「タブレットチョコレート」のおすすめ商品の比較一覧表
タブレットチョコレートとは? 自分へのごほうびや贈り物にも!
お菓子研究家
スーパーやコンビニエンスストアで販売されている板チョコレートとは差別化し、チョコレート専門店による板チョコレートは、「タブレットチョコレート」や「タブレットショコラ」など呼び名を変えて浸透してきています。
価格は一般的な板チョコレートの数倍になり、気軽なおやつというよりは自分へのごほうびや贈り物として食べられることが多いですね。
チョコレートは高い技術と経験を要する分野なので、優秀なブランドはどの商品でもレベルが高く美味しいです。
そしてその中で、カカオ分や、カカオの産地、フレーバーなどを選択するのが良いでしょう。プレゼント用に選ぶときにはパッケージデザインやラッピングもチェックしてみましょう。
タブレットチョコレートの選び方 お菓子研究家・下園昌江さんに聞く
お菓子研究家・下園昌江さんに、タブレットチョコレートを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
チョコレートの味を左右するカカオ豆で選択
お菓子研究家
チョコレートの原材料であるカカオ豆。このカカオ豆の品種や産地、含有量でチョコレートの味は大きく変わります。
一般的にはカカオ分の含有量が多ければ多いほどカカオの風味を強く感じますが同時に苦味も強く感じられます。そのため購入する前には必ずカカオ分をチェックしておくとよいでしょう。
また最近ではカカオ豆の産地別のチョコレートを展開しているブランドもあるので、産地を選ぶのも一つの基準です。
ただし、どこの産地がどんな味なのか? まで熟知している方はまれなので、よく紹介文を読んでから購入するか、実際複数の産地のものを取り寄せて食べ比べて自分好みの産地を見つけるのも楽しいです。
カカオ豆本来の味を活かしたものか、フレーバーを楽しむものか?
お菓子研究家
シンプルにカカオ豆と砂糖で作るカカオ本来の味を活かしたチョコレートもあれば、それに副材料(ナッツやフルーツ、スパイスなど)を加えたアレンジタイプのチョコレートもあったりと、さまざまな種類の商品があります。
どちらもそれぞれの美味しさがありますが、前者はストレートにカカオ豆の風味を楽しみたいとき、後者は遊び心を持ちながら気軽にチョコレートを味わいときにおすすめです。
パッケージデザインで選ぶ
お菓子研究家
カカオ豆や産地、と言われても結局食べてみないと分からない……! という方はパッケージで選んでみるのも一つの手です。
チョコレートは嗜好品なのでブランド色が強い食品でもあり、ブランドとして味だけではなくもちろんデザインでも統一感ある方向性を打ち出しています。
もしそのデザインに魅力を感じたなら、いわゆるジャケ買いというものですが、トライする価値があるかもしれません。
タブレットチョコレート11選 お菓子研究家と編集部で厳選
うえで紹介したの選び方のポイントをふまえて、お菓子研究家・下園昌江さんと編集部でそれぞれ選んだおすすめ商品を紹介します。

イタリアならではの素材使いに個性が光る
ヴェストリはイタリア発のチョコレートブランドです。
特徴的なのは、自社農園のカカオ豆を栽培することからチョコレート製品を作り出すまでを一貫して行なっていることです。化学薬品や農薬を使わず、納得できるカカオ豆のみを使用したチョコレートには作り手のこだわりを感じます。
8種類あるタブレットチョコレートのなかでももっともイタリアらしく、そして個性的なのがこのグストーゾ。ホワイトチョコレートをベースにヘーゼルナッツペースト、ピスタチオペーストを練りこみ、さらにピスタチオとレーズンを散りばめた1枚です。
ピスタチオはイタリアのシチリア産のものを使用しているため、まろやかで、風味よく贅沢な味わい。ところどころにあるレーズンの酸味がアクセントになり、食べ飽きないおいしさです。


良質な素材で作る伝統的なチョコレート
フランスの老舗チョコレートメーカー、ヴェイス。1882年に創業者ユジエーヌ・ヴェイスがサン・テティエンヌという町に店を構えたところからその歴史がはじまりました。
厳選したカカオ豆をガスでじっくり焙煎するという伝統的な製法で、現在もそれを守っています。カカオ豆はもちろん、チョコレートに使用するバニラやナッツなどにも高品質な素材を使用。そのおいしさからたくさんのファンがいます。
ノワール・マンディアンは、カカオ分64%のチョコレートにアーモンドやヘーゼルナッツ、ピスタチオ、レーズンなどを合わせたタブレットチョコレートで、ナッツの香ばしさとレーズンの芳醇な香りを楽しめる贅沢な1枚です。ウイスキーやブランデーなどのお酒に合わせてもおいしいですよ。

ヴァローナ『タブレット・カライブ』

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする タブレットチョコレートの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのタブレットチョコレートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのチョコレートのおすすめはこちら
管理栄養士・横川仁美さん監修のもと、オーガニックチョコレート選びのポイントとおすすめの商品を厳選! 砂糖不使用のものやハイカカオのものなど、種類別に紹介します。また、オーガニック認証を取得した商品やフェアトレードのものなども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。記事の後半には、Yaho...
口さみしいときやおやつに食べたり、お菓子づくりに使ったりと多くの人に愛されている板チョコ。たくさんの種類がありますが、「昔からこの板チョコしか食べていない」って人も多いはず。板チョコは味や香り、食感などがメーカーによっても異なります。この記事では、1級フードアナリストの里井真由美さんへの取材を...
バレンタインデー、ホワイトデー、クリスマスなどをはじめ、チョコレートを口にする機会は数多く。限定販売のフレーバーや期間限定のパッケージ、さらに新商品と、どれにしようか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで、チョコレートに精通するレビューブロガーsakko*さんに聞いた、とっておきのお取り寄せ...
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
幼少の頃からお菓子作りが好きで、大学卒業後菓子店で修業すると同時に国内外のお菓子を食べ歩き、次第にフランスの素朴な地方菓子や伝統的なお菓子に惹かれるようになる。 現在はそんなフランス菓子の素朴な魅力を伝えるべく実習形式のお菓子教室や食のイベントを主宰する他、メディアでの情報発信を行っている。 共著書『フランスの素朴な地方菓子』(マイナビ出版)では118のフランス地方菓子の歴史や由来を紹介している。