ビルトイン式食洗機のメリットとは? 後付けは可能?
ビルトイン型の食器洗い乾燥機は、キッチンの下のスペースに設置するタイプ。たくさんの食器を入れることができるのが魅力です。据え置きタイプのように置き場所を取ることもないので、キッチンをすっきりさせることができます。
ビルトイン食洗機はシステムキッチンに格納されるため、稼働音を抑えられるのもメリットです。
しかし、設置工事が必要になるため、新築で家を建てる際やリフォーム時などにおすすめです。後付けできる場合もあるので、設置する際は確認してみましょう。
ビルトイン式食洗機の選び方
ここからは、ビルトイン式食洗機を選ぶ際のポイントを解説していきます。後悔のない買い物ができるようにしっかり確認しておきましょう。
【1】扉のタイプは2種類!家族世帯はフロントオープンがおすすめ
ビルトイン式食洗機のドアタイプは「フロントオープン」と「スライドオープン」の2種類です。一度に入れられる点数やサイズに違いのあるのでぜひチェックしてみてください。
フロントオープンタイプ|一度にたくさん洗える
扉を手間に倒して、カゴをスライドさせるのがフロントオープンタイプ。一般的には海外メーカーのモデルでよく見られますが、国内メーカーだと唯一リンナイから販売されています。
上下2段のカゴは出し入れがしやすい開放的な構造になっているので、鍋やフライパンなどの大きな調理器具もストレスなく配置することが可能。4人以上の家族世帯なら一度でたくさん洗えるフロントオープンタイプがおすすめですよ。
スライドオープンタイプ|食器の出し入れがラク
スライドオープンタイプは、扉を手前に引いてそのままスライドさせる引き出しタイプのこと。国内メーカーのモデルだと、こちらのタイプが主流になります。かがむ必要はなく、立った状態で食器を入れられる点がメリットです。
ボックスタイプになっており、上からお皿や調理器具を配置する構造です。底が深い「ディープモデル」と通常の「ミドルモデル」に分かれ、大きめの鍋やフライパンを洗うには深めのディープモデルがおすすめです。フロントオープンタイプに比べると、洗える食器の点数はやや少なくなってしまいます。
【2】「機能」や「コース」も確認しよう!
「洗浄」や「乾燥」機能以外にも、さまざまな機能やコースが搭載された食器洗い乾燥機があります。
たとえば、早く洗浄してくれる「スピーディー洗い」や、油汚れなどをしっかり洗浄してくれる「強力洗い」や「念入り洗い」、汚れのレベルで調整できるコースなども。
また、タイマー機能が付いていれば、外出時や寝ている間などに食器洗い乾燥機を使うこともできます。自分にとって使いやすい機能やコースを見極めて選びましょう。
【3】静音性にも注目
食器洗い乾燥機を賃貸物件で使用する方は、どのくらいの運転音なのか気になる方もいるでしょう。食器洗い洗浄機の騒音レベルは卓上食洗機、ビルトイン食洗機ともに40dB前後。図書館や静かな住宅地など、人との会話に支障をきたさないレベルです。近年の食器洗い乾燥機は防音・防振部品を採用した静音性の高い製品も展開しています。
しかし、数値だけでは運転音を想像できない人は、気になるモデルの口コミをチェックしてみるとよいでしょう。
ビルトイン式食洗機のおすすめ10選
ここまでご紹介したビルトイン式食洗機のメリットや選ぶポイントを踏まえて、おすすめ製品を紹介します。
隅から隅までしっかり洗浄・除菌
AIエコナビを搭載したモデル。室温、食器量、汚れの3つのセンサーが、状態を瞬時に察知し、最適なパターンで運転してくれるので、食器を入れてスタートボタンを押すだけで、簡単にエコで経済的な食器洗いができます。
扉をコンコンと2回ノックするだけで、自動で扉が開くので、手が汚れていてもラクラクオープン。中に食器が入っていても問題なしです。
たった9Lで、たっぷり約40点が洗える
奥行き65cmで、今使っているものからの交換に人気のミドルタイプ食器洗い乾燥機。食器ならたっぷり5人分の約40点、直径24cm以下の大皿なら5枚と、大き目のものからコンパクトなカトラリーまで、家族の食器洗いに頼れる一台です。
エコナビ運転では、1回の洗浄にかかる水量はわずか約7.5L。エコナビなしでも約9Lと節水でき、エコで経済的ですね。
家族8人分がたっぷり洗える
フロントオープンタイプで、見た目にも美しい化粧パネル対応型の食器洗い乾燥機。上下2段になっているかごには、なんと家族8人分、約56点ものアイテムが収容できます。かごの上部と下部にそれぞれノズルがあり、2つのノズルとポンプの力で強力に洗浄してくれます。
フロントパネルはわかりやすいインターフェイスで、残り時間もしっかり表示されるので、操作性も高く、便利ですね。
シンプルデザインで使い勝手も良好
キッチンに溶け込む、シンプルですっきりとしたデザインのベーシックな食器洗い乾燥機。ミドルタイプで、家族5人分の食器を一度に洗浄・除菌することができます。50度以上の高温・高圧水流でしつこい油汚れや、落ちにくかった隅々までしっかり洗えます。
洗うだけで除菌までできてしまうので、一石二鳥です。手洗いよりも断然節水でき、圧倒的に効率的です。
2つのノズルで強力洗浄
50度以上の高温・高圧で汚れを一気に押し上げるノズルと、高速回転で勢いよく噴射する2つのノズルで、しつこい汚れもしっかり洗浄してくれるパワフルなミドル型食器洗い乾燥機。中のラックは左右にスライドできるので、下段のものも取り出しやすく、便利です。
軽い汚れやつけ置き、水洗い後にはスピーディーコース、油汚れが気になるものは強力コースなど、汚れや量によって選べるコースが豊富にそろっています。
液体洗剤自動投入であとはお任せ
業界初の、液体洗剤自動投入機能を搭載した食器洗い乾燥機。洗剤タンクに洗剤を入れておけば、食器を入れたら、食器量や汚れに応じて自動で調整してスタートしてくれます。面倒な洗剤の量計算や、すすぎ回数、コースの設定などもすべて不要です。
高温・高圧でしっかり洗浄し、ナノイーXの力で除菌までできちゃいます。手も汚さず、時短で家事楽を実現できますよ。
洗ってすすぎで、99%以上しっかり除菌
既存の食洗機からの乗り換えにおすすめのミドルタイプのビルトイン食器洗い乾燥機。イージーアジャスト機構により、上・前後方向の本体位置調整がしやすくなったので、施工性がアップしました。ミドルタイプなのに、約40点と家族5人分の洗い物もしっかり洗浄できます。
洗うと同時に除菌もできるので、カビが気になる季節にもピカピカ清潔で安心です。洗うだけで節水できるエコなモデルです。
大物のフライパンや深型お鍋もピカピカに
6人用の食器や、大き目のフライパン、油が気になるお鍋も隅々までスッキリ洗える深型の食器洗い乾燥機。低温・少量・標準・強力・予約・乾燥の6コースから選べ、手洗いよりも断然節水できます。大容量で一気に洗い上げるので、パーティーの片付けもラクラクです。
カラーはブラックとシルバーから選べ、シンプルでスッキリとしたデザインです。
食器もカップもたっぷり入る
伸びるノイズで、食器の隅々まで綺麗に洗えるプルオープン型の食器洗い乾燥機。しつこい油汚れや食べかすも、ノズル噴射でしっかり洗浄し、お皿をピカピカにしてくれます。洗浄後は、ヒーター間欠通電と、ファン強制排気乾燥で乾燥させてくれるので、お皿を拭く手間もありません。
予約タイマーを使えば、4時間後の運転開始予約ができるので、家族みんなが寝静まった夜中に食器を洗っておくことができますよ。
図書館と同レベルの高い静音性
なんと大容量12人分、84点と家族の1日分の食器が一度で洗える食器洗い乾燥機。運転音はわずか42dBと、まるで図書館にいるかのような静かさが特徴です。予洗いなしでもしっかり洗え、薄いグラスや低温洗浄向きのプラスチック製品など、洗うものの特徴に合わせた豊富なコースが備わっています。
引き出しが自動で止まる安全ストッパーや、運転中に誤って開けてしまった場合には自動停止になるなど、安全性に配慮した仕様になっています。
「食器洗い乾燥機」のおすすめ商品の比較一覧表
【ランキング】通販サイトの最新人気! 食器洗い乾燥機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での食器洗い乾燥機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
洗剤を使用せずに使ってもよい?

専用洗剤を必ず使ってください。お湯だけでは十分に洗浄できないため、酵素配合の食洗機専用洗剤を使いましょう。
食洗機用専用洗剤ならなんでもよい?

「食器洗い乾燥機用」と記された洗剤であればどれをつかってもかまいません。ただし、成分表示がないもの、酵素成分が含まれないものは、洗浄性能が発揮できない場合があります。
食洗機で洗えないものはある?

主にデリケートな素材やおしゃれなデザインのもの、小さくて軽いものなどは食洗機で洗えないことが多いです。
たとえば、漆器や高級ガラス食器、プラスチック容器やアルミや銅製などのものです。たいていの食器には食洗機が対応かどうか記載があるので、チェックしましょう。
【関連記事】食洗まわりの記事はこちら
余裕あるスケジュールで取り付けを依頼しよう!
この記事では、ビルトイン式食洗機の選び方とおすすめ商品をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ビルトイン式食洗機は基本的に工事が必要になります。その点を念頭に置き、余裕のあるスケジュールで業者に依頼しましょう。設置場所によっては、取り付けができないこともあるので、事前に業者に連絡して確認しておくことで、スムーズな設置作業ができますよ。
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「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」を担当。シンプルでミニマルなガジェットには目がなく、つい散財してしまう。とくに、白無地のガジェットが大好物。ひそかに、折りたたみ式のスマートフォンへの乗り換えを計画中。