ホームシアタースピーカーとは? 映画館の音響を家庭で実現!
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家
ホームシアターとは、スピーカーの数によって異なる2.1ch・5.1ch・7.1chなど、映画館の音響を家庭で再現するシステムのこと。
現在は映画以外に海外ドラマやゲーム、一部テレビ放送も5.1ch以上のサラウンドで制作されていて、その迫力や臨場感を家庭で目指すシステムがホームシアタースピーカーです。
現在では独立した本格的なホームシアターシステムだけではなく、テレビの前に置けるワンボディタイプの商品も登場していて、手軽さからホームシアターの主流になりつつあります。
ホームシアタースピーカーの選び方 テレビの音に立体感や迫力を与える

Photo by Loewe Technologies on Unsplash
手軽にホームシアターを導入したいならサウンドバーを、より本格的に構成したいならセットシステムや個別にスピーカーをそろえてみましょう。
ここからはホームシアタースピーカーの選ぶときのポイントを紹介します。
(1)タイプ別の特徴を確認
ホームシアタースピーカーには大きく分けて3つの種類があります。
部屋の広さ、こだわる音質、インテリア性など、チェックすることで、ホームシアターをより楽しめます。自分の好みや部屋の状況に応じてスピーカーの種類を選んでみてください。
ラックタイプ:周辺機器の収納にも便利
ラックタイプのホームシアタースピーカーは、テレビを設置するスペース確保に役立つほか、DVDプレーヤーやレコーダーをまとめておくことができます。
そのため、テレビの周辺機器を多く所有している場合は、収納スペースを考える必要がないので、とても使いやすいでしょう。
サウンドバータイプ:省スペースに設置可能で、設定もかんたん
DENON(デノン)『DHT-S316』より
サウンドバータイプは音が1カ所、もしくは付属のスピーカーからの2カ所から出るタイプ。
設置スペースを取らずコンパクトで、簡単に設置や設定がすることができます。また、テレビの近くに置くため、テレビ周りのインテリアとしても使用できます。
セパレートタイプ:迫力ある音! 後々の拡張もできる
TEES『TSS-BR810』より
セパレートタイプはスピーカーのほかに低音だけを再生することができるウーファーを設置することのできるタイプで、とりあえずホームシアタースピーカー使ってみたい方におすすめです。
音が1カ所から鳴るタイプより臨場感があるので、省スペースで迫力のある音が聴けます。
マルチスピーカータイプ:大迫力の臨場感を求めるならこれ!
オンキョー(ONKYO)『2.1chシネマパッケージ BASE-V60』より
マルチスピーカータイプは複数のスピーカーやウーファーを部屋のいろいろなところに設置し、楽しむことができます。
まるで映像のなかの世界に入ってしまったかのような臨場感を感じられるでしょう。
(※)ポイント:ホームシアター入門ならサウンドバー
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家
手軽にホームシアターをはじめたい、という人は、まずはサウンドバーを検討しましょう。
テレビ台の上にワンボディのスピーカーを置くだけで、バーチャルサラウンド技術により、映画で用いられる5.1chの音響空間を再現してくれます。
独立したサブウーファーの付属する商品なら、映画館の重低音も家庭で再現できてしまいます。設置スペースの心配もなく、接続もHDMIか光デジタルケーブルでテレビと繋ぐだけとかんたんです。
予算も数万円程度からはじめられ、ホームシアター入門にはサウンドバーを検討してみましょう。
(2)ch数の特徴を確認
ホームシアタースピーカーを選ぶ際はch数の特徴も抑えておきましょう。大きく分けて2.1ch、5.1ch、7.1chの3種類あります。
2.1ch:コンパクトに使いたい方向け
2.1chは前にふたつのスピーカーにサブウーファーがついたものです。5.1chや7.1chよりは安い価格で購入でき、コンパクトにまとめたい方向けです。
5.1ch:映画鑑賞に最適
映画鑑賞に適しているのは5.1chで、前後にふたつずつ、センターにひとつ、サブウーファーがひとつセットになったタイプです。
7.1ch:5.1ch以上の臨場感を求める方向け
前後左右にひとつずつ、センターひとつ、後方にふたつ、サブウーファーひとつがセットになったのが7.1chタイプです。5.1chよりさらにスピーカーが多く、「5.1chでは満足できない!」「更なる臨場感を求めたい!」という方向けといえるでしょう。
(3)音声フォーマット・サブウーファー・スピーカーの出力を確認
SONY(ソニー)『サウンドバー HT-Z9F』より
より臨場感や迫力ある音を求めているのであれば音声フォーマットやサブウーファーの有無、出力についても確認してみましょう。音声フォーマットが「DTS-HD」や「Dolby TrueHD」など最新のものに対応していれば、音声の臨場感がより高まります。
サブウーファーはメインのスピーカーでは表現できない低音域を出すスピーカーですので、より広い音域をカバーできます。スピーカーの出力は出せる音の大きさを表しています。迫力を求めるなら最大出力の数字が大きいモデルを選びましょう。
(4)サラウンドの種類を確認
YAMAHA(ヤマハ)『YAS-108 フロントサラウンドシステム』より
フロントバータイプでは前にのみスピーカーを使っているため、コンパクトにまとまりますが、立体的な音を表現するには限界があるといわれています。
しかし、各メーカーではバーチャルサラウンドやリアルサラウンドという独自技術を使って、音が立体的に聴こえるシステムを搭載しているため、迫力のある音を楽しむことができます。
また、映画や音楽、スポーツといったコンテンツの種類によって、音のサラウンド設定を変えることができる機能が備わった商品もあります。
(5)ケーブルの接続方法を確認
YAMAHA(ヤマハ)『YAS-108 フロントサラウンドシステム』より
主流はHDMIケーブルによる有線接続ですが、AUX・光デジタル・USBなどの有線接続もあり、対応したケーブルを持っていなければスピーカーから音を出すことができないため、注意が必要です。
ほかにBluetoothによる無線接続もあります。お持ちのテレビがどれに対応しているのかチェックし、スピーカーを購入しましょう。
(※)ポイント:ワイヤレスなら設置が便利
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家
独立した5.1chのスピーカーでホームシアターをはじめたい人には、センターユニットもついている5.1chのセットシステムがおすすめです。
選ぶ際は、一番の導入のハードルになるリアスピーカーまでの接続方法に注意しましょう。
スタンダードなスピーカーケーブルで繋ぐタイプは音質面ではベストですが、家族の集まる部屋に導入しようとするとケーブルが邪魔になって大不評……なんてことも。
家族の集まる部屋に置くなら、ワイヤレス接続に対応したモデルを選べば、スピーカーケーブルを伸ばすことなくリアスピーカーを設置できます。
(6)部屋の広さを考えてサイズも確認
SONY(ソニー)『サウンドバー HT-CT380』より
ホームシアタースピーカーを購入する際はサイズにも注意しましょう。とくにセットシステムはスピーカー自体のサイズや個数をしっかり確認しておきましょう。確認を怠ると、設置する段階で部屋のサイズに合わなかったということも。
最近では小さいサイズのホームシアタースピーカーも出てきているので、部屋のサイズに合ったものを選びましょう。
メーカー別の特徴や個性を解説 SONY、YAMAHA、BOSE、JBL
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家
ホームシアタースピーカーは、自分で買いそろえることもできます。
スタンダードな5.1chなら、小型のブックシェルフを基本として、フロントは床に直接置いて耳の高さにそろえられるトールボーイ型を組み合わせるとサウンド面でも有利。
スピーカーメーカーはナチュラルサウンドならYAMAHA、鮮明に鳴るサウンドならMonitor AudioやELAC、Hi-Fiオーディオ級の高音質ならB&Wのように、メーカー・シリーズにはそれぞれ音の個性があるので、可能なら自分の耳で音を確かめてみることが重要です。
5.1ch分のスピーカーは同一メーカーの同じシリーズでそろえるのが基本なので、5.1chのセットも検討してみましょう。
SONY(ソニー):最先端技術をいち早く搭載した製品が多い
SONY(ソニー)『サウンドバー HT-CT380』より
映像・音響製品を数多く販売するソニーは、ホームシアタースピーカーも手がけています。最先端の技術をいちはやく搭載した製品を多く発売していますから、新しい技術をより早く体験してみたいという方はソニー製のスピーカーが有力な選択肢になるでしょう。
CDを超える情報量を持つハイレゾ音源の再生に対応している機器が多いことも特徴。映画だけでなく音楽鑑賞にも活用できます。
YAMAHA(ヤマハ):音にこだわるオーディオファンも納得
YAMAHA(ヤマハ)『YAS-209』より
楽器やスタジオユースの音響機材からホームオーディオまで幅広くオーディオ製品を手がけるメーカーです。ホームシアターシステムとしては、かんたんに設置できるバータイプのスピーカーから本格的なオーディオ再生もできるAVアンプや単品スピーカーの販売までおこなっています。
楽器メーカーらしく原音再生にこだわって設計されたモデルも多く、音にこだわりのあるオーディオファンもうならせる実力機も多数展開しています。
BOSE(ボーズ):豊富なラインナップが魅力!
BOSE『Lifestyle 650 system』より
重低音やノイズキャンセリング性能にすぐれたヘッドホンで有名なBOSEはホームシアターシステムも手がけています。
ラインナップには、かんたんに設置できて価格も手ごろなサウンドバータイプと、やや高価ながらコンソールを中心に複数のサテライトスピーカーを配置して本格的な立体音響を実現する「Lifestyleシリーズ」があります。
JBL:低音を重視する方におすすめ
JBL『JBL Bar Studio2.0』より
JBLといえば、プロユースのスタジオ機材や高級スピーカーで有名なハイエンドオーディオブランド。しかし近年は、比較的安価な価格で購入できるバータイプのシアターシステムやBluetoothスピーカーなども数多く販売しています。
JBL製のサウンドバーを導入することで、手軽に憧れのJBLサウンドを体験できます。
ホームシアタースピーカー【サウンドバータイプ】15選 省スペースに設置可能
DENON(デノン)『DHT-S316』より
まずは「サウンドバータイプ」のホームシアタースピーカーをご紹介いたします。

YAMAHA(ヤマハ)『YAS-108 フロントサラウンドシステム』


















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 5.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Pro Logic II、PCM、Dolby Digital、DTS Digital Surround、ほか |
サイズ | 89x13.1x5.3cm(壁掛け設置時) |
サラウンド | DTS Virtual:X |

SONY(ソニー)『サウンドバー HT-Z9F』
































出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 3.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth、Wi-Fi |
対応フォーマット | Dolby Digital、Dolby Digital plus、Dolby TrueHD、ほか |
サイズ | バースピーカー:100x9.8x6.4cm(グリル非装着時) 100x9.9x6.4cm(グリル装着時)、ほか |
サラウンド | Vertical Surround Engine、S-Force Pro |
ワンボディで最上位「Dolby Atmos」対応
テレビの前に設置できるサウンドバーで、立体音響の「Dolby Atmos」、そしてソニーが独自に開発した高さ方向の空間が広がる技術「Vertical Surround Engine」を搭載したホームシアタースピーカーの最上位モデルです。
ハイレゾ対応のうえ、センタースピーカーを追加した3chスピーカーユニットという構成は一般的なサウンドバーと比べても圧倒的に豪華です。
まずシンプルに音がよく、テレビ、映画、そして音楽も音のクリアさが抜群。ワイヤレスサブウーファーで設置性も問題ありません。
設置しやすくて、とにかく高音質のサウンドバーを探している人にピッタリです。

SONY(ソニー)『サウンドバー HT-CT380』














出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Digital、Dolby Digital plus、Dolby TrueHD、DTS、ほか |
サイズ | バースピーカー:90x11.7x5.1cm、サブウーファー:17x38.1x34.2cm、ほか |
サラウンド | S-Force Pro |
サブウーファーつきの本格派2.1ch
高さ51mmでテレビラックの上に設置しやすいサウンドバーと、縦横どちらの向きでも設置できる独立したワイヤレスサブウーファーがセットになった定番モデル。
ブルーレイディスクに採用されている高音質サラウンドフォーマットに対応し、ソニーのバーチャルサラウンド技術「S-Force PROフロントサラウンド」を採用しています。
音を拡散させるディフューザーを搭載したスピーカーユニットと、ホームシアタースピーカーとしての作り込みは一級品。
小さな音量でも聞き取りやすい「サウンドオプティマイザー」搭載で、映画やゲームなど、ホームシアターの完成度を追求したい人におすすめです。

JBL『JBL Bar Studio2.0』






















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.0ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | - |
サイズ | 61.4x8.6x5.8cm |
サラウンド | JBLサラウンドサウンド |
SONY(ソニー)『HT-X8500』
















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Digital、Dolby Digital plus、Dolby TrueHD、ほか |
サイズ | バースピーカー:89x9.6x6.4cm、カートン:94.9x17x16cm |
サラウンド | Vertical Surround Engine、S-Force Pro、ほか |
YAMAHA(ヤマハ)『YAS-209』












出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Pro Logic II、PCM、Dolby Digital、DTS Digital、MPEG-2 AAC |
サイズ | サウンドバー:93x10.9x6.2cm、サブウーファー:19.1x40.6x42cm |
サラウンド | DTS Virtual:X |
JBL『BAR 2.0 ALL IN ONE 2.0ch(JBLBAR20AIOBLKJN)』




















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.0ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | - |
サイズ | 61.4x9x5.8cm |
サラウンド | JBLサラウンドサウンド |
BOSE(ボーズ)『Bose Soundbar 500』
































出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | - |
ワイヤレス接続 | Wi-Fi、Bluetooth、Apple AirPlay 2 |
対応フォーマット | Dolby Digital |
サイズ | 80x10.16x4.44cm |
サラウンド | - |
SONY(ソニー)『HT-ST5000』






















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 7.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth、Wi-Fi |
対応フォーマット | Dolby Digital、Dolby Digital plus、Dolby TrueHD、ほか |
サイズ | バースピーカー:118x14.2x8cm(グリル非装着時)、118x14.5x8cm(グリル装着時)、ほか |
サラウンド | S-Force Pro、波面制御技術 |
高級感がありインテリア性も高いバースピーカー
シンプルながら洗練されたデザインのバースピーカー。高級感があり、ソニーの薄型テレビ「ブラビア」とよく調和するデザインになっています。
サウンドバーとサブウーファーは無線接続できるため、サブウーファーをどこに配置してもケーブルが邪魔になることもなくすっきり設置できるところもうれしいポイントです。
スピーカーユニットには磁性流体スピーカーを搭載、高精度で音の歪みを低減するとともに音圧のアップも実現しています。
ハイレゾ音源の再生や、mp3などの圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度にまでアップスケーリングする「DSEE HX」にも対応。音楽鑑賞に使っても充分実用に耐えうるサウンドバーです。
DENON(デノン)『DHT-S316』
















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Digital、DTS、AAC |
サイズ | サウンドバー:90.0×8.3×5.4cm、サブウーハー:17.1×34.2×31.8cm |
サラウンド | バーチャルサラウンド |
YAMAHA(ヤマハ)『YSP-2700』












出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 7.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth、Wi-Fi、Apple AirPlay、MusicCast |
対応フォーマット | Dolby Vision、Dolby Audio、Hybrid Log-Gamma |
サイズ | サウンドバー:94.4×15.4×7.1cm、サブウーファー:14.7×35.3×44.4cm |
サラウンド | リアルサラウンド |
TaoTronics Japan『サウンドバー TT-SK027』
















出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | - |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | - |
サイズ | 約42×7×7cm |
サラウンド | - |
サンワサプライ『液晶テレビ・パソコン用サウンドバースピーカー MM-SPSBA2N』
























出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | - |
ワイヤレス接続 | - |
対応フォーマット | - |
サイズ | 50×8.5×8.5cm |
サラウンド | - |
Pioneer(パイオニア)『コンパクトフロントスピーカーシステム HTP-CS1』












出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | DTS-HD、Dolby TrueHD |
サイズ | ウーハー:43.5×36.9×11.5cm、スピーカー:15×5.7×8.8cm |
サラウンド | バーチャル3Dサラウンド |
Panasonic(パナソニック)『シアターバー SC-HTB200-K』














出典:Amazon
タイプ | サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | - |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | リニアPCM、Dolby Digital、DTS Digital Surround、AAC |
サイズ | 45×13.5×5.1cm |
サラウンド | - |
ホームシアタースピーカー【セパレートタイプ】2選 設置後の拡張もかんたん
TEES『TSS-BR810』より
続いては、「セパレートタイプ」ホームシアタースピーカーをご紹介いたします。
TOSHIBA(東芝ライフスタイル)『レグザサウンドシステム RSS-AZ55』
![【納期約4週間】RSS-AZ55[TOSHIBA東芝]レグザサウンドシステムRSSAZ55](/assets/loading-gif-831efa60fcaad8b543579bb1809cf3a0cded0accde7b020d68cf390d70415d6c.gif)
出典:楽天市場
タイプ | セパレート、サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | - |
ワイヤレス接続 | - |
対応フォーマット | DTS Studio Sound、Dolby Digital、リニアPCM |
サイズ | サテライトスピーカー:15×9.6×11.3cm、サブウーファー:66×9.6×9cm |
サラウンド | シンクロドライブ方式対応、オートモード対応 |
TEES『TSS-BR810』
















出典:Amazon
タイプ | セパレート、サウンドバータイプ |
---|---|
ch数 | 2.0ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | ARC |
サイズ | 横置き時:約81.5x5.8x7.4cm、縦置き時:約11.5x11.8x4.27cm |
サラウンド | - |
ホームシアタースピーカー【マルチスピーカータイプ】4選 複数のスピーカーやウーファーを部屋内に配置して、大迫力の臨場感を楽しむ
オンキョー(ONKYO)『2.1chシネマパッケージ BASE-V60』より
最後は、「マルチスピーカータイプ」のホームシアタースピーカーをご紹介いたします。

BOSE(ボーズ)『Lifestyle 650 system』


















































出典:Amazon
タイプ | マルチスピーカータイプ |
---|---|
ch数 | 5.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth、Wi-Fi、Apple AirPlay 2 |
対応フォーマット | Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTS、ほか |
サイズ | コンソール:40.59×25.8×6.5cm、OmniJewelスピーカー:4.67x4.67×14.66cm、ほか |
サラウンド | - |
米国流の高音質ホームシアター
BOSEはホームシアターの本場・米国で人気のブランドです。日本では少数派となったリアル5.1chスピーカーシステムを発売しています。
『Lifestyle 650 system』はセンタースピーカー、BOSEの独自設計による小型サテライトスピーカー「OmniJewel」の4本、そしてベースモジュールを組み合わせたリアル5.1chシステムを構築。接続に必要なコンソールユニットも付属しています。
実際のサウンドはリアル5.1chならではの方向感と、圧倒的な重低音を感じられます。
非常に高価ですが、ほかに選択肢のない本格派のシステムです。
FunLogy『5.1chサウンドバースピーカー FUNLIVE』






出典:楽天市場
タイプ | マルチスピーカータイプ |
---|---|
ch数 | 5.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
対応フォーマット | Dolby Digital |
サイズ | サウンドバー:99.8×11×5.8cm、リアスピーカー(R、L):9×9×15cm、ほか |
サラウンド | - |
ONKYO(オンキヨー)『2.1chシネマパッケージ BASE-V60』










出典:Amazon
タイプ | マルチスピーカータイプ |
---|---|
ch数 | 2.1ch |
ワイヤレス接続 | Bluetooth、Wi-Fi、radiko.jp、Apple AirPlay、Google Chromecast、ほか |
対応フォーマット | DTS-HD Master Audio、Dolby Atmos、DTS:X、Dolby True HD、ほか |
サイズ | アンプ:43.5×32.5×7cm、フロント:10.2×17.5×12.8cm、ほか |
サラウンド | バーチャルサラウンド |
YAMAHA(ヤマハ)『スピーカーパッケージ NS-P41』
![ヤマハYAMAHAサラウンドスピーカーセットブラックNS-P41B[NSP41B]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/3662/00000005645473_a01.jpg)
![ヤマハYAMAHAサラウンドスピーカーセットブラックNS-P41B[NSP41B]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/3662/00000005645473_a02.jpg)
![ヤマハYAMAHAサラウンドスピーカーセットブラックNS-P41B[NSP41B]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/3662/00000005645473_a01.jpg)
![ヤマハYAMAHAサラウンドスピーカーセットブラックNS-P41B[NSP41B]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/biccamera/cabinet/product/3662/00000005645473_a02.jpg)
出典:楽天市場
タイプ | マルチスピーカータイプ |
---|---|
ch数 | 5.1ch |
ワイヤレス接続 | - |
対応フォーマット | - |
サイズ | センタースピーカー:27.6×11.6×11.1cm、サラウンドスピーカー:11.2×11.6×17.6cm、ほか |
サラウンド | - |
「ホームシアタースピーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ホームシアタースピーカーシステムの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのホームシアタースピーカーシステムの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ホームシアタースピーカーの疑問を解説 配置や置き方で音が変わる? 中古購入時の注意点は?
ここからは、ホームシアタースピーカーについての疑問について解説していきます。設置方法や購入する際の注意点を意識するだけで、より音にこだわりながら映画を見ることができますよ!
ホームシアタースピーカーは配置によって音が変わる?
セパレートタイプのシアタースピーカーは、それぞれが視聴位置(リスニングポイント)に向かうように配置することを基本とします。低音と比べて高音は直進性が高いため、トールボーイ型のスピーカーを使ったり、スピーカースタンドで高さを調整したりしてツイーターユニットが耳の高さに近くなるようにセッティングすると満足感が得やすいでしょう。
また、スピーカーの背面と壁との間に一定の距離(目安としては30センチ程度)をおいたほうが、クリアで締まりのある音を得やすくなります。
スピーカーの置き方についての注意点
スピーカーの配置ひとつで臨場感が変わってくるので、設置方法や配置確認が必要です。
スピーカーは床や棚に直置きせず、間に防振ゴムなどをはさむようにすると、自然な音になります。
日本オーディオ協会では、一般家庭での5.1chオーディオの配置ガイドラインとして、自分を真ん中と考えてセンタースピーカーを12時の位置に、フロントスピーカーを1時と11時の位置に、リアスピーカーを4時と8時の位置に設置し、すべてのスピーカーを等距離に置くのを推奨しています。
高さに関してはフロントスピーカーが耳の位置に、リアスピーカーはそれより少し高い位置が理想です。
中古で購入する場合の注意点は?
スピーカーユニットのなかでも傷みやすい部分がウーファーユニットを支える「エッジ」といわれる部分。ウーファーエッジにウレタン製のものが採用されているととくに劣化が早く、数年程度でボロボロになって脱落してしまうこともあります。
中古でスピーカーセットを購入する際は、カバーを外せるなら目視でエッジを確認、外せないなら音を出してみて、しっかりコシのある低音がでているかどうかを確認してから購入するといいでしょう。
【最後に】AV評論家からのアドバイス
オーディオ&ビジュアルライター/AV評論家
ホームシアターと聞くと本格的な5.1chスピーカーを想像してしまい、ハードルが高いと思ってしまう人も多いかもしれません。
しかし、最近のトレンドはテレビとセットで設置するサウンドバーが主流です。バーチャルサラウンド技術の進歩で、Dolby AtmosやDTS Virtual:Xといった最新の立体音響までも導入されるようになり、じゅうぶんに満足できる水準になっています。
映画やゲームの音をよくしたいと思ったら、いきなりリアル5.1chに挑戦しようとは思わず、まずはワンボディのサウンドバーからはじめてみましょう。
編集部からひと言
映画などの映像コンテンツをより臨場感をもって楽しむためには、テレビの大きさなどの視覚面だけではなく、コンテンツを耳で楽しむ音響面にもこだわりたいところ。
ホームシアターシステムはより立体的な音響再生により、コンテンツの魅力を最大限に引き出すことができるようになります。この機会にぜひシアターシステムを導入して映像コンテンツをもっと楽しんでください。
【関連記事】サウンド関連のそのほかのおすすめ商品はこちら
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/25 コンテンツ追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
オーディオ&ビジュアル専門誌『AV REVIEW』『プレミアムヘッドホンガイドマガジン』や、モノ雑誌『家電批評』『MONOQLO』『GoodsPress』『MonoMax』『DIME』『日経トレンディ』等、Webでは『Phileweb』『日経トレンディネット』『価格.comマガジン』『@DIME』『&GP』等の媒体で、レビュー、解説で活躍する1979年生まれの若手評論家。 日々、新製品発表会や欧米のIT・家電関連イベントを取材しデジタル家電のトレンドにも精通。 高価なハイエンドの機器だけでなく、格安・コスパ志向、ライフスタイル志向の製品までもカバー。 AV家電製品の取材歴が長い事もあり、製品はスペックで判断するだけでなく、実機に触れてクオリティをチェックした上でのレコメンドを心がけている。2009年より音元出版主催のオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員。