安いプロジェクターはちゃんと使える?
映画好きの人なら誰もが一度は憧れるホームシアター。ただし、プロジェクターにスクリーン、スピーカーを揃えるとなれば費用もかさんでしまいます。そんな時に、まずは手ごろな価格で購入できる安いプロジェクターを探している人もいるでしょう。とはいえ、「安いプロジェクターは大丈夫?使えるの?」と不安になりますよね。
安いプロジェクターはシンプルなデザイン・機能に特徴があります。最新モデルのプロジェクターだと、フルHDや4Kの解像度に対応しているもの、自動補正など充実した機能が搭載されているモデルもあります。
デザインや機能にはこだわりがなく、「とりあえず、プロジェクターを使って映像が見たい!」そんな人のために、低価格・コスパ最強の一台を紹介します。
高価なプロジェクターとの違いは?
高価格帯のプロジェクターと安いモデルとの違いは、「映像表現力」にあります。高価格帯のプロジェクターは、「解像度」や「明るさ」といった仕様だけでなく、高コントラストで、映像により没入感をもたらし、細部までリアルに再現できる能力が高価格帯のモデルには多く見られます。
例えば、4K放送やUltra HD Blu-rayなどで使用される「HDR(ハイダイナミックレンジ)」規格への対応や、前後のフレームを比較して中間フレームを自動生成する「フレーム補間」などの機能もあります。
また、ノイズ低減機能や高度な画質調整機能など、高画質を重視する上位モデルには、さらに多くの機能が備わっています。
安いホームプロジェクターの選び方
ここからは、安いホームプロジェクターの選び方のポイントを3つご紹介します。
【1】「投影サイズ」と「投写距離」
【2】明るさ(ルーメン)
【3】接続方法
それぞれ詳しく解説しているので参考にしてみてください。
【1】「投影距離」をイメージする
大画面で投影するのでプロジェクターを選ぶ際には必ず「投射距離」の確認が必要になります。投影距離とは、スクリーンや壁などの投影画面からプロジェクターのレンズまでの距離のこと。特定の画面サイズを映すのにどの程度の距離が必要かの基準となります。
製品によっても誤差はありますが、大体100インチサイズの映像を投影する場合に、2~3mの距離が必要になります。必要な距離が確保できるだけのスペースが部屋にあるのかも購入前にチェックしておきましょう。
【2】明るさ(ルーメン)をチェックしよう!
プロジェクターの明るさは、「ルーメン」という単位で表します。明るければ明るいほうがいいというわけではなく、価格が高いモデルのほうが明るいとうわけではありません。使用方法や使用環境に合わせて、適切な明るさを選んでくださいね。
【3】機器の端子に接続できるか確認する!
プロジェクターへの接続はD-sub15ピンケーブルやHDMIケーブルで繋げるのが主流となっていますが、Bluetoothやtype-Cで接続するモデルも存在します。接続方法を確認すると同時に、ケーブルの長さが十分に足りているかも予め確認しておくと安心です。
プロジェクターのおすすめメーカー 各社の特徴をまとめてチェック
数多くのメーカーがしのぎをけずるホームプロジェクター市場。人気があるメーカーの特徴を見ておきましょう。
エプソン(EPSON)|トータルバランスにすぐれた主要メーカー
エプソンは、とくにビジネス用でシェアが高いメーカー。プレゼンテーションや会議で使いやすい機能を備えていることで定評があり、短焦点モデルや壁掛け対応モデルなど、とても幅広いラインナップがあります。家庭用のプロジェクターでも、使用目的や予算に応じてさまざまな製品から選ぶことができます。画質もよく、便利な機能を多数搭載するなど、トータルバランスにすぐれているのが特徴です。
エイサー(Acer)|価格と性能のバランスがいい
ノートPCなどで知られるエイサーは、携帯モデルから家庭用、ビジネス用まで幅広いプロジェクターをラインナップしています。比較的低価格なモデルでもしっかりした性能、機能を備えていて、コストパフォーマンスがよいこともエイサー製品の特徴です。内容に応じて表示を変更するゲームモードを備えたゲーマー向けのプロジェクターも人気を集めています。
アンカー(ANKER)|小型・ポータブルモデルに注目
モバイルバッテリーや充電器で有名なアンカーは、「Nebula」というブランドでコンパクトなモバイル型のプロジェクターを展開しています。Android TV搭載モデルや360度スピーカー内蔵モデル、さらにはスターウォーズのR2-D2のデザインが施されたモデルなどのバリエーションがある「Nebula Capsule」は、350ml缶のようなポップなデザインも人気を集めています。
安いホームプロジェクターのおすすめ10選
ここからは、安いホームプロジェクターのおすすめ商品をご紹介します。
約75インチサイズの映像を楽しめる
LED照明一体型プロジェクター。ライトを交換するだけで、プロジェクターが楽しめます。天井につけるので掃除の時に片付ける必要もなく、小さなお子様がいても触れないので安心ですね。使用シーンごとに調節できるLEDライトは、調光(10段階)・調色(11段階)で調整できるので、リビングや寝室など場所を選びません。
天井にある照明用の引掛けシーリングで簡単に取り付けが可能です。
充実した補正機能で誰でも簡単に使える
ハイビジョン液晶パネル搭載。WXGA(リアル720p)の解像度で、美しい風景や人の肌の美しさなど、ディテールを立体感豊かに再現。色再現性の高い3LCDと3,700lmの明るさで、部屋の照明を落とさずに細部まで鮮明に映し出された映像を楽しむことができます。タテ自動台形補正、ヨコスライダー補正に加え、タテレンズシフトであと少しの調整も可能です。
HDMI®はもちろん、アナログ端子も装備。様々な機器をつないで簡単、快適に使えます。
最大100インチの鮮明な映像
天井や壁など自宅の好きな場所でお気に入りの映画やゲーム、音楽など様々なコンテンツを最大100インチの大画面で楽しめるホームプロジェクター。DLPの先進的なIntelliBrightアルゴリズムで驚くほどの明瞭さで鮮やかな映像を映し出してくれます。一度の充電で約4時間ビデオ再生が可能です。1本の映画を充電を気にすることなく使用可能。
音楽再生も30時間、思う存分楽しめます。レシピ動画を見ながら調理もできるので便利ですね。
明るい部屋でもくっきり鮮明に
オフィスにぴったりのビジネスプロジェクター。明るさ3300lm~4000lmと16,000:1のコントラスト比で、部屋が明るいままで映像をくっきりと鮮やかに投写することが可能。照明を消したり、ブラインドを閉めずにプロジェクターを使用できるので、会議を中断することなく、すぐにプロジェクターが利用できます。
カラーを明るくきれいに映し出す3LCD方式で、Full HDモデルや表や図面などを高精細・広範囲で投写できます。
打ち合わせ場所を選ばないコンパクトタイプ
ビジネスのスタンダードモデル。照明を消したり、ブラインドを閉めなくても、投写画面が見えます。3LCD方式は、全白の明るさに比べて、カラーの明るさが低くなる他の主要方式に比べて、最大3倍の明るさを実現しています。また、カラーが明るい3LCD方式のプロジェクターの色域は、他の主要方式と比較すると最大3倍広範囲となり、より正確な色を再現してくれます。
コンパクトサイズで、軽いので、使用したい場所までラクラク持ち運ぶことが可能。会議中も置き場所に困りません。
インテリアの一部になるスタイリッシュさ
さすがアラジン。プロジェクターのデザインもそう来たかというインテリア性に脱帽です。リモコンもオブジェのように美しく、隠すのではなく、見せたくなるデザインが特徴です。プロジェクターとしてだけでなく、 スマートライトとしても活躍し、音楽に合わせて光を演出するサウンドモードや、 光のリズムに合わせて呼吸することで入眠効果を促すスリープモードなど、5つのモードが気分やシチュエーションに合わせた光で、空間を美しく彩ってくれます。
画面サイズは、最大100インチ。スマートフォンやタブレットのブルーライトとは違う、 目に優しい反射光は睡眠前にもおすすめです。
ワイヤレスで、気軽に投写
4,500ルーメンの高輝度設計で、日中の室内でもクリアで鮮やかな映像を投写できるプロジェクター。3Dコンテンツを楽しみたい時は、メニューをワンボタンで切り替えるだけ。Acer ColorBoost 3Dテクノロジーがオリジナルのままの自然な色味を再現できます。内蔵の3Wスピーカーが迫力のあるサウンドを再現。まるで映画館にいるような臨場感のある空間が目の前に広がります。
目の負担を軽減するブルーライトシールド機能に対応。3つのフィルターレベルを選択可能で、最大30%までカットできます。
最大150インチ。迫力の大画面を自宅で楽しめる
自宅で手軽に映画館気分が味わえるDVDプロジェクター。ゲーム機やビデオカメラ、パソコンなどの画面も投影して楽しむことができます。microSD・USBメモリー対応で、Bluetooth対応のスピーカーやイヤホンに音声出力が可能です。これだけの性能で、このプライスは驚き。
便利な三脚&リモコン付属だから、自宅やオフィス、友人の家など、どこでも迫力の大画面が楽しめますよ。
GREEN HOUSE(グリーンハウス)『コンパクトプロジェクター(GH-PJTCGE-BK )』
最大150インチ、迫力の大画面で映画館気分
ゲーム機やビデオカメラ、パソコンなどの画面を投影して楽しめるコンパクトプロジェクター。最大150インチの大画面で、4200ルーメンの高輝度で映し出され、映像がハッキリ見えます。台形補正機能が搭載されており、上下方向に歪んだ映像を補正してくれます。持ち運び用のハンドル付属で、わずか1kgちょっとと軽量だから、どこへでも持ち運べます。
自宅やビジネスはもちろん、アウトドアにもぴったりなアイテムです。
エコモードで省電力。ビジネスにおすすめの一台
ビジネスの場での印象的なプレゼンや学校での授業など、観衆の前で使うにぴったりのプロジェクター。会議室や教室などの広い空間でも、16Wスピーカ内蔵なので、鮮やかな映像とともに部屋の後ろの方まで音声が届きます。同じ部屋でプロジェクターを複数台使用しているときなどに、プロジェクターごとに個別のコントロールID番号を設定することによって、1つのリモコンで個別の操作を行うことができます。
電源を切った後にすぐ電源プラグを抜けるクイックパワーオフ機能により、投写後の片付けがスピーディに行えます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホームプロジェクターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのホームプロジェクターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
安いホームプロジェクターに関するFAQ
ルーメンが小さいモデルは部屋が明るいと映らない?

安いプロジェクターには、ルーメンの小さいモデルが多く販売されている傾向はありますが、なかにはルーメンが大きいモデルも展開されており、昼間の明るい時間でも鮮明に投影が可能なものもあります。ただし、真っ暗な部屋で使用することを前提にしているならルーメンはそこまで気にする必要もないでしょう。
スクリーンがなくても投影はできるの?

スクリーンを使わずとも、壁に直接投影することは可能です。ただし、映像の画質が低下してしまうので、なるべくスクリーンを利用するのがおすすめです。
壊れにくいプロジェクターを見分けるためには?

安い価格で販売されているプロジェクターの中には、シンプルに設計されているあまりすぐに故障してしまうものもあります。壊れにくいプロジェクターを購入するためには、ECサイトでレビュー・口コミを確認しましょう。
安いプロジェクターに関連する記事のご紹介
手軽に自宅で臨場感ある映像を楽しめる!
本記事では、安いホームプロジェクターの選び方とおすすめ商品をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
安いホームプロジェクターとはいえ、ストレスを感じることなく、十分に作品を楽しむことができます。機能面はさほど気にせずに、とりあえずホームシアターを作りたい。そんな人はリーズナブルな価格で販売されているプロジェクターを購入してみてはいかがでしょうか。
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「家電・オーディオ」「パソコン・スマホ」「カメラ・ビデオカメラ」を担当。シンプルでミニマルなガジェットには目がなく、つい散在してしまう。とくに、白無地のガジェットが大好物。ひそかに、折りたたみ式のスマートフォンへ乗り換えを計画中。