ヒロキューの人気商品『POKE BAIT（ポケベイト）』をレビュー！新しくなった万能エサの評判は？実践してみます

これが新しいポケベイトファミリー。定番の「ポケベイト」に加えてオキアミ、イソメ、ミミズなど、魚にあわせたフレーバー違いも加わっています。それぞれ見ていきましょう。

こちらがオリジナルの「POKE BAIT（ポケベイト）」。ソフトタイプの万能釣り餌で、指で簡単にちぎれるから様々な仕掛けに対応が可能です。

1つ持っておくととても重宝しますよ。また、初代のフレーバーに改良を重ね、さらに使いやすさにこだわった商品に仕上がっています。

こちらはあらゆる魚が大好きなオキアミ配合タイプ。対象魚を選ばないので汎用性が高く、海釣りをするなら最初に用意したいアイテムだ。

手に付きにくく通常のオキアミ釣りのようにエサを入れ替える必要もありません。

こちらはイソメ配合タイプ。イソメ、ゴカイエサを苦手にしている人は多いけど、これなら安心して使える。サイズ的にも市販の仕掛けとマッチさせやすいのも魅力。

淡水魚狙いならこのミミズ配合タイプがおすすめ。

ミミズはいわゆる活き餌として売られているので扱いがちょっと大変だけど、これなら気にせず持ち歩ける。道具入れに忍ばせておけば意外な場面で役立つかも！？

非常に蒸し暑い6月某日、いつものように取材を終え、ちょっと時間に余裕があったので立ち寄ったのはとある漁港。今回は土曜日ということもあって、メインの釣り場は大混雑。

ところがテトラ帯の際の浅場はあまり人気がないのか空いていたので、まずはそこで釣りをしてみようとロッドを準備。

今回のタックルはアジングロッドに小型スピニングリール、ラインは3lbの通しを使う。ライトロッドに小型スピニングリールの組み合わせはアジ・メバルなどの小魚にはぴったり！

夏場なのでラインはもう少し太い4～5lbでも良いかもしれません。

まずは海中の様子を手っ取り早く探りたいので、ルアー的な要素も考慮しつつ、ジグヘッドをセットする。ポケベイトはやや短めに指でちぎってまっすぐになるように針に差す。ジグヘッドを使う場合はまっすぐにするのがコツで、バランスが悪いとすぐにクルクルと回転してしまう。そうなるとジグヘッド最大のメリットである、海中を安定した姿勢で引いてくることができないので注意していただきたい。

準備ができたら第一投。着水してボトムを取ってからゆっくり海中を漂わせるように引いてみると、すぐにたくさんの小魚がアタックしてくる。極小ジグヘッドよりもさらに小さい口でやんややんや追ってくるから見ていて楽しい。

さて、小さなエリアでいろいろ試し過ぎたので魚がちょっとスレてしまったが調査を再開。

ポケべイトの集魚性の高さが一投目から理解できたので安心してキャストを繰り返す。潮止まりということもあって、追ってはくるが口を使う魚が極端に少なく、思わぬ苦戦。

じっとじっくりポケベイトを見せて釣ろうということで、ダウンショットリグに変更。ボトムを取って放置、ボトムを取って放置を繰り返す戦法に変えることにした。

活性が下がっている魚に対して、ポケベイトが持っている「エサ」としての魅力で勝負する。ボトムではアクションをさせず、放置するのみ。ここでもフレーバーのローテーションを繰り返すと、明確なコツン！という反応。

すかさず合わせると、小気味よい引きで小さめのフグをゲット。

再度、投下。ポケベイトの魅力を信じて待っていると……

小ぶりだがお魚ゲット。

ちなみに、新しいポケベイトは本当に針付けしやすくなった。前のポケベイトはセットするのに少しコツが必要だったが、こちらはそれがまったくなく、あらゆる針付け方法をしても大丈夫でした。

縫い刺し、チョン掛け等のオーソドックスな針付けはすべてできるので、フカセ釣り等のコマセ釣りにも対応が可能。エサ取り対策や魚の目先を変えたいときなど、思い切って釣り方を変えることもできるので、様々な可能性があると感じさせてくれた。

針付けに関して、身は柔らかいが、一定の張りがあるので、キャストを繰り返してもポケベイトは簡単には外れません。今回はウルトラライトタックルだったので、重いオモリを使うことは無かったが、ちょい投げぐらいなら十分に投げ釣りにも対応できる商品でしょう。

今回は残念ながら時間切れでこれにて終了になったが、筆者のようにちょっと釣りがしたい人や、午前・午後だの時間だけ竿が出したい人などにとって『POKE BAIT（ポケベイト）』はピッタリの商品。

餌の入手から始まる釣りは時間的にちょっとしんどいですが、このニューポケベイトがあれば、そのまま釣り場に向かって仕掛けをセットするだけですぐに釣りが始められるのでとても魅力的です。

複数セットを持っておけば状況によってエサを変えられる点も高ポイントです！。

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