トイレのニオイや水垢に効果を発揮するクエン酸洗剤
重曹やクエン酸などの自然にやさしい天然成分を使って掃除をする、「ナチュラルクリーニング」というキーワードがSNSでも広まってきています。食べものに含まれる成分を活用しているので、小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている人にもおすすめできる掃除方法です。
そんなナチュラルクリーニングでも使われている、天然成分由来のクエン酸洗剤がどういうものなのか、特徴についてご紹介します。
クエン酸の特徴
クエン酸は柑橘類に多く含まれる酸味成分です。疲労回復の効果があるとされているため、サプリメントなどで食用としても使われます。掃除などで使う工業用のクエン酸はデンプンや糖を発酵させてつくられていますが、界面活性剤を含んでいる洗剤もあります。子ども用品やペット用品に使用するときには、成分を確認して使い方に気をつけましょう。
クエン酸洗剤が汚れを落とす仕組み
クエン酸洗剤は酸性なので、アルカリ性の汚れを掃除するときに効果を発揮します。たとえば、キッチンやお風呂についた白い水垢汚れ。水垢汚れは水道水に含まれるミネラルがかたまったアルカリ性の汚れ。酸性洗剤を使うことによって分解・中和し、汚れを落とすことができます。
同様に、アルカリ性の汚れがもとになるにおいにも同じように作用します。トイレのイヤなにおいは、便器や壁などについた尿汚れが原因。尿汚れはアルカリ性のため、酸性のクエン酸洗剤を使うことによって汚れに作用し、においもすっきりと落とすことが可能です。
また、クエン酸自体ににおいがないため、洗剤特有のにおいが苦手という方にもおすすめの洗剤です。
水垢汚れが手軽にすっきり!
Instagramでお風呂の水垢汚れにクエン酸水を吹きかけていたのを見て、あまりにすっきり落ちるので自分もやってみたくなり購入。
粉末タイプはクエン酸水もたくさんつくれて、吹きかけて待って落とすだけとかんたんなので、掃除が楽しいです(Kさん/20代)
天然素材で赤ちゃんがいても安心して使える
柔軟剤に含まれている界面活性剤が気になり、子どもが生まれてから柔軟剤を使えずにいたのですが、クエン酸で代用ができることを知ってチャレンジ!
天然成分で安心だし、ふわふわの仕上がりになるので、もっと早くに使えば良かった…! (Oさん/30代)
クエン酸洗剤おすすめ5選
ここからは、おすすめのクエン酸洗剤を5品ご紹介します。使い方によってさまざまなタイプをピックアップしたので、参考にしてみてください。
使用成分はクエン酸だけ! 安心できる洗剤
◆さらさらとした粉末で溶けやすく使いやすい
◆デンプンを発酵させて製造されたクエン酸
◆界面活性剤が使われていないので環境にも優しい
◆水200mlに小さじ1杯でクエン酸スプレーが作っることができ、コスパよし
◆ポットの白い水垢も粉末を溶かしてつけておくだけ
サッと使える泡スプレータイプのクエン酸
◆汚れに密着する泡タイプだからキッチンペーパーなどでのつけおき不要
◆液だれしにくいからレンジフードや壁も掃除しやすい
◆特許出願中の独自の配合洗浄剤
◆除菌剤入りだからトイレブラシの除菌にも
◆界面活性剤不使用なので水拭き不要
おしゃれなだけじゃない優秀クエン酸スプレー
◆スプレータイプで手軽に使える
◆インテリアになじむおしゃれなボトルデザイン
◆界面活性剤や漂白成分、アルコール不使用で安心
◆無臭なので洗剤のにおいが苦手な人にも
◆天然の力で除菌ができる
大容量がありがたい! 無水クエン酸洗剤
◆アルカリ性洗剤を中和するため柔軟剤代わりにも
◆結晶水を含まない無水クエン酸だから湿気に強くかたまりにくい
◆1kgの大容量なので惜しみなく使える
◆掃除だけではなく食用にできるほど安全
◆日本大手メーカーにも採用されている高クオリティ
厚手のクエン酸シートでサッと使いやすい!
◆たっぷり拭けるデコボコ加工で厚みのあるエンボスシート
◆シンクや洗面所の水垢のお掃除にぴったり
◆においのもとになる雑菌を取り除いて除菌消臭も
◆オープンラベルつきパックなので、詰め替え不要
◆フローリングワイパーに取りつけてお掃除も可能
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする クエン酸洗剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのクエン酸洗剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
クエン酸洗剤はどう使う?
次、、クエン酸について気になる疑問を解決していきましょう。クエン酸の使い方や使える場所、注意点などを解説します。
クエン酸洗剤はどう使う?
クエン酸洗剤にはスプレータイプと粉末タイプがあります。それぞれに適した使い方があり、目的に応じて使い分けることで、掃除がしやすくなります。
スプレータイプは広範囲の掃除に
スプレータイプは広範囲に吹きつけられるため、水垢掃除やトイレ掃除をするときにサッと使えるのでおすすめです。界面活性剤不使用のものを選べば、水拭きする必要がないのでさらに手軽ですよね。
粉末タイプはオールマイティーに使える
粉末タイプのクエン酸は、粉のまま濡れたスポンジにつけて使えます。また、粉末に少量の水を入れてペースト状にしたり、水に溶いて溶液をつくったりと幅広い用途があるのです。
水を混ぜてつくるクエン酸ペーストは、高濃度で洗浄力も高いです。ペースト状にすることで密着度も高くなり、落ちにくい頑固な汚れに対しても効果があります。汚れの上にとどまるぐらいのドロッとしたやわらかさになればOK。水が多くなりがちなので、1滴ずつ様子を見ながら加えていくと失敗が少ないです。頑固な水垢の上にクエン酸ペーストを乗せ、1時間ほどおいてから洗い流しましょう。
粉末のクエン酸を水で溶いたクエン酸水は、水垢がついたこまかい部品を掃除するときや、ポットや加湿器などの白い水垢のつけおき掃除に適しています。さらに薄めてスプレーボトルに入れることで、クエン酸スプレーもつくることができるのでコスパ抜群です
分量は各メーカーによって異なりますが、使用方法に記載されている場合が多いため、確認しながらつくるといいでしょう。水の代わりに40℃ほどのお湯でスプレーをつくることで、より洗浄力を高められます。
重曹とあわせて発泡作用でヌメリ汚れにも
酸性のクエン酸をアルカリ性の重曹とあわせて使うことによって、二酸化炭素の泡が発生します。このとき発生するシュワシュワとした泡はぬめり汚れに強いため、排水溝などのぬめりをかんたんに落とすことができます。見ていても楽しいので、ぜひ試してみてください。
クエン酸で掃除ができる場所は?
クエン酸洗剤は水垢や尿汚れなどの洗浄に効果を発揮するため、以下のような場所の掃除に適しています。
・トイレ(便座、便器、壁、床など)
・お風呂場(浴槽、鏡、シャワーヘッドなど)
・キッチン(シンク、蛇口、排水溝、フライパンの焦げつき、グラスの水垢汚れなど)
・クエン酸掃除推奨の家電(食洗機、加湿器、電気ポットなど)
クエン酸を使う際の注意点は?
クエン酸は酸性洗剤であるため、塩素系洗剤と一緒に使うことは厳禁です。酸性洗剤と塩素系洗剤を合わせて使うことによって、毒性のあるガスが発生してしまいます。そのため、クエン酸掃除のあとに塩素系漂白剤を使うといったことも避けておきましょう。
酸性という特性上、掃除するものの素材にも注意が必要です。キッチンやタイルに使用されている大理石は、クエン酸洗剤を使用するとツヤがなくなってしまいます。また、アルミや鉄製の金属は酸性洗剤に触れるとサビやすくなってしまうため、掃除する際は中性洗剤の使用がベターです。
そのほかの掃除関連記事はコチラ
クエン酸洗剤を使いこなして家の中をピカピカに
天然由来の成分で自然や人にもやさしいクエン酸洗剤は、家のなかのさまざまな場所の掃除に使えるのが魅力。○○用洗剤といった専用の洗剤を使い分けて買う必要がないので、経済的で収納場所にも困らないのもうれしいポイントです。
クエン酸スプレーやペースト、クエン酸水など、クエン酸洗剤を使いこなして家のなかをすっきりお掃除してみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。