧ください。
適切な温度で保管し、なるべく早く楽しんで! いかがでしたか?
ふつうのチョコレートよりも溶けやすい生チョコは、温度管理が大切です。専門店のなかには8月いっぱい休業というところもあります。それだけ生チョコの温度管理は大切なのです。本記事で紹介した商品は通販対応しています。生チョコをおいしく楽しむためにも、到着したら温度管理のできる場所に保管し、なるべく早く楽しむようにしましょう。
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