安全のために犬用シートベルトを利用しよう 車の窓から飛び降りる可能性も・・・
<実際にあった事故事例>
・急ブレーキを踏んだ時、犬がシートから落ちた、もしくは落ちそうになった
・車のドアを開けた瞬間、犬が車から降りて逃げそうになった
・運転中にあなたに愛犬が飛びついてきた
・後部座席に乗せたら飼い主のほうに来たくて、運転席のシートの下の隙間から足元にもぐりこんできた
もし、上記のような経験が一度でもあるなら、ぜひこの記事を参考に愛犬にあうシートベルトを見つけてください。事故にあって後悔するより、ちょっと手間だけどしっかりシートベルトなどを使い、車に固定してあげましょう。
首輪ではなく「ハーネス」に取り付けよう! 一生もののケガに繋がる可能性がある

出典:マイナビおすすめナビ

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首輪よりハーネスをオススメする理由は、ブレーキなどの時の衝撃が首だけにかかってしまうためです。
首に衝撃がかかると大きく2つの疾患のリスクがあります。
●気管虚脱
特に小型犬や短頭種は気管虚脱(気管支の狭窄によって症状のグレードがあります)になりやすい傾向があります。
●頸部椎間板ヘルニア
ヘルニアって腰だけなると思ってる方も多いのですが、実は首のヘルニアもあります。特に遺伝(軟骨異栄養犬種)によってヘルニアになりやすいダックス、コーギー、フレンチブル、トイプードルなどと暮らしている飼い主さんは要注意です。
ハーネスにシートベルトを付けたから絶対にならない!というわけではありません。ただ、体の1点に負荷がかかるより分散されるハーネスのほうが負荷のかかり方は少なくなります。
犬用シートベルトの選び方 どのつけ方が良い?犬がすごしやすいシートベルトの長さとは
犬用シートベルトの選び方は下記になります。
【1】車への取り付け方は「バックル装着」と「ヘッドレスト装着」
【2】安全ですごしやすい長さのシートベルトを選ぼう
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】車への取り付け方は「バックル装着」と「ヘッドレスト装着」

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助手席に乗せる場合はバックル装着タイプ、後部座席に乗せたり後部座席の足元に犬を乗せているならヘッドレストタイプがおすすめです。
なお、バックル装着タイプを使う際にシートの上で動き回ってしまう子は、犬の足元にひもの部分があるため足に絡みやすくなります。また、バックル装着タイプは車種によっては差込口と金具があわないということもあるようです。
上記に当てはまる場合、ヘッドレス装着タイプを選ぶのが無難かもしれません。
【2】安全ですごしやすい長さのシートベルトを選ぼう

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愛犬の体格にもよるため、一概に何cmがいいという基準はないものの、装着したときに犬が伏せたり、方向転換ができる長さに調整してあげてください。長いほうが自由にできていいと思うかもしれませんが、長すぎると事故になった際、シートベルトとしての働きをまったくしない可能性も。
参考までに、我が家の愛犬(2.6キロのチワワ)はバックル装着タイプのシートベルトを使用しており、ベルトの長さは33cmでした。
犬用シートベルトランキングTOP10 装着の仕方別にプロが厳選!
ここからは、犬用シートベルトのおすすめ商品をタイプ別に紹介していきます。すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼バックル装着
▼ヘッドレスト装着
▼2WAY・3WAYタイプ
▼バックル装着 助手席に乗せるならコレ!

骨柄がかわいく、デニム生地なのがおしゃれ。犬のシートベルトは単色のものが多いので、こちらはなかなか珍しいと思います。あまり派手な色味のものは使いたくないけど真っ黒はイヤ! という飼い主さんにおすすめです。

しっかりとした作りのシートベルトです。一部、伸縮性があるので発信時などのちょっとした衝撃を緩和してくれます。
シンプルイズベスト!落ち着いた色味の黒なので、どんな車にも合うのではないでしょうか。あまりカラフルなものが苦手……という飼い主さんにおすすめです。

こちらは車のシートベルトに装着してつかうタイプの金具です。車にもともとついているシートベルトを使用するので、バックルタイプにありがちな車種によっては金具が使えないということもないと思われます。

金具だけでいい!という方はこちら。使用しているリードを金具に引っかけて使うタイプです。リードを金具につけるのにややコツがいりますが、普段使っているリードを使用できるのはいいと思います。

うちの子にシートベルト使えるかな? 嚙み切ったりしないかな? と使ってみたいけど迷っている方には手を出しやすい価格なので、とりあえず試してみたい方におすすめです。
安いのに色柄も豊富にそろっているため、愛犬のイメージカラーとお揃いにできるかもしれませんね。
▼ヘッドレスト装着 後部座席に乗せたり、後部座席の足元に乗せるならコレ!

ヘッドレスにつけるときにバックルを使用しているのですが、こちらの商品にはバックルにロック機能が付いています。少しでも安全と安心の保険が欲しいという方にはおすすめです。
リードの部分に伸縮性があるため、衝撃を少し逃がしてくれるというのもうれしいですね。

柄がついていてかわいいのが欲しい方はこちら!
シンプルな柄なしのものが多いシートベルトですが、こちらは肉球柄がついています。愛犬に似合う色、普段お使いのハーネスに似合うものを選んでもいいかなと思います。

デニム風のヒモなので性別を問わず使えそうなアイテムです。ヘッドレストにつける際のバックルは、もちろん外れにくいカーブ形状になっています。真っ黒はイヤだけど、あまり派手な色のシートベルトも……、という飼い主さんにはピッタリだと思います。
▼2WAY・3WAYタイプ 助手席・後部座席どちらにも乗せるならコレ!

バックル・ヘッドレス両方に対応していて、愛犬に合わせて使用が可能です。お散歩リードとしても使えるようになっていますが、ヒモが太く、持ち手になる部分にシートベルト用の金具がついているため、小型犬には重いと思います。
色も豊富で愛犬のイメージカラーに合わせたり、車のシートに合わせたりも可能。ヘッドレスに装着する際に使用するバックルは、カーブが付いている方が外れにくくなっていて安心です。

ハーネスとセットになっているシートベルト。愛犬の体に合わせたサイズを選ぶ必要がありますが、普段は首輪を使ってるという場合、車用にこちらのハーネスを使用するのもいいのではないでしょうか。
シートベルトとして使うことを想定してあるので、胸の部分の布の面が普通のベストタイプのハーネスよりやや長めに作られています。また、胸のあたり全体を包みこむため、発進時の衝撃なども分散してくれそうです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキング 犬用シートベルトの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での犬用シートベルトの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
犬とのドライブに関するQ&A 法律や使う時の注意点をチェック!
ここからは犬のシートベルトに関する疑問や知っておきたい知識を解説していきます。犬の心理栄養カウンセラーの三苫恵理子さんのアドバイスをもとに愛犬とのドライブを楽しんでください!
犬もシートベルトをしてないと捕まる?法律は?

現在の法律で犬にシートベルトの着用義務はありません。しかし、愛する家族の命を守るためにシートベルトなどを使ってほしいと思っています。実際、私も信号待ちで停車した際、後ろから追突され、ケガをしました。犬たちが車に乗っていなくて本当に良かったと思ったものです。
ただし、犬が窓から顔を出す、犬を膝にのせて運転することは避けましょう。道路交通法55条2項に違反する可能性が高く、取り締まりを受ける場合があります。
犬用シートベルトを使うときの注意点は?

日々使用しているとどうしても傷んでしまうもの。特にものをかじってしまう癖のある子などは、シートベルトのヒモを噛んでしまう場合があります。万が一の時に備える道具になるので、定期的にほつれがないかなどの点検をしてください。
なお、シートベルトを車内に置きっぱなしにする場合、夏は金属部分が思った以上に熱くなっていることがあるので、注意しましょう。
犬が車酔いをしたときの対処法は?

酔って吐いてしまうことが多い子は、吐く前によだれがダラダラと沢山出ることがあります。そうなったら、いったん車を停めて休憩する、運転中も少しだけ窓を開け外の空気が吸えるようにしましょう。
なお、車に乗るとき胃にしっかりと食べ物が入っていると酔って吐きやすい傾向があります。車に乗る予定があるのであれば、最低でも車に乗る1~2時間前には食事を済ませておきましょう。
あまりにひどい場合は、動物病院に相談して酔い止め薬を処方してもらうという方法もありますよ。
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ノーリードの状態を作らない 愛犬の命を守れるのは飼い主だけ
犬は法律では物として扱われるため、一緒に車に乗っていたとしても人のようにシートベルトの着用義務はありません。ですが、大切な愛犬の命を守れるのは飼い主であるあなただけ。どうか、愛犬の命を守る行動をお願いします。
また、もともとつけていたリードを外す場合、シートベルトと犬を繋いでからリードを外し、ノーリードの状態が起こらないようにしてください。車でのお出かけは犬たちもウキウキします。ノーリードの状態だと、車から飛び降りてしまうことがあることを覚えておきましょう。
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