マッサージチェア人気おすすめ20選【安い・高級】コンパクトでおしゃれな商品も

マッサージチェアは導入の初期コストが高く、どうしても手を出しにくいと考える方も多いかと思います。しかし、長期にわたってマッサージ店に通うなど、身体の不調をメンテナンスしている方にとっては、24時間好きな時に自宅で使用できると考えれば、導入のハードルはそこまで高くないかもしれません。

ただし、使用するには電力が必要なため、毎日使用した際はどの程度の電気代がかかるかというのは、購入前に確認しておくと良いでしょう。

スタンダードなものだと首、肩、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎをマッサージできるのが一般的です。ただし、安価なものだと足回りをフォローできないものや肩までサポートできないものなどもあるため、購入時にはどの部位までマッサージできるか確認するのを忘れずに。

なお、マッサージチェアを自宅に置きたいけど、搬入経路を確保できない、価格が高くて手が出ないという方は、椅子やソファに設置するだけのマッサージシートを候補にしてみましょう。

逆にグレードの高いモデルだと、上記以外にも足の裏や腕、手や指までマッサージしてくれるものもあります。リクライニングしながら楽な姿勢で使用できるものを選ぶと、まるでマッサージ店でマッサージを受けているような感覚で使用できます。

そこまでいくとほぼ全身をケアしてくれるため、満足度は更に高くなるでしょう。

マッサージチェアは安いものだと1万円前後から高いものだと50万円を超えるものまであります。

5万円以下のものだと腰や背中周りだけというものが多く、なかなか全身をケアしてくれる製品はありません。あくまでも座っていて少し気持ちいい、という程度のものと考えておきましょう。

10万円以上のものになると、しっかり座ってスタンダードな部位を施術できるものが多くなってきます。毎日座って疲れを取りたい方は、この辺りのものを選ぶと良いでしょう。

30万円を超えてくると、全身くまなくサポートできる製品が増えてきます。また、日々の健康レポートやWi-Fi接続でさまざまな項目を管理できるものなど、付加機能も増えてくるため、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

ひと口にマッサージチェアと言っても、その機能性や用途は実にさまざま。自分の目的に合うマッサージチェアをしっかり探すことが大事です。

上の図があなたにピッタリのマッサージチェアを診断するチャートになります。ぜひチェックして長く使える一品を見つけてくださいね。

最高の性能を求める、しっかりとしたリラクゼーションを求めるのであれば、全身をくまなく施術できるしっかりとしたモデルを購入しましょう。価格は高くなりますが、購入後の満足感と身体のケアが段違いです。

どのメーカーも最上位のモデルには、プロの指圧の動きなどを参考に、きめ細やかなコース選択が可能で、一人ひとりのコリに合ったサービスを受けられるでしょう。

10万円以下や5万円以下のものの中でも、なるべく満足度が高いものを選びたいのであれば、どの部位をほぐしてくれるかを事前に確認しましょう。全ての部位をくまなくというのは、残念ながらこの価格帯では実現が難しくなります。

ですが、背中をケアしたい、肩をしっかりもみほぐしたいなど、部位を限定すればそこに関しては上位モデルと比較できる程度の性能を持ったものもあります。

置き場所が限られている場合、できるだけ小さい製品をチョイス。通常の一人掛けソファと同じくらいのサイズのものもあるため、設置場所や搬入経路に不安がある方はそういった製品を選ぶと良いでしょう。

部屋のインテリアや雰囲気に合わせて選びたいのであれば、なるべく目立たないシックなものや、ひと目見てあまりマッサージチェアと分からないものを選ぶと良いでしょう。

形状ももちろんですが、カラーリングが派手ではないというのも重要です。部屋に置いた際、浮いてしまわないかどうかは事前にシミュレーションしておくと良いでしょう。

上記の診断チャートの補足として、そのほかのマッサージチェアの基本的な選び方も見ていきましょう。ポイントは下記です。

【1】気持ちよさを左右するのは、もみ玉とエアバッグ
【2】リクライニング・ヒーター搭載だと極楽気分
【3】コースの種類が多ければ、効率的にコリをほぐせる
【4】夜に使うことが多いなら、稼働音もチェック

購入時には、もみ玉とエアバッグの確認を忘れずに行いましょう。動くスピードやほぐしたい位置に当たるか、身体が安定するかは重要です。

もみ玉の動きですが、左右に大きく挟み込むような動きをする製品が背中や腰にダイレクトに効きます。反面、上下に動くだけのローラー（回転）式だけだと少し物足りなく、感じてしまうものが多いため、もみ玉がどのように動くかは事前に確認しておくと良いでしょう。

エアバッグは腕や肩、足などを挟み込み、エアーで締め付ける機能です。エアバッグがあると部位を固定しやすく、揉みや叩きの効果をしっかりと身体に伝えることが可能。手足のコリを強く感じる方はこちらの機能があるかどうかを注目すると良いでしょう。

リラックスしてマッサージを行いたいということであればリクライニング機能に注目。180°近くリクライニング出来るものであれば、まるでマッサージ店で施術を受けているような感覚でマッサージを体感できます。長期間使用することを想定しているのであればできるだけ楽な姿勢で使用し続けられるものを選ぶと長続きするでしょう。

また、シートにヒーターが内蔵されているものであれば患部を温めながら施術することが出来るため、よりリラクゼーション効果が高まります。コリをほぐしやすくなるというデータもあるので、とにかく凝り固まってしまっている部位をしっかり揉みほぐしたい方はこちらもチェックしましょう。

とにかく肩こりが酷い、重いものを持つことが多く腰痛が慢性化している、といった自身の部位ごとにケアを行いたいのであれば、肩コースや腰コースなどの特定の部位を重点的にマッサージするような豊富なコースがある製品を選びましょう。

気になる部分をしっかりフォローしてくれるため、満足度が高くなります。

マッサージチェアは24時間使用できますが、集合住宅や家族のいる一戸建てで夜中に使用する場合、稼働音が気になります。動作音はある程度してしまうため、完全に音がしないものを選ぶのは困難です。

ですが、タイマー機能や時間が決まっているコースを選べるモデルなら、つけっぱなしで寝てしまい、ずっと騒音を発し続けるということを防げます。就寝前に使うことなどが多い方は、こちらもチェックしておきましょう。

ここからは、診断チャートで調べたタイプ別に、おすすめのマッサージチェアを厳選して紹介します！

価格帯別におすすめのマッサージチェアを紹介していきます。10万円未満、10～30万円、30万円以上に分けているので、予算に応じた商品をチェックしてみてください

Amazon、楽天市場でのマッサージチェアの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

マッサージチェアを販売しているメーカーはいくつもありますが、代表的なメーカーは「パナソニック」「ファミリーイナダ」「フジ医療器」「大東電機工業」の4社です。

メーカーごとにラインナップの数や種類に違いがあるのはもちろん、独自の技術を採用した製品がある点にも注目。特に自分にぴったりの製品を販売しているメーカーがないかどうかを、あらかじめチェックしてみてください。

日本を代表する電機メーカーのひとつ、パナソニック。マッサージチェアの展開にも力を入れており、もみ心地と見た目にこだわった製品をラインナップしているのが特徴です。

エアーバッグのホールド感、もみ玉によるピンポイントマッサージを駆使して身体をほぐしたり、首筋から足裏まで幅広い部位に対応できたりするモデルを展開。部屋のインテリアになじむデザイン性の高さも魅力のひとつです。

スマホやタブレットを利用して、製品の設置イメージをシミュレーションできるサービスもあります。細かい気配りが大手ブランドらしいマッサージチェアメーカーです。

ファミリーイナダは、忙しない毎日のなかで、15分間だけ心と身体をリセットする時間を提供するためのマッサージチェアを展開しています。

身体のコンディションは日々変化するため、その時々でマッサージしたい部位は異なるもの。ファミリーイナダのマッサージチェアは、ピンポイントで気になる部位をほぐせるように、微調整をおこなうことができ、片手でも操作できるスティックタイプのリモコンを搭載しています。

これにより、目を閉じながらでも感覚的にもみ玉の強弱や部位をコントロール可能です。さらに、デザイナーの感性が活きたデザインにも注目。ファブリックからこだわり、ソファのように部屋に馴染む仕上がりも魅力です。

1954年に第1号機を開発してから、マッサージチェアメーカーとして根強い支持を受けるフジ医療器。長い歴史のなかで、試行錯誤を繰り返して良質な製品造りに励んできたメーカーです。

まるで、人の手でマッサージを受けているかのようなマッサージチェア作りに強いこだわりを持っているのがポイント。「マッサージチェアマイスター」というもみ心地の精度を確認するスタッフが、もみ心地を細かい部分まで調整しています。

さらに、「マッサージチェアソムリエ」と呼ばれる独自の肩書きを持つスペシャリストが、顧客の悩みに合わせた製品をおすすめしてくれるのも特徴。ユーザーと製品のミスマッチを避け、マッサージチェアをより普及させるための努力を惜しみません。

スライブは、大東電機工業が扱っているマッサージチェアブランドです。メインで展開されるのは「くつろぎ指定席」と呼ばれるモデルで、同モデル内でさまざまなランクの製品がラインナップされています。

もみ玉を横回転させることで、手もみによるこねるようなマッサージを実現しているのが特長。身体の形に合わせてなめらかな動きのマッサージが可能です。

なかには、軽量でコンパクトなサイズ感にこだわった製品もあるので、設置場所を気にせずにマッサージチェアを使いたい方はチェックしてみてください。

マッサージチェアを使う際は使用前に取扱説明書をしっかりと読み、安全な使用方法や使うべきではない方について理解してから使うのが鉄則。特に、何らかの理由で医師からマッサージを禁止されている方は、マッサージチェアを使用しないことが大切です。

身体に不調のある方は、医師にマッサージチェアを利用してもよいか相談するのもおすすめ。また、子どもや意思表示のできない方だけで使わないようにしましょう。

気持ちよいからと長時間連続使用すると身体のバランスが悪くなったり、新たな痛みを引き起こしているケースも。取扱説明書に記載のある推奨時間を超えて使用することのないようにしてみてください。

設置場所が十分かどうかというのはしっかりとチェックしている方が多いですが、実際に搬入を行う搬入経路までしっかりチェックしている方は少ないです。とくに直角の曲がり角や扉部分などに引っかかるというケースは多いため、幅の余裕は10cm以上無いと搬入は難しくなります。

できるだけ採寸し、不安であれば家電量販店などで設置搬入の見積もりを行ってもらうと安心です。

動作しない、異音がする、パイロットランプの様子がおかしいなど、マッサージチェアは少しでも異常を感じたら使用を中止し、説明書のガイドに従って点検を行いましょう。とくにマッサージチェアは故障すると漏電などの可能性もあるため、使用を続けると大変危険です。

もし説明書の通りの点検を行っても症状が改善されない場合、まずは購入店に相談を。家電量販店などで購入していればメーカー保証以外の延長保証がある場合もあり、結果的に無料や格安で修理が受けられることもあります。ネットなどで購入したのであればメーカーのサポート窓口に相談しましょう。

マッサージチェアのお手入れは材質にもよりますが、基本的には拭いたりホコリを払ったりなどの簡単なことしかできないモデルが多くあります。シートタイプのものであれば、カバーを取り外し、その部分は水洗いを行えるといったものもありますが、チェアタイプのものはまずありません。

もみ玉の動きが悪くなってきた場合などはメーカーに依頼し、修理扱いでのオーバーホールなどが必要になります。当然有償の事がほとんどのため、事前にメーカーに金額の確認をしておきましょう。

マッサージチェアは、自宅にいながら気軽にマッサージを楽しめる家電です。有名メーカーの製品を中心に、工夫をこらしたさまざまな製品が販売されています。購入時は、全身をさまざまなコースでくまなくケアできる最高峰・高性能モデルにするか、必要な部位だけケアできるコスパ重視か、搬入しやすいコンパクトサイズか、自宅にあっても違和感のないデザインかなど、何を優先したいかをじっくり検討しましょう。

なお、もう一度、診断チャートを試したい方はこちらを押してください！

◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。（更新日は記事上部に表示しています）◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。