安い電気ケトルっていくらくらい?機能面は?
電気ケトルといえば「お湯を沸かすだけ」というイメージを持っている人が多いかもしれません。ここ数年で発表されているモデルには細かな温度設定ができるものや自動電源オフ、空だき防止などさまざまな機能が搭載されています。
電気ケトルの価格帯は商品にもよりますが、だいたい3,000円~15,000円に設定されています。機能が充実している商品は価格帯も高く設定されているので、コスパの良い商品を購入するには使用用途や頻度に合ったものを選びましょう。
安い電気ケトルの選び方
安い電気ケトルの選び方をまとめました。ポイントは下記3点!
【1】沸かせる容量を確認
【2】沸騰時間をチェックしよう
【3】安全機能をチェック
それぞれ解説しているので参考にしてみてください。
【1】沸かせる容量を確認
電気ケトルの湯量は0.5Lから1.0Lまでが多くラインアップされています。下記を目安に最適なものを選びましょう。
必要な容量の目安
1人暮らしなら……500~800ml程度
ご家族2人なら……1~1.2L程度
大人数のご家族なら……1.5L程度
【2】沸騰時間をチェックしよう
電気ケトルの魅力は、短時間でお湯を沸かすことができるところ。沸騰にかかる時間も商品によって違いがあるので確認するようにしましょう。だいたい140ml(カップ一杯分)を約1分以内に沸騰させていることができるような商品であれば、不自由なく使うことができるでしょう。
より早くお湯を沸かすなら、消費電力の高さにも注目してみてください。一般に販売されている電気ケトルの消費電力は、400〜1,300Wです。1,200W以上の電気ケトルはお湯が早く沸く傾向にあるので、素早くお湯を沸かしたい方は1,200W以上の電気ケトルを購入してみてください。
ただし、あまり消費電力量の多いケトルだと他の電化製品との併用でブレーカーが落ちてしまう危険性があります。その点は注意してください。
【3】安全機能をチェック
手軽に使える便利な電気ケトルですが、沸騰したお湯を扱うことになります。あわただしい朝に手元が狂って落下させてしまう、なんてこともあるでしょう。そんなときのために、湯漏れ防止があると安全です。
電気ケトルの人気メーカー
ここからは、電気ケトルの人気メーカーをピックアップしてご紹介します。多くの人が愛用している定番の人気メーカーの商品なら安心して使えそうですね。
▼T-fal(ティファール)
ティファール(T-fal)はフランスの調理器具トップメーカーであるセブ社のグループ会社。圧力鍋、フライパン、アイロンなどを中心に多くの商品を手掛けるメーカーになります。
他のメーカーとの違いは何と言っても電気ケトルの種類の多さになります。シンプルなものからオシャレなデザイン、高性能モデルまで、さまざまなライフスタイルに合う商品展開がされているのが特徴的。自分にぴったりの電気ケトルがきっと見つかりますよ。
▼TIGER(タイガー魔法瓶)
コーヒーを淹れる時やカップ麺を食べたい時、お湯を沸かしてすぐに使える電気ケトル。ティファールや象印、タイガーなどさまざまなメーカーから販売されていますが、機能面をより重視した方におすすめなのがタイガー(TIGER)の電気ケトルです。
蒸気レス機能や転倒お湯もれ防止、カラダキ防止機能など便利な機能が搭載されているので、安心して使えます。カップ1杯分の水が約45秒1で沸とうしてくれる、スピード沸騰も魅力のひとつです。ぜひ、本記事を参考にあなたにぴったりの商品をみつけてくださいね。
▼De'Longhi(デロンギ)
デロンギ(De'Longhi)はイタリア発の家電ブランド。日本ではキッチン家電を中心にさまざまな商品を展開しています。De'Longhi(デロンギ)の電気ケトルは性能もさることながら、なんといってもおしゃれなデザインが特徴的です。
お部屋の雰囲気をこわさず、インテリアとしてそのままキッチンやリビングにそのまま置いておけるのも魅力的ですよ。主なシリーズとしては「ディスティンタ」「アイコナ」「ケーミックス」「アクティブ」の4種類。それぞれおすすめ商品をご紹介していきます。
▼ZOJIRUSHI(象印マホービン)
象印マホービンといえば電気ポットや炊飯器など多くの家電を販売している人気メーカーになります。そんな中でも電気ケトルでは、高い保温能力や蒸気が出ない蒸気レスモデルなど、ユーザーのニーズに応じたさまざまなケトルが特徴的です。
一人暮らし用からご家庭でも使える大容量タイプなど、容量別でも商品数が多いので自分の好みの電気ケトルを見つけられますよ。
安い電気ケトルおすすめ10選
それでは、ここまでご紹介した電気ケトルの選び方のポイントをふまえて、安い電気ケトルのおすすめ商品をご紹介します。
ティファール定番のエントリーモデル
ティファールの電気ケトルの中で、長年にわたり愛されている人気商品です。瞬時に沸騰し、カップ8杯分(1.2L)の大容量のお湯を手軽に沸かすことができます。お料理にも、ティータイムにも幅広く活用でき、自動電源オフや空焚き防止の機能が搭載されているため、安心してご使用いただけます。
スピード沸騰で安心設計のいいとこ取り
約60秒でカップ1杯分のお湯が簡単に沸騰します。転倒によるお湯漏れを防止する構造や、給湯ロックボタン、本体の二重構造など、安全面にも配慮されています。
さらに、省スチーム設計により、蒸気がほとんど出ないため、やけどの心配がありません。注ぎ口もコーヒーのドリップに最適で、お湯が飛び散るのを抑えてくれます。この安心・安全な設計が人気のポイントとなっています。
1300Wのハイパワーでお湯がすぐ沸く
この製品は、注ぎ口にほこり防止ブロックが付いているため、衛生面は安心です。また、1杯分のお湯(140ml)が約60秒で沸騰するため、忙しい朝に最適です。さらに、水量窓が見やすく、転倒や湯漏れ、空焚きなどの安全設計が6つも備わっており、安心して使用できます。
軽量・コンパクト設計
アクティブシリーズは、デロンギの製品の中でも軽量でコンパクトな点が特徴。取っ手側には水量がわかる目盛りがついているため、必要な分だけお湯を沸かすことができます。
さらに、片手で簡単にふたを開けることができ、注ぎ口が尖っているため、お湯の注ぎ口の調節がしやすくなっています。ドリップにおすすめのケトルですよ。
充実した安全機能を装備
この電気ケトルは、給湯ロックボタンを装備しており、ロックを解除することでお湯を注ぐことができます。口径が10センチもある広口で、簡単に洗うことができます。
また、二重構造により表面が熱くならず、倒れてもお湯が漏れにくい設計になっています。安全機能も充実しており、安心して使用することができます。
大容量で安心設計もしっかり装備
転倒お湯もれロックや空だき防止機能などの安心設計を装備していながら、最大約カップ7杯分のお湯が沸かせる大容量サイズのケトル。コーヒーを淹れる時やお料理などさまざまなシーンで使えて便利。底面は水垢がつきにくい「ウルトラポリッシュ底面」を採用し、こまめなお手入れをしなくても、清潔に保ってくれます。
コンパクトで使いやすいケトル
容量が1リットルで一人暮らしにもちょうど良い電気ケトル。見た目もシンプルなので使いやすく、蓋が取り外せるのでお手入れも簡単です。
比較的コンパクトサイズですが1200Wのハイパワーですぐにお湯が沸くところがポイント。沸騰後の自動電源オフ機能や空焚き防止機能を搭載しているので安心して使えます。
カップ1杯60秒!スピーディーにお湯を沸かせる!
カップ1杯分のお湯がわずか60秒で沸くタイガーの人気シリーズ「わく子」。おしゃれなデザインはもちろん、「転倒お湯もれ防止」「本体二重構造」「給湯ロックボタン」「自動通電オフ」「カラだき防止機能」などの安全面に考慮されて作られているところが魅力。
フタはワンタッチで着脱できるのでお手入れしやすく、水を出し入れしやすいのもポイント。安全にスピーディーにお湯を沸かしてくれるので、お子様がいる家庭から一人暮らしの方にも最適です!
1.5リットルの大容量タイプ
一度に最大1.5リットルまで沸かせる大容量タイプの電気ケトル。本体が熱くならない二重構造と空焚き防止機能で安全に使用することができます。邪魔になりがちなコードも本体裏に巻き付けることですっきり収納が可能なので持ち運びも便利ですよ。
欲しい分だけ作れる、オーソドックスな電気ケトル
容量は0.9Lで程よいサイズで、欲しい分だけ素早くお湯を沸かすのにピッタリの電気ケトルです。側面には容量のメモリも記載されているため、「お湯を作り過ぎた」なんてこともありません。
本体重量は約500gと軽量で、持ち運びも簡単。コードレス設計で使い勝手も高いです。また、沸騰したら自動でスイッチが切れるため、無駄な電力も使わず省エネです。基本の便利機能がついたオーソドックスな商品です。
「安い電気ケトル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 電気ケトルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの電気ケトルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
電気ケトルのお掃除・お手入れ方法
他の調理家電にくらべると汚れにくいものの、使っているうちに電気ケトルの内側に白い斑点が付いてきます。この正体はカルキ。水に含まれるカルシウムなどが結晶になったものです。カルキは人体に害があるものではありませんが、できるだけ取り除いて清潔に保ちたいもの。そんなときに活躍するのがクエン酸です。
お手入れの仕方はかんたん。電気ケトルに水を満水まで入れ、水1リットルあたり大さじ1杯程度のクエン酸を加えて沸騰させたら2時間放置して流すだけです。クエン酸の力でカルキが溶け、落としやすくなります。また、この方法を実践することで、ケトル内の臭いも予防することができます。
その他の電気ケトルをチェック 【関連記事】
使うシーンをイメージして選びましょう!
本記事では、安い電気ケトルの特徴と選び方、おすすめ商品のほか、お掃除・お手入れ方法をご紹介しました。
求める容量や沸騰時間、機能は用途や使う人数によってそれぞれ異なります。実際に使うシーンを想定してどの容量でどの機能があれば満足できるかをイメージしましょう。本記事を参考にあなたにぴったりの一台を見つけてくださいね!
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