洗濯機の価格を抑えて買える6つのタイミングとは?
洗濯機にも価格を抑えて買える時期があり、そのタイミングを逃さないことで、よりお買い得に洗濯機を入手することができます。
クーラーのような家電と違い、洗濯機は毎日稼働する家電なので、季節との結びつきをイメージしにくいかもしれません。
具体的に洗濯機を安く買い替えられる時期を、理由とともにご紹介します。
家電量販店の決算期(9月と3月)
家電量販店の決算期は、中間決算が9月で、総決算は3月が一般的です。どちらも洗濯機の価格が低い時期ですが、総決算である3月のほうがさらに値段が下がる傾向にあります。
ほかの時期よりも売上を伸ばすことに重点を置いているため、多少価格を下げてでも商品を購入してもらいたいという意図があります。
値下げ率も大きくなり、在庫処分セールとして赤字覚悟での販売も珍しくありません。またほかの家電も安くなるので、気になっていた家電をまとめ買いするチャンスです。
新生活のスタートを迎える時期(2月と3月)
新生活のスタートを迎える2月と3月は、新生活応援イベントとして、家電が割引セットで販売されることが多いです。
上京して大学生活を迎える大学生や、単身赴任が決まったお父さんなど、洗濯機だけでなくひととおりの家電をまとめ買いしたい方にはおすすめの時期です。
洗濯機単体でも、ひとり暮らし向けのエントリーモデルは割引されていないか確認してみましょう。
ただし家族のように大人数向けの洗濯機を単体で購入したい場合は、あまり該当しない時期といえます。
洗濯機のモデルチェンジの直前の時期(8月と9月)
モデルチェンジの時期は家電によってさまざまですが、洗濯機は例年だと10月から11月にかけて、新製品が発売されます。
そのため1カ月から2カ月前である、8月と9月に旧モデルとして洗濯機の値下げが行われます。
1年程度の型落ちであれば新モデルとの機能の差はほとんどなく、すぐれた機能性のある洗濯機を安く買うチャンスです。
ただし旧モデルは店舗の在庫限りというケースも多いので、店舗で気になる洗濯機を見つけたら、早めに購入を検討するのがよいでしょう。
会社員のボーナス支給時(6月と12月)
ボーナスの支給時期は年2回で、6月と12月となります。ボーナスが支給されると、家電量販店はボーナスに合わせた値引きをおこなう傾向にあります。
価格は据え置きながら、ポイントの還元率を高める、購入時の特典を増やすなど、お店によってサービスの特徴が異なるのもポイントです。
ふだんよく行く家電量販店があるなら価格は据え置きでもポイント狙い、で洗濯機を買ってみるのもよいかもしれません。
販売促進セール(土日不定期)
販売促進セールとは、メーカーの社員が店舗に出向いて家電量販店で直接販売をおこなうことです。不定期ですが土日に開催することが多く、詳しい知識で商品のメリットや魅力を伝えてくれます。
あまり興味が持てなかった洗濯機のメーカーやモデルでも、商品の良さに気づくことで、新たな選択肢に加わるかもしれません。
年末年始(12月と1月)
年末年始は家電量販店でセールが行われる時期で、やはり見逃せないチャンスです。在庫限りの目玉品として家電を安くするお店が多く、洗濯機もセール品に含まれています。
家電は秋から冬にモデルチェンジすることが多く、型落ちした洗濯機が在庫限りで店頭に並んでいることもあります。
また冬のボーナスの支給時期と重なるので、高価格帯の洗濯機も安く買えるチャンスです。ただし競争率は高いので、チラシをチェックして早めに情報を仕入れておきましょう。
縦型洗濯機とドラム型洗濯機のメリットとデメリット
洗濯機を購入するとなれば、縦型洗濯機とドラム型洗濯機のどちらが優れているのか悩みますよね。
縦型洗濯機とドラム型洗濯機のメリットとデメリットを知ることで、より家庭に合った商品を選ぶことができます。
縦型洗濯機は洗浄力が高くて価格も抑えめ
縦型洗濯機は大量の水とこすり洗いによって、洗浄力が高いのが特徴です。泥などの落ちにくい汚れもきれいにすることができます。
サイズがコンパクトな機種が多く、設置スペースが確保できないという心配も無用です。ドラム式洗濯機よりは価格も抑えめに設定されているので、予算が限られているご家庭やひとり暮らしの方におすすめです。
縦型洗濯機は節水力が低く生地が傷みやすい
縦型洗濯機は形状面から大量の水で洗う必要があるため、どうしても節水には期待ができません。縦型洗濯機はこすり洗いをするため衣類同士が擦れてしまい、衣類をネットに入れるなどの工夫が必要となります。
毛布などの大きな洗濯物を取り出すときに、相当な力が必要になるのも負担となります。性能面だけではなく、実際に洗濯物を出し入れする動作をしてイメージしてみるのもよいでしょう。
ドラム式洗濯機は乾燥機能が付いていて節水性が高い
ドラム式洗濯機は叩き洗いによる節水効果が高く、水道代を抑えることができます。洗濯機が横や斜めに回転するので、衣類が傷みにくいというメリットもあります。
乾燥機能を活用すれば、洗濯後にそのまま乾燥まで完了します。朝に自宅を出る前に電源をセットすれば、帰宅後に洗濯物を出して畳むだけです。長い期間利用することで、時短も期待できるでしょう。
ドラム式洗濯機は設置スペースの確保と高価格がネック
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりはスペースの確保が必要となり、蓋が手前に開くことも考慮しなければなりません。縦型洗濯機からドラム式洗濯機に買い替えを検討している場合、まずは寸法の確認を行いましょう。
またドラム式洗濯機は高価なので、30万円以上の機種も存在します。ほかの家電の購入も検討しているとなれば、なかなか手が出しにくい価格帯となってしまいます。
縦型洗濯機に比べドラム式洗濯機は洗浄力が低いといわれることもありますが、新モデルが発売されるごとに性能が上がっている傾向にあるため、あまり気にしすぎる必要はありません。
「縦型洗濯機」の価格が低い時期はいつ?
縦型洗濯機は4月から5月が価格の低い時期となります。
縦型洗濯機は6月から7月にかけて新モデルが発売されます。4月から5月は新モデルが発売される直前の時期なので、旧モデルが安く販売されるタイミングとして狙い目となります。
縦型洗濯機のほうがドラム式洗濯機よりも品揃えが豊富な傾向にあるため、店頭に置かれている商品の入れ替えも早いペースで行われています。お店でも在庫処分セールとして、さらに値下げ率が高まっていることもあるので、チャンスを逃さないようにしましょう。
「ドラム式洗濯機」の価格が低い時期はいつ?
ドラム式洗濯機は8月から9月が価格の低い時期となります。
ドラム式洗濯機は10月から11月にかけて新モデルが発売されます。8月から9月は新モデルが発売される直前の時期なので、旧モデルが安く販売されるタイミングとして狙い目となります。
ドラム式洗濯機は新モデルと旧モデルの価格差が大きく、10万円もの差になることもあります。どうしても新モデルがほしいというこだわりがなければ、旧モデルを検討してみるのもひとつでしょう。
洗濯機をできるだけ安く買い替える5つの方法
洗濯機を価格が安い時期に買えるのがベストですが、ほしいタイミングと重なるとは限りません。洗濯機は日常生活に欠かせないので、買い替えたいと思ったときにすぐに購入できるのが望ましいです。たとえ価格が低い時期ではなくても、洗濯機を安く買い替える方法をご紹介します。
買い替えたい洗濯機の価格を事前に調べておく
ほしい洗濯機のモデルをリストアップしたら、商品の相場をインターネットや店舗で確認しておきましょう。事前に相場を調べておくことで、高い値段で買うのを防ぐことができます。
インターネットで購入する場合は、最安値のオンラインショップを探し、価格の下限を知っておくことも大切です。価格は日々変動しているので、大体どのあたりが下限なのかを知っておくだけでも、安く買い替えるチャンスにつながります。
店舗で購入する場合は、オンラインよりは高い値段かもしれませんが、近隣や系列店の店舗よりは値下げしてくれる可能性があります。
お店で値段交渉してみる
値下げ交渉と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、意外と成功率が高いのがお店での値段交渉です。
とくに2月と8月では家電量販店は閑散期となり、売上を伸ばすのが難しい時期といわれています。
値下げがうまくいかなかったとしても、ポイントが通常以上に付与されたり、数百円程度は値下げに応じてくれるかもしれません。店員さんになにも伝えずに購入するよりは、雑談のつもりで値下げしてもらえないか頼んでみましょう。
展示品の購入を検討する
展示品とは、家電量販店で実際に見本として置かれている商品のことです。新品として梱包されたままの商品よりは細かな汚れはありますが、機能面はまったく問題なく使用できます。
洗濯機は家電のなかでもデザインやレイアウトはあまり重視されないので、買い替えたいモデルがとくに決まっていないなら、展示品を狙って買い替えてみるのもよいでしょう。
ただし展示品は在庫限りで、どんなモデルが置かれているかも店舗による運の要素が大きいです。お店で気になる商品があれば、遅くとも数日以内には決めたほうが賢明です。
価格が低いモデルも調べてみる
近年では海外の製品はもちろん、日本の製品でも価格を抑えて家電が買える時代です。
価格が低いから性能もあまりよくない、という先入観のせいで、本当に自分に合った商品を見逃しているかもしれません。あまり聞き覚えがないメーカーでも、製品の機能や耐久性にすぐれた商品はたくさん存在します。
洗濯機の場合は機能が豊富であっても使わないといったケースもあり、必要最低限の機能を備えた洗濯機を探してみてはいかがでしょうか。
インターネットで洗濯機を購入する
オンラインショップは実店舗よりも価格が低い傾向にあり、値段を重視するならインターネットでほしい洗濯機を探したほうが効率的です。
ただし実物を実際に目で確認できない、購入から商品の受け取りに時間がかかってしまうなどのデメリットもあります。高価な家電をインターネットで買うことに抵抗がある人もいるでしょう。
店舗とオンラインショップの両方で洗濯機を探したうえで、購入する商品を決められれば、納得できる選択ができるはずです。
新しく洗濯機を購入するときの3つの注意点
洗濯機は家具のなかでもサイズが大きいので、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。
事前に調べておくべき項目を知っておくことで、より適切に洗濯機を選ぶことができるようになるでしょう。
設置場所のサイズを確認する
注意しなければいけないポイントは、設置場所のサイズの確認です。性能や価格にこだわりを持っていても、設置できるサイズを確保できなければ諦めるしかありません。
縦型洗濯機は設置できるけど、ドラム式洗濯機は横幅が足りずに設置できないというケースもあります。事前に寸法を調べて判明させておけば、縦型洗濯機のみを効率よく探すことができます。
また買い替え前と買い替え後で洗濯機のサイズが大きくなる場合は、改めて寸法を調べておきましょう。
搬入経路のスペースを確保する
洗濯機を搬入する経路も確認が必要です。洗濯機の寸法が問題なかったとしても、搬入経路が狭い場合は、設置場所に辿りつかなくなってしまいます。
洗濯機本体の寸法に加えて10cmの余裕を確保しておけるよう、あらかじめ確認しておきましょう。
家の構造が複雑な場合で搬入できるか難しいと判断した場合、業者に下見に来てもらうと面倒な事態を避けられます。
別途料金が発生するケースもある
洗濯機を買い替えると、古い洗濯機を引き取ってもらい、新しい洗濯機を設置してもらうという流れになります。
洗濯機の設置料金は3,000円が相場ですが、土日だと10,000円という高めの価格設定をおこなう業者も存在します。古い洗濯機の回収はリサイクルと収集運搬費用として、3,000円から5,000円の料金がかかります。
戸建ての階数や排水口の位置によっても、追加で料金が発生します。洗濯機本体のみの金額だけでなく、総額でいくらになるのかを購入する前に判明させておきましょう。
洗濯機を価格が低い時期に買い替えて生活を充実させよう
今回は洗濯機を買い替えるのに価格が低い時期についておもにご紹介しました。
価格が低い時期だけを気にするのではなく、縦型とドラム型の違いや、新しく購入する際の注意点も合わせておきましょう。
洗濯機を価格が低い時期に買い替えることで、快適な毎日を過ごしてくださいね!
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